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2017年12月

2017年12月18日 (月)

「脳に悪い7つの習慣」より/一度形にして思考の隙間に気づく

 

今日は12月18日。

  

今日は新月。ちまたに「新月木」「新月伐採」の話なし。

   

 

  

今日は本「脳に悪い7つの習慣」(林成之著/幻冬舎新書)

からの引用したいです。

以前、一回しています↓その続きです。

ここでも道草 試行錯誤しよう/くり返し考えよう(2017年12月11日投稿)

  

くり返し考えることが、独創性を生む

くり返し考えるときは、要所、要所で考えを整理することが大切です。

緻密に思考を重ねていくには、途中で検証し、

修正を加える必要がありますから、

大事なことは考えっぱなしにせず、

紙やパソコンを使って整理しておくのです。

人間の脳は、話すことで新しい思考を生み、

考えを深めることが得意です。

とくに女性は言語中枢が発達している人が多く、

話し続けるうちにいろいろなことを思いつくものです。

しかし、これには少し注意が必要で、話してばかりいると、

その場ではすばらしいアイデアだと思った「思いつき」が

実はたいしたものではなかった・・・・

ということがよく起こります。

会議や相談などが盛り上がっているときほど、

考えを整理して検証・修正をするというステップを

ふむようにしてください。

私が学会発表や講演に臨む際は、使用するスライドを

1ヶ月前にはまとめあげるようにしています。

これは、当日までの間にじっくり内容を検証し、

修正を加えていくためです。

こうして一度、形にすることが思考を深めるポイントです。

頭のなかだけで、いくらくり返して考えていても、

なかなか思考の隙間には気づけないからです。

私の場合、スライドは多いときには400枚ほどになりますが、

講演の日にはいつも、何も見ずに話すことができます。

思考し、整理し、検証し、修正するというプロセスを

くり返すことで、すべて頭に入ってしまうものだからです。

(107~108p)

  

みなさんのなかには、「ぎりぎりにならないとエンジンがかからない」

という方もいるかもしれません。

「早くやらなくては」と思いながら腰が重くなってしまうのは、

実は「なぜ早くやったほうがいいのか」を知らないことも

一つの要因でしょう。

脳の機能を活かすには、大事なことは早いタイミングでまとめて、

くり返し考え直すことが重要で、

これが独創性を生む方法論であるといえます。

脳の仕組みを理解した方なら、きっと早めにエンジンを

かける習慣を身につけられるはすです。

(108~109p)

 

 

この引用文から、さらに重要な文章を抜き出します。

 

「大事なことは考えっぱなしにせず、

 紙やパソコンを使って整理しておくのです。」

 

「こうして一度、形にすることが思考を深めるポイントです。

 頭のなかだけで、いくらくり返して考えていても、

 なかなか思考の隙間には気づけないからです。」

  

なるほどです。

「思考の隙間」とはいい表現です。

若干ですが、体験があります。

仕事は早いほうがいいとは思いますが、

なかなかできんなあ。

2017年12月17日 (日)

授業で「きのこ雲の下で何が起きていたのか」を見せる

今日は12月17日。

  

6年生に社会科を教えるのは、

やっぱりやり甲斐があると思いました。

  

今まで蓄えてきた映像が役に立ちます。

15日には2015年8月6日放映の

きのこ雲の下で何が起きていたのか」を見せました。 

この番組については、以前ブログで書きました。

ここでも道草 「きのこ雲の下で何が起きていたのか」その1(2016年8月8日投稿)

この記事をスタートに8月25日まで「その10」まで書きました。

2枚の写真があります。

Rimg9651

Rimg9652

この写真を撮った人がいて、写真の中で生き残っている人がいて、

亡くなった人たちの様子が伝えられたドキュメンタリー番組でした。

6年生は、しっかり見てくれました。

戦争のむごさを知って、戦争なんて起きなければいいと発言しました。

  

全てを見せる時間はないので、選んで見せました。

トラックに乗せてもらえなかった少女のシーンは、

外せませんでした。見せました。

※参考:ここでも道草 「きのこ雲の下で何が起きていたのか」その9/トラックに載せてもらえなかった少女(2017年8月21日投稿)

Rimg9781

Rimg9782  

救助のトラックに載せてもらえなかった少女が、

親を求めてか、家のある方向に向かったのか、

燃えさかる方向へ走って行ってしまうシーン。

そのシーンを忘れずに覚えていた人が生きていて、

そのことを語ってくれたから、

70年以上も過ぎた今でも、

その少女の悲劇が伝わるのです。

生き証人の語ることは、その人だけでなく、

その人の周りで懸命に生きた人のことも伝えるのです。

歴史の中に埋もれたかもしれないことが、よみがえったのです。

生き証人が語ることは重たいのです。

  

今度の火曜日に戦争体験者の話を聴く機会があります。

豊川海軍工廠爆撃の生き証人です。

その人が何を語るのかを聴く子どもの意欲が高まりました。

この番組をおかげです。

2年前に録画したことが活きました。

  

20171216報告 母校で村上先生・志水先生の話を聴く

今日は12月17日。

  

昨日、12月16日は、

第3回 村上公也・志水廣のユニバーサルデザイン学習会」に参加しました。

本当の会の名前は

第3回 ユニバーサルデザイン学習会」みたいですが、

私に届いた案内には2人の名前が入っていました。

魅力的な2人の先生の名前を見て、私も参加を決めました。

  

会場は愛知教育大学。出身校です。

ここで京都の村上先生の話が聞けるなんて、不思議です。

人の縁がつながってこのような機会が訪れました。

  

村上先生の話。

今まで聞いた話だけども、印象に残るところが違ってきます。

あるいは再びじっくり身に染みます。

箇条書きで書き留めます。

   

◪一番の支援は「支援を外していくこと」

◪「うわさぼめ」・・・これについては、16日の晩に放映された

 「世界一受けたい授業」で、バックアップする内容がありました。

 「ブレイン・プログラミング」(サンマーク出版)の著者

 バーバラ・ピーズさんの講義で出てきました。

 

Photo_16 世界一受けたい授業HP

 

 「うわさぼめ」は、これと同じ発想だと思います。

◪「自閉症の根源は見通しが立たないこと」

 だから、「次は何だと思う」と聞いていく。近未来のことを頭に思い浮かべる。

 この訓練が大事。それができるようになると、落ち着きがでてくる。

 できなかったことができるようになってくる。

◪村上先生の話は、途中で脱線。数直線からいろいろな数学の話になっていった。

◪「2017年」は素数。次の素数の年数は「2027年」

 まだ10年ある。その時に「私は生きているか?死んでるかも」と村上先生。

 数学好きの村上先生なら、10年経っても元気にこの年をお迎えするでしょう。

◪「エレキングの切断」?と聞こえたけど、どうやら「デデキントの切断」のようだ。

 数直線に関するもののようですが、少し調べたけど不明。

◪「リレー数列」

 前回のキミヤーズ塾の映像が流れる。

 村上先生の教え子たちの活躍。

 「この子たちには、次にいくつが来るかのひらめきがある。

  今通っている支援学校の先生に、子どもたちにそんな能力が  

  あることに気がついている人はいない!」

 印象に残る。

◪「いろいろな数列」隠れているところがいくつか?

Photo_19

Photo_20 ↑村上先生の資料より

◪再び、ロバート・ウォルディンガーさんのプレゼン紹介。

 あらためて「良い人間関係が、良い人生を送らせる」を再認識。

参考:ここでも道草 20170902報告その8.「楽しい授業」→「まわりに興味を持つ」(2017年9月16日投稿)  ここでプレゼンが見られます。

  

 

次に村上先生の話を聞くのは、来年の3月4日の予定。

キミヤーズ塾です。

Epson792

kimiyazu_o18.11.27 (002).pdfをダウンロード

すごいチラシでしょ。

今日、申し込もうと思います。

kimiyazu_u18.11.27.pdfをダウンロード

↑チラシの裏面はここからダウンロードしてください。

次回のキミヤーズ塾の内容と参加申し込みの方法が書いてあります。

  

志水廣先生のお話が聴くことができたのは2回目かな。

書き留めます。

◪最初から言語化は難しい。「説明しなさい」はすぐにはできない子がいる。

 ※目の前で教えている子たちはやはり難しい。

  テストでも、説明の部分は省略してきた。

  それでもいいんだよな。あの部分は高度でした。

◪1時間で1問を解くような授業ではダメ。

 いくつかの例題があって、一般化がなされるように。

 ※問題をいくつかやって、解き方がわかり、新たな問題も解き方でいく。

 そういうことでいいのかな。

◪認知 入力と出力

 ↓志水先生の資料より。

Photo_21  興味関心をもてるもの、面白いもの、役に立つものでなければ、

 次の処理に進まない。子どもに示すものはそうでなくっちゃ。

◪できてうつつを抜かしている子には教師は迫力が必要。指名して追い込んだりする。

 できない子には教師は優しさが必要。

◪加藤俊徳(かとうとしのり)さんの著書の話。

 加藤さんの本に、その子が現在どこまでできているか示す必要があると書いてあった。

 ※調べたら、脳科学が専門の方のようです。この日をきっかけに名前を見ることが

 増える人かも?

◪志水先生のHPには、昨日の学習会の写真がありました→志水廣HP 第3回ユニバーサルデザイン学習会in愛知教育大学  

ローソンのおにぎり大改革/10月31日が新おにぎり発売日でした

 

今日は12月17日。

  

前投稿のつづき。

11月14日放映の「ガイアの夜明け 食欲の秋を制する!

おにぎりVSサンドイッチ」より。

  

工場で焼きの実験をした数日後に、試作品のプレゼンが行われました。

上司のレジェンド伊藤一人さんは何というか?

聞き書きします。

  

伊藤:魚の臭みが取れて食べやすくなっているとは思う。

   満足度はかなり上がっているんで、

   昔みたいにバンバン売ってほしいの。

   昔みたいに。

  

商品化が決まりました。

  

今回のおにぎり大改革。

その他にも次のようなことが変わりました。

 

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これまで塩水で炊いていたご飯を、真水に変更。

旨味を引き立てるためだそうです。

塩は後で振りかけます。

振りかけるのは機械。

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塩は、ご飯になじみやすくなるように細かい粒子を使用。

  

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のりは、焼き加減を強めにして、よりパリパリ感を高めました。

   

そして具材もリニューアル。

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販売個数トップの「シーチキンマヨネーズ」には、

カツオを加えて、旨味をさらに引き出せると考えました。

Rimg1510  

具の量も、今までの1.6倍!

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焼きさけハラミは、具の大きさの均一化。

塩こうじの付加価値。

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のりは一つ一つ直巻き(じかまき)

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パッケージも高級感あふれるデザインに一新。

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値段は30円アップしましたが、自信作になりました。

  

  

10月31日。新おにぎり発売日。

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売り上げは順調みたいです。

このような”裏”を知ることはいいですね。

商品を見る目が変わります。

 

最近、初めて高級おにぎりシリーズを買いました。

もちろん「焼きさけハラミ」です。

さらにリニューアルされた「シーチキンマヨネーズ」も。

「シーチキンマヨネーズ」の写真を撮りました。

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カツオが入っています。

工場は小牧にあるんだ。

そんなことに気がつきました。

ローソンのおにぎり屋コーナーには、

「テレビ放送された」ことが書いてありました。

確かに、私もテレビ番組を見て買いに行きました。

テレビ放映されたことは、ローソンにとっては追い風でしょう。

  

以上で、番組紹介は完了です。

  

ローソンのおにぎり大改革/鮭を塩こうじに漬ける

今日は12月17日。

  

12月17日の記事の続きで、

ローソンのおにぎり大改革のことを書きます。

11月14日放映の「ガイアの夜明け 食欲の秋を制する!

おにぎりVSサンドイッチ」より。

Rimg1494  

「焼きさけハラミ」を改善したいと思っている

開発責任者の堤洋平さんです。

次なる課題が見えてきました。

サーモンの値上がりです。

「焼けさけハラミ」の値段を上げざるを得ない状況なのです。

会議でこのことを報告しました。

堤さんの上司である伊藤一人さん。

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15年前のおにぎり改革を行った方で、

社内では「おにぎり改革のレジェンド」と呼ばれている人だそうです。

その伊藤さんからの発言。

 

伊藤:若干は値上げせざるを得ないが、

   でもクオリティーは絶対維持して、満足度を下げてはダメ。

   前回並みとかダメ。

   何の努力していないことになる。

   別の方法論でアプローチしてください。

   時間ないよ、できる?

   できるというか、やって!

 

値段を上げた分、新たな付加価値をつけよという

レジェンドからのお達しなのです。

  

堤さんが考えた付加価値とは?

  

この会議の2週間後に、堤さんが向かった場所がびっくり。

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↑ 我が家から自動車で10分ほどの所にあるイチビキの工場でした!

工場内には、このような大きな樽?があるのですね。

以前の通勤路沿いにあり、通っている床屋さんの近くでもあるので、

外観は何度も見ましたが、内部は見たことがない場所です。

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↑このような製品を作っている工場です。

味噌や醤油を作って全国に販売しています。

堤さん、ここに来たのですね。

なぜか?

  

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堤さん、イチビキの塩こうじに目をつけました。

塩こうじの何がいいのか。聞き書きします。

 

イチビキ社員:弊社の塩こうじの特徴ですね、

   まず第一に、他社の塩こうじよりも、

   塩分が控えめの分ですね、旨味が増しています。

ナレーター:食材を柔らかくし、旨味を引き立ってる塩こうじ。

   魚特有の臭みも軽減できるということです。  

  

堤さんは、ここの塩こうじを「焼きさけハラミ」に使おうと考えました。

  

10月6日。

塩こうじに漬けられたハラミを焼く実験が行われました。

場所はここ↓

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適切な焼く温度、時間を見つけるため試行錯誤します。

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焼きすぎ↓

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焼き不足↓

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そして成功↓

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ナレーター:表面についた塩こうじが絶妙な焦げ目を出していました

  つやつやとして、食欲を誘います。

  

付加価値は決まりました。

さあどうなるでしょう?

つづく

  

「パンタグラフ」のことが勉強になった番組

  

今日は12月17日。

  

興味をもっていることは、アンテナに引っ掛かりやすい。

そんな体験をまたすることができました。

  

金曜日。自転車通勤で駅に停車している電車の横を走りました。

その時に、電車の上部が気になりました。

あの装置は「パンタグラフ」と言ったな。

架線にパンタグラフが触れることで電気をとって

電車は走るんだよな。

と言うことは、架線には電気が流れていて、

触れたら感電してしまうのかな。

架線はとっても長いわけで、架線を設置するのは大仕事だっただろうな。

架線が切れたら、どこが切れたか調べるのがたいへんだろうな。

 

そんなことを思いながら、電車の横を走り抜けました。

 

  

土曜日(昨日)の昼。

テレビのスイッチをつけたら、ちょうどこの番組が始まりました。

午前11時35分から中京テレビで放映された

でんじろう先生のはぴエネ!」です。

Photo_7 はぴエネ!HP

テーマは「パンタグラフのしくみ」!

びっくりです。

たった数分の番組でしたが、偶然出会えました。

数分遅れてテレビをつけたらもう見ることはできなかったのです。

たった数分の番組でしたが、いい勉強になりました。

  

番組の内容は、ここを見るとわかります↓

はぴエネ!HP パンタグラフのしくみ

 

このHPから一部転載して、

ここに勉強になったことを書きとめておきます。

  

 

Photo_8

Photo_9

↑ 実は、架線にはプラスが

線路にはマイナスの電気がつながっていました。 

架線にパンタグラフを触れさせることで、回路がつながり、

電車に電気が流れるようになります。

この電気によってモーターを回し、電車は走るのです。

  

そうだったのですね。

以前聞いたような気がしますが、

自分の中には定着していなかった知識です。

そうなると次のようになります。

Photo_10

線路に触れただけでは、あるいは架線に触れただけでは

感電しないということです。

金曜日に「(架線に)触れたら感電してしまうのかな。」という疑問は

解決しました。「勉強になったことその1」です。

  

  

「勉強になったことその2」

パンタグラフには語源があったこと。

Photo_11

Photo_12

↑ パンタグラフとは、このようなひし形で

伸びたり縮んだりするような形のモノを言います。

古くは製図や絵を描くときに使われ、

元の絵や図を拡大、縮小する道具のことを

「パンタグラフ」と呼んでいました。

これが語源でした。

電車の装置のために作られた名前ではありませんでした。

  

なぜ「パンタグラフ」の伸び縮みの仕組みが、

電車の上部で使われることになったのか?

その理由が「勉強になったことその3」です。

  

Photo_13

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Photo_15 ↑ 地面は平らではなく、電車と架線の距離は、

常に一定という訳ではありません。

「パンタグラフ」は電車と架線の間が広くなると伸び、

せまくなると縮みます。 

つまり、道に細かいデコボコがあっても、

常に架線に触れさせることができ、

電気を取り込み続けられるのです。

  

以上です。

教えていただきありがとうございました。

でんじろう先生に感謝。

グットタイミングでした。

12月13日は、「正月事始め」でした

今日は12月17日。

  

やっと道草します。

4日間、投稿できず。

今日はその分も投稿したいです。できるかな?

  

12月13日に投稿したいと思っていた内容。

この日は「正月事始め」の日。

1年前の平成28年12月13日に、

朝のニュースで「正月事始め」の説明をしてくれていて

なるほどと思って内容をメモをしました。

その時にブログに投稿しようと思っていましたが、

機を逸してしまい投稿できず。

「来年(つまり今年)は、かならず投稿しよう」と、

予定ノートにメモしてありました。

  

それなのに今年も機を逸しましたが・・・・

今年は投稿します。

メモを書き写します。

  

正月事始め

12月13日に江戸城のすす払いが行われていたことで、

庶民の間にも大そうじをする習慣が広まった。

松迎え

門松に使う松などを山に取りに行く日

  

以上です。

ふ~、今年は書いたぞ。

  

少し調べました。

Img1_32 江戸散策 煤払いは、新年を迎えるための行事だった

 

上の絵は江戸時代の商家のすす払いの様子です。

上記サイトを読むと、現代は「すす」のない生活スタイルだから、

「すす」を耳にすることがなくなったとありました。

確かにそうです。

私の印象に残っている「すす」は、

江戸時代からの旅籠の雰囲気を残す豊川市の大橋屋です。

何度か大橋屋については書きました。

例えばこれ↓

ここでも道草 大橋屋の俵の中身を見ることができる!(2017年2月25日投稿)

「すす」はしっかり黒かったです。 

  

  

以前、養蚕農家の家では、

わざとすすを柱や屋根裏につけていると聞きました。

養蚕は特に屋根裏で行っていました。

囲炉裏の煙などですすをつけることで、

他の虫の発生を抑えたようです。

そのことが書いてあるサイトを探しました。あった!

※参考:白川郷 平瀬温泉 白山荘HP

2017年12月12日 (火)

ローソンのおにぎり大改革/具の大きさの均一化

 

今日は12月12日。

  

10日の投稿の続きで、

11月14日放映の「ガイアの夜明け 食欲の秋を制する!

おにぎりVSサンドイッチ」より。

  

ローソンの今回のおにぎり大改革の中心人物は

この方です↓

Rimg1485

堤洋平さんです。

 

堤さんが、この大改革で特に力を注ぎたいと思っているのが

この商品だそうです↓

Rimg1490

「焼きさけハラミ」です。

この商品をどう改善するか、

会議で検討されていました。

15年前の「おにぎり屋」開店時に開発された商品で、

脂ののった大きな鮭の切り身の入っているのが特徴。

高級おにぎりシリーズ中では、売上№1の看板商品です。

  

このおにぎりに対するお客さんの声。

「何口食べても、具が出てこないで、

(具は)下の方にある」

「具の大きさがバラバラで、中には小さいのもある」

具の大きさの均一化が課題となりました。

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この課題の解決のために、堤さんが向かったのはタイのバンコク。

こうやって外国に飛んでしまうのが、教師の仕事にはない面白さ?

何と、おにぎりの鮭の切り身を作っているのは、

バンコク市街から1時間ほどの工場でした。

  

ここでビックリしたのが、この工場で加工している鮭は、

南米のチリで養殖されているということです。

チリで養殖された鮭が、タイに運ばれて加工され、

日本でおにぎりになっている!

コンビニに並ぶおにぎりって、世界のあちこちを経由して

できあがっているのですね。

  

具が均一化されな理由が、この写真にあります↓

Rimg1492_2  

原料になる鮭。

大きさにバラツキがあります。少し聞き書きします。

Rimg1493  

営業責任者:大量に仕入れるので、どうしても 

   サイズに差が出てしまうんです。

   中でもこういう小さい鮭からハラミを取ろうとすると、

   薄い部位しか取れません。

ナレーター:具に使われている(鮭の)ハラミとは、

   鮭の腹の部分。小さな鮭の場合、(ハラミの)端の方は

   どうしても薄くなってしまうのだそうです。

   そこで堤さん。

堤: この原料を規格外として使わないことはできない?

営業責任者:少しでも原材料は無駄にしたくありません。

   生産性がとても悪くなってしまいます。

ナレーター:それでも堤さんは、今後小さい部位は

   具に使用しないでほしいと指示。

   その代わり、残った部分は別の商品に利用できないか考えることに。

  

このような交渉で、具の大きさの均一化が図られることになりました。

一つの課題が解決しましたが、新たな課題が出てきました。

  

つづく  

  

2017年12月11日 (月)

試行錯誤しよう/くり返し考えよう

今日は12月11日。

  

まぐまぐ!メルマガ「教育の鉄人」7022号(12月10日)から引用。

参考:まぐまぐ!

ある実践について次のように書いてありました。

  

試行錯誤しているのがよい。

すべては、試行錯誤の中から生まれる。

多くの教師は、効率を求め…

試行錯誤をしない。

  

いいことを言います、杉渕先生。

最近のメルマガを読むととても忙しそう。

へとへとなのに、こうやっていい言葉を発信しています。

  

最近読み始めた本「脳に悪い7つの習慣」(林成之著/幻冬舎新書)の

文章とつながりました。

  

人間の思考とは、くり返し考えることによって

高まるものであることがわかります。

つまり、素晴らしい考えーーー

独創的なアイデアや新たな発見は、

何度も何度も思考することによって生まれるのです。

(101p)

昨今は、効率性が過剰に重視され、くり返し考え、

吟味することを無駄と考える風潮があるようです。

しかし、効率だけを求めていては独創性は生まれません。

(105p)

 

そうだそうだと思いつつ、

今晩は寝るとしましょう。

今日の試行錯誤・思考はストップ。

お休みなさい。

2017年12月10日 (日)

「本能寺が変」/ローソンの15年ぶりのおにぎり改革

今日は12月10日。

  

今晩の「おんな城主 直虎」のタイトルが面白い。

本能寺が変」です。

本能寺"が"変」です。

次回予告の写真を載せます。

Rimg1465

Rimg1467  

全50回の「おんな城主 直虎」

今回が49回目。大詰めです。

竜雲丸が再登場。

そうか、本能寺絡みで直虎と再会させるために、

竜雲丸は大坂に行ったんだ。

家康の伊賀越えも描かれる模様。

井伊直政が活躍する場面だものね。

本能寺の変で信長が命を落とすのは1582年の6月。

直虎が亡くなるのは1582年10月。

ほぼ同じ。信長が生まれて2年後に直虎が生まれています。

2人は同世代、同じ時代を生きたのです。

「おんな城主 直虎」が始まった頃に、

このことは話題にしていました↓

※参考:ここでも道草 「真田丸」シリーズ31 次の大河ドラマの宣伝シーン(2017年1月19日投稿)

いよいよ大詰めです。

 

  

  

11月14日放映の「ガイアの夜明け 食欲の秋を制する!

おにぎりVSサンドイッチ」は

興味深い内容だったので、ブログに書きとめていこうと思います。

  

Rimg1481

今回はローソンのおにぎり特集でした。

番組冒頭は、ローソン社長へのインタビューでした。

社長さんが聞きます。

約30種類のおにぎりの中で何が一番売れているか?

 

正解は・・・・

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「シーチキンマヨネーズ」でした。

1日約20万個売れるそうです。

  

ローソンはおにぎりの生産・販売の改革を実行しました。

「おにぎり屋」と言われるコーナーができて15年。

社長はこう言っています。

  

竹増社長:もう1回、お客さまに食べる喜びと。

   「うわぁ、これうまいな」という驚き感を持ってもらって、

   もう1度、おにぎりと言えばローソン、

   ローソンと言えばおにぎり、

   そういうのを全体の売り場を通して、

   お客さまに感じてもらいたい、

   それで今、15年ぶりに(改革をしています)。

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15年前の「おにぎり屋」開店については、

あまり覚えがありません。

番組で説明をしてくれました。

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2002年11月。

素材にこだわった「おにぎり屋」立ち上げ。

「高級露店?のおにぎり」を、業界で初めて打ち出すと

大ヒットしたそうです。

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この包装は見覚えがあります。

ただ今まであまり買わなかったかな。

しかしその後、ライバル各社も同じような商品を

続々と作りました。

改革が必要になった理由です。

    

店舗数の変化も理由の一つです。

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昨年、ファミリーマートがサークルK・サンクスと統合したことで、

ローソンは店舗数で2位から3位へ。

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危機感が増してきているのです。

  

  

つづく

 

 

最近の写真

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楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

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