「脳に悪い7つの習慣」より/一度形にして思考の隙間に気づく
今日は12月18日。
今日は新月。ちまたに「新月木」「新月伐採」の話なし。
今日は本「脳に悪い7つの習慣」(林成之著/幻冬舎新書)
からの引用したいです。
以前、一回しています↓その続きです。
※ここでも道草 試行錯誤しよう/くり返し考えよう(2017年12月11日投稿)
くり返し考えることが、独創性を生む
くり返し考えるときは、要所、要所で考えを整理することが大切です。
緻密に思考を重ねていくには、途中で検証し、
修正を加える必要がありますから、
大事なことは考えっぱなしにせず、
紙やパソコンを使って整理しておくのです。
人間の脳は、話すことで新しい思考を生み、
考えを深めることが得意です。
とくに女性は言語中枢が発達している人が多く、
話し続けるうちにいろいろなことを思いつくものです。
しかし、これには少し注意が必要で、話してばかりいると、
その場ではすばらしいアイデアだと思った「思いつき」が
実はたいしたものではなかった・・・・
ということがよく起こります。
会議や相談などが盛り上がっているときほど、
考えを整理して検証・修正をするというステップを
ふむようにしてください。
私が学会発表や講演に臨む際は、使用するスライドを
1ヶ月前にはまとめあげるようにしています。
これは、当日までの間にじっくり内容を検証し、
修正を加えていくためです。
こうして一度、形にすることが思考を深めるポイントです。
頭のなかだけで、いくらくり返して考えていても、
なかなか思考の隙間には気づけないからです。
私の場合、スライドは多いときには400枚ほどになりますが、
講演の日にはいつも、何も見ずに話すことができます。
思考し、整理し、検証し、修正するというプロセスを
くり返すことで、すべて頭に入ってしまうものだからです。
(107~108p)
みなさんのなかには、「ぎりぎりにならないとエンジンがかからない」
という方もいるかもしれません。
「早くやらなくては」と思いながら腰が重くなってしまうのは、
実は「なぜ早くやったほうがいいのか」を知らないことも
一つの要因でしょう。
脳の機能を活かすには、大事なことは早いタイミングでまとめて、
くり返し考え直すことが重要で、
これが独創性を生む方法論であるといえます。
脳の仕組みを理解した方なら、きっと早めにエンジンを
かける習慣を身につけられるはすです。
(108~109p)
この引用文から、さらに重要な文章を抜き出します。
「大事なことは考えっぱなしにせず、
紙やパソコンを使って整理しておくのです。」
「こうして一度、形にすることが思考を深めるポイントです。
頭のなかだけで、いくらくり返して考えていても、
なかなか思考の隙間には気づけないからです。」
なるほどです。
「思考の隙間」とはいい表現です。
若干ですが、体験があります。
仕事は早いほうがいいとは思いますが、
なかなかできんなあ。
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