ローソンのおにぎり大改革/鮭を塩こうじに漬ける
今日は12月17日。
12月17日の記事の続きで、
ローソンのおにぎり大改革のことを書きます。
11月14日放映の「ガイアの夜明け 食欲の秋を制する!
おにぎりVSサンドイッチ」より。
「焼きさけハラミ」を改善したいと思っている
開発責任者の堤洋平さんです。
次なる課題が見えてきました。
サーモンの値上がりです。
「焼けさけハラミ」の値段を上げざるを得ない状況なのです。
会議でこのことを報告しました。
堤さんの上司である伊藤一人さん。
15年前のおにぎり改革を行った方で、
社内では「おにぎり改革のレジェンド」と呼ばれている人だそうです。
その伊藤さんからの発言。
伊藤:若干は値上げせざるを得ないが、
でもクオリティーは絶対維持して、満足度を下げてはダメ。
前回並みとかダメ。
何の努力していないことになる。
別の方法論でアプローチしてください。
時間ないよ、できる?
できるというか、やって!
値段を上げた分、新たな付加価値をつけよという
レジェンドからのお達しなのです。
堤さんが考えた付加価値とは?
この会議の2週間後に、堤さんが向かった場所がびっくり。
↑ 我が家から自動車で10分ほどの所にあるイチビキの工場でした!
工場内には、このような大きな樽?があるのですね。
以前の通勤路沿いにあり、通っている床屋さんの近くでもあるので、
外観は何度も見ましたが、内部は見たことがない場所です。
↑このような製品を作っている工場です。
味噌や醤油を作って全国に販売しています。
堤さん、ここに来たのですね。
なぜか?
堤さん、イチビキの塩こうじに目をつけました。
塩こうじの何がいいのか。聞き書きします。
イチビキ社員:弊社の塩こうじの特徴ですね、
まず第一に、他社の塩こうじよりも、
塩分が控えめの分ですね、旨味が増しています。
ナレーター:食材を柔らかくし、旨味を引き立ってる塩こうじ。
魚特有の臭みも軽減できるということです。
堤さんは、ここの塩こうじを「焼きさけハラミ」に使おうと考えました。
10月6日。
塩こうじに漬けられたハラミを焼く実験が行われました。
場所はここ↓
適切な焼く温度、時間を見つけるため試行錯誤します。
焼きすぎ↓
焼き不足↓
そして成功↓
ナレーター:表面についた塩こうじが絶妙な焦げ目を出していました
つやつやとして、食欲を誘います。
付加価値は決まりました。
さあどうなるでしょう?
つづく
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