20170902報告その8.「楽しい授業」→「まわりに興味を持つ」
今日は9月16日。
前投稿に引き続き、9月2日のキミヤーズ塾の報告を書きます。
〇レジメの引用
「自己表現してこそ、人間関係」
楽しい授業で、子どもは好きなことが増える。
まわりに興味を持つ。勉強が好きになる。
人が好きになる。自分が好きになる。
重要なのは人とのつながり。
知識・技術の習得は副産物。
成果主義に陥るな!
焦ってプリント学習なんかするんじゃない!
SSTで決まり文句を覚えても意味がない!
村上先生の考え方。改めてこうやってうって、認識。
「楽しい授業」→「まわりに興味を持つ」
この流れは成し遂げたい。
でもここまで割り切れない現実はある。
「知識・技術の習得は副産物」は憧れですが、難しい。
〇ワシントン大学のパトリシア・クール教授の実験が紹介される。
赤ちゃんに、中国語を学習させるのに、
ビデオを見せても効果がなかった。
でもビデオに出ていた講師役の人が直接赤ちゃんの前に来て、
同じように教えると効果があった。
つまり、人とのつながりが学習を進める。
タブレット端末による効率的な学習が行われる時代が来たとしても、
人間が直接人間と接して教え教えられることは必要。
〇最近考えていますか。考えることをしなくなっているのでは。
「脳が退化していきますよ」と村上先生。
言われてみて気がつく。案外、考えていない自分。
〇ロバート・ウォルディンガーさんのプレゼン紹介。
これは村上先生の昨年8月29日の三好でのお話で
初めて出てきたものである。
※参考:ここでも道草 村上先生のお話2.良い人間関係が人を幸福にする(2016年8月30日投稿)
↑ここにも載せた映像と引用文を再掲載する。再認識。
YouTube: What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness | Robert Waldinger
彼らの人生から得た 何万ページにもなる情報から
分かった事は何でしょう?
それは富でも名声でも 無我夢中で働く事でもなく
75年に渡る研究から はっきりと分かった事は
私たちを健康に幸福にするのは
良い人間関係に尽きるという事です。
これから人間関係に関して 3つの大きな教訓がありました。
第一に周りとの繋がりは 健康に本当に良いという事
孤独は命取りで 家族 友達 コミュニティと よく繋がっている人程
幸せで 身体的に健康で 繋がりの少ない人より
長生きするという事が 分かりました
孤独は害となるという 研究結果が出たのです
しかし 群衆の中や 結婚生活の中でも 孤独を感じることはあります
つまり ここで重大な事は 友人の数だけが ものをいうのではなく
生涯を共にする相手の 有無でもないのです
重要なのは 身近な人達との関係の質なのです
争いの真っただ中で暮らすのは 健康に悪い事が分かっています
例えば愛情が薄い 喧嘩の多い結婚は 健康に悪影響を及ぼし
恐らく離婚より悪いでしょう
愛情のある 良い関係は 人を保護します (後略)
結論:良い人間関係が、良い人生を送らせる。
村上先生の講座に何回も出て、村上先生の基本理念に何回も触れ、
再認識して、自分なりに解釈して実践につなげていく。
それが自分を進化させていく一つの方法だと信じて出向いています。
(まだつづく)
コメント