ローソンのおにぎり大改革/具の大きさの均一化
今日は12月12日。
10日の投稿の続きで、
11月14日放映の「ガイアの夜明け 食欲の秋を制する!
おにぎりVSサンドイッチ」より。
ローソンの今回のおにぎり大改革の中心人物は
この方です↓
堤洋平さんです。
堤さんが、この大改革で特に力を注ぎたいと思っているのが
この商品だそうです↓
「焼きさけハラミ」です。
この商品をどう改善するか、
会議で検討されていました。
15年前の「おにぎり屋」開店時に開発された商品で、
脂ののった大きな鮭の切り身の入っているのが特徴。
高級おにぎりシリーズ中では、売上№1の看板商品です。
このおにぎりに対するお客さんの声。
「何口食べても、具が出てこないで、
(具は)下の方にある」
「具の大きさがバラバラで、中には小さいのもある」
具の大きさの均一化が課題となりました。
この課題の解決のために、堤さんが向かったのはタイのバンコク。
こうやって外国に飛んでしまうのが、教師の仕事にはない面白さ?
何と、おにぎりの鮭の切り身を作っているのは、
バンコク市街から1時間ほどの工場でした。
ここでビックリしたのが、この工場で加工している鮭は、
南米のチリで養殖されているということです。
チリで養殖された鮭が、タイに運ばれて加工され、
日本でおにぎりになっている!
コンビニに並ぶおにぎりって、世界のあちこちを経由して
できあがっているのですね。
具が均一化されな理由が、この写真にあります↓
原料になる鮭。
大きさにバラツキがあります。少し聞き書きします。
営業責任者:大量に仕入れるので、どうしても
サイズに差が出てしまうんです。
中でもこういう小さい鮭からハラミを取ろうとすると、
薄い部位しか取れません。
ナレーター:具に使われている(鮭の)ハラミとは、
鮭の腹の部分。小さな鮭の場合、(ハラミの)端の方は
どうしても薄くなってしまうのだそうです。
そこで堤さん。
堤: この原料を規格外として使わないことはできない?
営業責任者:少しでも原材料は無駄にしたくありません。
生産性がとても悪くなってしまいます。
ナレーター:それでも堤さんは、今後小さい部位は
具に使用しないでほしいと指示。
その代わり、残った部分は別の商品に利用できないか考えることに。
このような交渉で、具の大きさの均一化が図られることになりました。
一つの課題が解決しましたが、新たな課題が出てきました。
つづく
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