授業で「きのこ雲の下で何が起きていたのか」を見せる
今日は12月17日。
6年生に社会科を教えるのは、
やっぱりやり甲斐があると思いました。
今まで蓄えてきた映像が役に立ちます。
15日には2015年8月6日放映の
「きのこ雲の下で何が起きていたのか」を見せました。
この番組については、以前ブログで書きました。
ここでも道草 「きのこ雲の下で何が起きていたのか」その1(2016年8月8日投稿)
この記事をスタートに8月25日まで「その10」まで書きました。
2枚の写真があります。
この写真を撮った人がいて、写真の中で生き残っている人がいて、
亡くなった人たちの様子が伝えられたドキュメンタリー番組でした。
6年生は、しっかり見てくれました。
戦争のむごさを知って、戦争なんて起きなければいいと発言しました。
全てを見せる時間はないので、選んで見せました。
トラックに乗せてもらえなかった少女のシーンは、
外せませんでした。見せました。
※参考:ここでも道草 「きのこ雲の下で何が起きていたのか」その9/トラックに載せてもらえなかった少女(2017年8月21日投稿)
救助のトラックに載せてもらえなかった少女が、
親を求めてか、家のある方向に向かったのか、
燃えさかる方向へ走って行ってしまうシーン。
そのシーンを忘れずに覚えていた人が生きていて、
そのことを語ってくれたから、
70年以上も過ぎた今でも、
その少女の悲劇が伝わるのです。
生き証人の語ることは、その人だけでなく、
その人の周りで懸命に生きた人のことも伝えるのです。
歴史の中に埋もれたかもしれないことが、よみがえったのです。
生き証人が語ることは重たいのです。
今度の火曜日に戦争体験者の話を聴く機会があります。
豊川海軍工廠爆撃の生き証人です。
その人が何を語るのかを聴く子どもの意欲が高まりました。
この番組をおかげです。
2年前に録画したことが活きました。
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