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2017年9月

2017年9月19日 (火)

20170902報告その9.「注文をまちがえる料理店」

 

今日は9月19日。

  

9月16日の記事の続きで、9月2日のキミヤーズ塾の報告を書きます。

  

赤木和重先生のお話したことからピックアップ。

  

〇「注文をまちがえる料理店」について紹介されました。

 間違えたっていいじゃないかという発想。

 赤木先生の要項によると・・・

 

 認知症という「病気観」の転換

 「治す」「食い止める」だけではなく

 「今のままがOKよ」という発想。

 =「障害」のとらえかたにも通じる

 「できる」「治る」がそのまま幸せにつながるとは限らない。

  

 ※「障害」の見方については「今のままがOKよ」という発想はいいことだと思う。

  集会でつい大きな声で反応してしまう特別支援学級の子ども。

  教師がそれを𠮟責してやめさせようとするのはいいことかと思ってきました。

  その後永遠に大きな声を出すわけではありません。

  つい出てしまった声なのです。

  微笑ましく見ていたいなと思います。

  

〇「注文をまちがえる料理店」については、

 昨日(9月18日)の番組で放映されていました。

 東京でこの3連休限定で料理店が開店していました。

 その番組のこと。そしてそれにかかわった人の話など、

 少々道草になりますが、ここに書き留めておきたいです。

  

その番組とは、テレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」です。

チャンネルを変えたら、「注文をまちがえる料理店」についてやっていて、

急きょ録画しました。

  

聞き書きします。

  

Rimg0777  

ナレーター:一方、店では、万全のフォロー体制も整えられていました。

  ハンバーガーがA。

Rimg0778

  担々麺がB。

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  オムライスがCと、簡単に注文がとれるようにし、

  料金も一律1000円。

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Rimg0782

  間違った料理が来た場合、取り換えることができます。

Rimg0783

  しかし、みんな笑顔で受け入れ、間違った料理を楽しんでいたといいます。

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  主催者は、認知症の人を笑いものにしてしまうのではないかという

  不安も抱えていましたが・・・・

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Rimg0787

お客さん1:認知症といっても(活躍できる)場所を設けてあげるということは、

  すごくいいことだと思う。

お客さん2:もっとこういったお店ができたらいいなと思います。

  

ナレーター:注文を間違えても、みんなが笑顔のレストラン。

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和田行男さん:人は”目に入る””肌にふれる”刺激を取り込んで

  何かこう活力を得て生きている気がするんですね。

  認知症の人たちが、自ら自分の姿を見せることで、

  認知症じゃない人たちを変えていけると思うんですよね。  

Rimg0789

Rimg0790

羽鳥アナ:すごくいいお店だと思います。

山本アナ:今回の「注文をまちがえる料理店」というのは、

  3連休限定でオープンしていて、今日(9月18日)が最終日なんですよね。

  (中略)

  近い将来、高齢者の5人に1人が認知症になると言われている時代ですから、

  私たちが認知症の人を理解して、お互いが助け合って心地よく生きていく

  すごくいいきっかけなるなあと思いました。

  実行委員長の和田さんによると、今後は期間限定ではなく、

  常設のレストランにしていきたいということです。

Rimg0791

  実際に働いている人の反応なんですけど、

  認知症になってしまうと落ち込んだり、外出を控えたりする傾向があると、

  ご自身もですが、周りの家族もやっぱり外に出さないようにしてしまう

  傾向があるんですけど、実際にやってみると、こうやって明るく積極的に

  なったように感じられると。

Rimg0792

  表情を見てみると、店員さんもお客さんも笑顔になっていて、

  すごくおおらかな空気がお店にあふれているそうです。

(中略)

Rimg0793

住田さん:認知症の方も、こういったコミュニケーションによって、  

  進行もかなり緩やかになりますし、それから怒ったりしないで笑いなので、

  引きこもり出なくなるので、とってもいいと思いました。

(中略)

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山本アナ:反響が韓国やオーストラリアからもあって、

  自分の国でもやってみたいというのが海外の国からもあるので、

  それは素晴らしいことだと思います。

(中略)

Rimg0797

玉川さん:どんな立場にいる人でも、社会とのつながりというのがすごく大事なんです。

  人間にとっては。人間は社会的な生き物だから。

  やっぱり社会とつながって、できればそれが仕事であるということが 

  もっといいわけですよね。それは誰にとってもいいことなんです。

(後略)

      

みんなで間違っても笑顔で受け入れて、間違った料理を楽しんでいたという

素晴らしい雰囲気。

障害のある子の行動にも受け入れる姿勢を

周囲の人たちが持てるといいと思いました。

でも日本の教育は、障害のある子を浮かび上がらせて、

その子を「直す」「どうにかする」「そうじゃないと将来たいへん」といった

流れになっていしまいます。

 

つづく

  

  

Forbes Japan 「注文をまちがえる料理店」のこれまでとこれから

 

日経ビジネス ON LINE NHK開発推進ディレクター 小国士朗さんに聞く  

2017年9月18日 (月)

食材宅配サービスを利用してきました

今日は9月18日。

  

7月に奥さんがアキレス腱を切りました。

だいぶ回復しましたが、自動車の運転ができないので、

スーパーへの買い物ができません。

私が代わりに行ける土日はいいのですが、

平日はそうは行きません。

そこで、食材を届けてくれるサービスを利用することにしました。

豊橋市にある「ヨシケイ東愛知」という業者の行っている

食材宅配サービスというものです。

※参考:ヨシケイ東愛知HP

  

必要な分だけの食材が届くため、今までよりも残飯が減りました。

毎日6種類ほどのメニューから選べます。

けっこういいサービスです。

奥さんにもいい。

こんなサービスがあったのですね。

少しは知識はありましたが、実際に利用して、

その良さがわかりました。

  

カタログのコピーです。

Epson773  

食材の中に「バサ」というのがあります。

これって「サバ」の間違いでは?

家族で話していました。

調べると、「バサ」はちゃんとありました。

※参考:NAVERまとめ 最近スーパーでよく見る魚「バサ」は意外に身近な存在だった

  

こんな今まで食べたこともないような食材にも出会えます。

  

  

奥さんはもうじき快復。

ヨシケイ東愛知のメニューを味わうのは、あとわずか。

  

  

 

鉄人の実践 大きな筆算/漢字隠しクイズ

今日は9月18日。

  

私の投稿が今回5436本目の投稿です。

教育の鉄人こと杉渕鉄良先生のメルマガが、

今朝6839・6840号が連続で届きました。

その差は1404。

今年の4月15日にその差は1300だったのに、

また水を開けられました。すごい人です。

でも追いかけますよ。

ここでも道草 鉄人の実践 数え方につながるクイズ(2017年4月15日投稿)

  

 

参考にさせてもらっているメルマガです。

教育の鉄人メールマガジン

  

今回は6816号に紹介されている実践が参考になりました。

  

 全力教室 9月1日(金) そ

  それほど難しくないが…
  面倒くさい問題である。
  集中力持続が試される。
 「今日は、軽めメニューでいく」
  といったに、軽くないじゃないか(笑)

  A
   123456789
   123456780
   123456700
   123456000
   123450000
   123400000
   123000000
   120000000
  +100000000
 ────────────


  B
           1
          21
         321
        4321
       54321
      654321
     7654321
    87654321
  +987654321
 ────────────

  ア A方が大きい。
  イ B方が大きい。
  ウ どちらも同じ。


  子どもたちが苦戦したは…
  東京ロンドン問題。
  面倒くさい。


  ◆漢字100問テスト
  今日は、時間制限をしない。
  そろそろ、集中力が切れてきたか…
  しゃべる子が出てきた。


  ◆漢字クイズ
  漢字一部を隠す
  熟語を当てる。

  江戸時代

  「江」「エ」を隠す
  「戸」「一」を隠す
  「時」「寺」を隠す
  「代」「イ」を隠す

  「攻」ぶん」を隠す
  「略」「口」以外を隠す
  「法」「土」を隠す

  などなど。
  けっこう難しい。
  ヒントを出す。

 

計算はぜひ一度やってみてください。

「漢字隠しクイズ」は、教室にある

9センチ×9センチの漢字カードを使ってやると

子どもたちは私の予想以上に乗ってきました。

楽しくできます。

ほんの少ししか見せないのに的中させてしまうと、大騒ぎ!

※漢字カードについては、例えばここを参考↓

ここでも道草 なぜか2文字多い/1・4・6年生の漢字カード完了(2014年11月17日投稿)

  

10月に行う研究授業では、

この「漢字隠しクイズ」を取り入れようと思います。

日本中の先生たちにヒントをばらまいてくれる杉渕先生に感謝。

『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』がわかる年齢

  

今日は9月18日。

  

台風は去りました。

静かな朝です。

  

16日の晩は、大学時代の仲間と飲みました。

会場は浜松市。

同じメンバーで年に2回飲んでいます。

その2回は、豊橋市と浜松市が会場なので「豊浜会」

見かけは少々老けたけど、中身(気持ち)は大学生のままだと

話していると感じます。人間、そうは変わらない。

  

メンバーの一人、ハマコウさんのブログは、

膨大な本の紹介がされています。

心に留まった文章の一つを引用します。

  

引用元:いま ここ 浜松/「ひとつ拾えばひとつだけきれいになる」 鍵山秀三郎・亀井民治 PHP研究所 2006年 ④(最終)

  

2l  

出版社の案内には、


「『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』私の信念を込めた言葉です。

ゴミを拾っていて感じることは、ゴミを捨てる人は捨てる一方。

まず、拾うことはしないということです。

反対に、拾う人は無神経に捨てることもしません。

この差は年月がたてばたつほど大きな差となって表れてきます。

人生はすべてこうしたことの積み重ねですから、

ゴミひとつといえども小さなことではありません。

第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか。

ともすると人間は、平凡なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。

難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。

そんなことは決してありません。

世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています。

- トイレや街頭などの徹底した掃除を40年以上続け、

多くの人々の心を揺さぶってきた著者の言葉を満載。

人生を磨くヒントにあふれた一冊である。」


とあります。

  

 

特に「世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています。」が

いいですね。最近特に思います。

ブログのサブタイトルにしている「 結果自然成(けっかじねんになる)」も

そんな気持ちを言っています。

 

↓このブログに次のように書いてありました。

Inquiry (インクワイアリー)鍵山秀三郎『ひとつ拾えばひとつだけきれいになる。』

  

この意味を理解することが出来るのは、『一周回った人』だけだ。

つまり、まだ一周も回って無い人は、この事実をこのように考える。 

『へっ、何がひとつだけだよ。意味がねえだろそんなことやったってさあ。

それよりも俺は、でかいことをするんだ。ボーイズビーなんとかって言うじゃねえか。

ちっぽけな人生にしてたまるか。俺は大物になるんだ!』

しかし、そんな彼もいずれ理解することになる。

この人生の間で、とても実現させることが出来ない、

大きな大きな使命があるということ、

そして、自分一人で生み出せるエネルギーが、極めて矮小であるということを。

 

人間が踏み出せる一歩など、たかが一歩だ。だが、されど一歩だ。

シラーはこう言い、

『単純なことを完璧にやり続ける忍耐力の持ち主だけが、偉大なことを成し遂げる。』

イチローは言った。

『確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けない。』

自分がこの有限の人生の中で出来ることなど、最初から限られている。

しかし、『それがどうした』と言わんばかりに確かな一歩を踏み続ける人間の目は、

まるで、無限の可能性を秘めているかのように、エネルギーに満ち溢れている。

 

  

なるほど、「一周回った人」がわかる言葉なのですね。

最近、この種の言葉が心に染み入るようになったのは、

それだけ人生経験をしたからなのでしょう。

今日も一つ一つ為す。

そうすれば「自然結果成」

2017年9月17日 (日)

日めくりより 「夕やけこやけ」のモデルになった場所/9月13日の夕焼け

  

今日は9月17日。

  

日めくり「雑学王」(TRY-X)より。

「夕やけこやけ」のモデルになった場所は?

Epson772  

「絶品といっていいほどの、すばらしい夕焼け」を見てみたいです。

  

宮尾神社を調べましょう。

位置をyahoo地図で示します。

Photo_11  

だれか宮尾神社からの夕焼けを撮影していないか探しました。

 

  

見つからなかった。

  

  

私が最近撮った夕焼けです。

9月13日撮影。

Rimg0698

Rimg0703

Rimg0704  

特に1枚目がお気に入りです。

樹木のシルエットがよかった。

  

実は前日の9月12日は雨上がりで、

とても夕焼けがよかったようです。

同僚の先生から、13日の朝に、

「昨日の夕焼け良かったね。写真を撮った?」

と聞かれました。

しかし、私は仕事に追われていて見逃しました。

悔しかった。

次の機会は逃さないと思っていたら、さっそくいい夕焼けを見ることができました。

  

久々の夕焼け。

忙しい日々ですが、夕焼けぐらい楽しむ余裕がなくては。

 

「前田真三写真美術館 ふるさと」より

今日は9月17日。

  

前田真三さんの作品をまた見るようになりました。

8月に丹渓山荘を調べていて、前田さんに行きついたからです。

2017年夏・仙丈ケ岳登山報告その7・・・丹渓山荘を見る(2017年8月31日投稿)

  

51xv3pjst9l (講談社) 

この表紙の写真は長野県飯山市での撮影。

心惹かれる写真です。

ただ掲載されている写真を載せられないのが残念です。

4~5pに表紙と同じところ撮影した写真があります。

その説明にこう書いてありました。

  

奥信濃の棚田

千曲川に向かってひらけた山の斜面に作られた棚田である。

この棚田にはいろいろなことを教えられた。

水田を造形的に捉えることの面白さを

気づかせてもくれた。(長野県飯山市)

  

この水田を見たら、造形的に捉える面白さに気づきますよね。

引用します。  

  

あとがきに、豊根村在住で前田さんと親交のあった方

(熊谷臣代・熊谷卓也)が文章を書いています。

そこに印象的な文章がありました。

 

卓也:写真の好きな高校生の息子が時々(前田)先生の助手を

  務めたのですが、地元の人間でもどこから撮ったのか

  わからない、まるで合成写真のような作品があり、

  息子に撮影場所に連れて行ってもらうと、本当にある一点だけ

  その通りに見える角度がある。

  プロの目はすごいと思いましたね。

臣代:そう、先生の目ん玉は違うねと皆でいっていました。(中略)

91zakkagrrl

卓也:それまでこの辺りは東三河とか愛知県東北部と言われていたのですが、

  今では”奥三河”で通るようになりました。

  

  

写真家はやっぱり同じ場所に行っても、

いい景色を見つける感性があるのだなあと思わせてくれた文章でした。

そして「奥三河」という名称を普及させた写真集でもあったのかと

思いました。

写真集「奥三河」は、

ちょうど奥三河に新任で赴任した頃に発刊されたもの。

当時奥三河の人たちの中で話題になっていました。

思い出します。

  

2017年「遺留捜査」最終回のロケ地 拝殿のある神社がわかった!

  

今日は9月17日。

  

前投稿に引き続いて9月14日放映の

遺留捜査」最終回のロケ地に関することを書いていきます。

  

気になる場所はこの場面の場所↓

Photo_4  

石柱が気になりました。

アップにします。

2  

読めそうで読めない。

「史蹟」と書いてあるのでしょうか?

こういうのが気になります。

もし誰か知っていたら教えてほしいです。

  

  

この場面も気になります↓

Photo_5

祖母と孫娘が会話するシーン。

いい場面です。

どこだろうと気になりました。

 

ドラマのラストでの回想シーンで決定的なヒントが出ました。

Photo_6

再び出た!「加藤三光堂」

つまり前投稿で糸村刑事が走った方向の

逆から撮ったということでしょう。

Yahoo地図の写真で表現すると・・・

Photo_7  

矢印の報告から撮影したと思います。

この通りは、今回しっかりロケ地でした。

実際に行って確かめたいですね。

この場所で3回出ている女の子。

服装が全て違います。やるなあ。

  

 

もう一つ、気になる場所はここ↓

Photo_8  

Photo_9  

この拝殿(神楽殿)のある神社がどこなのか?

この夏から拝殿が気になっている私としては、突きとめたいところです。

※参考:ここでも道草 20170721報告2.国霊神社の舞台?(2017年7月25日投稿)

  

ヒントはやはりラストのこの場面↓

Photo_10

2_2  

撮影協力の中にあった「吉田神社」が有力。

さっそく「吉田神社」を検索しましたが、よくわからず。

どうやら吉田神社の付近にはいろいろな寺社がある模様。

一つ一つ調べていったら、見つけました。

「竹中稲荷社」です。

※参考:廻游日記 ~京の神祠~ 竹中稲荷社

このサイトに載っていた写真です↓

20081004takenaka4  

ね、これでしょ。

 

竹中稲荷社で調べると、いろいろなことがわかります。

※参考:絶景かなドットコム 吉田神社の末社「竹中稲荷社、奥の院竹釼稲荷神社」

竹中稲荷社は吉田神社の末社?

京都発! ふらっとトラベル研究所 吉田山にある竹中稲荷社は、不思議な雰囲気を醸し出す

神社の背後にあるたくさんの塚について説明してあります。

「絶景かなドットコム」にも塚の説明はありました。

ここも行ってみたい場所になりました。

  

  

  

「遺留捜査」のロケ地に夢中になったのは2回目。

1回目はここ↓

ここでも道草 「遺留捜査4」第6話より・・・どこのお寺?どこの駅?(2017年8月18日投稿)

いや~楽しませてもらいました。

  

「遺留捜査」は最終回で終わってしまいましたが、

10月からは「科捜研の女」がスタート。

舞台は京都。これからはロケ地はどこかという視点で見ていきたいです。

    

道草終了。

さあ仕事、仕事。

  

2017年「遺留捜査」最終回のロケ地 水路閣だ!

 

今日は9月17日。

  

9月14日放映のドラマ「遺留捜査 最終回」を見ました。

最終回と言っても、何か大げさな事件があったわけでなく、

(殺人事件なので、もちろんとんでもない事件なのですが・・)

いつも通りの雰囲気のストーリーでした。

このドラマは、この雰囲気でという製作者側の

自信を感じました。

 

京都の良く知っている場所がロケ地になっていて、

うれしくなりました。

Photo

Photo_2  

南禅寺水路閣ですよね。

※参考:ここでも道草 蹴上インクライン周辺散策4.水路橋から田邊朔郎銅像へ(2014年10月4日投稿)

でもわざわざこんな観光地で、

話を聞かないよとつっこみたくなります。

 

  

  

↓この場所推理しました 

Photo_3

↑糸村刑事が、事件の関係者の親子を追いかけるシーン。

 

道の右奥に特徴的な大きな建物があります。

  

ヒントは「加藤三光堂」という看板です。

このお店の位置を調べました。

すぐに見つかりました。

Yahoo地図で示します。

Photo  

アップにします。

Photo_2  

糸村刑事は、矢印の方向から親子を追いかけたことになります。

地図には、加藤三光堂の向かいには水谷仏具店があります。

写真を見ると、確かに「水谷」と書いた看板があります。

間違いありません。

  

となると、道の右奥に見える大きな建物は「伝道院」ということになります。

この「伝道院」についてはここが参考になりました↓

Travel.jp 京都・西本願寺に謎の近代建築?「伝道院」

このサイトによると、「伝道院」を設計したのは伊東忠太さん。

この名前は聞いたことあると思って調べたら、

東京にある震災祈念堂、明治神宮社殿を設計した人でした。

このブログでの記述はなかったけど、

明治神宮の歴史を扱った番組を見た時に、その名前を聞いたと思います。

震災祈念堂はかつて行った場所であり、あの独特の建物は印象に残ります。

Wikipediaによると、当たり前に使っている

「建築」という言葉を生み出した人のようです。

上の「Travel.jp」によると、伊藤忠太さんは妖怪好きだったそうです。

そのためか「伝道院」の周囲にもこのようなものが設置されています↓

Photo_3 Travel.jp 京都・西本願寺に謎の近代建築?「伝道院」

  

実際に行って見てみたですね。

  

(つづく)

  

2017年9月16日 (土)

20170902報告その8.「楽しい授業」→「まわりに興味を持つ」

  

今日は9月16日。

  

前投稿に引き続き、9月2日のキミヤーズ塾の報告を書きます。

  

〇レジメの引用

 

 「自己表現してこそ、人間関係」

 楽しい授業で、子どもは好きなことが増える。

 まわりに興味を持つ。勉強が好きになる。

 人が好きになる。自分が好きになる。

 重要なのは人とのつながり。

 知識・技術の習得は副産物。

 成果主義に陥るな!

 焦ってプリント学習なんかするんじゃない!

 SSTで決まり文句を覚えても意味がない!

  

 村上先生の考え方。改めてこうやってうって、認識。

 「楽しい授業」→「まわりに興味を持つ」

 この流れは成し遂げたい。

 でもここまで割り切れない現実はある。

 「知識・技術の習得は副産物」は憧れですが、難しい。

  

〇ワシントン大学のパトリシア・クール教授の実験が紹介される。

 赤ちゃんに、中国語を学習させるのに、

 ビデオを見せても効果がなかった。

 でもビデオに出ていた講師役の人が直接赤ちゃんの前に来て、

 同じように教えると効果があった。

 つまり、人とのつながりが学習を進める

 タブレット端末による効率的な学習が行われる時代が来たとしても、

 人間が直接人間と接して教え教えられることは必要。

  

〇最近考えていますか。考えることをしなくなっているのでは。

 「脳が退化していきますよ」と村上先生。

 言われてみて気がつく。案外、考えていない自分。

 

〇ロバート・ウォルディンガーさんのプレゼン紹介。

 これは村上先生の昨年8月29日の三好でのお話で

 初めて出てきたものである。

 ※参考:ここでも道草 村上先生のお話2.良い人間関係が人を幸福にする(2016年8月30日投稿)

 ↑ここにも載せた映像と引用文を再掲載する。再認識。

 


YouTube: What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness | Robert Waldinger

 彼らの人生から得た 何万ページにもなる情報から

 分かった事は何でしょう?

 それは富でも名声でも 無我夢中で働く事でもなく

 75年に渡る研究から はっきりと分かった事は

 私たちを健康に幸福にするのは

 良い人間関係に尽きるという事です。

 これから人間関係に関して 3つの大きな教訓がありました。

 第一に周りとの繋がりは 健康に本当に良いという事

 孤独は命取りで 家族 友達 コミュニティと よく繋がっている人程

 幸せで 身体的に健康で 繋がりの少ない人より

 長生きするという事が 分かりました

 孤独は害となるという 研究結果が出たのです

 しかし 群衆の中や 結婚生活の中でも 孤独を感じることはあります

 つまり ここで重大な事は 友人の数だけが ものをいうのではなく

 生涯を共にする相手の 有無でもないのです

 重要なのは 身近な人達との関係の質なのです

 争いの真っただ中で暮らすのは 健康に悪い事が分かっています

 例えば愛情が薄い 喧嘩の多い結婚は 健康に悪影響を及ぼし

 恐らく離婚より悪いでしょう

 愛情のある 良い関係は 人を保護します (後略)

  

 結論:良い人間関係が、良い人生を送らせる。

  

  

村上先生の講座に何回も出て、村上先生の基本理念に何回も触れ、

再認識して、自分なりに解釈して実践につなげていく。

それが自分を進化させていく一つの方法だと信じて出向いています。

  

(まだつづく)

20170902報告その7.しょうもない授業をしていたら、人生がもったいない

  

今日は9月16日。

  

9月9日の記事の続きで、

キミヤーズ塾の報告を書いていきます。

  

〇「飛んで、仮名文」という実践。

 村上公也先生が、教職を引退されてから編み出した実践だと思う。

 引退されても、教育活動は引退されていない証拠のような実践。

 大事にされているのは、子どもが表現すること。

 その子の体験を踏まえた作文が作られると、

 「その子らしさ」が出ていいと考える。

 したがって、その子のことをよく知っていると、

 「飛んで、仮名文」の正解に行きつきやすくなる。 

  

〇みんなの前で自分の経験を語ることを勧めていたのは、

 佐藤幸司先生の考えにもつながる。

 ※参考:佐藤先生のチキンライスの授業(2007年11月25日投稿)

  

〇「飛んで、仮名文」「ワン・ヒント・クイズ」で、

 会場の参加者にも答えを求められたが、

 なかなか挙手して答えを発する人がいなかった。

 村上先生がその場面で言ったことが心に残った。

 「自信がないから言わない。それはそれまでの教育が違う。

 間違った教育を受けている証拠

 

 そうかもしれない。

 子どもの時に、正解を求める授業体験が多いと、

 不正解で恥ずかしい体験をしないようになってしまっている。

 それが大人になっても変わらない。

  

 私自身も、それまで受けた教育の影響を受けているかも

 そう思わせてくれた言葉でした。

 

〇村上先生の言葉で印象に残ったといえば、この言葉も。

 「しょうもない授業をしていたら、教師は面白くないよ。

  人生がもったいないよ

 これはそう思う。

 人生の多くの時間を費やして準備して、授業を行ている。

 惰性で授業をやっていては、人生の無駄遣い。

 10月に行う国語の研究授業。いいアイデアが浮かんでいる。

 ぜひ思いついたことを実行して、授業を楽しみたい。

 楽しむのはやっぱり、惰性ではなく、自ら変化させていくところに

 面白さがあると思う。

 最初に書いたように、引退されても新しい実践を生み出す村上先生は

 やっぱり楽しそうだ。

  

(つづく)

  

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