佐藤先生のチキンライスの授業
昨日は「とっておきの授業&学級づくりセミナーIN京都」に参加しました。
豊橋から新幹線に乗り京都に出向きました。
先の日曜日に小田原に行きました。
豊橋からだと小田原と京都は新幹線の料金は同じ金額でした。
こうやって身銭を切るのはつらいけど、
身銭を切るからこそ、しっかり吸収しようという意識が高まるからいいのでしょう。
小田原も、今回の京都も収穫が多かったです。
5人の先生が、京都教育大学附属小学校の6年生に対して飛び込みの授業をやりました。
杉渕鉄良先生、佐藤幸司先生、土作彰先生、深澤久先生、野口芳宏先生。
しっかり見てきました。ボイスレコーダーで録音してきました。
写真は野口先生の授業の時のもの。
1学期に本で知って、追いかけはじめた山形県の佐藤幸司先生。
授業を初めて見ました。
ダウンタウンの松本人志さんの詩「チキンライス」を使った道徳の授業でした。
授業目標は「チキンライス」を題材として自分たちの経験を語り合いながら、「親孝行とは何か?」を考える。
チキンライスの写真を見せて、
「食べたことがあるかな?」「だれにつくってもらった?」
「どんな材料をつかうかな?」「材料代はどれくらいだと思う?」
さらにレストランの話。「みんなはレストランに行ったらどんなものを注文する?」
子どもたちはどんどん答えます。
このやりとりは、8月の高崎市のセミナーでも佐藤先生が言っていたことの実践でした。
「自分の経験を話し、それを受けとめてもらうことは、自分の人生を受けとめてもらうことにつながる。安心して学習できる空間は、そうした経験の積み重ねによって築かれていく。」(昨日の指導案から抜粋)
この考え方を参考にして、2学期の道徳はやってきました。あらためていいなと思いました。
親孝行は、親に気を使う気持ちであることを、子どもたちの言葉で語らせようとする授業でした。(親孝行の一つの形)
授業の最後で、松本人志さんの詩「チキンライス」を示し、それを佐藤先生が歌いあげて、余韻を残して授業を終えました。
後で佐藤先生が「道徳の授業は余韻を残すべき。余韻が残るから、子どもたちは次の道徳の授業を楽しみにする」と言っていました。
詩「チキンライス」も良かったです。松本さんはこういう詩も書けるんだなあ。曲にもなっているので、手に入れたくなりました。
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御報告をお待ちしておりました!
有難うございます。
皆様からの御報告を拝読して興奮状態の私です。
行きたかったなあ。
投稿: ふっとわ | 2007年11月25日 (日) 22:56
行ってきましたよ。ふっとわーくさん。
鉄人のメルマガの表現が楽しかったです。
「佐藤先生・・・何よりも素晴らしいのは人間性。顔に全てが表れている。※他の4人は、あくが強い」
確かに、と思いました。失礼?
投稿: いっぱい道草 | 2007年11月26日 (月) 22:55