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2021年12月

2021年12月29日 (水)

「地球温暖化狂騒曲」② CO2増加は途上国・先進国を問わず享受できる

    

今日は令和3年12月29日。

   

前記事に引き続き、

「『地球温暖化』狂騒曲 社会を壊す空騒ぎ」

(渡辺正著/丸善出版)より引用します。

   

温暖化関係のテレビ番組やニュースでは、汚い煙を吐く発電所や工

場の煙突とか、白っぽい排ガスを出すクルマの後尾をよく予告ふう

に流す。メディアは「CO2=悪」のイメージを伝えたいのだろうが、

見るたびに笑ってしまう。小学生でも知っているとおり、CO2は目

に見えない気体なのだから。

(11p)

  

CO2=悪のイメージはだいぶ刷り込まれているなと感じます。

でも冷静に考えれば、CO2が有効なことがあるんだよなあ。

   

太陽エネルギーを使ってCO2から有機物をつくる光合成生物は、

35億年ほど前に生れたという。光合成のしくみは、地球環境を一

新する最後の大発明だった。以後あらゆる生物が、CO2のおかげで

進化と繁栄をつづけてきた。

(12p)

   

これは基本中の基本。

CO2のおかげで植物は進化と繁栄を為してきて、

その植物に寄生して人類も繫栄してきました。

CO2=悪では申し訳ないです。

  

  

身近な植物たちは、4~5億年前にたまたま上陸した緑藻(りょく

そう)が、いまよりずっと高いCO2濃度のもとで進化・分化しなが

ら栄えた生物の子孫だといわれる。直近の一億年(図1.2の右端

あたり)に注目すると、その期間ずっと植物は、CO2の減少という

「環境悪化」に耐えてきた。

だから過去200年間に及ぶCO2濃度の上昇は、植物にとって願っ

てもない恵みだった。植物にとっての恵みは、もちろん生態系と人

間社会にとっての恵みにもなる。

(15p)

 

この文章を引用したとなると、図1.2も転載したくなります。

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CO2が増えることに何の問題もない、という説は、

武田邦彦さんの本でも見ました。

   

草本類を対象に、ハウス内のCO2濃度を変えながら収量(重量)の

変化をみた栽培試験は5000例を超す。CO2濃度を高めるほど枝

分かれが増え、葉の数と厚みも増し、根がよく張って、花も実も増

える(だからハウス栽培では、何かを燃やすかCO2ボンベを開けて

ハウス内のCO2濃度を1000~1500ppmに上げ、増収をは

かる)

(16p)

  

こういう農家の人たちから見ると、世間のCO2=悪は不思議な状態に

見えることだろう。でも口にできない?

   

農業に及ぼすCO2の恵みをまとめる形で、先ほども触れたウィット

ワ―が1995年の本にこう書いた。

耕地や水、エネルギー、鉱物、養分といった天然資源の枯渇が心配

な現在。大気にじわじわ増えるCO2は、植物を元気にして食糧生産

を増やす貴重な天然資源だといえよう。タナボタの恵みだといって

よい。しかもその恵みは、途上国・先進国を問わず享受できる。

(20p)

  

CO2の増加は世界的に見てもいいことなんだ。

  

 

産業革命の開始から現在まで、大気にCO2が増えるおかげで、地球

の植生(森林と草地)は重さがほぼ倍増したという。この数十年、

熱帯雨林も加速度的に増えている。

1970年からつづく衛星観測結果を述べた論文はたくさんあって、

そのどれも地球の緑化を語る。論文の一つを2016年4月、北京

大学の朱(チュー)再春ほか31名(8か国・24機関)が『ネイ

チャー・クライメート・チェンジ』誌に発表した。1982~20

12年の33年間にわたる観測の結果は次のようだという。

①33年間に地球全体で植物の量は10パーセントほど増えた。

②植生がある場所ののうち25~50%で緑が増えた(減った場所

 は4%だけ)。サハラ砂漠の南部(サヘル地域)やシベリア、ア

 マゾン流域の緑化がとくに激しい。

③緑が増えた場所の総面積(1800万平方キロメートル)は米国

 本土の二倍を超す。

④緑を増やした要因のうち、大気に増えるCO2がほぼ七割と推定さ

 れる。

私たちが化石燃料を燃やして大気に出すCO2は、お返しに計り知れ

ない恵みをくれるのだ。その事実こそメディアは報じてほしいし、

学校でも教えてほしい。

(21p)

     

「学校でも教えてほしい」が印象に残ります。

CO2=悪とは限らないのだよ。

世界の緑を増やしているんだよと教えることは、

生徒の多角的な考え方に寄与すると思います。

サヘル地域の緑が増えているなんて、いいことではありませんか。

   

  

現実をみるかぎり、CO2の増加も穏やかな気温上昇も、植物を活気

づける。地球の緑化を進めて食糧も増やし、8億~10億といわれ

る飢餓人口を減らすのに貢献してきた。いま私たちは奇跡の時代を

生きている。

(22p)

   

こう高らかに言えない雰囲気があります。

   

  

時代の空気に迎合して儲けたい人々の思惑だろう。エコカーやエコ

家電、エコ住宅などを製造・販売する経済活動が典型になる。民間

のメディアも経済活動の網にからめとられているため、新聞やテレ

ビは大スポンサーに忖度し、「CO2排出を減らして環境を守ろう」

と、本来の意味なら「反エコロジー」の表現を使う。

(24p)

   

世の中が一度CO2=悪のイメージで動き出してしまっているので、

逆の流れが相当難しくなっていると思います。

  

  

つづく

2021年12月27日 (月)

「地球温暖化狂騒曲」① 1988年IPCCが温暖化を「人類の緊急課題」とした

      

今日は令和3年12月27日。

   

この本を読みました。

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「『地球温暖化』狂騒曲 社会を壊す空騒ぎ」

(渡辺正著/丸善出版)

  

引用していきます。

  

国内メディアの温暖化報道では、なぜか朝日新聞が先頭を走ってき

ました。「温暖化の脅威」を紹介する記事の数は、他紙を大きく引

き離しています。やや旧聞に属しますが、暮れ近くに「パリ協定」

が結ばれることになる2015年の4月には、「教えて!温暖化対

策」と題する8回の連載を組んでいました。「恐ろしい未来が待っ

ている」「日本も対策を急げ」「省エネはCO2の排出を減らして温

暖化対策になる」など、根拠のあやしい話が目白押しですけれど、

うなずく読者も多かったのではないでしょうか。

朝日新聞と並ぶ大発信源がNHKです。

(まえがきⅣ)

 

要するに朝日新聞もNHKも、次のようなことを国民に伝えたいの

でしょう。

①近ごろ地球温暖化が恐ろしい勢いで進行している。

②温暖化は人類の未来を脅かす。

③温暖化を抑えるため、省エネなどCO2排出削減に努めよう。

そんな意識が国民にすっかり浸透しました。ほとんど洗脳といえそ

うな状況です。

(まえがきⅤ)

  

朝日新聞とNHKにどっぷりの私は、上記①~③の考えになりそうです。

でも武田邦彦氏の本や話を聞き、今回の本を読むことで、

待てよと思うようになっています。


      

温暖化に警告を発する論文や本の中身は、十年一日どころか、三倍

にあたる30年間にもほとんど変わっていません。いやむしろ、論

文や本の著者が織り上げる暗い未来と現実世界のギャップは、ます

ます開いてきたように感じます。

むろん今後「悪いこと」が起こる恐れはあるものの、なにしろ進み

はたいへん遅いため、何か気配がくっきり見えたら腰を上げ、あわ

てず適応策を考えればいいのです。人間活動が主因ではなさそうな

海面の上昇など、年にせいぜい2~3ミリメートルなので、必要な

ら護岸工事をゆっくり進めればよろしい。

(まえがきⅶ)

   

いずれ見えてくるのでしょうね。

温暖化でこんな悲惨なことが起こると描いた世の中と、

そうはならなかった世の中との違いが。

  

  

過去ゆるやかに変わってきて、今後もゆるやかに変わる地球環境を

気象や気候の研究者が論じ合うだけなら、実害は何もありません。

私たち部外者のほうも、ときおり聞こえてくる研究の成果を楽しま

せていただきます。まっとうな研究者なら、大気に増えるCO2とじ

わじわ上がる気温のプラス面も、きっと教えてくれるでしょう。

けれど1988年、国連のもとにあるIPCCという集団が温暖化

を「人類の緊急課題」にしてしまいました。各国の官公庁と主力メ

ディアがたぶん国連の権威に屈した結果、問題視するまでもないこ

と(英語のnon-problem)に巨費が投入されつづけることとなった

のです。

その巨費が生む「おいしい話」に、政・官・財・学界がどっと群が

り、日ごろは政府を攻撃したがる一部メディアも声をそろえて、カ

ルト宗教めいた状況になったのが、地球温暖化騒ぎの素顔だと思え

ます。

(まえがきⅶ~ⅷ)

    

IPCCがキーワードです。

ここが言い出したことがきっかけだとこの本では書いています。

1988年は重要な年です。

  

つづく

2021年12月26日 (日)

番画〈581〉〈582〉:ソビエト崩壊から30年 「青天を衝け」最終回 

       

今日は令和3年12月26日。

           

今日は東京まで行ってきました。

念願の第五福竜丸展示館に行って勉強してきました。

報告は後日、少しずつ書いていこうと思います。

また読んでください。

   

番画です。600が迫ってきました。

  

〈581〉「ニュース地球まるわかり」

  (2021年12月26日放映)

  

〇特集:ソビエト崩壊から30年。

 ウクライナがEUやNATOに取り込まれないように

 警戒するプーチン大統領。

 ウクライナと同じくEUに接するモルドバ。

 EU加盟を進めたい大統領が選ばれた。

 しかし、エネルギーはロシアに頼っている状態。難しい。

〇アメリカとしのぎを削っていた頃のソビエトを

 誇りに思っている人たち。

 ソビエト崩壊を残念だと思っている人が3人に2人。

 かつてのソビエトのようにロシアをするのはプーチン大統領だと

 支持する人たち。

〇冷戦は終わっているのに、まだ影響が残っているロシア。

   

〇地球ノート:オーストラリア 加速する自国主導の宇宙開発。

 

〇旅する世界:パキスタン 大地の恵み ピンクソルト 岩塩

 紀元前アレクサンダー王が発見した。

 まだ600年採掘可能。  

 

これらのことを知って、3学期の社会科の授業に挑もう。

見せるならピンクソルトかな。

微妙に含まれる鉄分のためにピンク色なのだそうです。

   

   

〈582〉大河ドラマ「青天を衝け 41 最終回 青春はつづく」

  (2021年12月26日放映)

  

〇今回は1919年から1931年の12年間が描かれていた。

 第一次世界大戦終了 

 100年前のパンデミック 黒マスクをする栄一

 原敬首相 暗殺

 ワシントン軍縮会議 栄一は参加している 

 アメリカでの排日移民問題

 大隈重信 その死

 関東大震災 支援に励む 

 昭和6年 中国水災同情会の募金 自宅からラジオで呼びかけ

 満州事変

 昭和6年11月11日に栄一永眠。

〇91歳まで青春時代のように気力が衰えなかった渋沢栄一。

 その生きっぷりがいい。

 昭和6年8月生まれの父親がまだ元気である。90歳。

 その息子である自分も90歳までは大丈夫だと勝手に思っている。

 現在は60歳。これから30年は気力を衰えさせずに動こうと思った。

 元気をもらった大河ドラマだった。

   

2021年12月25日 (土)

番画〈578〉〈580〉:タイムスクープハンター 奇跡の出産 水茶屋アイドル てんてこ舞い”大奥”

         

今日は令和3年12月25日。

    

番画です。

今回は「タイムスクープハンター」3本。

生徒に江戸時代を伝えるためにはどれがいいか物色しました。

    

  

〈578〉「タイムスクープハンター 守れ命!奇跡の出産記録」

  (購入したDVDで視聴)30分

  

〇1772年 明和9年

〇明和の大火の時の出産の記録。

Wikipediaによると、明和の大火の犠牲者は1万4700人。

 行方不明者は4000人。田沼意次が老中になったばかりの時だった。

〇出産後の母親が大変だった。

 生まれたばかりの赤ちゃんに獣や魔物が取りつかないように

 見守るために、7日間ほとんど寝てはいけない。

 そんなルールがあった。

〇江戸時代は、出産は自宅で、産婆さんによって行われた。

 このことを教えるのもいいのでは。

  

   

〈579〉「タイムスクープハンター 誕生!水茶屋アイドル」

  (購入したDVDで視聴)30分

  

〇1783年 天明3年

〇今で言う「カフェ」である水茶屋を繁盛させるために、

 看板娘を仕立てる話。

〇看板娘の人気をあげるために、錦絵作戦が行われた。

 現在のブロマイドである。

 「美人画」でもある。授業につながる。

 説得力のある美人画である。

〇2学期最後の授業で見せたのはこの1本。

 今にも通じる話であって、生徒は集中して見ていた。

  

  

〈580〉「タイムスクープハンター てんてこ舞い”大奥”歳末始末記」

  (購入したDVDで視聴)45分

   

〇1827年 文政9年 おおみそか

〇大奥の歴史はそんなに関心はなかったけど、

 年末の今晩、見てみようと思った。

〇大奥には七つ口(ななつぐち)と呼ばれる出入口があった。

 七つ(午後4時ごろ)に閉じられたためにそう呼ばれたそうだ。

 この七つに間に合わなくて処罰された事件が絵島生島事件。

 事件名は知っていたけど、ほとんど知らなかったこの事件を

 いい機会だと思って勉強した。

 ※東洋経済ONLINE 大奥「最大のスキャンダル」絵島事件は冤罪か

 

2021年12月23日 (木)

うつは去った 事態は好転しました

         

今日は令和3年12月23日。

    

今日は出勤しました。

そして事態は好転しました。

心配していたことは解消され、

やる気がわいてきました。

何度も体験したことですが、

うつはやってきて、そして必ず去っていきます。

「うつは去る」

だからうつ状態で大事なことを決めてはいけないのです。

あらためてそう思いました。

   

昨晩の記事で、心配をかけてしまった方もいると思います。

すみませんでした。

昨晩は昨晩で、

その時の気持ちを書き残しておきたいと思ったのです。

昨日は辛かったです。

   

どうにか2学期が終わりました。

図書館で4冊本を借りてきました。

冬休みに読み切りたいですね。

他にもやりたいことがあります。

残りの3カ月を少しでも充実させたいための準備です。

   

昨日と今日では気分が大違いです。

  

2021年12月22日 (水)

うつがやって来た 今日は休みました

      

今日は令和3年12月22日。

    

今朝起きた途端にうつに襲われました。

起きれない。

動けない。学校に行けない。

蒲団から出られませんでした。

学校を休みました。

2学期は2度目。10月11日以来です。

ここでも道草 付録で休んだことを書いた(2021年10月11日)

もう休まないと決めていたのに、うつは来ました。

午前中は布団の中で、最近の失敗をずっと悔いていました。

残り3カ月がとても長く感じられて、辞めたいと思いました。

今の自分はどん底だと思いました。

それが誰あろう、自分の身に起こっていることに愕然としました。

脱け出たい。逃げたい。

   

午後3時くらいから、うつが去ってきたのを感じました。

ちょっとホッとしました。

 

奥さんが景気(ケーキ?)づけに

ケーキを買ってきてくれて食べました。

   

今日は冬至。

食卓にはカボチャが登場しました。

風呂には柚子が浮かんでいました。

 

ほとんど今日はつぶれていて余裕のなかった自分ですが、

家族のおかげで、歳時記のものに触れることができました。

晩の9時47分。

さあ、明日の朝はどうなる。

最近の失敗で、自分は信頼を失いました。

信頼を回復するには、出勤して真摯に仕事をすることです。

とにかく出勤しなければ始まりません。

「おれは一万石 塩の道」読破 縁を紡ぐ

     

今日は令和3年12月22日。

    

この本を読みました。

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「おれは一万石 塩の道」(千野隆司著/双葉文庫)

   

「おれは一万石」シリーズの2冊目。

この年末年始は、このシリーズを読んでみようと思い、

図書館に数冊予約しました。

   

「先の八月二十五日、家治様が亡くなられた。そこで後ろ盾をなく

された田沼意次さまも、二日後には老中職を降ろされた。いよいよ

時代が変わる」

まず口を開いたのは、正国だ。一同は神妙に頷(うなず)いている。

(25p)

   

「おれは一万石」の1冊目で、危篤だった徳川家治が亡くなった。

次に老中になったのは松平定信です。

「おれは一万石」シリーズは、松平定信の治世を舞台にしていくようです。

どんな世の中だったのでしょう。

当時の武士や町人、百姓はどんなことを考えていたのだろう。

「おれは一万石」シリーズを読むことで、想像してみたいです。

   

   

「桜井屋へは、その方が話をつけたのか」

「ははっ。堤普請の帰路に出会いましてございます」

「小さな縁でも紡いだことは、よしといたそう。人との付き合いとは、

そうしたところから始まるものだ」

(219~220p)

    

縁の大事さを書いたところだと思います。

縁を紡ぐ。いい言葉だと思いました。

番画〈575〉〈577〉:フィッシャーズ古館さんの実況あり インフルエンザを記した「井上正子日記」 86歳の角野英子さん

     

今日は令和3年12月22日。

   

番画です。

   

〈575〉フィッシャーズ

EP 3 運と実力を持ったファイナルクエスト進出者は誰だ? | フィッシャーズ・クエスト
YouTube: EP 3 運と実力を持ったファイナルクエスト進出者は誰だ? | フィッシャーズ・クエスト

 

〇運任せのアスレチックが面白かった。

 夜になって、照明が灯って、古館さんの実況が入って、

 もう「SASUKE」級だ。

   

   

〈576〉「にっぽん!歴史鑑定 100年前のパンデミック 

  スペイン風邪」(2021年10月4日放映)

  

〇最初に発生したのはアメリカと思われる。

〇渡り鳥で鳥が移動したり、第1次世界大戦で人間が移動したことで、

 感染が世界に広がった。

〇京都の当時12歳だった少女の日記「井上正子(まさこ)日記」

 インフルエンザに罹ったり、身近な人の死んだことが書かれている。

〇1918年春~夏 第1波「春の先触れ」それほどひどくなかった。

〇1918年秋からの流行がひどかった。

 原因は細菌だと思われていた。

 しかしもっと小さくて、当時は見ることができなかったウイルス。

〇第19代内閣総理大臣の原敬もスペイン風邪にかかる。

 当時皇太子だった、昭和天皇もかかる。

〇島村抱月が47歳で亡くなり、松井須磨子が後追い自殺をしたことで、

 スペイン風邪は大々的に取り上げられるようになる。

〇与謝野晶子は政府に対策を訴えた。

〇日本では約45万人が亡くなる。

 ワクチンは効果はなかった。原因がつき留められていなかった。

〇福島県会津では、集団感染で多くの人が死んだ。

 雪に閉ざされて、医者は来れず、食糧不足になった。

〇20世紀末に永久凍土に埋葬されたスペイン風邪の感染者から、

 インフルエンザウイルスのゲノムが発見されて病原体が判明した。

〇「井上正子日記」の井上さんは91歳まで生きた。

   

100年前の日記は価値があると思います。

今は多くの人がSNSで日記の類を書いています。

膨大過ぎて、歴史家は大変だろうな。

   

   

〈577〉「カラフル魔女 角野英子の物語が生まれる暮らし 海と旅」

  (2021年10月4日放映)

  

〇若い時にブラジルに移住。

 船旅。水平線の向こうから何かが現れるというときめき。

〇処女作「ルイジンニョ少年」

 ブラジルでの体験を書いた本。

 「書いているうちに『私は一生これをやろう』と思った。

 自分を発見した記念の本なのね。

 書いていけば私の気持ちがワクワクできるし、

 イキイキできる。

 それから安心でもある。

 だから一生書いていこう。

 いいものを書こうとかじゃない。

 楽しく書いていこうと」

  

角野英子(かくのえいこ)さんは気になる作家です。

現在86歳。

80歳の時の映像を載せた記事を書いたことがありました。

思い出しました。

ここでも道草 戦争に関する本「トンネルの森 1945」(2015年12月14日投稿)  

2021年12月19日 (日)

番画〈570〉〈574〉:「まる子、辞書を楽しむ」「日本沈没 最終回」「ロシアの言論の自由」「田中久重との再会」「渋沢栄一も天保の老人」

    

今日は令和3年12月19日。

    

番画です。

   

〈570〉アニメ「ちびまる子ちゃん」

  (2021年10月10日放映)

  

〇「まる子、辞書を楽しむ」の巻「まる子の一寸法師」の巻

〇わからない言葉をお父さんやお爺さんに聞いてばかりのまる子。

 お母さんが小学生用の国語辞書を買ってきました。

 思ったより関心をもつまる子。

 授業でも「一朝一夕」の意味が言えて、先生から褒められる。

 でもしだいに辞書に飽きるまる子でありました。

〇一寸法師の話は、舞台は室町時代かな。

 もも子姫に助けられた「一寸野口」は、もも子姫の家族と暮らすことに。

 寺子屋に現れた青鬼と戦う「一寸野口」でした。

〇う~ん、小学校に勤務したら見せてもいいなと思いました。

  

   

〈571〉ドラマ「日本沈没 希望のひと」第9話 最終回

  

〇待望のCGを見ることができた。

〇ドラマと一緒に、日本を脱出する気持ちになることができた。

 いい体験だった。

〇ただ温暖化によって地球が駄目になる前提に違和感があった。

 まだ温暖化についての、自分の見解ができていない。

   

〈572〉「ニュース地球まるわかり」

  (2021年12月19日放映)

  

〇特集:香港 今日、立法会議員選挙

 進む民主派の排除

 選挙制度変更で親中派が有利となる

 香港を離れる人 9万人 香港から日本に移住した人の紹介

 

〇地球ノート ノーベル賞を得たジャーナリスト

 ロシアのドミトリー・ムラ―トフ氏

 プーチン政権に対して批判的な記事を書いてきた。

 同僚6人を失っている。

 ノーベル賞は彼らに捧げたいという気持ち。

 世界には言論の自由が危機に瀕している国があることを示したい。

   

〇旅する世界 世界のクリスマスを巡る旅  

    

  

〈573〉「歴史探偵 江戸の天才たち」

  (2021年11月24日放映)

  

〇世界的な数学者 関孝和

〇東洋のダビンチ 国友一貫斎(くにともいっかんさい)

 筆ペン、飛行機の設計図

 56歳で反射式望遠鏡を製作。

 凹凸の少ない鏡を作り上げた。

 月や太陽の黒点、金星、土星の輪や衛星の観察をした。

〇数学をやって解いた問題を額に仕立てて奉納することがブームとなった。

 塵劫記(じんこうき)数学の問題集

 たくさんの絵が描かれて親しみやすくする工夫がされている。

 庶民も教育を受けることができた 知識の共有

 天才が生まれる土壌が江戸時代にはあった。

〇からくり人形 からくり儀右衛門と呼ばれた田中久重。

 この人の名前は以前記事にした。また出会った。8年ぶりか。

 ※ここでも道草 「好きなモノ。。。腕時計」2.独立時計師(2014年2月9日投稿)

 佐賀藩に勤めるようになって、蒸気機関や武器の製造。

 明治になって久留米に戻って、再び人のためになるものを作る。

 製氷機

 75歳で上京。「珍奇機械製造所」

 炊飯窯 電信機 電話機

 東芝の前身。

  

  

〈574〉大河ドラマ「青天を衝け 40 栄一、海を越えて」

  (2021年12月19日放映)

 

〇渋沢栄一が「天保の老人」という言い方をした。

 この記事に跳ぶ。☟

 ※ここでも道草 「英雄たちの選択 歌川国芳」(2017年11月19日投稿)

 磯田道史さんが「天保年代」「天保エイジ」という言い方をしている。

 幕末維新の志士たちとかは、実は天保時代に生まれて

 青少年期をそこでゆりかごのように育った人が多いとのこと。

 渋沢栄一もその一人だと思った。天保11年生まれだった。

〇伊藤博文、渋沢喜作の死は予想通りだったが、

 徳川慶喜も亡くなった。生き残っているのは大隈重信。

 でも大隈重信も大正11年に亡くなる。

 渋沢栄一は昭和6年まで生きる。(父親が生まれた年だ)

 みんな死んでしまっても生きる渋沢栄一が、最終回では描かれる。

  

 

番画〈568〉〈569〉:新疆ウイグル自治区の人権問題 鶏肉が唐揚げに向いている3つの理由

    

今日は令和3年12月19日。

    

番画です。

    

〈568〉池上彰のニュースそうだったのか!

  (2021年12月18日放映)

  

〇新疆ウイグル自治区での中国の人権侵害の疑い。

 北京オリンピックの外交的ボイコットをする国が出てきている。

 日本はどうする?

〇「ボイコット」の語源 イギリス貴族 アイルランドの地主

 チャールズ・ボイコット(1832~1897)

 農民や町の人が、ボイコットを嫌って、

 ボイコットに対してボイコットをしたのが語源。 

〇最新ニュースとして生徒たちに見せてもいい映像だ。

  

  

〈569〉「チコちゃんに叱られる」

  (2021年12月18日放映)

  

〇疑問:かゆいってなに?

〇チコちゃんの回答:体に良くないものがついたサイン

〇かゆみ=防衛反応 警告反応

〇かゆいとかくのは、痛みでかゆみを止めている

 かゆい時は冷やすとよい 皮膚を傷つけずにかゆみを止めれる。

   

〇疑問:バイオリンのストラディヴァリウスはなぜ高い?

〇チコちゃんの回答:300年経った今でも再現ができないから。

〇300年前に天才ストラディバリがバイオリンをつくった。

 1000以上のバイオリンを製作。現在では500くらいが存在。

〇千住真理子さんが登場。演奏していた。同年代の人。

 この人も60歳のはず。そう見えないけど。

 追記:1962年4月3日生まれでした。59歳です。失礼。

〇ストラディヴァリの時代は小氷河期。

 当時と同じ木材を得ることは出来ない。

   

〇疑問:なんで唐揚げといえば、鶏肉ばかりなの?

〇チコちゃんの回答:鶏肉は3つの理由で奇跡の肉だから

〇コラーゲンの量が少ない とてもやわらかい

 水分量が多い とてもジューシー

 脂が溶ける温度が低い 冷めても脂が溶ける おいしい

  

〇ストラディヴァリウスが歴史に関係していいのだけど、

 バイオリンは生徒には身近ではないかな。

 身近と言えば、唐揚げを見せたいところだ。

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楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉