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2014年2月 9日 (日)

「好きなモノ。。。腕時計」2.独立時計師

  

今日は2月9日。

  

「好きなモノ。。。腕時計」(1月29日放映)より。

前投稿のつづき。

  

番組のゲストの人たちは次のとおり。

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安めぐみさんは初心者と紹介されましたが、

他の人たちは時計好きで知られている人たちだそうです。

時計の所持数が驚きでした。

矢作兼さん、16本。

東儀秀樹さん、160本。

並木浩一さん、300本。

ジローラモさんは何と1000本。

ちなみに初心者の安めぐみさんは4本。  

  

私は最近やっと2本(1本は故障中で使えず)です。

自分からみると16本だって多いと思います。

それなのに、160、300、1000なんて、予想外の多さです。

  

  

そんな時計好きの人たちをうならせる人の話が紹介されました。

  

  

  

独立時計師。

企業に属さず、自分自身の名を刻んだ時計を作る孤高の職人のことです。

年に数本、自分の感性を作品で表現する時計の個人作家。

  

そんな独立時計師のうち、世界に認められた人が入ることができるのが、

独立時計師アカデミー。

日本人として初めて正会員になったのが、菊野昌宏さん。

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彼の作品↓

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文字盤の模様は枯山水の砂の模様が生かされているそうです。

  

菊野さんの工房↓

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↓金属の角を斜めに削る「面取り」

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数種類のヤスリや小石で少しずつ磨いていきます。 

↓仕上げは駄菓子に使う黒文字に、ダイヤモンドペーストを付けて磨きます。

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↓こうすることで、部品は見違えるように輝き始めます。

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菊野さんはこう言います。

中の機械が見えるようになっているので、

 こうピカピカに磨いてある部品を見ていただいて、

 なごんでいただくと、はい。そのために磨いていますね。

  

磨くのは精度を上げるためなのかなと思っていましたが、

なごんでもらうためにやっているんですね。

そうなのですね。それでいいのですね。

きっとなごめると思います。

時計を、時間を知るためだけではなく、

ながめて楽しむためだと思っているのですよね。

  

   

菊野さんがこの道に入ろうと決めたのは、江戸時代の時計との出会いだそうです。

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↑それが江戸時代末期に田中久重によって作られた「万年時計」だそうです。

天球儀、十干十二支、月齢・旧暦、洋時計、

和時計、二十四節気、曜日・時刻を表すことができるすごい時計です。

日の出から日の入りまでの時間を6等分する江戸時代の人たちの時の考え方。

季節によって変化する時の長さを、表示可能にした和時計に

菊野さんは心ひかれたそうです。

それがこの道に入った理由。

  

そして菊野さんは和時計の小型化に挑みます。

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↑それがこれ。

  

菊野さんもスタジオに登場。

時計の値段はどうやって決めるのですかと問われて、こう答えています。

時間ですね。どのくらいかかったかという。

  

時間なんですね。なるほどと思った一言です。

  

  

東芝の創業者と記された田中久重

この人にも興味を持ちました。

  

そしていつものようにテレビは私の味方になってくれました。

2月13日午前9時からBSプレミアムで、次の番組が放映されることを知りました。

Photo   
 

2005年の放映の再放送です。

こんな過去の番組の再放送をテレビは用意してくれました。

予約をセットしました。楽しみです。

時計の勉強ができます。

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