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2016年9月

2016年9月28日 (水)

「ハートネットTV 緊急特集 障害者施設殺傷事件」より その1

 

今日は9月28日。

  

昨晩は「秋味」ラストの1本でした。

今年はここまでにします。

1か月と10日間、楽しみました。

日本ハムが今晩優勝を決めました。

テレビでその瞬間を見ました。

大谷翔平投手の完封で決着。

すごいピッチャーです。

  

  

さて、番組紹介。

8月8日放映の「ハートネットTV 緊急特集 障害者施設殺傷事件」

は、書きとめておきたい言葉がたくさんの番組でした。

  

Rimg0386写真左 山田賢治キャスター

写真右 久保純子アナウンサー

  

山田:神奈川県相模原市の障害者施設で多くの入所者が襲われた

    痛ましい事件。発生から2週間が経ちました。

    今回の事件は、障害のある人たちやその家族に

    大きな衝撃を与えています。

    番組では、そうした方々が今、どんなことを感じているのか、

    思いを寄せてくださいと呼びかけました。

    HPの書き込み版には、怒りや悲しみ、不安、そして

    やり切れない思いなどが次々と寄せられています。

    今日はそうした声をできる限り紹介し、受け止めて、

    皆さんと分かち合っていきたいと思っています。

  

※これが番組の趣旨。たった30分間にいろいろな言葉がありました。

  

ゲストはこの2人。

Rimg0387

Rimg0388   

山田:海老原さんは、当事者として今、どんなことを感じていますか?

海老原:そうですね、この事件の残虐性そのものに関しては、

     すごくショックを受けていますけれども、

    重度障害者はいなくなってもいいんだという、

    加害者の考えからこの事件に至ったということについては、

    実はそれほど驚いていないというのが正直な気持ちなんですね。

山田:驚いていない?

海老原:そうですね、というのは、障害を持ちながらずっと今まで

    生きてきた中で、もしくは今の仕事を障害をもった人の

    権利擁護をしていく活動の中で、

    重度障害者はいなくていいんだとか、社会のお荷物だとか、

    という言葉には、ずっと接してきたことですし、やっぱり

    地域の中で生活をしていくことから排除されることが

    すごく多いですね。その経験をずっとしてきているので、

    こういう考え方が世の中にあるということは、

    私はずっとそこに向き合わざるを得なかったというか、

    突きつけられてきたので、それが社会の風潮として、

    一つの形として表れてきたんだなという感覚が強いですね

  

※「重度障害者はいなくていいんだ」という声は、

海老原さんのような人はずっと向き合わざるを得なかったのです。

それが報道によって大きく世に放たれた感じです。

  

今晩はここまで。

まだまだつづく。

 

  

記事「将棋対局 スマホ規制検討」

 

今日は9月28日。

  

このブログに書きたいことはいくつもあります。

今年の5月15日に放映された番組

「NHKスペシャル 天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」

についても、いつかは書こうと思いつつも、

書けずに何カ月も過ぎました。

この番組で人工知能(AI)にすごく関心をもちました。

  

昨日(9月27日)の朝日新聞朝刊で

次のような記事を見かけました。

Epson717  

将棋の公式戦で、「次の一手」を導き出す

コンピューターの機能を使った不正行為を防ぐため、

(中略)棋士が対局室にスマートフォンなどの

電子機器を持ち込むなどを規制する方向・・・。

  

AI(人工知能)の性能向上などを背景に、

近年、将棋ソフトは棋士と同等以上に強くなっている。

人間が思いつかないような手を示すことも多い。

  

  

このような時代が来たのですね。

人工知能が人間にとって代わると言われますが、

その兆しを見たように思えました。

  

  

上記「NHKスペシャル」に関して、

次のサイトをキープしておきます。

なぜ人工知能は将棋や囲碁の腕を上げたのか、

番組の内容を上手にまとめてありました。

Hatena Blog

私も「NHKスペシャル」について書いてみたい。

今朝は宿題が終わっていなくて、無理だあ。

2016年9月24日 (土)

アプリ「PhotoRoulette」

  

今日は9月24日。

  

9月16日に研究授業をやりました。

その時に、写真を、ルーレットのようにランダムに提示する

アプリがあるか探しました。

欲しいと思ったアプリは、誰かが同じように思い

作成していると信じて探しました。

見つけました。

効果音があればもっといいのですが、

こちらが必要と思う機能は備えていました。

やっぱりあった。

Photo https://itunes.apple.com/jp/app/photoroulette-patide-leshimeru/id872533404?mt=8

  

このようなアプリがあることを知っておけば、

何かの時に利用してみようかなと思うかも。

紹介しました。

掲載記事を手話動画で配信

  

今日は9月24日。

  

東愛知新聞の記事の写真です。

Epson716

「聴覚に障害があり、文字を読むことが困難な市内在住の

約20人への情報伝達の合理的配慮を図るため、

広報とよかわの一部記事を手話動画で配信する。」

 

率直に言うと、たった20人のためにと思いましたが、

ホームヘルパーで日々このような障害者と接している

石塚さんにとって、数じゃない気持ちが行動に移したのだと思います。

教師だって、1人のためにできることがあり、

それがその子にとって有効なことならやると思います。

  

そのことを第1面にした東愛知新聞もいいなと思いました。

  

すでに動画配信は見ることができます。


YouTube: 広報とよかわ「手話動画」 平成28年9月号 『東三河生涯学習連携講座 歩いて探そう東三河の宝 秋編』

いずれは消えていく動画かもしれませんが、

今は見ることができます。

 

  

youtubeのように、すぐに投稿できる、無料である、

そしてスマホやタブレットでも簡単に見ることができる道具。

これを見るだけでなく、人の役に立つ使い方を

もっと検討してもいいなと思います。

通算5000本目の投稿/ボッチャのTシャツは手に入ったかい?

  

今日は9月24日。

今回がいよいよ5000本目の投稿。

幸いにも生きのびて、10000万本目の投稿をする時に、

きっと、その半分の5000本目に何を書いただろうと

のぞきにくるような気がします。

今までのペースと同じなら、9年と5か月後。

60代半ば。何をしているかな?

山ばかり登っていたら、理想の生き方ですね。

時間ができたらやりたいと思っていることですし、

体力も気力も衰えなかったという証拠です。

やるじゃんと、10000本目の投稿を控えた自分を褒めたいです。

今の自分は、特別支援学級の担任をしていて、

4人の子どもの担任です。

明日からは修学旅行。まだ準備をしていません。

  

  

昨日、最も興奮したのは、

日本ボッチャ協会からメールが届いたことです。

実は、リオ・パラリンピックのボッチャ団体戦で

日本チームが決勝進出を決めた直後に、

日本ボッチャ協会にメールをしていました。

決勝進出へのお祝い、

ボッチャについてブログに書いたことの紹介、

そして8月31日放送の「ハートネットTV」で、

日本チームの主将の杉村さんが着ていたTシャツ↓の入手方法を

尋ねる内容でした。

あのボールのデザインは素晴らしいです↓。

(結果、日本チームは銀メダル→ここでも道草

Rimg0127

Rimg0152 ※参考:ここでも道草(2016年9月11日投稿) 

  

その返事のメールです。

ありがたいし、うれしかったです。

メールによると、Tシャツの現時点での販売はありませんが、

今後はグッズ販売も検討中とのこと。楽しみです。

ボッチャについて書いたブログも見てくれました。

引用します。

 

ブログを拝見いたしました。

ボッチャの魅力を余すことなくお伝え下さりありがとうございます

一人でも多くの方にボッチャを知って頂けるよう、

当協会も精進してまいります。

  

ありがたい言葉です。

でも、まだまだ十分なことは書いていません。

来月は、ボッチャの競技の様子を生で見る機会が得られました。

ボッチャのことをより知って、このブログに書いていこうと思います。

  

リオ・パラリンピックで銀メダルを取って、

ボッチャという競技が目立ちました。

それをきっかけに、息長くボッチャに関わっていきたいです。

現在、特別支援学級担任だったから、より知ることができた競技です。

縁を感じます。

  

  

と、書きながら、

その後ボッチャに関われたかどうか?

10000本目の投稿を控えた自分に検証してもらいたいです。

それとTシャツは手に入ったかい?

2016年9月23日 (金)

ティラノサウルスに追いかけられなくてよかった

  

今日は9月23日。

  

TRY‐X株式会社の日めくり「雑学王365」より。

  

「恐竜の名前に『△△サウルス』が多い理由とは?」

Epson700  

こういう疑問を持ちそうで持たずに生きてきたことが悔やまれます。

この日めくりは、時々このような気持ちにさせられます。

「サウルス」は「トカゲ」であって、

「テイラノサウルス」は「恐ろしいトカゲ」だった!

ストレートな表現だったのですね。

  

 

この日めくりを見かける前の9月18日に

「完全解剖 ティラノサウルス~最強恐竜 進化の謎~」

が放映されていました。

録画してあり、日めくりで見かけたことをいい機会に、

昨晩見ました。

  

Rimg0374

子どもの頃に図鑑などで見ていたティラノサウルスは、

上の図の左のように、尻尾を引きずるようでした。

映画「ゴジラ」はその影響を受けていると思います。

Scene01 http://natalie.mu/eiga/pp/godzilla2016_04

  

それが今のように尻尾を上げて、

バランスをとっている形(バランス型)になったのはいつからでしょうか?

Yahoo! 知恵袋 の回答を参考にすると、

1980年代後半から変わってきたそうです。

そして映画「ジュラシックパーク」(1993年)に描かれていた

ティラノサウルスはバランス型でした。

この映画で、バランス型が知れ渡ったと思います。

Kotaku_201301_jurassic_park_4_comin http://www.excite.co.jp/News/game/20130116/Kotaku_201301_jurassic_park_4_coming.html

  

「完全解剖 ティラノサウルス」で関心を持ったのは、

ティラノサウルスが長い年月をかけて巨大化していったこと。

Rimg0384

Rimg0383

ティラノサウルスの祖先は、3mほどの体長であった

グアンロンというひ弱な生き物だったそうです。

 

それがアメリカ大陸で、共進化によって巨大化したという説でした。

Rimg0381

Rimg0382

獲物であるトリケラトプスの巨大化が、

ティラノサウルスの巨大化を促したというわけです。

(写真のユタ大学マーク・ローウェン博士が、

映画「ハリー・ポッター」のハグリットに似ていると

話題になっていました→http://togetter.com/li/1026701

 

さらにティラノサウルスのスピード。

Rimg0376

Rimg0377

Rimg0378

ティラノサウルスは時速50kmくらいで走ったという説でした。

このような生き物に追いかけられたら恐怖です。

一緒に生存していなくてよかったです。

  

感心して見ていた番組ですが、

恐竜に詳しい人だと、ツッコミ箇所がいくつかあるようです。

例えばことサイト。

肉食の系譜 

 

ツッコミに特に賛成したのは、次の文章。

4)強力な捕食者同士が、

なわばりなどの種内闘争で深いキズを負うことは

普通にみられることで、「共食い」とは結びつかない。

「進化の結末は意外なものでした。」といって共食いが

常習化していたかのような言い回しは、

なぜ必要だったのだろうか。

  

私もここに違和感を感じました。

その他参考にたサイト。

とんでも ティラノサウルスのカッコよさを今さら再認識してみる

ここに「バランス型」という言葉が出てきました。

  

Kaseki7.com 恐竜・ティラノサウルスの全てがわかるサイト

ここではティラノサウルスの走力は時速30㎞とありました。

  

  

以上で通算4999本目の投稿終了。

明朝、通算5000本を投稿しよう。おやすみなさい。

 

2016年9月22日 (木)

TED 非認知能力「やり抜く力」を育てるためには 

 

今日は9月22日。

  

サークルで一緒に勉強している先生から

メールが届きました。

  

TEDを最近知りました。「TED」で検索すると出てきます。

アメリカのNGOが開催している講演会のことです。

なかなか有名な方が講演をしています。

アンジェラ・ダックワースという教授の講演は、

一度聴かれるとよいです。動画配信されています。

非認知能力の重要性を伝えています。

  

 

さっそく見ました。その前に・・・

TED(テド/Technology Entertainment Design)とは?

ここから引用します。※NAVER まとめ

  

Ideas worth spreading (広める価値のあるアイデア)の

精神のもと、学術・エンターテインメント・デザインなど、

様々な分野の第一線で活躍する人物を講師として招き、

定期的にカンファレンスを開催しているグループです。

カンファレンスの模様は、TED Talksという

動画アーカイブとしてインターネットを通じて

全世界に無料で公開されています(随時更新)。

  

TEDで講演を行うのは、世界中から選りすぐられた

その道の一線級の人物です。

綿密に準備されたプレゼンテーションは

情報として有益であるだけでなく、

どれもユーモアとウィットに富んだ素晴らしいものばかりです。

  

TEDの講演は長いものでも20分ほどです。

なかには5分程度のものもあります。

退屈で眠くなるなんてことは絶対にありません。

どんなに忙しい人でも問題ありません。

日常のちょっとした空き時間が、楽しく刺激的な時間に変わります。

  

TEDが扱う分野は多岐にわたります。

政治やビジネスなどの真面目な話はもちろん、

あっと驚く最新テクノロジーの紹介や、

音楽のライブ演奏などもあったりして、まったく飽きさせません。

また、TEDには日本のセミナーにありがちな

コマーシャル目的の講演がありませんので、

純粋に知識や教養の摂取を楽しむことができます。

  

 

TEDの講演は基本的に英語で行われていますが、

2012年3月現在で約800本の講演を

日本語字幕付きで閲覧することができます

(ボランティアの皆さんに感謝)。

また字幕を消したり、英語字幕に変えたりすることもできますので、

英語学習の教材としても非常に優れています。

  

勉強しようと思えば、どんどん勉強できますね。

そしてお薦めの映像はこれです↓


YouTube: アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」

Photo

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やり抜く力を育てるのに一番よいのは、

「成長思考」と呼ばれるものです。

スタンフォード大学のキャロル・ドヴェックが見出したもので、

「成長思考」とは、学習能力は固定しておらず、

努力によって変えられると信じることです。

ドヴェック博士が示したのは、子どもたちが、

脳の機能や課題に対する脳の変化、成長について学ぶと、

失敗したときに、より辛抱できるようになるということです。

失敗は永続的な状態でないと信じているからです。

ですから、成長思考は、

やり抜く力を育てるのに、とても良いのです。

でもそれだけでは足りません。

私が言えるのはそこまでです。

私たちはまだその段階で、

そこからは、今から取り組む仕事なのです。

最高のアイデア、最強の直感を使って、

それを試してみないといけません。

私たちが成功しているのか知り、失敗し、間違い、

そして、そこから学んだことで、

一からやり直さないといけないのです。

つまり、子どもたちのやり抜く力を高めるために、

私たち自身がやり抜かないといけないのです。

Photo_6

ありがとうございました。 (拍手)

  

  

「やり抜く力」という非認知能力を伸ばすために、

脳のことを小学生に話す。

脳研究の進歩で、ここまで来た!といった感じです。

 

 

  

通算4998本目。

このブログでやり抜く力を鍛えたいですね。

「PRESIDENT」より 非認知能力

  

今日は9月22日。

  

前投稿に引き続き、

「PRESIDENT プレジデント 2016年10月3日号」

(プレジデント社発行)より。

  

今回も、「学力の『経済学』」の著者である中室牧子さんの文章を引用。

  

米コロンビア大学のミューラー教授らが

公立小学校の児童に対して行った実験によると、

IQテストのあとで「努力」をほめられた児童は、

その後に行われたIQテストでさらに成績を伸ばしましたが、

「能力」をほめられた児童は、

逆に成績を落としてしまったのです。(図2)

Epson699_2 これは、能力をほめられた子供たちは、

テストの結果を「自分の(生まれつきの)能力のせいである」

と考えるようになり、

次のテストでよい点を取るための努力を

しなかったからだと考えられます。(76p 図は75p)

  

  

つい「頭がいい!」と言いがちですが、気をつけたいです。

そして 最近よく耳にする「非認知能力」についての文章です。

  

将来の子供の成功を考えると、

学力(認知能力)と同等かそれ以上に大切な要素があります。

それは「非認知能力」と呼ばれる力です。

いくつかある非認知能力のうち、

非常に大切だと言われているのが「自制心」や「やり抜く力」です。

研究者によっては、自制心は「筋肉のように」後天的に

後天的に鍛えることができるという人もいます。

「背筋を伸ばせ」と指導され、それを忠実に守ることのできた学生は、

成績が伸びたことを示した研究があります。

これは、背筋を伸ばすというような

普段意識しなければやらないようなことを継続したことで、

自制心が鍛えられ、それによって成績が伸びたと考えられます。

(76p)

   

「学力(認知能力)と同等かそれ以上に大切な要素」が非認知能力。

将来を考えればそうなのでしょう。

「非認知能力」とは?

次のサイトから次々引用してみます。

「非認知能力」が何か見えてきます。

Up to you 「非認知能力」って何?

 

ペーパーテストで測ることができる「認知能力」に対して、

”学力”では測れない協調性や忍耐力、計画性、心身の健康などの

”生きるためのスキル”は、「非認知能力」と呼ばれます。

この非認知のスキルは幼児期に育まれ、

その後の人生を大きく左右する重要な力。

人生の成功のカギを握っています。

 

 

最近の経済学の研究蓄積により、「認知・非認知能力」が、

賃金など労働市場で計測される成果をはじめ、

結婚、生活保護の受給、投票行動、健康にまで

影響を及ぼすことが明らかになってきた。

認知・非認知能力の個人差は、年齢とともに拡大し、

この過程で親や教員の果たす役割の重要性もわかってきた。

出典:www.nikkei.com

 

 

ヘックマンの著書など最近の教育論を読むと、

IQよりもむしろ、この非認知能力が社会的成功に結びつきやすく、

また、幼児期のしつけ、就学前教育に

投資または質のよい介入をすることが、

この非認知能力を高めるとされています。

また、2020年からの大学入試でも、

この非認知能力を評価の対象とすることが決まっています。

出典:conobie.jp

 

 

EQ(Emotional Quotient)とは、心の知能指数のことを言います。

自己認識、感情の自己抑制、対人スキルや社会的な交渉術、

共感力、意欲をも含み、上の非認知能力の一部であると考えます。

出典:conobie.jp

 

 

以上です。

「EQ」も出てきました。これも非認知能力。

EQはちょくちょくこのブログに登場していた言葉です。

2008年の段階で

「学力が叫ばれているけど、EQを上げることも考えよう

といった会話もしました。」とブログに書いています。

ここでも道草(2008年1月26日投稿) 

結局、具体的な作戦をもっと考えておかないと、

実践に結びつかないんだよなあと反省。

平成28年度後半は、もっと具体的に考えよう。

 

  

「PRESIDENT」より インプットに対してすぐに”ご褒美”

  

今日は9月21日。

  

「PRESIDENT プレジデント 2016年10月3日号」

(プレジデント社発行)より。

  

「学力の『経済学』」の著者である中室牧子さんの文章を引用。

  

ご褒美についてです。

「子供をご褒美で釣る」ことに抵抗がある保護者の方も

多いかもしれません。

しかし、最近の経済学の研究には、

ご褒美やボーナスなどの金銭的なインセンティブ(誘因)を与えることで、

さまざまな習慣を形成できることを証明したものがあります。

(中略)

なかでも有名なのは、約3万6千人もの児童・生徒が参加した、

米ハーバード大学のローランド・フライヤー教授による

大規模実験です。

フライヤー教授の実験には、

大きく分けると2つのタイプがありました。

1つは「学力テストや通知表の成績がよくなったら報奨金を出す」

というもの。つまり「いい成績」というアウトプット(成果)に対して

報酬を出したのです。

その一方、「本を読む、宿題を出す、きちんと出席する、

制服を着る」といったインプット(投入)に対して

報酬を与えるという実験も行いました。

結果を簡単にまとめると、大人に対する実験では、

アウトプットにインセンティブを与えることで

禁煙や運動を習慣化することに成功したものが多いのに対して、

子供の学力を上げるためには、

インプットのインセンティブを与えることが有効だということが

わかりました。(75P)

  

次の図1の写真も参考になります。

Epson699a (75P)

 

  

インプットに対して、近い将来(すぐ)に”ご褒美”が

とても効果的と言うわけです。

  

これはいい情報だと思って読みました。

  

中牧さんの文章からの引用は次の投稿につづく。

 

2016年9月19日 (月)

フェルメール盗難事件/史上最大の奪還作戦

 

今日は9月19日。

  

8月24日放映の番組

アナザーストーリーズ 運命の分岐点 フェルメール盗難事件

」を見ました。

  

Rimg0354

1986年5月21日。

アイルランドで20世紀最大の名画盗難事件がありました。

その中の一品が上のフェルメール作「手紙を書く女と召使い」。

犯人はギャングのボス、マーティン・カーヒル。

Rimg0353

犯罪の天才でした。 手下を使って、多くの犯罪を行い、

「将軍(ジェネラル)」と呼ばれていました。

  

警察は名画奪還に向けて動きます。

その中心人物が、ミスター・リスクの異名を取る

スコットランドヤードの捜査官で、

美術犯罪スペシャリスト、チャーリー・ヒル。

かれはおとり捜査と言う手法で、命を懸けた捜査を継続します。

  

一度はアメリカのFBIと組んで、

名画奪還に迫りましたが、FBI側にミスがあって失敗します。

しかしヒルは継続捜査。

7年経って、チャンスが到来。

今度は奪還に成功しました。

Rimg0348  

犯人カーヒルは、翌年殺されました。

犯罪の天才も、名画を盗んでからはうまくいかなくなり、

最後は殺されてしまいました。名画に呪われたようになりました。

Rimg0349

番組はその名画奪還までの緊迫のストーリーを紹介してくれました。

面白かった。

名画奪還の陰に、命を懸けた捜査官の活躍があったことを知りました。

ヒルが言った言葉です。

  

あの失態(FBIとの捜査)は予想できなかったし、

こんなに時間がかかるとは思わなかった。

でも奪還できると確信していた。

私には哲学があるんだ。

やってみて、失敗しても、そんなこと気にするな。

また挑戦し、失敗しても、前よりうまく失敗すればいいんだ。

Rimg0352 ↑ヒル

  

これって、昨日の投稿で書いた

「幸せを構成する四つの因子」のうちの、

①「やってみよう!」因子 へ導く言葉と言えます。

 

番組のラストで、案内人の真木よう子が語ります。

  

(盗まれたフェルメールの絵画など)その絵は、

かかわった人たちの運命を大きく揺さぶりました。

子どものように愛情を注いだ者(絵の持ち主だったバイト卿夫妻)、

絵に呪われ破滅した者(カーヒル)、

そしてその奪還に人生を捧げた者(ヒル)。

世界的名画は、人々の運命を飲み込みながら、輝き続けます。

  

 

手紙を書く女と召使い」は、

2008年、2011年に日本に来ています。

このような出来事を知ったことで、

本物の「手紙を書く女と召使い」の輝きを味わいたくなりました。

次の機会は見に行くぞ。

(やはり、テレビ番組は、自分の行動のきっかけになります)

  

最近、5月21日放映の「美の巨人 フェルメール 『デルフトの眺望』

人生のすべてを込めた風景画」を見たばかりでした。

ブログにも何回も登場しているフェルメール。

ほっとけない人です。

最近の写真

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楽餓鬼

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いま ここ 浜松

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