リオ・パラリンピック/ボッチャ 日本代表
今日は9月10日。
前投稿に引き続き、8月31日放映の
「ハートネットTV 2016 リオパラリンピック 第13回 ボッチャ」より。
リオ・パラリンピックの日本代表キャプテンである
杉村英孝さんです。
ボッチャについて杉村さんはこう語っています。
「ルールがとても簡単なので、だれでも簡単にできるスポーツですし、
ですけど、戦術ですとか、相手との駆け引きがあって、
そういったところで、奥深いスポーツでもあります」
相手との駆け引きもあるとなると、確かに奥が深い。
日本代表は強いのか?
ハートネットTVのHPから引用します。
※ハートネットTV 2016 リオパラリンピック 第13回 ボッチャ
日本チームは、ロンドンパラリンピックで7位でしたが、
昨年ポーランドで開催された国際大会では優勝するなど、
着実に実力をつけてきています。
期待したいです。
ボッチャが行なわれるのは、日本時間の今日の深夜の予定です。
杉村さんのことを上記サイトでは、次のように書いています。
日本チームのキャプテン・杉村英孝さん(34)は、
緻密な戦術眼を持ち、次に誰がどこに投げるべきかを指示する、
チームの司令塔です。
司令塔の杉村さんは、静岡県伊東市在住。
週に5日、介護施設で働いています。
世界で活躍している杉村さんを、職場が応援しているそうです。
職場のリハビリ室が開いているときは、杉村さんの練習場。
杉村さんは両手両足に麻痺があり、筋肉が極端に緩んでいる状態。
力を入れて体を動かすことが難しい。
したがって、プレーをするためには、様々な道具が欠かせないそうです。
投げる時に、少しでも踏ん張れるように、
足を固定するベルト↓
ウレタンのパッドで、体がずれないようにしています↓
ボールを投げるのは左手。
ほとんど力が入らないので、固いボールだと握ることができません。
杉村さんは、ボールの素材を選び、軟らかさを調節して、
握りやすいものにしているそうです↓
練習はひたすら投げるそうです。
毎日2~3時間。時には1日200球投げるそうです。
日本代表のメンバーで、もう一人紹介されました。
藤井友里子さんです。
銀行員としてフルタイムで働いています。
藤井さんは、腕や指がこわばって動かないために、
ボールを頭の横に構えて叩き落とすという
独特のフォームで投球します。
藤井さんは、生後間もなくはしかにかかり、脳性まひとなりました。
手足の自由はほとんどきかなくなりました。
障害のある自分には、楽しめることがないと、
家に閉じこもっている生活を送っていました。
転機は、30歳の時に偶然知ったボッチャ。
誰もがプレーでき、活躍できる競技。衝撃を受けたそうです。
藤井さんはこう言っています。
「何をやっても面白くないっていうふうに育ってきたので、
自分の考えで自分でやって、自分で楽しいと思えるスポーツが
ボッチャだった」
ボッチャを知って、夢中で続けた10年。
藤井さんは、日本代表として
パラリンピックに出場するまでになっていました。
藤井さんはこう言っています。
「ボッチャに出会って、ボッチャで世界に行って、
みんなができないようなことをできている。
障害があってよかった、脳性まひでよかった、
ボッチャができてよかった、という考えに変わりました。」
ボッチャの日本代表を応援したいですね。
今晩、テレビ放送はあるのかな?
そうそう、スタジオで杉村さんが来ていたシャツ。
そのマークがいい。
このシャツが欲しいなあ。
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