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2016年9月19日 (月)

フェルメール盗難事件/史上最大の奪還作戦

 

今日は9月19日。

  

8月24日放映の番組

アナザーストーリーズ 運命の分岐点 フェルメール盗難事件

」を見ました。

  

Rimg0354

1986年5月21日。

アイルランドで20世紀最大の名画盗難事件がありました。

その中の一品が上のフェルメール作「手紙を書く女と召使い」。

犯人はギャングのボス、マーティン・カーヒル。

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犯罪の天才でした。 手下を使って、多くの犯罪を行い、

「将軍(ジェネラル)」と呼ばれていました。

  

警察は名画奪還に向けて動きます。

その中心人物が、ミスター・リスクの異名を取る

スコットランドヤードの捜査官で、

美術犯罪スペシャリスト、チャーリー・ヒル。

かれはおとり捜査と言う手法で、命を懸けた捜査を継続します。

  

一度はアメリカのFBIと組んで、

名画奪還に迫りましたが、FBI側にミスがあって失敗します。

しかしヒルは継続捜査。

7年経って、チャンスが到来。

今度は奪還に成功しました。

Rimg0348  

犯人カーヒルは、翌年殺されました。

犯罪の天才も、名画を盗んでからはうまくいかなくなり、

最後は殺されてしまいました。名画に呪われたようになりました。

Rimg0349

番組はその名画奪還までの緊迫のストーリーを紹介してくれました。

面白かった。

名画奪還の陰に、命を懸けた捜査官の活躍があったことを知りました。

ヒルが言った言葉です。

  

あの失態(FBIとの捜査)は予想できなかったし、

こんなに時間がかかるとは思わなかった。

でも奪還できると確信していた。

私には哲学があるんだ。

やってみて、失敗しても、そんなこと気にするな。

また挑戦し、失敗しても、前よりうまく失敗すればいいんだ。

Rimg0352 ↑ヒル

  

これって、昨日の投稿で書いた

「幸せを構成する四つの因子」のうちの、

①「やってみよう!」因子 へ導く言葉と言えます。

 

番組のラストで、案内人の真木よう子が語ります。

  

(盗まれたフェルメールの絵画など)その絵は、

かかわった人たちの運命を大きく揺さぶりました。

子どものように愛情を注いだ者(絵の持ち主だったバイト卿夫妻)、

絵に呪われ破滅した者(カーヒル)、

そしてその奪還に人生を捧げた者(ヒル)。

世界的名画は、人々の運命を飲み込みながら、輝き続けます。

  

 

手紙を書く女と召使い」は、

2008年、2011年に日本に来ています。

このような出来事を知ったことで、

本物の「手紙を書く女と召使い」の輝きを味わいたくなりました。

次の機会は見に行くぞ。

(やはり、テレビ番組は、自分の行動のきっかけになります)

  

最近、5月21日放映の「美の巨人 フェルメール 『デルフトの眺望』

人生のすべてを込めた風景画」を見たばかりでした。

ブログにも何回も登場しているフェルメール。

ほっとけない人です。

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