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2024年5月

2024年5月20日 (月)

16年ぶりにクロコノマチョウに会いたい

   

今日は令和6年5月20日。今日も「即今着手」

  

先日紹介した動画。

この動画の中身で、ブログに書き留めておきたいことがありました。

珍虫オオシラホシハゴロモ発見!!【愛知県森林公園】

4分30秒付近から見てください。

動画の作成者は、森林公園に虫がいないか探しています。

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こういうイネ科の植物には、クロコノマチョウの幼虫が

いるんだけどなあと言いながら探し始めます。

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「食痕(しょくこん)があるから見てみましょう」と

最初にめくった葉っぱの裏に・・・・

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素晴らしい!

一発で見つけてしまいました。

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これはいい形、いい顔をしている幼虫です。

ああ、自分もこうやって見つけてみたいなと思いました。

  

クロコノマチョウは検索したら、

今までに3回ブログに登場しています。

同僚の先生が捕まえてきてくれたのを、

飼育箱で飼っていました。

ここでも道草 ルリタテハの羽化/再びクロコノマチョウ(2008年10月18日投稿)

この時に、一緒に羽化したてのルリタテハと

記念写真を撮っています。

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ルリタテハも懐かしいチョウです。

これも子どもたちに見せたいチョウですね。

  

  

今回縁があったので、久々クロコノマチョウの勉強。

ネットでクロコノマチョウを調べます。

まずは成虫。

昆虫エクスプローラ クロコノマチョウ

次のように書いてありました。

  

はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。

はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。

日中はうすぐらい雑木林の中にいてあまり飛ばず、夕方になると林内

や林縁を活発に飛び回る。クヌギなどの樹液や、果実に集まる。

幼虫の食草は、ススキ、ジュズダマ、ヨシなど。

  

秋に生まれた成虫は、成虫で越冬します。

成虫を観察できるのは、3月〜11月。

1枚写真を転載します。

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次は幼虫。

同じ昆虫エクスプローラ。

昆虫エクスプローラ クロコノマチョウ(幼虫)

  

寄主植物 ススキ・ヨシ・オギ・アブラススキ・ジュズダマ・チヂミザサ・

メヒシバ・チガヤ・ナルコビエ・アワ・トウモロコシ(イネ科)など

  

発生時期は5月〜10月なので、今がチャンスです。

  

3枚写真を転載。

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幼虫は、まだ若齢の時には群れで生活する習性があるそうです。

  

動画で、クロコノマチョウの幼虫を採りにいくものがありました。

なにこの可愛い幼虫!? クロコノマチョウをご紹介!

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この動画では、数珠玉の葉っぱで探しています。

私も探してみたい。

いい草、どこかになかったかな。

  

16年ぶりに、クロコノマチョウに関わるぞ。

2024年5月18日 (土)

しばらく庭で飛び回っていてくれたアオスジアゲハ

   

今日は令和6年5月18日。

  

午後、我が家の庭のグランドカバーの植物の花に、

アオスジアゲハがやってきました。

小さな花ですが、飛び回っては蜜を吸っていました。

アオスジアゲハの青色が濃い目に見えて、

とてもいい色でした。

ながめていました。

もし、家の中に入ってスマホを持ってきても、

その間にアオスジアゲハはどっかいってしまうだろうと思って

目に焼き付けようと見ていました。

  

でも、しばらくしても、アオスジアゲハは立ち去らず、

花から花に飛び回っていました。

もしかしたら、スマホを撮りに行っても大丈夫かと思い、

急いで家に入り、2階に駆け上がって、スマホを持ってきました。

写真を撮ることができました。

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この姿、格好いいでしょ。

アップしてみます。

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動画も撮ってみました。4分あまり、ずっとアオスジアゲハを追いかけました。

2024年5月18日 グラウンドカバーの花を飛び回るアオスジアゲハを追いかけて4分。

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アオスジアゲハをブログの中に飼うことができた気分です。

なんとかハゴロモの幼虫を初めて見た!

   

今日は令和6年5月18日。

  

昨日(5月17日)、不思議な生き物と出合いました。

通級学級の時間。

5年生の男の子と、アゲハの幼虫を観察していました。

その時に、男の子が気がつきました。

巣箱の蓋の上をちょこちょこ歩いている白い虫に。

なんだ、この虫?

白いほこりのような形をしていて、それが動いているので奇妙です。

でもよく見ると、ちゃんと胴体があり、足があり、

ほこりのようなものはお尻につけているようです。

写真を撮りました。

小さくてピントが合わせにくかったです。

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柚子(ユズ)の茎のトゲに立つ。

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写真じゃわかりにくいですよね。

動画も撮ってみました。

3本YouTubeにアップしてみました。

写真よりはわかるかな。

2024年5月17日 なんとかハゴロモの幼虫だと思います

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2024年5月17日 なんとかなんとかハゴロモの幼虫だと思います その2

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2024年5月17日 なんとかハゴロモの幼虫だと思います その3

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この虫はなんだろうと思って調べました。

Googleの画像検索で、オオシラホシハゴロモの幼虫と

判断しました。

本当でしょうか。

そうだとしたら、ちょっと貴重な虫のようです。

日本でも一部でしか発見されていない虫です。

大阪、兵庫、岐阜・・・ついに愛知でも発見!てことになります。

  

でも次の動画を見ると違うようです。

珍虫オオシラホシハゴロモ発見【愛知県森林公園】(3年前)

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そっくりの虫ですよね。

この動画ではオオシラホシハゴロモの幼虫としています。

すでに3年前に、愛知県で見つかっているようです。

でも後日、オオシラホシハゴロモではないとわかります。

この動画。

あのハゴロモの幼虫は、オオシラホシハゴロモではなかった!(3年前)

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幼虫が成長するときに、このような模様ができてくるのは

おかしいようです。オオシラホシハゴロモではない可能性が

出てきたということです。

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3年前には和名がついていませんでしたが、

昨年の6月に名前がついたそうです。

チュウゴクアミガサハゴロモです。

  

子どもが見つけた今回の虫も、成虫になるとわかりそうです。

ユズの葉っぱが入った巣箱から出てきたので、

現在、ボトルにユズの枝葉を入れて、

飼育っぽいことをしています。

現在まだ生きています。

こうなったら成虫になるまで育ててみて、どんな成虫になるか

確かめてみようかな。

  

ちなみに、オオシラホシハゴロモの成虫は、

こんな姿です。

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岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室


   

どうやって飼育するのか手探りですが、

通級教室で、子どもたちと楽しみを共有しながら

やっていきたいです。
  


  











  

昔のオオバコはこんなのだぞ

   

今日は令和6年5月18日。今日も「即今着手」

  

前記事でツボミオオバコのことを書きました。

ツボミオオバコが跋扈(ばっこ)することで、

以前のオオバコは見ることができないのか。

それは寂しいなと思います。

もし見かけたら、写真に撮り、このブログでしっかり紹介します。

  

せめて、現時点で、以前のオオバコはこんなのだよと、

示しておきたいと思いました。

ネットで写真を探しました。

7年前の記事でその写真を見かけました。

雑草をめぐる物語 オオバコの名前の由来(2017年5月13日)

雑草をめぐる物語 オオバコの生き残り術(2017年5月13日)

ここから写真を転載します。

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これですよ、これが私がお馴染みのオオバコです。

  

このサイトの運営者は、オオバコの絵を描いています。

  

◆オオバコのイラストを何点か描きました。下記リンク先より無料でダ
 
ウンロードできます。ダウンロードの際にはサイトにログインする必要
 
がありますので会員でない方はメールアドレスとパスワードを登録して
 
ください。これも無料ですのでご安心ください。私も無料会員で5年以
 
上利用しております。
 
  
  
「イラストAC」は自分もよく利用しています。
  
無料なのに、けっこう絵が多いので、ありがたいです。
  
運営者が描いたオオバコの絵を2枚転載します。
  

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「雑草をめぐる物語」にもツボミオオバコが登場します。
   
その部分の写真。
  

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同感です。
  
穂が長いのが、すごく違和感。
  
こんなのが増えて欲しくないな。
 

2024年5月17日 (金)

5月6日のお墓参り/ツボミオオバコ

   

今日は令和6年5月17日。今日は「即今着手」

   

5月6日にお墓参りに行った時に気がついた植物。

これはびっくりでした。

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この植物はなんだ?と思いました。

オオバコに似ているけど、私が知っているオオバコではありません。

奇妙です。

墓地の駐車場には、群生していました。

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花の部分を、もぎ取って、地面に置いて撮影↓

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このオオバコに似た植物は、我が家の近所にあるグラウンドにも

群生していて、ここにもいるのかと驚きました。

  

この植物の正体は?

ここでまた楽餓鬼さんのサイトを参考。

楽餓鬼 オオバコではなく,ツボミオオバコです(2021年5月)

私が昔見たオオバコではなくて、

ツボミオオバコという名前の種類なのだそうです。

  

さらにこのサイトも参考にします。

道ばたに見る春の草たち オオバコ科のなかま

ここにあるツボミオオバコの説明を引用します。

写真も転載します。

 

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オオバコと同じように,人の踏みつけに耐えられるので,グランドや

公園などの人のよく通るところや芝生にも侵入し,最近の市街地では,

古くからあったオオバコよりも,北アメリカ原産のこのツボミオオバ

コ(写真73)の方が多く見られるようになりました.

ロゼット(写真72)の写真のまん中の,星形に葉を重ねているのが

ツボミオオバコで,近くの,十字形の、うすい緑色はオランダミミナ

グサの幼植物です.

オオバコは1年を通して生える多年草ですが,ツボミオオバコは冬を

越し,春から夏にかけて花を開き,実を結んで枯れていく越年草(え

つねんそう)です.

1976年に出された本には,全国に広がっているがあまり多くはない,

と書いてありましたが,2001年の別の本では,先の説明のように,

群がって生えるほどのふえようです.時代の移り方が分かります.

  

そうか、いつの間にか従来のオオバコよりも、

ツボミオオバコが増えて席巻しているのですね。

寂しいなあ。

花の立っている部分が、背が高く、圧倒的なのが、

気に入りません。

新参者なのだから、もっと腰を低くしてないとね。

  

越年草とのこと。

冬のお墓参りの時には、駐車場の地面を観察したいです。

上の写真のようなロゼットが本当にあるかどうか。

日記に書いておきます。

2024年5月16日 (木)

5月6日のお墓参り/アカバナユウゲショウ キリ

   

今日は令和6年5月16日。

  

我が家のお墓は、自動車で片道30分かかるので、

なかなかお墓参りには行けません。

それでも、毎月行こうとはしています。

  

5月6日にお墓参りに行きました。

4月にお墓参りに行った時には、

タネツケバナを発見、タネを飛ばして楽しみました。

ここでも道草 お墓参り/タネツケバナのタネ飛散、悲惨(2024年4月11日投稿)

今回のお墓参りでも、目が行くのは植物でした。

  

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おそらく除草剤が撒かれていると思いますが、

それをモノともせずに成長しているこのピンクの花。

アカバナユウゲショウ。

12年前に出合っています。

ここでも道草 5月中旬の花々10 アカバナユウゲショウ(2012年5月21日投稿)

いいピンク色です。そのピンクに白いおしべ。これもいい。

12年前の調べによると、北アメリカ原産で、

明治に日本に持ち込まれた植物。

今回調べたことで、ユウゲショウという名前は、

夕方開花するからだと言われますが、

今回も昼日中に咲いていました。朝から咲くとも言われています。

はて?

  

墓地には、気になる植物があります。

キリ(桐)です。

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花札でお馴染みのキリ(桐)ですが、

どんな植物なのか、花札からは正確に

イメージできていませんでした。

  

花札には、葉っぱと花しか描かれていないので、

地面から生えてきている植物のように思っていました。

2008年に、初めてこれがキリだと認識した写真です。

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そうか、枝の上に葉っぱと花のセットがあるんだな、

花札はその部分を絵にしたんだなと知りました。

  

キリに関して勉強になるサイトを見つけました。

UCHI-NOTE 【花札12月の花は桐】意味や動物・読み方についてわかりやすく解説!

勉強になるサイトですが、特に印象に残った部分を転載。

  

桐はゴマノハグサ科キリ属に属している落葉樹です。

ご覧のように見た目は木ですが、実はゴマノハグサ科という「草」の

仲間で、ゴマノハグサ科の中でも桐だけが木のように大きくなります。

ちなみに「桐」という漢字は木と同じと書きます。これも草の名残な
 
んでしょうね。
   
 
 
キリは草の仲間だったの。
 
でも木のように大きくなるから木と同じで「桐」
 
本当でしょうか。面白い説です。
  
  
6月のお墓参りでは、キリの花をしっかり観察してみたいです。
  
  
5月6日のお墓参りでは、もう一つとても気になった植物があります。
  
その植物については、明日ですね。
  
午後10時には寝ようと思っていたのに、
  
30分オーバーです。

20240503 愛知県民の森⑦ シダの群生地にできた模様

   

今日は令和6年5月16日。

   

前記事に引き続き、5月3日の山の報告の続きです。

これがラストになる予定。

     

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シダ植物(ウラジロシダと思われる)の群生地。

新しい葉っぱが作る模様が素晴らしい。

ネットには、もっと上手に写真を撮られている方がいました。

滋賀を歩こう 2017年06月14日 ウラジロの美しい紋様/三上山

転載します。

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ね、いいでしょ。

  

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愛知県民の森の広場です。

  

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もうじきゴールという時に見かけた花。

昔見たぞ。

調べました。

オオベニウツギのようです。

でもブログの過去記事を検索しても出てきませんでした。

ブログ初登場でした。


  

ゴールに着いたのは午後2時ちょうど。

午前7時15分に歩き出したので、

6時間45分間、山にいました。

今回も気持ちよく歩けた登山でした。



  

20240503 愛知県民の森⑥ 2年後に日本一周の旅に出る方と歩く

   

今日は令和6年5月16日。

   

前記事に引き続き、5月3日の山の報告の続きです。

   

中の上臈を後にして、同じ道を戻りました。

ところが、おかしいぞと思って、調べたら、

コースから外れていました。

正しいコースに戻るときに、この看板がありました。

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あいにく、この看板がない道を歩いて、コースアウトしてました。

   

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本当に新鮮なシャクナゲの花を見られた登山でしたね。

  

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これはツツジ。次のは?

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私が写真を撮っていたら、他の登山者が「ドウダンツツジですかね」と

教えてくれました。

白ではなく黄色の花のドウダンツツジ。

先日調べて、記事にもしましたが、

アブラツツジと思われます。

  

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北尾根を少し歩いて、ここから明治百年記念広場を目指して

尾根を下ることになりました。

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今回、途中から一緒に歩いた方がいました。

私より年齢が1歳上の方です。

調理師さんです。

あと2年後に、キャンピングカーで日本一周を計画しているそうです。

過去に30日間で日本一周をしたことがあるそうです。

その時にあわてた旅行だったので、今度の日本一周には

5年ほどかけたいと言っていました。

独身。奥さんがいたら、できない日本一周だと言っていました。

1人だからできる。たとえ夫婦でも、ずっと長期間の旅行をして、

ずっと顔を合わせていると意見が合わず、喧嘩してしまいます。

そんな夫婦をいくつも見ましたとのこと。

確かにそうだろうなと思います。

ほぼ同年齢の方の、大きな計画を聞いて、すごいなあと思いました。

自分の人生も充実させたいなと思います。

その方が言ってました。

「問題は体力ではなくて、気力」

気力がないと、動けない。

今は気力はあるけど、衰えないように工夫しないとなあ。

そのためには、まずは健康第一ですね。

  

その方とは、日航機123便墜落事故について、

熱く語る時間もありました。

私は青山透子さんが推理するように、

自衛隊が、証拠隠滅のために、火炎放射器で生存者まで

燃やしたという説ですが、

その方は、たとえ訓練された特別の部隊だとしても、

生存者まで火をかけることはできないのではないかという説。

私も最初に知った時には、そんなことをするか?と思ったこと。

でも今は、やっぱりあったことと信じています。

  

その方とは、名前も互いに聞かなくて、

駐車場付近でお別れしました。

20240503 愛知県民の森⑤ 中の上臈

   

今日は令和6年5月16日。

   

前記事に引き続き、5月3日の山の報告の続きです。

   

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2年前に来た時のことを思い出しました。

上臈岩の手前に、馬の背があって、そこからの景色が良かったことを。

  

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ついにやって来た「中の上臈」。

  

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湖面の形が猫の顔に見えると話題になっているらしいです。

この写真がそれ。

確かに猫の顔ですね。

どれくらい話題になっているのか、検索してみました。

「上臈岩 猫の顔 鳳来湖」で検索すると、

いろいろ出てきました。

その中の一つ。

YAMAP 青い🐾猫耳の(ΦωΦ)鳳来湖 上臈岩

昨年2月の写真。

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冬だから水が少なく、猫の顔に白い輪郭があります。

  

私の写真に戻ります。

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上臈岩を見ます。

2年前は、あの危険な崖の上に立ちましたが、

今回はいいかとパスしました。

  

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とても私には立てない場所に立っている人がいました。

撮影させてもらいました。

  

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ね、いいところでしょ。

これが今回の登山の目的地です。

  

ここで昼食。

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そして中の上臈を出発する時に、名残惜しい気持ちで1枚。

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次々に登山者が来ていました。

天気も良かったですからね。

  

20240503 愛知県民の森④ ぶら下がっていたヒョウモンエダシャク

   

今日は令和6年5月16日。今日も「即今着手」

  

前記事に引き続き、5月3日の山の報告の続きです。

  

目的地の上臈岩(じょうろういわ)が近づいてきました。

  

Img_5923

ここで私の気に止まったのは虫。

この虫の撮影のために、私はメンバーからかなり置いていかれます。

  

その虫は、木から糸でぶら下がっていました。

黄色の幼虫を私は、スマホで撮影しようとしましたが、

ふらふら揺れてピントが合いません。

メンバーには置いていかれるは、他のメンバーが抜いていくはで、

時間がかかりました。

あきらめて、糸を切って、黄色の幼虫を地面に落として

撮影しました。

  

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動画も撮りました。

愛知県民の森 黄色のシャクトリムシが木からぶら下がっていた

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ヒョウモンエダシャクの幼虫と思われます。

かのんの樹木図鑑 ヒョウモンエダシャク

このサイトから成虫の写真。

Img_5674

おう!これは昨年出合っています。

ここでも道草 20230730三湖台・樹海を歩く ヒョウモンエダシャク

この時、幼虫の食草がアセビだと知って驚いています。

上の「かのんの樹木図鑑」にはさらに詳しく書いてありました。

引用します。

  

幼虫はアセビを食草とし、毒成分のアセボトキシンを体内に溜め込

む。自宅で飼育していたニホンヒキガエルにヒョウモンエダシャク

を餌として与えると、何度も食っては吐き出し、翅がほとんどなく

なってしまったことがある。 

  

幼虫に溜め込まれたアセボトキシンが、成虫にもあるのですね。

2年連続で出合った虫。

縁を感じますね。

  

   

ここで疑問。

なぜ虫は糸でぶら下がるのだろう。

さんざんぶら下がった虫を見てきました、今回初めて疑問に思いました。

ネットで調べました。

このサイトがいいかな。

「日々の理科」(第1433号)「ぶらさがり幼虫」

このレポートで、虫がぶら下がる理由が書いてあります。

  

昆虫の幼虫は、毒をもつものもいるが、通常は積極 的な攻撃手段を持

たない。鳥やハチなどの天敵に襲われそうになると、逃げる以外に身を

守る手段はない。しかし幼虫の進む速さはカタツムリ並みで、とても逃

げおおせるものではない。高速で逃げられる方法は、 重力を利用した

「落下」以外にはないのである。

天敵に襲われそうになると、咄嗟に自ら枝から落下するのである。しか

し、地面に落ちたら最後。アリの大群やスズメの格好の餌食になってし

まう。そこで、枝に戻れるように、自ら急いで糸を吐いて、それにぶら

下がるという忍術を使うのだ。 私はちょうど落下する一瞬を見たことが

あるが、体長の 20 倍もありそうな高さを一瞬で落下していた。 その一

瞬で1メートル以上の糸を吐いて、それにつかまっているのだから、驚

異的な能力である。  

  

咄嗟に糸を出して、今いた葉っぱに糸の先端を貼り付けて、

落下するわけですよね。

すごいことだなあと思います。

そして後悔します。

せっかくぶら下がっていたヒョウモンエダシャクの幼虫を、

撮影のために糸を切って地面に置いたこと。

なんて私は悪いことをしてしまったのだろう。

撮影後、アリの攻撃を受けていないことを願います。

  

  

ちなみに、「ぶらさがり幼虫」のレポートを書いた人は

小学校の先生でした。

面白い活動をしている同業者だなと思いました。

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