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2025年7月 2日 (水)

クリのイガはだんだん硬くなります

   

今日は令和7年7月2日。

  

そうか、今月の7日は、7月3つ並ぶ日なんだと

気がつきました。あと5日。

  

今日は栗(クリ)について書きます。

今がクリの実を見に行くといいタイミングだからです。

栗と言うと、こんなイメージがあると思います。

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周りに痛い棘があるこの状態。

この棘の名前は「イガ」

イガは硬いものというイメージです。

  

でもね今はちょっと違う。

ここでも道草 勤務校の自然/イガグリの赤ちゃん(2025年6月17日投稿)

この記事に6月13日のクリの実の写真がありますが、

それから半月、実は成長しています。

昨日撮った勤務校のクリの写真です。

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一見、痛そうですが、まだイガは柔らかいのです。

(少し硬くなってきました)

このクリの赤ちゃんに気がついたのは、2009年のことでした。

ここでも道草 クリの実の赤ちゃんを見つけた(2009年6月8日投稿)

硬いイメージのイガが、柔らかい。

この体験を子どもにさせたい。

それは今しかない。

今日の授業に入れたい。

  

ちなみになぜイガは痛いのか。

ニッポン放送NEWSONLINE

このサイトによると、虫を近づけない説が有力だそうです。

クリシギゾウムシが、栗に卵を産みつけるのです。

クリシギゾウムシが産卵する動画は見つかりませんでしたが、

コナラシギゾウムシの穿孔、産卵シーンをきれいに

撮影された動画がありました。


YouTube: コナラシギゾウムシの産卵

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