200本目の投稿・・・教室から見えるユッカ
学年の畑を耕して、カブの種をまこうとしていますが、雑草の根をなかなか取りきれません。
このままでは時期を逸してしまいそうなので、今日種まきをしようと思います。
その畑の傍らに、とがった堅い葉っぱを持つ植物があります。(上の写真/9月23日撮影)
6年半勤めて、気にも留めなかったのが不思議なくらい立派な植物です。
ちょうど1年2組の教室から見える位置です。
他の先生から「ユッカという名前だよ」と教えてもらいました。
昨日10月3日、だいぶ花が咲いてきました。 見事なものです。
ユッカは普通はこの後、実が生ります。
その実は食べれるそうです。
しかし、日本では実が生りません。なぜか?
ユッカが実をつくるためには、ユッカガという蛾がいなくてはならないのだそうです。
ユッカガはユッカの受粉を行い、その時にユッカの中に産卵します。
幼虫は生まれると、ユッカの実を食べます。でもそれはできた実の一部。
ユッカとユッカガは共生関係なのです。ちょっと特殊な共生です。
そのユッカガが日本にはいないのです。だから実がなりません。
「ユッカ」・・・こんな面白い秘密をもっていました。また得をした気分です。
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