ミノムシのその後 ミノを切開して、メスの成虫発見
今日は令和7年7月14日。
ミノムシを前回切り開いたのは、
この時でした。
羽化した後、オスはミノから出ていきますが、
メスはそのままミノの中にいることを書きました。
その後のことを書きます。
6月21日(土)に、奥さんの実家・設楽町に行きました。
ブルーベリー小屋の草取りをしました。
その時にまたミノムシを見かけました。
今回は葉っぱに貼り付いたミノムシ。
もしかしたら、これは幼虫がいるミノムシかと喜びました。
映像では見たけど、ミノムシの幼虫が、ミノを背負って動く姿を
見たいと思っていました。
6月8日(日)に、磐田市竜洋昆虫自然観察館に行って、
このミノムシを見たのが、自分に「見たい」気持ちを高めたと思います。
ミノムシが展示されていて、そのケースの下には糞。
ミノムシはミノに入っているけど、糞はどうしているんだろう?
そんなことが気になりました。
ミノの下から、お尻を出してするんだろうな、
それを確かめてみたい。
ミノの中に幼虫がいるミノムシ
それが私の課題になりました。
木の枝に付いているのは、おそらく成虫になったミノムシのミノ。
今回のは葉っぱに付いていたので、きっと幼虫のお食事中だったと予想。
剪定して、そのミノムシと葉っぱと枝は家に持ち帰りました。
様子を見ていましたが、葉っぱに付いたミノムシは、全く動きません。
幼虫だったら、動くはず。
6月23日。
授業で、子どもと一緒に葉っぱに付いたミノムシを
解体してみようということに。
幼虫を期待しましたが、違いました。
成虫のメスです。
先日はすでに死んでいるメスの成虫を見ましたが、
今回はしっかり生きていました。
あらためて、ミノムシのメスの成虫は、
まるで幼虫のような姿をしていることを確認しました。
切り開いたことで、もし幼虫なら糸を吐いたりして修繕すると
考えられますが、メスの成虫はどうなんだろう。
切り開いたままではいかんと思って、
さらにメスの成虫には修繕する力がないと予想して、
雑ですが、ボンドで切り開いたところを接着させて、
修繕しました。
次に考えることは、このミノムシをどこに置くかです。
メスの成虫は、オスの成虫を待つので、教室の虫かごでは、
もちろんダメです。
どうしようか。
決めたのは、私が出勤日に車を止める駐車場の横にあるイチョウの木。
こちらもボンドで貼り付けました。
6月23日に木に貼り付けましたが、
翌6月24日の朝には、上の写真のように、
まだボンドの白い部分が残っていました。
どちらを上にするか迷いましたが、発見時と同じように、
お尻を上にする形で接着しました。
これが良かったかどうかはわかりません。
その翌日の6月25日なると、白いところは無くなり、
イチョウの木に馴染んでいました。
これで、オスの成虫が来て、交尾できるといいです。
幼虫の入ったミノムシ。
今回はダメでしたが、7月6日(日)に、
また設楽町に行ってブルーベリー小屋の除草作業をしていたら、
ついに発見できました。
次の記事で書きます。
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