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2025年7月14日 (月)

ミノムシのその後 ミノを切開して、メスの成虫発見

    

今日は令和7年7月14日。

  

ミノムシを前回切り開いたのは、

この時でした。

羽化した後のミノムシ(2025年6月12日投稿)

  

羽化した後、オスはミノから出ていきますが、

メスはそのままミノの中にいることを書きました。

その後のことを書きます。

  

6月21日(土)に、奥さんの実家・設楽町に行きました。

ブルーベリー小屋の草取りをしました。

その時にまたミノムシを見かけました。

今回は葉っぱに貼り付いたミノムシ。

もしかしたら、これは幼虫がいるミノムシかと喜びました。

映像では見たけど、ミノムシの幼虫が、ミノを背負って動く姿を

見たいと思っていました。

6月8日(日)に、磐田市竜洋昆虫自然観察館に行って、

このミノムシを見たのが、自分に「見たい」気持ちを高めたと思います。

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ミノムシが展示されていて、そのケースの下には糞。

ミノムシはミノに入っているけど、糞はどうしているんだろう?

そんなことが気になりました。

ミノの下から、お尻を出してするんだろうな、

それを確かめてみたい。

  

ミノの中に幼虫がいるミノムシ

それが私の課題になりました。

  

木の枝に付いているのは、おそらく成虫になったミノムシのミノ。

今回のは葉っぱに付いていたので、きっと幼虫のお食事中だったと予想。

剪定して、そのミノムシと葉っぱと枝は家に持ち帰りました。

様子を見ていましたが、葉っぱに付いたミノムシは、全く動きません。

幼虫だったら、動くはず。

  

6月23日。

授業で、子どもと一緒に葉っぱに付いたミノムシを

解体してみようということに。

幼虫を期待しましたが、違いました。

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成虫のメスです。

先日はすでに死んでいるメスの成虫を見ましたが、

今回はしっかり生きていました。

あらためて、ミノムシのメスの成虫は、

まるで幼虫のような姿をしていることを確認しました。

 

切り開いたことで、もし幼虫なら糸を吐いたりして修繕すると

考えられますが、メスの成虫はどうなんだろう。

切り開いたままではいかんと思って、

さらにメスの成虫には修繕する力がないと予想して、

雑ですが、ボンドで切り開いたところを接着させて、

修繕しました。

次に考えることは、このミノムシをどこに置くかです。

メスの成虫は、オスの成虫を待つので、教室の虫かごでは、

もちろんダメです。

どうしようか。

決めたのは、私が出勤日に車を止める駐車場の横にあるイチョウの木。

こちらもボンドで貼り付けました。

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6月23日に木に貼り付けましたが、

翌6月24日の朝には、上の写真のように、

まだボンドの白い部分が残っていました。

どちらを上にするか迷いましたが、発見時と同じように、

お尻を上にする形で接着しました。

これが良かったかどうかはわかりません。

その翌日の6月25日なると、白いところは無くなり、

イチョウの木に馴染んでいました。

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これで、オスの成虫が来て、交尾できるといいです。

   

幼虫の入ったミノムシ。

今回はダメでしたが、7月6日(日)に、

また設楽町に行ってブルーベリー小屋の除草作業をしていたら、

ついに発見できました。

次の記事で書きます。




        

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