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2022年8月

2022年8月18日 (木)

愛知県警察音楽隊の演奏を聴きました

     

今日は令和4年8月18日。

   

今日は町内会長の仕事で、

第13回豊川市安全なまちづくり推進大会に

参加してきました。

そこで愛知県警察音楽隊による演奏を聴いてきました。

  

先ごろはニュースで、この音楽隊のことを見ました。

刑事をやっていたけど、異動で音楽隊に入り、

奮闘する人の特集でした。

おそらくその方も、今日の音楽隊の中にいたと思います。

  

音楽隊の動画を見てインスピレーションを得た監督が作った映画が

「異動辞令は音楽隊!」

今回、音楽隊の指揮者をやっていた隊長が、

来週の金曜日(8月26日)が上映スタートだと教えてくれました。

これから上映なんだ。

もうとっくに始まっていると思っていました。


YouTube: 映画『異動辞令は音楽隊!』本予告【8月26日(金)全国ロードショー】

警察音楽隊のことがあまり知られていないので、

この映画で知っている人が増えるといいと隊長は言っていました。

そうですよね。

私もニュースで見たり、映画の存在を知っていたので、

今回は演奏を積極的に聴こうと思いました。

  

演奏の合間に、自転車の乗り方とか、詐欺についての話が

出ました。

7月から始めている自転車の散歩ですが、

やっぱりヘルメットをかぶらないといかんなあと思いました。

今日からかぶる。

  

映画は地元の豊川市や豊橋市がロケ地だったそうです。

俄然興味が湧きます。

息子も警察官。

いつかは息子も音楽隊に異動なんてこともあるのかな。

楽しい気持ちで演奏を聴きました。

2022年8月16日 (火)

「翼をください」④ とにかく書き始めた小説

  

今日は令和4年8月16日。

  

前記事に引き続き、

「翼をください」(原田マハ著/毎日新聞社)

より。

  

いまでもアメリカにはエイミー・イーグルウィングの信奉者は多い。

カンザスではエイミーの誕生日を記念した航空フェスティバルが毎

年行われ、スミソニアン博物館にも彼女のコーナーがあるくらいな

のだ。彼女の伝記はミュージカルや映画にもなっている。エイミー・

イーグルウィングとは、アメリカ人ならば誰もが絵本や教科書に見

つける偉人、永遠の英雄なのだ。

(452p)

  

映画「ナイトミュージアム2」はスミソニアン博物館が舞台で、

アメリア・イアハートが登場することは知っています。

この夏休み中に見ておきたい映画です。

  

ニッポンを設計された航空界の名匠、本庄季郎さんのご子息、本庄

創(はじめ)さんからも多くの資料をご提供いただいた。子供時代

にトンボの飛び方を注意深く観察していた季郎さんは、純粋な好奇

心をそのまま持ち続け、数々の名機を誕生させた。戦後、飛行機製

造を禁止されていたときは自転車の設計をし、平和な時代が訪れて

からは「鳥人間」の設計にも挑戦されたという。飛行機とメカニズ

ムに対する情熱と探求は生涯色あせることはなかった。

(475~476p) 

  

あとがきの原田マハさんの文章です。

世界一周を果たしたニッポンの設計者。

「季郎」は何と読むのだろうか?

Wikipediaで調べたら、「きろう」でした。

映画「風立ちぬ」(2013年)に、

主人公の堀越二郎の同僚として登場しているとのこと。

ぬぬぬ、この映画は見ているけど、そこまで意識して見ていません。

映画「風立ちぬ」ももう一度見なければ。

  

 

太平洋戦争の敗戦国となった日本は、戦後7年間、飛行機を製造す

ることが許されなかった。その呪縛が解けた1965年、戦後初の

国産飛行機YS11がようやく登場するが、すでに欧米航空機に支

配された世界マーケットに入っていくには時すでに遅く、事業的に

は成功したとはみなされなかった。しかし2008年、満を持して

新たな国産機の製造開始が発表された。それが三菱リージョナルジ

ェット(MRJ)である。日本が本格的に翼を取り戻す日がいよい

よ現実になるのだ。

(475~476p) 

  

戦後、日本は飛行機製造が禁止されていた歴史を復習。

YS11は子供心に夢中で見ていた覚えがあります。

機影は思い浮かびます。

この本が発刊されたのは、2009年。

その頃はMRJは、盛り上がったいたのでしょうが、今はどうなった?

Wikipedia

今は名称を変更しているようです。

Mitsubishi SpaceJetが新名称。

ただ今は事実上の開発凍結状態だそうです。

うまくいきませんね。

  

信じがたいほど膨大な資料と、徹底的な取材、いったいこれだけの

情報をどうやってまとめたらいいのか、当初は途方にくれてしまっ

た。しかしとにかく書き始めた。やみくもに羽ばたきを始めるヒナ

鳥のようなものだった。

(477p)

  

こんな感じで書き始めたんだなと思いました。

小説家の正直な思いに触れたように思いました。

でもこうやってすごい本を仕上げてしまうのだから

さすがです。

「翼をください」③ 「崩れ落ちる兵士」はやらせ?

    

今日は令和4年8月16日。

  

明日から出勤だというのに、腰痛の嵐。

午前中にがんばって垣根の剪定をしたのが原因か。

今晩は安静にして、明日に備えます。

  

前記事に引き続き、

「翼をください」(原田マハ著/毎日新聞社)

より。

  

破顔一笑。

(193p)

  

これは何と読むのだろう。そして意味は?

調べました。

日本漢字能力検定協会

読み方は「はがんいっしょう」

意味が難しい。上記の協会のHPから引用します。

 

大笑いしていません

「破顔一笑」とは、にっこり笑う様子をあらわす四字熟語だ。「顔が

破れる」と書くので、相好を崩して大笑いするような印象があるが、

実際は「破顔」は顔をほころばせること、「一笑」は軽く笑うという

意味なんだよ。おもしろいものを見ておかしくて笑うというよりは、

「合格の知らせに破顔一笑した」というように、心配事などがあった

けれどもよい知らせを聞いて笑顔になる、という場面で使うほうがふ

さわしいね。

   

私は「破顔」を見て大笑いをしていると思いました。

確かに「一笑」なのだから、それほど笑ってはいないのでしょう。

でもこの小説では、大笑いしている場面に使われているかな。

日本語は難しい。

  

自室の机の上にある読書灯を点して、山田は引き出しの中から二枚の

切り抜き記事を取り出した。写真が掲載されている。

一枚は、頭を撃ち抜かれた兵士が崩れ落ちる瞬間をとらえた写真だ。

スペイン内戦の最前線でこの衝撃的な一枚をとらえたのは、ロバート

・キャパ。無名の若いカメラマンだった。

暁星新聞パリ支局が、二年ほどまえ「若いが腕のいいユダヤ人カメラ

マンを雇った」と何枚かの写真を送ってきた。聞けば、その青年は、

暁星の特派員城戸又一から借りたライカで撮影したという。一枚、一

枚、どれを見ても呼吸が感じられるほど、人物や事件に肉薄する写真

だった。

その一年後、この写真ーーー「崩れ落ちる兵士」をフランスの雑誌「

ヴュ」に掲載して、無名の若者は一躍世界にその名を知られるように

なったのだ。

(203p) 

  

ロバート・キャパは、日本の新聞社が雇ったの?

Wikipedia ロバート・キャパ

☝ この文章を読むと、毎日新聞の城戸又一夫妻との交流があったことが

書かれていました。雇ったというか、キャパが撮った写真を

毎日新聞は買っていたのではないだろうか。

ロバート・キャパに関する本を読んで確かめたいです。

  

ロバート・キャパについては、番組「映像の世紀バタフライエフェクト」で、

ユダヤ難民であったことを知りました。

同じくユダヤ難民の女性カメラマン、ゲルダ・タローと組んで、

傑作をものにしたことも知りました。2人は同棲していました。

_

Wikipedia

 

あまりに有名な写真「崩れ落ちる兵士」

今回調べていて、この写真には疑惑があることがわかりました。

この写真は、内戦の時のものではなく、演習中の時の撮影。

したがって兵士も死んでいない。

何より、この写真を撮ったのは、ロバート・キャパではなく、

ゲルダ・タロー。

ゲルダについても「映像の世紀バタフライエフェクト」で知りました。

実はロバート・キャパという名前は、

ゲルダ・タローが創り出した名前。

この名前を使って、

ゲルダとロバート・キャパ(本名フリードマン・エンドレ)は

共同で作品を発表していたそうです。

その中の1枚が、上の写真。

本当だろうか?ちょっとショックです。

これはネットで調べるのではなく、

文献に当たらなくてはなりません。

また読みたい本が増えました。

2022年8月15日 (月)

「翼をください」② 朝日新聞「神風」が東京ーロンドン間を飛んだ

    

今日は令和4年8月15日。

  

前記事に引き続き、

「翼をください」(原田マハ著/毎日新聞社)

より。

  

アインシュタインが第一次世界大戦時に平和主義を貫いたことをエ

イミーは知っていた。たしか、「兵役につかなければならない者の

二パーセントが参戦を拒否すれば、戦争は成立しない」とも言って

いた。そしてナチスを批判して、アメリカに亡命してきたのだ。

(92p)

  

小説のエイミー・イーグルウィングは、

アインシュタインとも交流します。

どこまでがアメリア・イアハートのことなのか、

判断が難しいです。

ところで、このアインシュタインが言った

言葉の意味がよくわかりません。

調べました。

この言葉には続きがありました。

名言によると、アインシュタインは続きで次のように言いました。

  

なぜならば、どの国もその2%を越える人を収容する刑務所のスペ

ースがないからです。

  

なるほどです。この部分がないと意味がよくわかりません。

  

1930年代も後半になって、世界は難しい時代に突入していた。列

強の軍備は着々と増強されつつある。そんな時期に、軽やかにいくつ

もの国境を飛び超えていかなければならないのだ。男性パイロットで

あれば、いくら事前に各国に協力を求めたところで疑われ、領空を侵

して飛ぶことなど簡単には許されないだろう。

女性であることが、こんなときに追い風になるとは、エイミーの心中

は複雑だった。

(106p)

  

1930年代後半の雰囲気を伝える文章です。

1937年のアメリア・イアハートの挑戦は、女性だからできたのですね。

  

  

その日、朝丘新聞の社用機、神風号が、東京ーロンドン間の渡欧飛行

に成功し、凱旋して帰ってきた。飯沼正一操縦士と、塚越賢吉機関士、

暁星新聞社の宿年のライバルである朝丘新聞社の航空部員である彼ら

ふたりは、機体もエンジンもすべて国産製の飛行機に乗ってこの快挙

を成し遂げたのだ。(1937年)4月1日に羽田飛行場を出発した

同機は、4月9日ロンドン郊外のクロイドン空港に着陸。FAI(国

際航空連盟)が認める日本人初の都市間連絡飛行の記録を樹立したの

だった。

世界各国、特にアメリカでは飛行新記録レースが真っ盛りであり、日

本もこれに肩を並べたい、できれば出し抜きたいという強い思いが、

軍事関係者や民間関連企業にはあった。

ヨーロッパではナチス・ドイツが軍靴を響かせて周辺各国に脅威を与

え、アジアでは日本が中国に侵攻、満州国を建国して存在感を高めて

いた。より強い飛行機の開発とパイロットの育成は、列強の最大の関

心事になっている。

そんな事情を背景に、神風の渡欧飛行挑戦は、表向きは「英国ジョー

ジ六世戴冠式祝賀」を謳いながらも、純国産製飛行機を日本人パイロ

ットの操縦で飛ぶことにより、日本の航空開発の進歩と優れた技術を

列強に見せつける、という真の目的があったのだ。

(182~183p)  

  

この小説でどこがフィクションで、

どこがノンフィクションであるのか判断が難しいです。

この朝丘新聞社用機の飛行はどうなのだろう?

いかにも朝日新聞だと思って、朝日新聞で検索しました。

ありました。

朝日新聞小史

ここから引用します。

  

その訪欧飛行12周年にあたる1937年には、純国産機による第2回

訪欧飛行が行われました。

4月6日午前2時12分に立川を発った社機「神風」は台北―ビエン

チャン―カラチ―バスラ―バグダッド―アテネ―ローマ―パリを

経由して10日午前0時30分(日本時間)にロンドンに到着しました。

東京-ロンドン間を94時間17分56秒、亜欧連絡飛行で世界新記録

を樹立しました。

  

速さが世界新記録だったようです。

微妙に日にちと、飛び立った場所が違いますが、

この部分はノンフィクションでした。

  

「クロイドン空港」で検索したら、

読みがいのある記事と出合いました。

空のわだちを眺めていたら。94時間・不眠不休でロンドンまで飛んだ日本の英雄

ロンドンを拠点とするライター、マック木下さんの文章です。

塚越機関士は、日本人の父とイギリス人の母をもつハーフであったこと。

塚越機関士は1945年の終戦直前に、

空路上で連絡が途絶えて戦死扱い。

飯沼操縦士は1941年に事故死しています。

1937年の春に大記録を出して凱旋した2人の

その後の運命を知りました。  

  

「翼をください」① 「ニッポン」の偉業にアメリア・イアハートを絡めた話

     

今日は令和4年8月15日。

   

この本を読みました。

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「翼をください」(原田マハ著/毎日新聞社)

  

あとがきによると、この本は、原田さんの元同僚の提案で

書かれたそうです。

1939年に、世界でまだだれも達成していなかった

世界一周飛行を実現した飛行機名「ニッポン」のことを

書いてほしいとたのまれたのです。

「ニッポン」の偉業は、その後の太平洋戦争と、

アメリカGHQの占領などによって、

表には出ず、どちらかと言えば隠された出来事でした。

日本のすごさをアメリカは良しとしなかったのでしょう。

  

その「ニッポン」の偉業に、原田さんは、

アメリア・イアハート(イヤハート)の1937年の

世界一周飛行への挑戦を絡めたのです。

この小説で、アメリア・イアハートは、

エイミー・イーグルウィングの名前で登場します。

エイミーは、世界一周を達成する直前に、太平洋に墜落。

ちょうどそこに居合わせた日本軍の潜水艦に救助され、

日本に渡ります。

エイミーの世界一周の挑戦は、

軍によるスパイ活動に利用されていることを知ったエイミーは、

アメリカへの帰国を拒否して、日本に滞在。

日本語も習得します。

そして、「ニッポン」による世界一周に同行するのです。

  

実際は、アメリア・イアハートは、

太平洋に墜落したと思われるも、今もって行方不明です。

そのアメリアを生きているとして「ニッポン」の話に絡めてしまい、

大丈夫なのかと冷や冷やしましたが、最後は見事に納めてしまうなんて、

さすが原田マハさんだと思いました。

  

  

アメリア・イアハートについては、

番組「映像の世紀バタフライエフェクト」で初めて知りました。

ここでも道草 毎週月曜日「映像の世紀バタフライエフェクト」が楽しい(2022年7月4日投稿)

映画「アメリア 永遠の翼」を観ました。

ここでも道草 映画「アメリア 永遠の翼」を観ました(2022年7月21日投稿)

そしてこの小説を読みました。

だんだんアメリア・イアハートのことが

積み重なっていくのが楽しみです。

こういうのが私の好きな「道草」なんだよなあ。

  

次の記事で引用文を載せます。

2022年3月29日以降に出合えた本は27冊でした

     

今日は令和4年8月15日。

  

読んだ本を書き並べる企画は3月29日以来です。

ここでも道草 2021年7月25日以降に出合えた本は49冊でした(2022年3月19日投稿)  

約4カ月半で、どのくらいの本を読むことができたかな。

前回同様、書き並べることで、過去が今になり、

読んだことが力になるような気になるのです。

  

「おれは一万石 贋作の謀」(千野隆司著/双葉文庫)

 

「星の使者 ガリレオ・ガリレイ」(ピーター・シス文・絵 /原田勝訳/ 徳間書店)

   

「違和感ワンダーランド」(松尾貴史著/毎日新聞出版)

  

「60代から心と体がラクになる生き方」(和田秀樹著)

  

「キネマの神様 ディレクターズ・カット」 (原田マハ著/文藝春秋)

  

「おれは一万石 無人(ぶにん)の稲田」 (千野隆司著/双葉文庫)

  

「ニッキーとヴィエラ ホロコーストの静かな英雄と救われた少女」 (ピーター・シス作 福本友美子訳 BL出版)

  

「キネマの神様」(原田マハ著/文春文庫)

   

「太陽の棘(とげ)」(原田マハ著/文藝春秋)

  

「マリアビートル」(伊坂幸太郎著/角川書店)

  

「おれは一万石 繰綿の幻」読破/江戸時代の航路について勉強

  

「名古屋『駅名』の謎」(谷川彰英著/祥伝社黄金文庫)

  

「ももちゃんのピアノ 沖縄戦 ひめゆり学徒の物語」 (柴田昌平文/阿部結絵/ポプラ社)

  

「東京タワーに住む少年」(山口理作/ふすい絵/国土社)

  

「ペリリュー・沖縄戦記」(ユージン・B・スレッジ著 伊藤真/曽田和子訳 講談社学術文庫)

(ペリリューでの戦いのみ読んだ) 

   

「伝説の謎 事実かそれとも空想か」 (ナショナルジオグラフィック別冊)

   

「ゴールデンカムイ 第2巻」

  

「ゴールデンカムイ 第3巻」

  

「ゴールデンカムイ 第4巻」

  

「ゴールデンカムイ 第5巻」

  

「80歳の壁」(和田秀樹著/幻冬舎新書)

  

「ペリリュー 楽園のゲルニカ 第1巻」 (武田一義作/ヤングアニマルコミックス)

  

「スネークダンス」(佐藤まどか著/小学館)

  

「ALSを生きる」(谷川彰英著/東京書籍)

   

「ゴールデンカムイ 第6巻」 (野田サトル作/ヤングジャパンコミックス)

   

「東大教授が教える 日本史の大事なことだけ36の漫画でわかる本」 (本郷和人監修/堀田純司漫画原作/瀬川サユリ漫画/講談社)

   

「ペリリュー 楽園のゲルニカ 第2巻」 (武田一義作/ヤングアニマルコミックス)

  

以上27冊。

今日、読み終わった「翼をください」(原田マハ著)は

次回に回します。

休職してから読んだ本は合計257冊。

  

「300冊を超えたあたりからだったと思うが、

自分の中から言葉があふれ出すようになった。

世間のさまざまな事象に接して、

自分も何か語りたくなるのだ。」(藤原和博)

   

目標の300冊まであと43冊。

1ヵ月に7冊くらいの平均なので、

来年の3月までには達成していることでしょう。

藤原和博さんの言うように、新しい境地に立てるでしょうか。

 

  

2022年8月14日 (日)

今晩「鎌倉殿の13人」/比企能員の乱

    

今日は令和4年8月14日。

  

今晩の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

第31話「諦めの悪い男」です。

諦めの悪い男が誰を指すのか?

比企能員(ひきよしかず)だと思います。

今回は北条氏と比企氏との権力争いで、

北条氏が比企能員を討ち果たす「比企能員の乱」が

描かれます。

比企能員の乱については、10年前に勉強していました。

ここでも道草 テレビで勉強「比企能員の乱」(2012年12月9日投稿)

この時に勉強した内容を、ドラマで見ることができるわけで、

楽しみです。

  

今回の場合、子役が重要な役をします。

予習をします。

  

悲劇的な死を迎えるのが一幡。

2代将軍源頼家の長男。

後ろ盾の比企氏滅亡とともに殺されてしまいます。

5歳でした。

北条義時に殺されるのですが、どのようなシーンになるか。

  

頼家の次男が善哉(ぜんざい)

後の公暁。

私は「くぎょう」と読んでいましたが、

大河ドラマでは「こうぎょう」と読むようです。

後に3代将軍源実朝を暗殺するその人です。

  

源頼朝と政子の次男が源実朝。

現時点では千幡(せんまん)と名乗っています。

  

もう一人、大事な子役がいます。

前回で亡くなった阿野全成と義時の妹実衣の子ども、

頼全(らいぜん/よりまさ)です。

この頼全も殺されてしまいます。

頼全が殺されたことで、事が動きます。

  

以上のことを頭に入れて、今晩の「鎌倉殿の13人」を

じっくり見たいです。

2022年8月13日 (土)

新幹線が通過する音が聞こえた

   

今日は令和4年8月13日。

  

Watermark

新幹線が通過する時の音を最近は毎日聞いています。

なぜなら、夏休みに入って毎日、自転車での散歩が続いていて、

そのコースが新幹線の線路の下を通るからです。

キュイーーーーーーンという音です。

在来線の音に比べて高音だし、

間違ってもゴトン、ゴトンという音はしません。

毎日聞いていたので、耳に残っていました。

    

今日、自宅で横たわって読書をしていて、

そのキュイーーーーーーンが聞こえたのでビックリしました。

我が家は、新幹線の線路からは離れているので、

新幹線の通過する音は聞こえないと思い込んでいました。

でも聞こえたのです。

 

その後、お盆で迎え火を焚くために、奥さんと庭にいました。

そしたらやっぱり聞こえてきました。

キュイーーーーーーン。

私だけでなく、奥さんにも聞こえました。

「ね、聞こえたでしょ」「うん、聞こえる」

  

なぜ聞こえたのか。

台風8号が来ていたので、風向きが良かったから?

それもあるかもしれないけど、

私は次の可能性が高いと思います。

今までも、きっとキュイーーーーーーンは聞こえていたのです。

でも気にもしていなかったのです。

それほど小さい音です。

夏休みになって、散歩で毎日その音を聞くようになり、

その音が記憶に残るようになったのです。

そこで、小さい音ながら、識別することができるようになったのです。

  

そんなことを今日思いました。

   

20220807富士の樹海を歩く

     

今日は令和4年8月13日。

  

8月7日(日)に山仲間の人たちと

富士山の麓の樹海を歩いてきました。

  

静岡県の県道71号線の路肩に車を駐車。

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出発したのが午前8時30分頃。

メンバーは、HさんとSさん。

いつもナビゲーターをしてくれているKさんは、

ワクチン接種の副反応でお休み。

その結果、たいへんなことが起こりますが、それは後の話。

 

暑い日でしたが、樹海の中は涼しくて快適でした。

15分ほどで「富士風穴」の石碑前。

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今日は周回コースで、もう一度ここには来るので、

富士風穴は帰りに見に行きましょうとなりました。

 

大室山の縁を歩いて進みました。

「大室洞穴」の看板がありました。

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寄ってみるかということで、少し脇道へ。

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看板の説明にあるように、入り口が埋まっていて、

何もわからず。

再びコースに戻りました。

ふと見ると、ここにも立派な石碑がありました。

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途中で、コースがわからなくなりましたが、

Hさんが、「この木に覚えがあるよ」という場所に着きました。

SさんとHさんは、今回のコースをKさんと何度か歩いています。

したがって心強い言葉でした。

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その木を触っているHさんです。

山椒の木だと教えてもらいました。

「実を食べてみるとわかるよ」と言われて、試してみました。

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「うわ~、確かに山椒だ」と言ってしまう味でした。

舌に味が残りました。

山椒は雌雄異株。実がなるということはこの木は、雌株ですね。

  

ここからこんな道を歩きました。

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今回はアップダウンが少ない楽な登山。

たまにはこんな別世界を歩くのもいいです。

  

「草原に出るはずなんだがな」と言っていたら、

草原に行き当たりました。

樹海のなかに草原がありました。

その草原の入り口に、三輪トラックらしき車の残骸がありました。

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いつからここにあるのか?

どうやってここまで運んだのか?

今に自然に包み込まれてしまうんだろうなと思いました。

  

草原です。

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☝ この写真の山が大室山。縁を歩いてきました。

草原で見かけた花。

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イチゴはもりもり食べてきました。

  

草原を突っ切った出口で昼食。午前11時すぎでした。

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山だと、カップ麺がうまい。

  

Sさんのザックに蝶が留まっていました。

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昼食後、また歩き始めました。午前11時30分頃。

1本道を歩いて、精進口登山道にぶつかるので、

そしたら左折。富士風穴のところに戻る予定でした。

しかし、なかなか精進口登山道にぶつかりませんでした。

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☝ 「こんな明るいところあったけなあ」という声を聞きつつ、

歩きました。

 

昼食後、歩くこと1時間15分。

樹海を抜けたところに出ました。

そこはゴルフ場でした。

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想定外のところに出てしまいました。

ビックリ。

ゴルフ場の人に現在位置を聞いて、左折しなくてはならない所を

曲がらずに真っ直ぐ歩いてきてしまったことがわかりました。

しかし、精進口登山道にはぶつからなかったと思うのですが・・・・

  

仕方なし。

ここから一般道を1時間半余り歩いて、

自動車のところに行きつきました。

一般道というのが辛いところ。

暑かった。

たくさん歩いた日でした。

ナビゲーター役のKさんがいなかったことで、

大失敗をした山歩きでした。

でも忘れられない日となりました。


  

映画「ムーラン」(2020年)を観ました

     

今日は令和4年8月13日。

  

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映画.com

 

昨日、映画「ムーラン」(2020年)を観ました。

ディズニーが制作したアニメ「ムーラン」(1998年)の

実写版です。「ムーラン2」(2005年)も観ているので、

ディズニーのムーランは全て観たことになります。

10~12日は、ムーラン3連チャンでした。

  

さすがディズニーです。質が高い映画だと思いました。

飛んだり跳ねたりとあり得ないような動きをするのですが、

ワイヤーアクションかなと思うけど、自然に見えます。

最初の子どものムーランがニワトリを追いかけて、

屋根の上まで駆け上がって、そのあげくに転落かと思わせて、

無事着陸するシーンで、私は十分に引きつけられました。

  

アニメでは、司令官と恋に落ちて、最後は結婚するムーラン。

実写版では、色恋はほんの少しでした。

The HEADLINE

☝ この記事によると、女性は結婚して家庭に収まる流れは、

現代ではあまり受けないようです。

1998年、2005年から時代を経て、

現代的なストーリーになったようです。

私はまだ古いので、色恋に発展してもいいかなと思うのですが。

  

敵を雪崩で倒すシーンは、アニメ版に引き続き、

実写版でもありました。

手っ取り早く敵の大軍を倒すのには、いい方法ですね。

実写版も迫力十分で、リアルさでは実写版なのでしょう。

でもアニメだから作れる雪崩の恐怖が、私にはお気に入り。

見せるなら、アニメ版を生徒に見せたいなと思いました。

   

今回は吹き替え版を観ました。

小池栄子が声優で頑張っている情報を得たからです。

悪役のシェンニャン役。

悪そうな声を出していました。

シェンニャンはアニメにはなかったキャラクター。

ムーランと同じく、女性でありながら能力を持っていた悩みを

ムーランと共感していく面白いキャラクターでした。

アニメ版のムーシューはいませんでした。

したがってアニメ版のコミカル性は少なかったです。

  

悪の棟梁はボーリー・カーン。

この名前は、やっぱりモンゴル帝国を思い出します。

騎馬民族の衣装もモンゴル帝国を連想するものでした。

中国の皇帝を倒そうとする者=モンゴル帝国となるのは

仕方ないことかな。

ボーリー・カーンとムーランの一騎打ちも名シーン。

ムーランが足で矢をキックして、

ボーリー・カーンの胸板にとどめを刺します。

格好がいいけど、ちょっとあり得ない技だなと思いました。

皇帝役はジェット・リー。

皇帝は強かった。

カンフーもやったし、飛んで来る矢も受けとめました。

さすがです。

  

この映画は、コロナのために劇場公開されなくて、

配信で観ることができるようにしたものだそうです。

私はプライムビデオで観ましたが、レンタルはなくて、

購入のみでした。

2000円。

この夏をムーランで彩るために、この金額を払って購入しました。

私だけが観たのではもったいないので、

家族にも観ることを勧めています。

  

中国の伝説を映画化したら、

大消費国中国で受けるとディズニーは狙ったでしょうか。

ディズニーの作った3本の映画で、ムーランの伝説は、

世界の伝説になったのではと思います。

生徒と一緒に授業で観てみたい映画になりました。

  

  

ご本家、中国が制作した映画「ムーラン」もありますが、

作品のレビューを読むとイマイチ。

どうしようかな。

  

  

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