映画「ムーラン」(2020年)を観ました
今日は令和4年8月13日。
昨日、映画「ムーラン」(2020年)を観ました。
ディズニーが制作したアニメ「ムーラン」(1998年)の
実写版です。「ムーラン2」(2005年)も観ているので、
ディズニーのムーランは全て観たことになります。
10~12日は、ムーラン3連チャンでした。
さすがディズニーです。質が高い映画だと思いました。
飛んだり跳ねたりとあり得ないような動きをするのですが、
ワイヤーアクションかなと思うけど、自然に見えます。
最初の子どものムーランがニワトリを追いかけて、
屋根の上まで駆け上がって、そのあげくに転落かと思わせて、
無事着陸するシーンで、私は十分に引きつけられました。
アニメでは、司令官と恋に落ちて、最後は結婚するムーラン。
実写版では、色恋はほんの少しでした。
☝ この記事によると、女性は結婚して家庭に収まる流れは、
現代ではあまり受けないようです。
1998年、2005年から時代を経て、
現代的なストーリーになったようです。
私はまだ古いので、色恋に発展してもいいかなと思うのですが。
敵を雪崩で倒すシーンは、アニメ版に引き続き、
実写版でもありました。
手っ取り早く敵の大軍を倒すのには、いい方法ですね。
実写版も迫力十分で、リアルさでは実写版なのでしょう。
でもアニメだから作れる雪崩の恐怖が、私にはお気に入り。
見せるなら、アニメ版を生徒に見せたいなと思いました。
今回は吹き替え版を観ました。
小池栄子が声優で頑張っている情報を得たからです。
悪役のシェンニャン役。
悪そうな声を出していました。
シェンニャンはアニメにはなかったキャラクター。
ムーランと同じく、女性でありながら能力を持っていた悩みを
ムーランと共感していく面白いキャラクターでした。
アニメ版のムーシューはいませんでした。
したがってアニメ版のコミカル性は少なかったです。
悪の棟梁はボーリー・カーン。
この名前は、やっぱりモンゴル帝国を思い出します。
騎馬民族の衣装もモンゴル帝国を連想するものでした。
中国の皇帝を倒そうとする者=モンゴル帝国となるのは
仕方ないことかな。
ボーリー・カーンとムーランの一騎打ちも名シーン。
ムーランが足で矢をキックして、
ボーリー・カーンの胸板にとどめを刺します。
格好がいいけど、ちょっとあり得ない技だなと思いました。
皇帝役はジェット・リー。
皇帝は強かった。
カンフーもやったし、飛んで来る矢も受けとめました。
さすがです。
この映画は、コロナのために劇場公開されなくて、
配信で観ることができるようにしたものだそうです。
私はプライムビデオで観ましたが、レンタルはなくて、
購入のみでした。
2000円。
この夏をムーランで彩るために、この金額を払って購入しました。
私だけが観たのではもったいないので、
家族にも観ることを勧めています。
中国の伝説を映画化したら、
大消費国中国で受けるとディズニーは狙ったでしょうか。
ディズニーの作った3本の映画で、ムーランの伝説は、
世界の伝説になったのではと思います。
生徒と一緒に授業で観てみたい映画になりました。
ご本家、中国が制作した映画「ムーラン」もありますが、
作品のレビューを読むとイマイチ。
どうしようかな。
コメント