「ゴールデンカムイ 第6巻」札幌のビール工場を作った村橋久成
今日は令和4年8月3日。
このマンガを読みました。
「ゴールデンカムイ 第6巻」
(野田サトル作/ヤングジャパンコミックス)
今回の北海道雑学情報は、札幌ビールです。
・明治9年 開拓使によって札幌にビール醸造所が誕生する。
・明治後期のビールの値段は大瓶で19銭。
ちなみにカレーは6銭。あんパンが1銭の時代。
・札幌のビール工場を作った村橋久成(むらはしひさなり)は、
函館戦争で土方歳三と戦った新政府軍の軍監だった。
(第52話より)
村橋久成について気になったので検索してみました。
村橋久成さんを主人公に、大河ドラマを制作してほしいという
動きがあったようです。
※行政書士ふじい事務所 村橋久成をNHK大河ドラマに(2016年)
どのような人生だったのか。☝ このサイトを参考に簡単にまとめます。
薩摩藩の出身です。留学生として英国に行っています。
戊辰戦争に参戦。上記のように函館戦争で土方歳三と戦います。
維新後は開拓使に勤務。ビール醸造所を設立。現在のサッポロビール。
この後、村橋久成は特異な行動をします。
明治14年5月に突然開拓使を辞職。
家族も捨てて行脚放浪の旅に出ます。
消息不明です。
そしてどうなったか。
※Wikipediaから引用します。
長年消息不明となった後、明治25年9月25日、神戸市葺合村六
軒道の路上で、所持品もなく、木綿シャツ1枚とほとんど裸の状態で
倒れているところを警邏中の巡査に発見される。名前を尋ねられ、
一旦「鹿児島県大隅国日当山33番地、川畑栄蔵」と偽名を名乗った後、
再度問われ、「鹿児島塩屋村、村橋久成。妻はしゅう、長男は定太郎。
村橋周右衛門、新納主税という親戚がいる」と名乗り倒れる。
施療院に運び込まれたものの、9月28日死去。享年50。
死因は肺結核および心臓弁膜病。
11年以上放浪して、路上で倒れているところを発見されて
そのまま亡くなってしまう。
こんな人生もあるんだ。
本で読みたくなりました。
何冊か出版されていましたが、
図書館にある本はありませんでした。
その中の1冊をアマゾンで注文しました。
夏休み中には読むことができるでしょう。
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