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2009年9月

2009年9月23日 (水)

10月は木星と木星の衛星を見るぞう!

ついさっき、テレビで「巨人VS中日」の放映が始まりました。

古木選手のタイムリーで巨人が一点追加。3-0でリード。

まさかの”中日に3連勝”しての優勝をはたすかどうか。

注目です。以前も書いたと思いますが、私は巨人ファンです。

おっとピッチャーオビスポ選手の内野安打でまた1点追加。

     

     

前投稿で読破したと書いた「星のきほん」

出版社は成文堂新光社。

この長い出版社名が気になって調べてみました。

老舗でした。ホームページはここ。http://www.seibundo-shinkosha.net/index.php

1912年(明治45年)6月1日創業。間もなく100年だ。

「子供の科学」「天文ガイド」などの雑誌を発行している会社でした。

この2冊の雑誌は目にしたことがあります。

この会社の雑誌だったんだと気がつきました。

本屋によって「子供の科学」「天文ガイド」を立ち読み。

「天文ガイド」の内容はまだ天文初心者の私には高度だったので買うのをやめて、

「子供の科学」10月号を買ってきました。

※参考までに、「子供の科学」は大正13年創刊でした。

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この本にも天文情報は載っています。

木星に小惑星が衝突したと思われる痕跡が発見された話。写真つき。

※読売新聞のニュースhttp://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090725-OYT1T00604.htm

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※読売新聞より

     

    

その他「木星面を見よう」というコーナーがあり、

今が木星が見頃だから見てみよう、

さらに木星の衛星も見てみようと呼びかけていました。

10月1日から10月31日の毎日、

木星と主な衛星がどうやって見えるか図で紹介してくれていました。

8月終りに木星の衛星を見ようとしましたが、

どれが衛星かわからずに挫折していました。

この図はありがたい。また挑戦心をかきたててくれる図です。

この図のおかげで、10月が毎日楽しくなりそう。

     

中日の谷繁選手の3ランホームランで4-3。

どうなるかわからなくなってきました。

「星のきほん」を読破/大気の影響

本「星のきほん」(駒井仁南子著/誠文堂新光社)を読破。

面白い本でした。

「知ってる、知ってる?」と他の人に言いたくなる内容でした。

その中で、地球を取り巻く大気に関するものを2つ語っちゃいましょう。

     

恒星がまたたくのはそれ自体が燃えて光っていてゆらいでいるから。

惑星は自らは光らず、太陽の光を反射しているからまたたかない。

ずっとそう思っていました。

しかし考えてみればこれはおかしい。

太陽だって恒星だから、その光を反射している惑星だってまたたくはずです。

なぜ星はまたたくのか?

この本には次のように書いてありました。

     

澄んだ川底をのぞいてみると、小石がゆらゆらして見えます。

地球は大気に覆われているので、

大気を通して見る星空は、水を通して景色を見るように、

遠くの景色がゆらめきます。

恒星はとても遠くにあり小さく見えるので、

大気のゆらぎの影響を受けます。

それが、またたきとして見えるのです。

本当にまたたいているわけではないのですが、そんな風に見えるのですね。

惑星は近くにあり、恒星ほど影響を受けないので、

またたいて見えません。(34p)

     

秋の一つ星「フォーマルハウト」のまたたきは、

フォーマルハウトが遠くにあるせいなのですね。

カッチリ光る木星と、またたくフォーマルハウトを一緒に観察することはお薦め。

      

     

昼間に星が見えないのはなぜ?

そりゃあ、太陽の光が明るいから星の明かりは消えてしまうためでしょ。

それがまた違った。

またまた大気のせいでした。

    

ではなぜ昼はまぶしくて星が見えないのでしょうか。

それは、大気があるからです。

大気に含まれている水分やちりが、太陽の光を広げて、

空を明るくしています。

そのために、昼間は星の光が届かないのです。(92p)

   

それでは大気がなければどうなるか?

月のことが紹介されていました。

    

月では、真っ暗な空間に、大きな太陽がぽつんと見えます。

また空には星がたくさん見えるといいます

地球でも、もし大気がなかったら、

月と同じように昼でも星が見えることでしょう。(92p)

    

お~、そうなんだ。

大気がなければ、太陽と星が一緒に見られるんだ。

素晴らしい。

    

思い込みを次々に覆してくれたいい本でした。

2009年9月22日 (火)

明神山登山2/鬼岩/貯水率減少

明神山乳岩コースには、「鬼岩」という場所があります。

ロッククライミングの練習のために多くの人たちがやってくる場所。

駐車場に「多摩」「品川」「横浜」など関東の自動車が何台かとまっていたので、

きっとたくさんの人が来ているんだと予想していました。

予想通り、たくさんの人がいて賑やかでした。

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明神山は、頂上付近に「馬の背」という岩の上を歩くところがあります。

ちょっと怖い場所です。バランスを崩せば、崖を落ちてしまいます。

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手前の岩場が「馬の背」

向こうに見えるのが明神山頂上。

「馬の背」から遠くが見渡せます。

先月行った宇連ダムのせき止め湖「鳳来湖」も見えます。

「お、水が少ない」と思いました。

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先月の17日に宇連ダムに行った時には満水でした。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/08/post-0460.html

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※8月17日    

   

この1か月、雨が少なかったなあと思い返しました。

下山した時に、登山口の建物にあるホワイトボードに気がつきました。

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宇連ダムの貯水率25.8%とありました。

1か月前は97.6%でした。

急激な減少です。

これから水の使用量が減る季節ではありますが、気になる数字です。

鳳来湖にお世話になっている人たちには気になる数字です。    

明神山登山/胸突八丁

昨日(9月21日)、家内と娘と東三河山間部の明神山に登りました。

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最も時間のかかる乳岩コースで登り、6時間余り山の中を歩きました。

    

登山コースの中で「胸突八丁」と呼ばれるところがあり、

急登が続きます。

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しっかり汗をかきました。

北アルプスの南岳に上がる坂に比べたら、

こんな坂はたいしたことがないと”言い聞かせ”つつ登りました。

    

「胸突八丁」は気になる四字熟語。調べてみました。

「語源由来辞典」を参考にしました。

http://gogen-allguide.com/mu/munatsukihattyou.html

    

こんなふうに書かれていました。

「胸突八丁」の「八丁」は、富士山の最後の険しい道の距離で、およそ872メートル。

「胸突」は胸が突かれたように息ができなくなるほど苦しいことを表しています。

もともとは富士山での登山用語だったのですが、

他の山の急斜面でも使われるようになったそうです。

転じて、何か物事を成し遂げる大詰めの一番苦しい所を「胸突八丁」と言うようになりました。

    

そうだったんだ。

こうやって調べていて、昔調べたような覚えがありますが、

もうすっかり忘れていました。

2009年9月20日 (日)

ペガスス座のエニフ/1カンデラの明るさとは

午後10時半。今晩も「星空ナビ」を持って外へ。しばらく星空を観察しました。

いつものようにまずは南の空のフォーマルハウトを探しました。

木星の左下に今日も輝いていました。

赤く、またたくように輝いていました。

木星が、全くまたたかずに太陽の光をしっかり反射しているのとは大きな違いです。

    

フォーマルハウトから「秋の四辺形」へ。

今回はさらに視野を広げていったところ赤い星を見つけました。

ペガスス座の馬ペガススの鼻の位置にあるエニフという星でした。

「星空ナビ」によると、二等星とのこと。

語源は、アラビア語の「馬の鼻」

他にも首筋にある星々も見え、馬の首筋あたりの絵を思い浮かべることができました。

参考:

「秋の夜空を飾る星座」http://yumis.net/space/star/fall1.htm

「ペガスス座」http://yumis.net/space/star/peg.htm

こうやって日々少しずつ星空を解明しています。

   

今読んでいる本はこれ。

星のきほん―STAR GUIDE 星のきほん―STAR GUIDE

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星の「きほん」を勉強中。次のようなことが書いてありました。

1等星の明るさは、1km先に置いた1カンデラ

これって、ろうそく1本の明るさ!

見ることができるもっとも暗い星が6等星。

これは10km先にろうそくを置いた明るさです。 

ちなみに1等星以上の明るさの星は全天で21個

2番星は67個。エニフもその一つ。

住んでいる町では、2等星までくらいしか見ることができないようです。

 

   

明日の朝は、木星以上に輝くらしい金星と、

火星を見てみたいと思っています。

「明けの明星」と呼ばれる金星を見てみたい。

2009年9月19日 (土)

フォーマルハウトから「秋の四辺形」

新月を20時間ほど過ぎた9月19日23時頃、星を見ました。

ちょっと前まで雲がかかっていましたが、すっかり晴れて、星がよく見えました。

今はまず「秋の一つ星」のフォーマルハウトから見ます。

学級の子どもたちに、「ぜひ見よう!」と呼びかけています。

フォーマルハウトの話ばかりするので、

うんざりされ始めています。

今晩も赤く見えました。

さんぜんとは輝かず、ぽつりと輝いています。

したがって見つけるとうれしいし、目を離したくなくなる魅力的な星です。

    

今晩は特に「秋の四辺形(四角形)」を見ました。

フォーマルハウトから天頂に向かうと、「秋の四辺形」の1辺に重なります。

その時「夏の大三角」は天頂を西に滑り降りています。

主役はしだいに「秋の四辺形」になってきています。

星座で徐々に移っていく季節を感じています。

    

「秋の四辺形」は、ペガスス座の一部。

詳しくは次のサイトがよかった。

「星座を見つけよう」http://www.zero-co.com/seiza/guide/peg.html

ペガススと勇者ベレロフォーンの話も紹介されています。

もう一つ、秋の星の確認サイト。

「秋の夜空に見られる星座」http://www.astron.pref.gunma.jp/kyozai01/seiza/aki.html

     

もう一度2階のベランダからフォーマルハウトを拝んで寝ることにしよう。

南の空の低い所にある星なので、庇(ひさし)がじゃまにならないです。    

   

前任校の運動会/ミニ道草

春まで勤務していた前任校から案内が届いたので、

今日は前任校の運動会に行ってきました。

懐かしい先生や子どもたち、そして保護者の方々に会うことができました。

たくさん声をかけてもらえました。ありがたいことです。

自分は確かに半年前まではここにいたんだと思いました。

      

事情で今日はいつも持ち歩いているデジカメがなく、携帯電話で撮影。

画像が粗いのが残念。

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運動会は秋の雲が似合うと先日書きましたが、

今日の運動会の空にも秋の雲。

万国旗に、鈴わり。しっかり運動会の景色でした。

   

現在の勤務校の運動場は広く、そのため久々に見た前任校の運動場は狭く見えました。

しかし、午前中見てたら、もう狭いとは思わなくなっていました。不思議な感覚です。

充分な広さに思えました。

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最後の種目鈴割りまで見ました。今年は赤の勝ち。

閉会式が始まる前に帰路につきました。

いいリフレッシュになった前任校の運動会観戦でした。    

     

     

蛇足で帰路のこと。

運動会が予定より早くすんだので、時間に余裕あり。

帰りに田んぼに囲まれたお気に入りの場所でゆっくりアイスクリーム。

2年前に定点観察した田んぼの稲は

今年もちゃんと実っていました。

昨年は少なかったスズメ。

案ずることはなく、今年はたくさんのスズメが稲穂をついばんでいました。

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※2年前の9月23日投稿

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2007/09/read_between_th_ae53.html

         

牛久保にある熊野神社のスタジイも見てきました。

7月の終わりに見た時に比べ、ちゃんと大きくなっていました。

あと1ヶ月くらい待てば・・・・・・。

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※今年7月終りの投稿

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/07/post-4ec1.html

    

こんな一日でした。   

   

    

そろそろマテバシイの食べ頃

昨日(9月17日)に、校庭の木々の観察をしました。

    

エゴノキの殻がはじけて、茶色の実が見えていました。

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マテバシイの実が十分大きくなってきました。

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マテバシイはアクが少なく、比較的簡単に食べれるとのこと。

フライパンで煎るようです。

次のサイトが参考になります。

「どんぐりの食べ方」http://dongurikorokoro.fc2web.com/tabekata.html

     

校庭にはありませんが、ギンナンもそろそろいい時期。

これまた拾いに行って食べてみたいです。

これも煎るのがおいしそう。

2009年9月17日 (木)

「今森光彦 昆虫記」学級文庫に

8月に家の庭でシャクガの幼虫を見かけました。

見事に植物の枝になっていました。

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あまりに立派に伸びていたので、ばれました。

   

今日(9月17日)、学級文庫に新しく入れた本がこれ。

昆虫記 昆虫記

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4月に始まり、月ごとにその季節の昆虫が写真で紹介されています。

4月最初の写真は新芽が出た傍らから、

キリギリスの幼虫が土の中から出てくるもの。

写真のコメントには

「おいしそうな葉がのびるのを待って、

いつもちゃっかりあらわれる・キリギリスの誕生」

うまく自然はできているなと思わせる写真。

本物を見てみたいと思う写真が数多くあります。

卵を守るハサミムシ。

オトシブミの葉巻き作り。

ミズカマキリの孵化。

アカタテハの巣作り。

オオカマキリの蝶の捕食。

トノサマバッタの産卵。

クロオオアリの解体作業。

イラガの繭作りなどなど。

    

子どもたちが夢中になって見てくれることを願って。

キャップに穴が開いていたっけ?

「クイズ雑学王」(幻冬舎)の問題。

ボールペンなどの筆記用具のキャップには

穴が開いているものがあります。

これは使う人のことを考えて意図的に開けられているのですが、

その目的とはいったい何でしょうか?

     

    

    

    

    

答えは・・・・

「キャップが喉に詰まっても呼吸ができるように」

その説明はこうでした。

1990年頃、ヨーロッパで子どもがキャップを飲み込み窒息するという事故が起きたのをきっかけに、

穴が開けられるようになりました。

日本では1996年に、子どもが使う筆記用具のキャップには穴をあけるように

日本工業規格(JIS)で定められたのです。

ちなみに穴が開いていないキャップでは、

キャップに付いているクリップが、

喉に詰まった時に空気を通す隙間を作ります。

    

     

この問題、回答を見て思ったのは、

「え、穴が開いていたっけ?」です。

さっそく筆箱内のペンをチェックしました。

    

開いていました。いろいろなデザインで、ちゃんと穴が開いていました。

あまり意識して見ていなかったので、こう見事に開いていると楽しくなります。

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開いていないのもありました。

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これが、上の説明の

「キャップに付いているクリップが、

喉に詰まった時に空気を通す隙間を作っている」種類なのでしょう。

   

身近な物をあらためて見るいい機会でした。

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