« 2009年8月 | メイン | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月16日 (水)

続「かみかみセンサー」

(前投稿のつづき)

「かみかみセンサー」については、次のサイトも参考にしました。

http://www.nttcom.co.jp/comzine/no072/newdragnet/index.html

「かみかみセンサー」発案者の先生がこう言っています。

「かみかみセンサー」の効果を語っています。

    

「私自身の経験で言うと、まず第一に「噛む」ことに対する子供たちの意識が向上しました。

これは意図したとおりですね。

Newdragnet_img01_1      

     

     

     

   

第二に、子供たちが給食をおいしいと感じ、残さなくなりました。

これは、給食の時間が楽しくなったからだと思われます。

第三に、給食に対する職員の意識が変わり、よく噛むことを考えて給食時間を5分長く取る日程に変えました。

噛み応えのある献立を積極的に採り入れるようになったんです。

ほかにも早食いや肥満の予防になったり、明らかな効果が見て取れます」

   

勤務校の給食の時間もとても短いです。長くしたい。

子どもたちがしっかり噛むことを習慣化するためには、

いろいろ手段があることを教えてくれたサイトでした。

「かみかみセンサー」

今年度は保健主事。

この1年間は咀嚼(噛むこと)を中心に保健指導をしていこうと

養護の先生と春に相談しました。

1学期には学校保健委員会で保健師さんに咀嚼の大事さの話をしてもらいました。

   

咀嚼の大事さは伝えることができるのですが、

子どもたちがしっかり噛むことを習慣化することが難しい。

2学期はそこを目指したい。

     

調べていたら、「かみかみセンサー」というものがあることを知りました。

メーカーの「ニットー」のサイトを参考にしました。

http://www.nittokagaku.com/kamikami/product.html

     

26kamikami Kamikami02

       

       

        

        

噛む回数をカウントすることができ、

30噛むごとに電子音が鳴り、1000回噛むとメロディーが鳴るもの。

これは面白い。

「お口の万歩計」という肩書きもいいなと思いました。

なんとこれは小学校の先生のアイデアで生まれたそうです。

ニットーのサイトに「開発者紹介」がありました。

http://www.nittokagaku.com/kamikami/developer.html

     

各学級に「かみかみセンサー」を渡して、毎日交代で食べさせることを夢見ました。

そうすれば子どもたちは積極的に噛もうとするでしょう。

噛むことへの関心が高まるでしょう。

しかし、1台1万1000円。学級数は17。ちょっと難しい。

どうしたらいいか?アイデアにかかっています。考えよう。

2009年9月15日 (火)

新しいカッパ/ドクターヘリのドキュメンタリー

今日(9月15日)はたいして雨はひどく降らないと予想して自転車通勤。

涼しい朝でした。それでも汗がしっかりかける幸せ。

予想に反して昼から降り始めた雨が止まず。

帰りはカッパ。でもこれも楽しみでした。

20年ほど着ていたカッパを処分して、

8月に新しいカッパを買っていました。

2万円以上の大枚をはたいて買ったもの。

K_1128464_mtl

   

     

   

    

今日は初めての出動。軽くて、水滴は玉となってはじけて快適でした。

        

帰宅して、録画してあった

「プロフェッショナル 仕事の流儀 

ドクターヘリ、攻めの医療で命を救え
~救急医・松本 尚~」を見ました。

9月8日に放映されたもので、昨晩再放送があり録画しました。

ドクターヘリはこのブログでもたくさん話題にし、関心が高かったので見ました。

緊急手術のシーンが何度もあり、

内臓が引き出されて出欠箇所を探す場面は強烈でした。

ひん死の患者を全力を尽くして救おうとする緊急医の態度は素晴らしい。

そして恰好がいい。

Photo01

   

    

   

相手がだれでもかまわず、目の前にいる人を助ける。

教師も目の前にいる子どもに全力を尽くす。

命を救うほどの手助けはできないけど、

子どもたちが将来生きていく時に必要なことを少しでも提供していきたいと思います。

    

医者の凄さを見るにつけ、

こういう医者にはどっさり給料をあげるべきだと思います。

命のために頑張ってくれているんだから。

※ちなみに松本さんの勤務する病院は千葉北総病院。

あのドクターヘリの本の舞台でした。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/03/post-fcf2.html

「川」の3画目の終わり方

前投稿の「満」のことを職場で話していたら、

1年生の担任の先生(2年目の先生)が、「川」の3画目のことを話してくれました。

3画目を払っていたら、お手本は止めていたのです。

1年生の子どもたちに指摘されたとのこと。

     

これについても調べてみました。

結論は、これまた「どちらでもいい」です。

「満」も「川」もちゃんと問題になっていて、検証されていました。

たとえば次のサイト。

「手書き文字の科学」http://www.shosha.kokugo.juen.ac.jp/oshiki/graphono/index.html

の中の、

「最終縦画は、止めるべきか払うべきか?~耳車十千川早草中年の縦画の指導」

http://www.shosha.kokugo.juen.ac.jp/oshiki/graphono/2003_TomeHaraiOfLastTatekaku/index.html

    

「川」だけでなく、様々な漢字の縦画もそうだよなと思いました。

    

「どちらでもいい」のに、

「こうじゃないといけない」と言うのは、変です。

教師は正確に知り、正確に子どもたちに伝えないとね。

「満」の4画目と7画目の長さ

先日国語の授業で漢字練習をしている時に気がつきました

使っている漢字スキルの「満」の字の4画目と7画目。

この横棒の長さに違和感。

7画目のほうが短かったのです。

私は今まで7画目のほうを長く書いてきました。

「え~そうなの~」と授業中に大騒ぎしたので、

なんと子どもの一人が調べて日記に書いてきてくれました。

    

その子は「漢字の正しい書き順」を調べてくれました。

http://kakijun.main.jp/

このサイトによると、

四、七画目はどちらが長くても構いません

と書いてありました。勉強になりました。

私も調べてみました。

「漢字Q&A」http://www.taishukan.co.jp/kanji/qa05.html#Q0248

によると・・・いいことが書いてありましたので引用します。

    

「満」という漢字の4画目と7画目の2本の横棒は、どちらを長く書くのが正しいのですか?

漢字とはコミュニケーションの道具ですから、

基本的には、書き手の意図が読み手に伝わることが大切です。

ですから、間違った漢字を書いて、相手に誤解を与えてしまうのはもちろん問題ですが、

かといって細かい部分にこだわりすぎて、自分の表現が窮屈になってしまうのも、考えものです。

 この「漢字Q&Aコーナー」では、漢字の細かい字形について、

しばしば、「どっちの書き方でもいいんです」と申し上げてきました。

それは、細かい部分にこだわりすぎて窮屈になってしまうと、

漢字のおもしろみが半減してしまう、と考えるからです。

今回のご質問も、同じです。

「満」の4画目と7画目の横棒は、どちらを長く書いたとしても、「満」以外の漢字と間違えられる恐れはありません。

また、漢字の成り立ちから考えると、この字は旧字体では「滿」と書かれていて、

問題の部分は「廿」の形をしていました。

ですから、もしこだわるのだとすれば、

「7画目は突き出ない」とすべきでしょうが、新字体では「突き出る」のが前提になっています。

旧字体と新字体の間で、この部分の形に関する根本的な考え方が変わってしまった以上、

4画目と7画目の長さに関する議論は、漢字の成り立ちからは結論を出せそうにありません。

以上のように、どちらかでなければならない理由は見あたりませんから、

結論としては、いつものことながら、どちらでもよい、ということになります。

ちなみに、これまでも何度かご紹介してきた、『常用漢字表』に付された「(付)字体についての解説」の中でも、

この字は図のように示されて、長短に関してどちらでもいい例の1つとして取り上げられていることを、付け加えておきます024801_2 

   

    

   

   

「どちらでもいい」という結論は、子どもたちに正確さを要求する小学校教師には少々抵抗があるかも。

でも世間はそうなので、このことを”正確に”伝えないとね。

「満」はわざわざ例の一つとして取り上げられている字。

その字にピッときて調べられた今回の出来事はラッキーでした。

2009年9月14日 (月)

秋の一つ星「フォーマルハウト」

昨晩11時過ぎに2階のベランダから南の空を見ました。

木星がひときわ輝いている場所から、

左下の方向に一つだけポツリと輝く星を見つけました。

「星空ナビ」で確認すると、それがフォーマルハウトという星でした。

私には赤っぽく見えました。

「南の魚座」の口の部分にある星です。

※南の魚座http://yumis.net/space/star/psa.htm

    

秋が深まると、もっと早い時間に南の空で見ることができます。

秋、南の空には目立つ星が少ないので、フォーマルハウトは目立つそうです。

そんなことから「秋の一つ星」「南の一つ星」と言われます。

このさびしそうな肩書きに魅力を感じます。

お薦めです。

     

    

今朝も4時過ぎに起きて星空を見ました。

オリオン座。そして冬の大三角がくっきりと見られます。

夜空は秋の星座、冬の星座が順番待ちをしています。    

2009年9月13日 (日)

大河ドラマ「天地人/家康への挑戦状」まもなく始まる

今日の大河ドラマ「天地人」は大きな山場。

直江兼続を有名にした徳川家康を怒らせた「直江状」の話。

   

家康は直江兼続に詰問状を送ります。

家康にとって疑わしい行動をする上杉景勝に、一刻も早く上洛して謝れという内容です。

それに対して、直江兼続が送り返したのが世にいう「直江状」だそうです。

調べたら、「直江状」の原本はなく、

後世の人の捏造(ねつぞう)ではという説もあるそうです。

直江状で激怒した家康が、上杉を攻めようとしたら、

石田三成が挙兵。

関ヶ原の戦いに突入していくとのこと。

時代の大きな変わり目でもあります。

    

今まで全く知らなかった直江兼続。

関ヶ原の戦いの直前にこんなことがあったのだと、

テレビを見てしっかり記憶に留めたい。

さあ始まる!

    

   

※視聴後。

なかなか面白い演出でした。

家康を恐れずに書いた文面がわかりやすく表現されていました。

松方弘樹さん演じる家康の怒り方がよかったなあ。

来週はいよいよ関ヶ原の戦い。

東北では長谷堂(はせどう)合戦。

バタフライ星雲

日曜日朝のCBC(中部日本放送/キー局はTBSです)は7時から10時まで面白い番組が続きます。

ついつい見てしまいます。

7時~「週刊!健康カレンダー カラダのキモチ」

7時半~「がっちりマンデー」

8時~「サンデーモーニング」といったラインナップ。

    

「サンデーモーニング」で、修理のすんだハッブル天体望遠鏡で見た天体写真を紹介してくれました。

素晴らしかったです。

次のサイトに載っていました。

http://www33.ocn.ne.jp/~inetwada/apod090910.htm

Apod090910_2    

    

    

    

   

バタフライ星雲です。

見とれてしまう写真です。

このことを伝えるAFPBBニュースの記事を

このブログに転載したいのですが、

JUSTBLOGはできそうでできない。残念。

リンクだけはろうと思います。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2639464/4556230

    

バタフライ星雲は「惑星状星雲」と呼ばれます。

惑星状星雲とは?

素人には全てが難語ですが、機会あるごとに一つずつ解明しようと調べました。

次のサイトはわかりやすかったです。

「サラリーマン、宇宙を語る」

http://www.astronomy.orino.net/site/kataru/nebula_star_cluster/planetary_nebula.html

    

昨晩は雨でしたが、

今晩は星が見られそう。

月も新月に向かって、どんどん欠けている最中。

星は見やすくなります。

※新月は9月19日午前3時44分頃。満月(仲秋の名月)は10月4日午後3時10分頃。     

円弧状のうろこ雲

P9110001    

      

    

7月11日の朝、出勤途中に撮影したもの。

秋の季語になっている「うろこ雲」と思われます。

円弧の形になっているのが美しく、思わず撮影しました。

天気が悪くなる前兆らしく、この日の晩は曇り。

翌日(9月12日)は夕方から大雨でした。

   

8月後半の夕焼け雲、そしてこれからの秋の雲。

雲鑑賞がいい時期だと思います。

運動会に、秋の雲は似合います。

勤務校は春に運動会は終わっていますが。

2009年9月12日 (土)

斎藤茂太さんの言葉その4「何の波風も立たない人生など・・」

本「いい言葉は、いい人生をつくる」(斎藤茂太著/成美文庫)からの引用。

    

人を最も卑しくするのは羨望だと私は思う。(中略)

人を妬んだところで何も生まれてこない。

妬むぐらいなら大いに悔しがり、それを起爆力にして、自分も飛躍するエネルギーにしよう。(158~159p)

そうなんだ、羨望・嫉妬は人を卑しくします。

先日読んだ本でもそう思いました。

嫉妬の世界史 (新潮新書) 嫉妬の世界史 (新潮新書)

新潮社 2004-11
売り上げランキング : 107061
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

人間の中にある羨望・嫉妬の気持ちは厄介だなと思います。

歴史上の偉大な人物さえも、嫉妬によって振り回されていたことを知りました。

卑しくなりたくない。

いい方向に自分の力を全力で出したいと思います。

    

90年近い人生を生きた実感からいえば、

何の波風も立たない人生など、最もつまらない。

挫折や苦労などないに越したことはないと考えがちだが、

こうして振り返ってみると、大いに挫折し、そこから立ち上がったり、

苦労を重ねて乗り越えてきたからこそ今日がある、としみじみ感じ入る。(156p)

人生はできるだけ思いどおりにいかないほうがいい。私はむしろそう思っている。

思いどおりにいかないからこそ、他の方法はないかと工夫を凝らすのだし、

その場は思いとどまる抑制の訓練もできる。

工夫や抑制の結果、望みをかなえる好機に出会い、

一気に願望が実現するそのうれしさといったら・・・・・。(160~161p)

人生の先輩の言葉、しっかり受け止めたい。

最近の写真

  • Img_5752
  • Img_6455
  • Img_6453
  • Img_6452
  • Img_5659
  • Img_6269
  • Img_6268
  • Img_6267
  • Img_6266
  • Img_6265
  • Img_5744
  • Img_5645

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉