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2016年3月

2016年3月19日 (土)

日めくりより パラシュートの穴/段ボール

  

今日は3月19日。

  

「パラシュートの傘には、わざと穴が開けてある?」

Epson605  

本当でしょうか?調べてみました。

  

次のサイトによると、その穴のことを「スピルホール」と言うそうです。

モデルロケット展示室

spillとは「〈帆から〉風を抜く、〈風を〉受け流す」という意味があるそうです。

写真がここにありました↓

PEUGEOT長崎 スタッフブログ

Pj_1273ccc6b99   

  

「どうして段ボールは茶色か?」

Epson654

漂白すると強度が落ちるのですね。なるほど。

しかしこの名前「段ボール」はなぜ?

調べてみました。

全国段ボール工業組合連合会

ここが参考になりました。このような団体があるのですね。

  

引用します。

子供のころ、図工などで使う厚紙を「ボール紙」と

呼んでいたことを覚えておられる方も多いと思います。

明治時代の日本では、まだ名前の無かった「段ボール」が

外国からわずかな量が輸入され、当時、これをしわしわ紙、

なまこ紙などと呼んでいました。(英語でcorrugated-board paper)

わが国で初めて段ボールを事業化した井上貞治郎氏(レンゴー㈱創業者)は、

自ら考案した機械で見よう見まねでなまこ紙の製造を始め、

苦心惨憺の末、完成させます。

ようやく出来上がった製品(繰りっ放し)を売るにあたり、

いろいろな名前を考えましたが、弾力紙、波型紙、波状紙、

しぼりボール、なまこ紙、浪形紙、防衝紙、波型ボール、

コルゲーテットボール、コルゲートボールなどの候補の中で、

「段の付いたボール紙」であることが単純で解かりやすく、

語呂も良いことから「段ボール」と命名、

その後実用新案を取得し「特許段ボール」として販売しました。

ボール(球)もないのに段ボール。

今では知らない人のないネーミングも井上氏の大きな功績といえるかもしれません。

  

  

「段の付いたボール紙」よりも「ボール紙に段をつけたもの」とした方が

わかりやすい気がします。

そうなると「ボール紙」が何か気になります。

これはWikipediaが参考になりました。

Wikipedia ボール紙

引用します。

 

ボール紙(ボールがみ)は、元来は、藁(わら)パルプで作った板紙。

ボールは、英語のboard(板。ボード、古くはボールドとも)に由来する。

近年になり、木材パルプで作った白ボールなども現れ、

これらを含め板紙全般をボール紙と呼ぶことも多い。

これらと区別するため、藁パルプを使ったボール紙は黄ボールと呼ぶ。

他にも「布ボール」「マニラボール」「茶ボール」「チップボール」

「コートボール」などがある。

紙箱や、本の表紙に使われる。

段ボールは、原紙にボール紙を使ったため、この名がある

(ただし現在は、段ボール原紙は古紙を主原料とする)。

  

確かに、いつごろからか「白ボール」という言葉を使います。

あれは木材パルプで作ったボール紙だったのですね。

元祖ボール紙である「黄ボール」ってどんなのだ?

今は時間なし。また調べよう。

午前中、道草ができました。

今から名古屋に出かけます。

最近見た花 ソラマメ・ジンチョウゲ・モクレン・ウンナンオウバイ

  

今日は3月19日。

  

午前中は小牧山城に行きたいと思っていましたが、

雨が強いために断念しました。

近いうちに実行したいですね。

  

最近の花の写真を並べます。

  

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↑ ソラマメ

3月15日、通勤路での撮影。

ここでも道草 H25 4月の花々2 ソラマメ他(2013年4月13日投稿) 

また空に向かって実るソラマメを見てみたい。

  

  

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↑ ジンチョウゲ(沈丁花)

3月17日 勤務校での撮影

朝撮影すると、独特の光具合になります。

ここでも道草 沈丁花の香りを楽しむ(2008年3月15日投稿)

ブログでは2008年に登場していました。

8年前の話です。

その記事を読んで、国内ではジンチョウゲはほとんど雄の木だと思い出しました。

ずっと以前の自分に教えられました。

2007年4月21日スタートのブログ。あと1カ月で9年だなあ。

  

  

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↑モクレン

3月16日 通勤路で撮影

朝日が向こうから当たるモクレンの花です。

毎年この時期に楽しんでいます。

今はモクレンがあちこちで咲いています。

どこにモクレンの木があるか確認できる時期でもあります。

例えばここ↓

Rimg7615

3月15日 通勤路から撮影

通勤路から少し離れた場所にあるモクレンですが、白い花は目立ちます。

ここでも道草 モクレンが目立つ季節(2010年3月14日投稿)

↑6年前の自分はうまいことを言っています。

ここにもモクレン、あそこにもモクレン。あちこちでモクレンに目を奪われます。」

まさに同じ時期に同じことを思っていました。

  

  

ラストの花

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↑出勤時に玄関を出たら、黄色の花が落ちていました。

アップの写真です。

Rimg7663 

石のたたきに黄色の花は目立ちます。

急いでいましたが、写真を撮りました。

写真の左上にその花が生っていた木があります。

これです↓

Rimg7664  

まだ満開ではないこの木の名前は何だったけなあ?

調べました。

ウンナンオウバイと思われます。自宅庭にあるのに自信なし。

ここでも道草 H25 3月の花々41 ウンナンオウバイ他

特に3年前にはたくさんの花をこのブログに登場させました。

どんな花を載せたのか一覧したいとずっと思っていました。

いつかやりたい。

  

2016年3月17日 (木)

坊主頭の人が判明/3月の掲示物「バラの花束」完成

 

今日は3月17日。

  

2月28日の投稿で使った写真です。

ここでも道草(2016年2月28日投稿)

Rimg7211  

右の坊主頭の人が誰なのか調べたいと書きました。

どうやらわかりました。

「RIP SLYME」のSUさんという方のようです。

この場面での歌いっぷりがいいです。

  

 

16日の晩、「3月の掲示物」が完成しました。

また「図工人」にお世話になりました。

※参考:ここでも道草(2016年3月15日投稿)

子どもたちが作ったバラの花を、

私が花束にしてみました。

Rimg7654  

17日の朝、教室の廊下の部分に掲示しようと思います。

そこは給食当番は給食室に行くときに必ず通る場所です。

卒業式の日に、6年生が教室から会場の体育館に行く時に必ず通る場所です。

うちらの学級のメッセージが届いてくれるといいです。

2016年3月16日 (水)

シキミの花、アーモンドの花に出会いました

 

今日は3月16日。

  

昨日は久々の自転車通勤。

途中で踏切に止められました。

踏切で待ちながら辺りを見まわしたら、

シキミの花が目につきました。

そうだ、ここにシキミがあったと思い出し、

今が花の季節だったんだと思いました。

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以前ここで写真を撮りました。

ここでも道草 H25 3月の花々42 シキミ2・タンチョウソウ・クサイチゴ(2013年4月7日投稿)

踏切にとめられたことで、再び花に出会えました。

  

出会えたといえば、アーモンドの花にも出会えました。

勤務校の飼育小屋にあるアーモンドの木に花が咲いていました。

Rimg7625  

今年度担当している学校HPのトップを飾る記事は、

昨年の4月1日のアーモンドの花でした。

季節は廻り、再びアーモンドの花が咲く季節がきました。

すぐ隣にあるコブシも今にも咲きそうでした。

Rimg7626   

春はやっぱり花が面白い。

2016年3月15日 (火)

立体的な白バラの花ができた

 

今日は3月15日。

  

「図工人」を利用させてもらって、毎月掲示物を作ってきましたが、

3月はこれです↓

Photo http://zukoujin.com/displaybara01.htm

  

今回は卒業式(18日)に間に合うように作っていますが、

昨日花びらを作ってみてビックリ。

言われた通り作ってみたら、

けっこういい白バラの花ができたのです。

Rimg7607

Rimg7608   

ちょうど廊下を通りがかった先生を呼び止めて、

「先生、見てください、いいでしょう」と見せびらかしてしまいました。

さすが「図工人」

立体にこだわっています。

素晴らしいサイトです。

今日も頑張って作ろう。

2016年3月13日 (日)

3月5日キミヤーズ塾の報告4.「子どもを子どもに育てるのが、村上先生だ」

 

今日は3月13日。

  

今晩「キミヤーズ塾」のことをまとめたい。

0時を過ぎたけど、もう一息。

  

今回はキミヤーズスタッフが、村上先生ならではの教材・教具について

説明を書いて紹介してあるコーナーを設けてくれました。

写真撮影もOKでした。

たくさん撮った写真が手元にありますが、とても参考になります。

感謝です。

その中で、「数直線」のみ載せます。

Rimg7453

Rimg7454  

このような説明がたくさんありましたよ。

皆さんもぜひ「キミヤーズ塾」へ。

  

第4部は奈良女子大学特任教授の麻生武先生のお話。

テーマは「希望としてのキミヤーズ」

  

〇「教育の希望は、まだしも障害児教育の方にある」

 普通学級と比較して、「先生たちが子どもたちに出会える時間と

 空間が保障されている。創意工夫した教育が行える。

 つまり、子どもたちにも先生にも自由がある」

 いいこと言うなあと思った。アイデアでどうにかしたいと思っている

 自分にとって、今の位置は絶好の場所だと思いたい。

〇「同質の子がいることを前提にしている普通学級の授業」

 村上先生の主張と実践は違う↓

 「さまざまな障害をもつ子どもたち、異なる学年の子どもたちがいる方が、

 面白い。そして、その方が、子どもたちの学びがより成り立つ」 

 すごいこと。ここに希望がある。

〇「役に立つほどダサくてみすぼらしいものはない」と言う村上先生。

 麻生先生は「村上先生は美しさがわかる男」と表現した。

 「美しいもの」は自分にとっては直接的には何の役にも立たないもの。

〇「今の時代、子どもは簡単には子どもになれない」

 印象的な言葉だ。「子ども」とは好奇心旺盛で無駄なことをたくさんする生き物。

 「大人」は合理的・効率的に生きる生き物。

 大人になるのは簡単。子どもになれない子どもがいる。

 麻生先生はこう言う。「子どもを子どもに育てるのが、村上先生だ」

 なるほど!

〇「どんな子にも力が備わっている。その力があることを、

 子どもに気づかせることができる教師がすごい」

 「君にもあったじゃないか!」

〇「キミヤーズ塾は、村上先生が参加者みんなに

  ”子どもになろうよ”と呼びかけている場」

 だから”うんこ”を配るのだと麻生先生。

 実際に今回も全員に”うんこ”のおもちゃを配った。

  

  

  

以上で、3月5日のキミヤーズ塾の報告を終えます。

成績の仕事で忙しい時でしたが、京都まで行ってよかったと思った1日でした。

このような1日にしてくれた村上先生とキミヤーズスタッフに感謝。

さらに村上先生が縁を作ってくれて、同じ愛知県の先生とお知り合いになれました。

たいへん熱心な方で、あちこちに出かけて勉強をしています。

特別支援関係のブログにもアンテナを伸ばしていて、

何と私のブログをすでに見ていました。そんな先生初めて!

8月にはその先生の地元に村上先生を呼んで研修会を開く計画をすでに進めています。

もちろん参加させてくださいとお願いしました。OKでした。

私より年輩とお見受けしました。少なくともその醸し出すものは年上でした。

それなのにアンテナがすごい。

毎年いろいろな出会いがあるけど、今年もいい出会いがありました。

  

3月5日キミヤーズ塾の報告3.2㎝の立方体の積み木を作ってみた

  

今日は3月12日。

  

前投稿に引き続き、3月5日に「キミヤーズ塾」の報告。

  

第1部が村上先生の話。

第2部が山口先生の話。

そして第3部がキミヤーズスタッフによる実演であった。

 

〇資料にはこう書いてあった。

 「”百聞は一見にしかず”村上先生が言うような数の授業って、

 どうすればいいのか・・・と思っておられる方が、明日から実践できるように、

 細部にいたるまで伝授します」すごく貴重な時間だった。

〇「3と4の間には壁がある」・・・

 「キミヤーズの教材・教具」(クリエイツかもがわ)に書かれてあったことなのに

 すっかり忘れていた。あらためてこの本の18~20pを読む。引用する。

 「例えば、1から3までの数は比較的順調に理解できたが、

 4になると難しいということがよくある。

 積み木や絵カードなどで何度も学習するが、なかなかうまくいかない。

 3~4の間には容易に乗り越えられない壁があるのだ。

 この壁を乗り越えるには、ピッタリの教材は、

 実際には存在しないかもしれない。

 結局、子どもは適切な教材も与えられないまま、

 4個並んだ積み木を見せられ、引きつった笑顔で指導者が

 『これ、いくつ?』と何度も連呼するのを聞かされ、

 『4』への苦しい飛躍を強いられることになる。」(18~19p)

 そんな子どもの実態を見抜ける教師はどれくらいいるのだろう?

 私も1年生を担任したことがあるが、3~4の間の壁には気がついていない。

 反省。

〇この壁を突き破るためには、反復練習によって既存の知識をより確実にして

 飛躍を準備をする必要がある。その練習で使う教具の一つが「算数カード」

 村上先生はとことん使っている。その部分を引用。

反復練習は飽きるのだ。

 常に飽きないように、あらゆる工夫をする必要があるのだ。

 例えばカードの●や数字の色を変えたり、●を○や▲や■にしたり、

 閉じた形だけでなく、×など開いた形にするのも雰囲気が変わって新鮮に感じる。

 子どもによっては、この形で得手、不得手ができたりするのは

 興味深いところだ。

 もちろん、どんな形でも、数を抽出して答えられないといけない。

 練習の過程で十分励ましたり、どれだけ速くなったかを成果として伝え、

 惜しみなくほめたり、シールを褒美にしたり、練習の意義を話したりする。

 (中略)

 とにかく、飛躍の主役を務めるのは、子ども自身である。

 せめて指導者は、反復練習に飽きさせないように脇を固めなければならない。」

 (20p)

 塾に参加したことで、改めて本を読みなおし、「3~4の壁」を復習。

 さらに、村上先生でさえ算数カードを飽きさせないために

 いろいろやっていることを知る。

  

 〇その他でも第3部は刺激的だった。

  積み木は必要だと思った。

  村上先生やキミヤーズスタッフが使っているのは2㎝の立方体↓

Rimg7439

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 誠文社の立方体だった。

 勤務校にあるかなと思ったら、1㎝の立方体でした。

 カタログで見たら、「2㎝立方体セット」ということで、

 赤・黄それぞれ500個(合計1000個)で22000円でした。

 こんなにいらないし、高いし、すぐに手に入らないので諦め。

 2㎝×2㎝×60㎝の白木材を買って切断して、真似して作ってみた。

Rimg7476  

 実演でみたこれ↓も百均で買ってきた。

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 この積み木で教えたらいいと思う子が今、目の前にいるので、

 すぐに用意して、さっそく授業をしている。

 「ゲタゲタ算数」というのも良かった。

 積み木を瞬間に見て、いくつであるかをいう学習である。

 これまたすぐに練習してやってみた。

 

今までも「積み木」の実践は、キミヤーズ塾で今までも教えてもらっているが、

実際にやってみようというレベルまで至らなかった。

実演を見て有効だと強く思い、行動に移した。

何度も学んできてやっとわかってきたのだ。

前投稿でも書いたが、「数直線」「積み木」は今回の大きな収穫だ。

(つづく)

  

 

2016年3月12日 (土)

3月5日キミヤーズ塾の報告2.数直線は大事

  

今日は3月12日。

  

前投稿に引き続き、3月5日に「キミヤーズ塾」の報告。

  

〇ゲストの花園大学山口真希さんが「なにがキミヤーズ算数なのか」という

 テーマで話す。

〇教室では教師が「働きかけ」、生徒・児童が「応答」して、

 そして教師が「評価」する。生徒・児童の発話は常に評価の対象となっている。

 役割が決まっている。これは独特の文化。

 「多くの子どもたちはついていける。でもこの文化に合わない子もいる」

〇教室では「挙手しても教師に指名をされるという手順を踏まなければ

 公的な発言とみなされない」

 教室では「教師からの問いかけなのに、学級のみんなに向けて返答することが

 求められる」「コミュニケーションのズレがある」

 教室では「『教師ー生徒』という権力作用の含まれる社会的関係がある。

 それを前提とした秩序、学校でしか通用しない文化がある」

 「この文化・秩序についていけない子がいる」

〇キミヤーズ流の学級では・・・・

 「例え挙手をしなかったとしてもつぶやきを拾ってもらえる。

  教師の問いかけには教師に、仲間からの問いかけには仲間に。

  対話が成立している。学びのコミュニティが出来ている。」

 「『教師ー生徒』という関係にいいたるみがある。

  権力はピンポン先生が持っている。」

 「『働きかけ』『応答』『評価』の役割が固定していない。

  教師は子どもの導き手。」

〇上記の視点は今まで考えたことがない視点。面白いと思う。

 ピンポン先生も思った以上に重要な役割があるのかと思った話。

 う~ん、セットはしてあるけどほぼ使っていないピンポン先生。

 ピンポン先生を使いこなすのは、けっこう難しい。来年度に向けて準備をするか。

〇「現行算数教育が抱える問題」として次の文章を紹介

 「従来の算数教育では”数えること”、つまり”順序数”で数を導入。

 その流れを組む現行教科書も、数え主義から完全に解き放たれていない。

 数の背後にある量をきちんと教えていない(遠山1972)」 

〇キミヤーズ流は・・・

 「数の大小や順序などの性質や関係を直観的に

 しかも総合的にとらえることができるものの1つとして

 数直線をアバウトに使う」

 「数の大小や順序などの数の性質や関係をとらえるには

 数字や式のみに頼るのではなくいろいろな方法で考えることが大切。」

  

今回のキミヤーズ塾での収穫は、「数直線」と2㎝の立方体の「積み木」が

重要だと思えたことだと思う。

山口先生の話の中にあった「数直線」の意味は納得。

今週はさっそく授業で使う。2年生の「10000までの数」で使う。

 

 

3月5日キミヤーズ塾の報告1.何回も聞くことでさらに染みてくる

 

今日は3月12日。

  

先週の土曜日、3月5日の報告を、

琵琶湖疎水の見学は書きましたが、

キミヤーズ塾のことは後回しになっていました。

ここでも道草 第1トンネル出口・諸羽トンネル入口見学(2016年3月6日投稿)

今晩はまとめておきたいと思います。

ここに時間をかけて打ち込むことで、自分の血や肉になってほしいです。

  

それでは第10回「キミヤーズ塾」の報告です。

  

ほぼ1年ぶりの村上公也先生でした。

前回は2015年3月10日でした。

ここでも道草 20150310報告(2,015年月15日投稿)

  

〇午前中は村上公也先生の講義

 聞いた話は多いけど、でもこうやって何回も聞くことで

 体に染みてくる感覚はある。

〇「嫌なことを我慢させるのが、教育ではない」

〇「成果を追い求めるのではなく、充実した今を積み重ね、

 それが結果として未来につながる」

〇「成長した後で子ども自身が、何度も思い出したくなるような人生の一コマを

 どれだけ作れるか、それが教育の一つの意味である」

 この発想は今回パッと入ってきた。やはり作るんだ。作り出すんですよ。

〇「太陽中心で考えると天体は考えやすい。

 子ども中心に考えると教育はわかりやすい」

〇「教師の仕事は人生の大部分を使う。先生をやっていて良かったと思える人生を」

〇「算数の授業はずっと同じパターンで」

 「人間関係の中で課題が解けると達成感が得られる」

 いろいろな学年の子がいても、いろいろな学力の子がいてもである。

 人間関係重視の村上先生らしい発言。

〇何度も見たローテーションカードの映像を見た後、村上先生はこう言った。

 「どろどろしたものを乗り越えてできたものが人間関係である」

 「仲良くしましょうというのは、本当の人間関係ではない」

 もめ事などいろいろあって、それを経ていろいろな人間関係の勉強をすべき。

 今のわが学級はその点可能性大だと思う。

〇「今いるところ表」・・・あらためてこの表は子どもの見通し力を高めるための

 表だと認識する。今の教室には掲示されているけど、充分使えていない。

〇「人は関わりの中で学ぶ」「極意は役割分担・代わり番子」

 これも以前の塾のテーマであり、じっくり勉強したこと。再認識。

〇「ほめないと、ほめることが上手にならない」

 「叱るより、ほめる方が圧倒的に説得力がある」

 「とにかくほめる 存在自体を祝福する」

 村上先生に教えてもらうようになって、自分のほめ方はだいぶ変わったと思う。

 ほめることが見えてきた、すぐにほめれるようになった、

 どうにかしてほめて動かしたいと思うようになった。

〇今回村上先生のデザインが入ったトートバッグが2500円と言われた。

 珍しい、お金をとるんだと思っていたら、トートバッグを買うと

 教育書がついてくるという話。その教育書が2500円以上する!

 さらに、今回の塾ではスタッフがドラマ「下町ロケット」の

 ”佃(つくだ)製作所”風の作業着を着ていた。その背中に村上先生のデザイン。

 この作業服も2500円。そしてこの服も買うと、教育書がついてくる。

 その本も2500円以上。

 今回頑張って5000円払ってバッグ・服・本2冊全て購入。

 身銭を切って勉強。引退までやり続けたい。

〇あっという間の午前中の2時間でした。1年ぶりの村上先生はお変わりなしでした。

 聞いたことある話でも、何回も聞くことで染みてきます。

 以前、杉渕鐵良先生の話を何度も聞いた時の感覚です。

 村上先生も杉渕先生もそれだけ裏付けのある人、厚みのある人なのでしょう。

 つまり1度聞いたからそれでわかった気になってはいけないということでもあり。

 これからも機会があれば村上先生の話は聞いていきたい。

(次の投稿につづく)

  

3月11日 半旗・弔旗を掲げ、黙祷しました

  

今日は3月12日。

  

昨日は3月11日。

東日本大震災からちょうど5年。

勤務校では半旗が掲げられました。

  

Rimg7593

Rimg7597  

子どもが国語辞典で「半旗」について調べました。

そこには「悲しみを表すために旗を3分の1ほど下げて掲げたもの」

とありました。そうか、「半旗」なので半分かと思いきや、

上から3分の1なんですね。

私にとってもありがたい情報でした。

  

もう少し調べてみようと思いました。

  

今回、国旗とともに黒い旗が掲げられました。

これは何か?

「弔旗(ちょうき)」と呼ばれるもののようです。

半旗ができないような旗の場合、

黒布で金色の国旗玉をくるんで隠し、

国旗と同じ長さの黒い旗を掲げます。

これが弔旗です。

参考にこの写真を見てください↓

Img58807269 楽天市場 祭すみたや

今回、勤務校の場合は、半旗と弔旗のダブルでした。

  

半旗の揚げ方下げ方ですが、

揚げる時には一度一番上まで揚げてから下げるそうです。

3分の1~2分の1の範囲だそうです。

文字通り、半分まで下げてもいいわけです。

下げてあるのがわかればいいようです。

逆にふだんは必ず一番上まで揚げておいて、

半旗に見られないようにするのが大事だそうです。

下げる時には一度上まで揚げてから下げるそうです。

  

黙祷をしました。

子どもたちは黙祷をしている時に

何を頭の中で考えたらいいかわからないようでした。

大震災で亡くなった人たちのことを想像してあげることだと言いました。

いきなり命を奪われた人たちがどんなに苦しかったか、無念だったか。

う~ん、これも子どもたちには難しかったかな。

でも死んでいった人たちのことを想像し、

存在を認めることが私には供養だと思っています。

生きていても死んでしまっても、

その存在を認める、認め合うことが安らぎになると思います。

ムッシュさんのブログにはこう書いてありました。

※参考:ありがとう幸せな毎日 一生懸命生きていきたい

 

黙祷の後、ぼくは子どもたちに、こんなことを言いました。  

あの地震でたくさんの人が亡くなりました。

ちょうど君たちと同じような年の子も、たくさん亡くなりました。

これから楽しいことがたくさんあったろうに、

そんなことも経験せずに死んでしまいました。

だからこそ、生きているみんなは、

そんな子どもたちの分も一生懸命生きていって欲しいなと思います。  

先生も、一生懸命生きていきます。

今度また福島を訪れます。全国大会翌日には、

以前行った福島県新地町で、またコンサートをさせていただきます。

僕たちにできることを精いっぱいしていきたいと思っています。

  

  

やはり死んだ人のことを考えるのです。

考えて次の行動につなげるのです。

ムッシュさんは行動しています。

刺激を受けます。

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