3月5日キミヤーズ塾の報告4.「子どもを子どもに育てるのが、村上先生だ」
今日は3月13日。
今晩「キミヤーズ塾」のことをまとめたい。
0時を過ぎたけど、もう一息。
今回はキミヤーズスタッフが、村上先生ならではの教材・教具について
説明を書いて紹介してあるコーナーを設けてくれました。
写真撮影もOKでした。
たくさん撮った写真が手元にありますが、とても参考になります。
感謝です。
その中で、「数直線」のみ載せます。
このような説明がたくさんありましたよ。
皆さんもぜひ「キミヤーズ塾」へ。
第4部は奈良女子大学特任教授の麻生武先生のお話。
テーマは「希望としてのキミヤーズ」
〇「教育の希望は、まだしも障害児教育の方にある」
普通学級と比較して、「先生たちが子どもたちに出会える時間と
空間が保障されている。創意工夫した教育が行える。
つまり、子どもたちにも先生にも自由がある」
いいこと言うなあと思った。アイデアでどうにかしたいと思っている
自分にとって、今の位置は絶好の場所だと思いたい。
〇「同質の子がいることを前提にしている普通学級の授業」
村上先生の主張と実践は違う↓
「さまざまな障害をもつ子どもたち、異なる学年の子どもたちがいる方が、
面白い。そして、その方が、子どもたちの学びがより成り立つ」
すごいこと。ここに希望がある。
〇「役に立つほどダサくてみすぼらしいものはない」と言う村上先生。
麻生先生は「村上先生は美しさがわかる男」と表現した。
「美しいもの」は自分にとっては直接的には何の役にも立たないもの。
〇「今の時代、子どもは簡単には子どもになれない」
印象的な言葉だ。「子ども」とは好奇心旺盛で無駄なことをたくさんする生き物。
「大人」は合理的・効率的に生きる生き物。
大人になるのは簡単。子どもになれない子どもがいる。
麻生先生はこう言う。「子どもを子どもに育てるのが、村上先生だ」
なるほど!
〇「どんな子にも力が備わっている。その力があることを、
子どもに気づかせることができる教師がすごい」
「君にもあったじゃないか!」
〇「キミヤーズ塾は、村上先生が参加者みんなに
”子どもになろうよ”と呼びかけている場」
だから”うんこ”を配るのだと麻生先生。
実際に今回も全員に”うんこ”のおもちゃを配った。
以上で、3月5日のキミヤーズ塾の報告を終えます。
成績の仕事で忙しい時でしたが、京都まで行ってよかったと思った1日でした。
このような1日にしてくれた村上先生とキミヤーズスタッフに感謝。
さらに村上先生が縁を作ってくれて、同じ愛知県の先生とお知り合いになれました。
たいへん熱心な方で、あちこちに出かけて勉強をしています。
特別支援関係のブログにもアンテナを伸ばしていて、
何と私のブログをすでに見ていました。そんな先生初めて!
8月にはその先生の地元に村上先生を呼んで研修会を開く計画をすでに進めています。
もちろん参加させてくださいとお願いしました。OKでした。
私より年輩とお見受けしました。少なくともその醸し出すものは年上でした。
それなのにアンテナがすごい。
毎年いろいろな出会いがあるけど、今年もいい出会いがありました。
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