3月5日キミヤーズ塾の報告1.何回も聞くことでさらに染みてくる
今日は3月12日。
先週の土曜日、3月5日の報告を、
琵琶湖疎水の見学は書きましたが、
キミヤーズ塾のことは後回しになっていました。
※ここでも道草 第1トンネル出口・諸羽トンネル入口見学(2016年3月6日投稿)
今晩はまとめておきたいと思います。
ここに時間をかけて打ち込むことで、自分の血や肉になってほしいです。
それでは第10回「キミヤーズ塾」の報告です。
ほぼ1年ぶりの村上公也先生でした。
前回は2015年3月10日でした。
※ここでも道草 20150310報告(2,015年月15日投稿)
〇午前中は村上公也先生の講義
聞いた話は多いけど、でもこうやって何回も聞くことで
体に染みてくる感覚はある。
〇「嫌なことを我慢させるのが、教育ではない」
〇「成果を追い求めるのではなく、充実した今を積み重ね、
それが結果として未来につながる」
〇「成長した後で子ども自身が、何度も思い出したくなるような人生の一コマを
どれだけ作れるか、それが教育の一つの意味である」
この発想は今回パッと入ってきた。やはり作るんだ。作り出すんですよ。
〇「太陽中心で考えると天体は考えやすい。
子ども中心に考えると教育はわかりやすい」
〇「教師の仕事は人生の大部分を使う。先生をやっていて良かったと思える人生を」
〇「算数の授業はずっと同じパターンで」
「人間関係の中で課題が解けると達成感が得られる」
いろいろな学年の子がいても、いろいろな学力の子がいてもである。
人間関係重視の村上先生らしい発言。
〇何度も見たローテーションカードの映像を見た後、村上先生はこう言った。
「どろどろしたものを乗り越えてできたものが人間関係である」
「仲良くしましょうというのは、本当の人間関係ではない」
もめ事などいろいろあって、それを経ていろいろな人間関係の勉強をすべき。
今のわが学級はその点可能性大だと思う。
〇「今いるところ表」・・・あらためてこの表は子どもの見通し力を高めるための
表だと認識する。今の教室には掲示されているけど、充分使えていない。
〇「人は関わりの中で学ぶ」「極意は役割分担・代わり番子」
これも以前の塾のテーマであり、じっくり勉強したこと。再認識。
〇「ほめないと、ほめることが上手にならない」
「叱るより、ほめる方が圧倒的に説得力がある」
「とにかくほめる 存在自体を祝福する」
村上先生に教えてもらうようになって、自分のほめ方はだいぶ変わったと思う。
ほめることが見えてきた、すぐにほめれるようになった、
どうにかしてほめて動かしたいと思うようになった。
〇今回村上先生のデザインが入ったトートバッグが2500円と言われた。
珍しい、お金をとるんだと思っていたら、トートバッグを買うと
教育書がついてくるという話。その教育書が2500円以上する!
さらに、今回の塾ではスタッフがドラマ「下町ロケット」の
”佃(つくだ)製作所”風の作業着を着ていた。その背中に村上先生のデザイン。
この作業服も2500円。そしてこの服も買うと、教育書がついてくる。
その本も2500円以上。
今回頑張って5000円払ってバッグ・服・本2冊全て購入。
身銭を切って勉強。引退までやり続けたい。
〇あっという間の午前中の2時間でした。1年ぶりの村上先生はお変わりなしでした。
聞いたことある話でも、何回も聞くことで染みてきます。
以前、杉渕鐵良先生の話を何度も聞いた時の感覚です。
村上先生も杉渕先生もそれだけ裏付けのある人、厚みのある人なのでしょう。
つまり1度聞いたからそれでわかった気になってはいけないということでもあり。
これからも機会があれば村上先生の話は聞いていきたい。
(次の投稿につづく)
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