日めくりより パラシュートの穴/段ボール
今日は3月19日。
「パラシュートの傘には、わざと穴が開けてある?」
本当でしょうか?調べてみました。
次のサイトによると、その穴のことを「スピルホール」と言うそうです。
spillとは「〈帆から〉風を抜く、〈風を〉受け流す」という意味があるそうです。
写真がここにありました↓
「どうして段ボールは茶色か?」
漂白すると強度が落ちるのですね。なるほど。
しかしこの名前「段ボール」はなぜ?
調べてみました。
ここが参考になりました。このような団体があるのですね。
引用します。
子供のころ、図工などで使う厚紙を「ボール紙」と
呼んでいたことを覚えておられる方も多いと思います。
明治時代の日本では、まだ名前の無かった「段ボール」が
外国からわずかな量が輸入され、当時、これをしわしわ紙、
なまこ紙などと呼んでいました。(英語でcorrugated-board paper)
わが国で初めて段ボールを事業化した井上貞治郎氏(レンゴー㈱創業者)は、
自ら考案した機械で見よう見まねでなまこ紙の製造を始め、
苦心惨憺の末、完成させます。
ようやく出来上がった製品(繰りっ放し)を売るにあたり、
いろいろな名前を考えましたが、弾力紙、波型紙、波状紙、
しぼりボール、なまこ紙、浪形紙、防衝紙、波型ボール、
コルゲーテットボール、コルゲートボールなどの候補の中で、
「段の付いたボール紙」であることが単純で解かりやすく、
語呂も良いことから「段ボール」と命名、
その後実用新案を取得し「特許段ボール」として販売しました。
ボール(球)もないのに段ボール。
今では知らない人のないネーミングも井上氏の大きな功績といえるかもしれません。
「段の付いたボール紙」よりも「ボール紙に段をつけたもの」とした方が
わかりやすい気がします。
そうなると「ボール紙」が何か気になります。
これはWikipediaが参考になりました。
引用します。
ボール紙(ボールがみ)は、元来は、藁(わら)パルプで作った板紙。
ボールは、英語のboard(板。ボード、古くはボールドとも)に由来する。
近年になり、木材パルプで作った白ボールなども現れ、
これらを含め板紙全般をボール紙と呼ぶことも多い。
これらと区別するため、藁パルプを使ったボール紙は黄ボールと呼ぶ。
他にも「布ボール」「マニラボール」「茶ボール」「チップボール」
「コートボール」などがある。
紙箱や、本の表紙に使われる。
段ボールは、原紙にボール紙を使ったため、この名がある
(ただし現在は、段ボール原紙は古紙を主原料とする)。
確かに、いつごろからか「白ボール」という言葉を使います。
あれは木材パルプで作ったボール紙だったのですね。
元祖ボール紙である「黄ボール」ってどんなのだ?
今は時間なし。また調べよう。
午前中、道草ができました。
今から名古屋に出かけます。
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