準優勝/合併で消えていくもの
地区のおじさんとして、地元の子どもたちにキックベースを教えてきました。
昨日(7月26日)、大会がありました。
結果は準優勝。
4勝して決勝に進みましたが、1-2で惜敗。
前回3年間監督をやった時も、最後の年は準優勝。
優勝するためには、自分には何かがもうちょっと足りないようです。
でも今回のチームも面白かった。
小学生7人、中学生3人でチームを構成することになっていますが、
事情により小学生8人、中学生2人で構成。
応援に来た人たちから、小粒だねと言われました。
でも守りが堅い。5試合で4失点。
二けた得点で勝ち進んできたチームを、
こっちのペースに巻き込んで0封する気持ちよさ!
打つ方も、大きいのはねらわず、
内野に転がして一生懸命走っていました。
地味な勝ち方で勝ち進んでの決勝戦。
優勝したかったけど、まあいいよ。
今年第15回を迎えた町のキックベースボール大会。
新年早々に予定されている隣の市との合併によって、
この大会が消滅するのは必至。
隣の市がやってきているバスケットボールになると思います。
15回やっているうちに育んできた町のキックベースボールの伝統がちゃんとあります。
町独自のルールブックがつくられています。
初めて監督をやった時に、
中学3年の子からキックベースのノウハウを教えてもらいました。
奥の深い競技だと思いました。
今回監督として子どもたちに教えてきたことは、
結局初めて監督をやった時に知ったノウハウが基本。
伝統を受け継いで、それを次の世代に伝えた感じ。
しかし、この伝統がなくなってしまう。寂しいなと思います。
合併の副作用.