バンコク/バグダット
(前投稿のつづき)
スリランカのスリジャヤワルダナプラコッテ以上の長い名前の首都。
それはタイの首都バンコクの正式名でした。
次のサイトを参考にしました。引用します。
「雑学なコラム」http://zatsugaku.com/archives/2001/07/post_111.html
バンコクは西洋的な呼び名で、地元の人はもっぱらクルンと呼んでいる。
しかしそれもまた略称。
正式名称は、krungthep mahanakhon amorn rattanakosin mahintara yudthaya mahadilok pohp noparat rajathanee bureerom udomrajniwes mahasatarn amorn pimarn avaltarnsatit sakatattiya visanukram prasit。
確かに長い。天使の町、偉大にして最高の、永遠かつ不屈、云々と賛辞が続く。
これでは名前と言うより「説明」
我が家に面白い辞典があることを思いだし、引っ張りだしてきました。
「世界地名ルール辞典」(牧英夫編著/創拓社)です。
パラパラめくっていて、目にとまったのは、イラクの首都「バグダット」。
こう書いてありました。
バグダットは4000年以上の昔から栄えた都市で、
ペルシア語のバグbag「神」とダットdad「贈物」を合成した地名を持ち、
古くからその名で知られてきた。
都市はチグリス川沿いの肥沃な土地に位置し、
まさに神の贈物であった。
なるほど。ちゃんと意味がありました。
バグダットは、一時期、アラブ人によって
「ダルエスサラーム」(平和の城市)と呼ばれていたそうです。
映画「アラビアのロレンス」の中で、
アラブ人が「ダルエルサラーム」と叫んでいなかったかな。
そんなことを思い出しました。
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