父親が畑で見た日食
昨日(7月22日)は、厚い雲に覆われて日食は見ることができませんでした。
滅多にないことということで、ここにニュース写真の載せておこうと思います。
国内で観測された皆既日食。
硫黄島近海の船上からは、広がる太陽のコロナがはっきりと見えた
=22日午前11時31分、北硫黄島沖の客船・ふじ丸から(写真:産経新聞)
昨日、78歳の父親が、子どもの頃に畑で日食を見たことを思い出したと話してくれました。
だれかもう一人いたけど、それがだれかは思い出せない。
ガラスに黒くすすをつけたもので太陽を見たそうです。
畑で見たから、冬ではない。夏だと思うとのこと。
こういう興味ある話をしてくれると、好奇心がフツフツ出てきます。
父親が見たのはいつなのか調べたくなりました。
調べていくと次のようなサイトがありました。
「過去に日本で見られた日食」http://star.gs/njkako/njkako.htm
このサイトによると、候補は2つ。
1941年9月21日(10才)
1943年2月5日(11才)
2月だと、父親の住んでいた長野県では畑は雪に覆われていたと考えられます。
したがって1941年9月21日の可能性大。
この日、父親は10才の少年で、畑で太陽を見ていた。
父親がかつてどこで何をしていたかが一つわかりました。
自然現象のショーは、過去を思い出させてくれます。
1986年春。
24才でした。ハレー彗星で大いに湧きました。
勤務校の隣にあった天文台で、ハレー彗星を見させてもらいました。
これがそうだよと言われて見たけど、いまいちはっきりわかりませんでした。
大きな天体ショーのある時に、星の良く見える山間部の学校に赴任して、
隣に天文台がある幸運を感じていたことを覚えています。
次にハレー彗星が来るのは76年後。
ちょうど100才!
もし長生きして、ハレー彗星に再会できたら上のことを思い出すだろうなあ。
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