« 2022年7月 | メイン | 2022年9月 »

2022年8月

2022年8月27日 (土)

「キャパとゲルダ」①/脱線 サフォンの翻訳最終巻発刊

    

今日は令和4年8月27日。

   

この本を読みました。

81zpewhsl

amazon

「キャパとゲルダ ふたりの戦場カメラマン」

(マーク・アロンソン&マリナ・ブドーズ著/原田勝訳

/あすなろ書房)

  

これもいい本でした。

第2次世界大戦直前のスペイン内戦のこともよく勉強できました。

この内戦で勝利したフランコ政権が、

1975年にフランコが亡くなるまで続いたのですね。

そのフランコ政権下のお話が、カルロス・ルイス・サフォンが

描いてきた小説の世界。

気になったので調べたら、ついに四部作の最終巻の翻訳本が出ました!

集英社HP

9784087607789

8月19日発刊でした。つい最近だ。

いずれ読みたいですね。

文庫本で上巻で600p!すごい長編のようです。

   

ここでも道草(2020年11月12日投稿) 

☝ ここに載せた記事を再掲します。

Epson542

ついに4作目が出ましたよ。

読んでくださいね。

でも長生きしてくださいね。

  

  

いかん、いかん、

すっかり脱線してしまい、

「キャパとゲルダ」のことを書かずに

ここまできてしまいました。

「キャパとゲルダ」については、明日。

「アドリブ」④ 『シランクス』『パンの笛』を聴いてみた

    

今日は令和4年8月27日。

  

前記事に引き続き、

「アドリブ」(佐藤まどか著/あすなろ書房)より。

  

ドピュッシーの『シランクス』は、ぼくがもっとも尊敬するフルーテ

ィスト、マルセル・モイーズがドピュッシー本人の前で吹いたという

逸話つきだ。もの悲しく、幻想的なメロディで、物語も魅力的だ。

ギリシア神話の美しい精霊シューリンクス(古代ギリシア語。フラン

ス語ではシランクス)は、半獣の牧神パンにひと目惚れされ、追いか

けまわされて逃げまどう。

行き場を失ったシューリンクスは、川の精に祈り、葦に姿を変えた。

追いかけてきたパンは葦になったシューリンクスが風に揺れて奏でる

音に聴きほれた。パンはその葦を折って葦笛パンフルートを作り、「

少なくとも、あなたの声と共にいることができる」と喜び、肌身離さ

ず持ち歩くようになった。

古代ギリシャのこの伝説を目に浮かべるようにして、ドピュッシーは

この曲を作ったのだろう。幻想的なイメージが、ありありと浮かんで

くる。少し霧がかかった森の中、水辺、美しいシューリンクス、シュ

ーリンクスを失った悲しみと、美しさをたたえる喜びがとけあったパ

ンの笛の音色。

(174~175p)

   

読んでいて、この曲を聴いてみたいと、また思いました。

そして、今の世の中は、そう思えば聴くことができます。

尾崎勇太さんという人の演奏です。4分弱の曲です。


YouTube: Syrinx/C.Debussy by yuta ozaki

フルートのソロ演奏もいいなと思います。

道草して絵画にも手を伸ばします。

1

http://mementmori-art.com/archives/19715990.html

牧神パンの絵です。今まで私が知らなかった世界です。

    

牧神パンに関する曲は、「アドリブ」のなかで、

もう1曲登場します。

  

ムーケの『パンの笛』

(209p)

  

主人公のユージが、オーディションで吹くことを選んだ曲です。

この曲も聴いてみました。


YouTube: J.ムーケ / フルートソナタ《パンの笛》より第一楽章“パンと羊飼い”

 

より深く読書ができた気分です。

便利な世の中です。  

「アドリブ」③ 日本製のフルート M社とは?

     

今日は令和4年8月27日。

   

前記事に引き続き、

「アドリブ」(佐藤まどか著/あすなろ書房)より。

  

リングキーのフルートを買ってもらうために、母と楽器屋に行った。

初心者用の安いやつだ。ショーケースに並んでいたフルートのほと

んどが、日本製だった。

「あれ、日本製のフルートしかないんですか?」

と、聞くと、店員さんが笑った。

「ええ、フルートのメーカーは世界にたくさんあるけれど、今使わ

れているのは日本製が多いわよ。中でもM社が一番人気、プロも音

楽院の中級以上の生徒も、みんなM社のフルートを使うわ。きみは

日本人でしょう?誇らしいでしょうね」

(43p)

  

一読者ですけど、誇らしく思います。

メーカーを知りたくなります。M社。どこだろう?

Mとしたのだからマ行ですね。

いろいろ調べると、ミヤザワフルートとか、

ムラマツフルートのメーカー名が出てきました。

ムラマツフルートHP

☝ ムラマツフルートはHPがありました。

なかなか格式のあるデザインのHPでした。

世の中、何が起こるかわからない。

もし、作者の佐藤まどかさんと話をする機会があったら、

M社がどこなのか確かめたいです。

  

  

「クラシック音楽の道はきびしい。途中で脱落する人は多い。音楽家

としてプロになって食べていけるのは稀だ。でも、今やっていること

は、たとえプロの道に行かなくても、きみの人生で必ず役に立つだろ

う」

どういう意味だ?

「それは、がまん強くなるということでしょうか?」

「自分の限界を知る。そして、それを超える。そのくりかえしだから

だ」

サンティーニ先生の言葉は、耳の奥にじんじん響いた。

自分の限界を知る。そして、それを超える。

今のぼくは、自分の限界を知って、逃げ腰になっているのかもしれな

い。

(130~131p)

  

師弟の会話です。先生の言った言葉は、先日ドラマ「遺留捜査」

出たぞ!

ここでも道草 「遺留捜査7」第5話・第6話/今日の名言は?(2022年8月18日投稿)

知った言葉に出合うと、読書もさらに楽しくなります。

この偶然が楽しい。

  

  

「ユージ!リハーサルより数倍よかったぞ。本番に強いな。世の中に

は逆の人も多いんだよ。きみは舞台じゃぜんぜんシャイじゃないね。

コンサートに向いているよ。臆せず、じつに豊かに表現していたぞ。

このまま、どんどんフルートを続けなさい」

「はいっ!」

長いことくすぶっていた炭に、やっと火がついたような気分だった。

涙がこみあげそうになっていた。

(160p)

  

炭の表現がいいなと思いました。私は共感できました。

パッと気持ちが切り替わって、明るくなったのが伝わってきました。

オーケストラの「ダフネスとクロエ」第2組曲

    

今日は令和4年8月27日。

   

また記事が消えてしまいました。

ショック。

この頃、多発しています。

ブログの会社さん、頼みますよ。

夜ふかししてうったのに。  

  

せめてメッセージを残そう。

 

前記事の「ダフネスとクロエ」第2組曲は吹奏楽部の演奏でした。

小説「アドリブ」の主人公ユージが、

聴いて、フルートの音と出合ったのは、オーケストラでした。

吹奏楽部の演奏には、ヴァイオリンがなかった。

そんなことを今にして気がつきました。

動画で探しました。


YouTube: Maurice Ravel: «Daphnis et Chloé». 2ème Suite, Simon Rattle

 

このオーケストラの演奏をさっきまで聴いていました。

フルートがメロディを吹くところは確かにありました。

縁があった曲です。

繰り返して味わいたいです。

  

今晩、少しだけ爪痕を残して寝ます。無ではなかった。

明朝は奥さんと庭の草取りをすることになっています。

起きることができるかな。

2022年8月25日 (木)

「アドリブ」① ラヴェルの「ダフネスとクロエ」第2組曲

    

今日は令和4年8月25日

   

この本を読みました。

81is05jv08l

amazon

「アドリブ」(佐藤まどか著/あすなろ書房)

  

アマゾンの本紹介には次のように書いてありました。

  

第60回日本児童文学者協会賞・第6回日本児童ペン賞少年小説賞受賞、

厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に認定! 悩みながら成

長していく少年を描いた青春音楽小説。

イタリア、トスカーナの小さな町に暮らす少年、ユージ。 フルートと

の電撃的な出会いから5年、 ユージは岐路に立たされていた。 本気で

めざしても、プロになれるのはひと握り。 クラシック音楽界のきびし

さを目の当たりにした、15歳のユージの決断とは……?

   

佐藤まどかさんのあとがきを読むと、

娘さんがフルートに興味をもち、9年間、

主人公のユージと同じく音楽院でフルートの練習に励んでいます。

その時の母親としての体験が、この小説の元になったようです。

佐藤まどかさんの小説は「スネークダンス」に続いて2冊目ですが、

ともにイタリア在住が長い体験が生きている小説だと思います。

主人公は、ともにイタリア生まれの少年です。両親は日本人です。

不思議と、父親が登場しません。

「スネークダンス」ではひき逃げで事故死していました。

「アドリブ」では、離婚して父親は日本に戻っています。

父親がストーリーに絡まないのは、何か理由があるのかなと勘繰ります。

  

引用していきます。

  

主人公のユージが、フルートの音と出合い、うっとりする場面。

 

ぼくはパンフレットを見た。曲はラヴェルの『ダフネスとクロエ』の

第二組曲第三部(夜明け)(無言劇)(全員の踊り)だった。

(28p)  

  

特に(無言劇)がフルートがメインパートとのこと。

主人公のユージが、フルートを始めることになる曲です。

クラシックについて疎い私ですが、

主人公の感性を引きつけたその曲を実際に聴いてみたいと思いました。


YouTube: Daphnis et Chloé Suite No.2 / Joseph-Maurice Ravel バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲 龍谷大学吹奏楽部

ここで、「ダフネスとクロエ」第2組曲を聴くことができました。


動画の7分頃から、フルートが中心になります。

そこが(無言劇)なのかと思いました。

このフルートの音がユージの心をつかんだのですね。

小説をより深く味わえた気がします。

   

佐藤さんは、この曲について2ページ半文章で表現しています。

その文章を読みながら、この曲を聴くのもよかったです。

明日、引用してみようかな。

  

今晩は寝ます。 

2022年8月24日 (水)

莫大な映像にさらされている現代

   

今日は令和4年8月24日。

  

8月22日の朝日新聞朝刊に、

映画「戦艦ポチョムキン」(1925年)のことが

書いてありました。

ほぼ100年前のこの映画の有名な階段シーンは

観た覚えがあります。

映画全体を見た覚えがないので、ドキュメンタリー番組とかで、

その場面だけ観たのでしょう。

赤ん坊を乗せた乳母車が、

階段を下っていくシーンは特に印象的です。

   

あの階段のシーンは、ロシア帝国側のコサック軍が、

民衆を虐殺する「オデッサの階段」の場面でした。

オデッサという地名も覚えていました。

オデッサといえば、現在行われているウクライナとロシアの

戦場の一つオデーサのことです。

そうかそこに有名なオデッサの階段があるのかと、

今さらながら確認しました。

    

この映画は、ソビエト連邦の共産主義をたたえる

プロパガンダ映画です。

1920代、映画は産業として確立され、

民衆の心を動かす大きな力がありました。

日本でも、ニュース映画というのがあって、

戦意高揚の強力な方法となりました。

  

  

現在はどうか。

  

気になる文章がありました。

金井明人・法政大学教授の言葉です。

 

「映像は本来、様々な要素が絡み合う複雑なもの。別の可能性や複数

の意味があることを考え続けなければいけない。だが莫大な量を処理

するため、受け手がより単純化してとらえる傾向が強まり、意味の多

様性が失われつつあるのではないか」と懸念する。

  

長い記事のこの部分が気になりました。

金井教授の言わんとしていることとはずれるかもしれませんが、

私が思ったこと。

100年前に比べて、映像が莫大になった現在。

映像の上っ面しか見なくて、じっくり見なくなったと思うのです。

動画を見るのに、倍速で見るのが流行りです。

知ることがメインであって、映像を味わうことが薄れてきているのでは。

   

限られた映像によって、扇動されるのも問題ですが、

映像作品をじっくり味わえなくなってきた傾向も問題だと思います。

私も映像を次々に見ていく傾向があるので、

精選してじっくり見ていきたいなと思いました。

 

2022年8月23日 (火)

9月19日は、万障繰り合わせてコンサートに行くぞ

    

今日は令和4年8月23日。

  

昨日の朝日新聞朝刊でこの記事に目が留まりました。

Epson142

これはぜひ聴きたいと思いました。

9月19日は、中間テストの直前。

町内会長の仕事もその辺でいくつかあります。

大丈夫かなと思いましたが、

どうにかなるでしょう。

退職して気持ち的には半分以上フリーになった現状。

やりたいと思ったことは実行につなげたいですよね。

奥さんとさっそく相談。奥さんも賛成。

さっそくチケットを取りました。

安いB席はすでに完売だったので、A席。

  

映像の世紀関連のコンサートは、

かつて地元がまだ小坂井町だった頃に、

加古隆さんが来てくださって、生演奏を聴くことができました。

いつのことだったか調べました。

ここでも道草 1995年の「映像の世紀」(2007年8月11日投稿)

☝ この記事に、かつて加古隆さんのコンサートに行ったことが

書いてありました。

つまりブログを始める前の、少なくとも15年以上前のことになります。

でも強く印象に残っています。

今回も期待できます。

  

我が家にこんな番組が録画して残っていました。

2017年3月18日放映「映像の世紀コンサート

Music by Takashi Kako」です。

おそらく今回の9月19日のコンサートと似た構成だと思います。

コンサートの予習として、この映像を奥さんと見ておこうと思います。

そして生演奏と比較するのです。

録画しておいた当時の自分に感謝。

  

  

ここでも道草 毎週月曜日「映像の世紀バタフライエフェクト」が楽しい(2022年7月4日投稿)

☝ 映像の世紀の音楽といえば、この記事に書いた

「映像の世紀バタフライエフェクト」のサントラCDが楽しみです。

8月31日に発売。7月4日に予約注文のボタンを押しています。

まだ先のことと思っていましたが、迫ってきました。

コンサートに行ったり、CDを聴いたり、

2017年のコンサートの映像を見たり・・・

9月は「映像の世紀」が生活のBGM になるのは必至ですね。

子熊をあの世に送り出すイオマンテ

    

今日は令和4年8月23日。

  

前記事のつづき。

「知床・残された原始」(水越武・小野有五著/岩波書店)

に書かれた、ヒグマの記述を引用します。

  

シレトコの地形的な象徴が高い海食崖や火山であるとすれば、生き

物でシレトコを象徴するのは、なんといってもヒグマであろう。ア

イヌにとっては最高のカムイ、山のカムイ(キムンカムイ)であっ

た。この写真集にも、キムンカムイが多くのすばらしい写真で登場

する。いまの日本列島で、ヒグマがもっとも原始のままの生き方を

保っているのがシレトコだからである。生態系の頂点にたつこれら

の巨大なカムイたちが生き続けるためには、それを支える豊かすぎ

るほどの自然が必要なのだ。

  

漫画「ゴールデンカムイ」でも、何度も繰り返しヒグマが登場し、

キムンカムイであることが書いてありました。

そことつながります。

  

 

ヒグマの赤ちゃんは、母熊が冬眠中に生まれる。眠っているのにな

ぜお産ができるのだろうとふしぎにもなるが、動物たちの冬眠は無

駄なエネルギーを消耗しないための仮眠であり、雪の下の安全な部

屋(冬眠穴)でのお産は、もっとも合理的な繁殖のすがたであるか

もしれない。冬眠から覚めて、外の世界に子熊たちを連れ出し授乳

する母熊(42頁)、フキの葉も大きくなり、花々が咲き出すなか

でじゃれあう子熊(45頁)、樹の上で眠る子熊(44頁)などの

写真は微笑ましいが、エゾシカの肉をむさぼるヒグマの写真(43

頁)は強烈である。

  

冬眠中にお産をするのは初めて知りました。

先輩先生は、写真集をサークルに持参していました。

パラパラと見ましたが、今一度文中にあるページの写真を

じっくり見たいものです。

また持ってきてくださいとお願いしようかな。

  

  

アイヌは、母熊が冬眠しているときに冬眠穴を見つけ、トリカブト

を塗った矢でこれを獲った。中には生まれたばかりの赤ちゃん熊が

いる。それを殺さずにコタンへ連れて帰り、1~2年、まるで家族

の一員のようにして大事に育て、飼うのが危険になったころ、特別

の儀式をして子熊をカムイの国に送り返した。この儀式がイオマン

テである。アイヌ語では、イ(それ)オマンテ(送る)という意味

だ。カムイのように尊いものの名はうかつに口にはできないので、

あえてイ(それ)というのである。

子熊を殺すのは残酷だ、というので、イオマンテは道庁から長いこ

と禁止されていた。だが、アイヌだって、かわいがってきた子熊を

殺すのはつらいのである。アイヌの世界観では、ヒグマもキツネも、

カムイ(神)が毛皮を着てこの世(アイヌモシリ)に現れたものに

すぎない。だから精一杯もてなし、たくさんのお土産をもたせて、

あの世(カムイモシリ)へお送りするのである。だから準備に何か

月も費やし、心からの尊敬の念をもって動物を殺す人たちと、知ら

ん顔して牛や豚を殺して食べている私たちと、どちらが残酷であろ

うか。

   

イオマンテは耳に覚えがある言葉です。

子熊を殺してあの世に送る儀式のことだったのですね。

「ゴールデンカムイ」を読んでいたら、

今に出てきそうなことです。

  

行ってみたくなった知床

     

今日は令和4年8月23日。

  

21日にサークルがありました。

先輩先生が、2009年の秋に知床を歩いたことを

報告してくれました。

その先輩先生が、60歳代前半の時に出向いたものです。

   

私にとって知床は、行ってみたい思っていた場所の枠外でした。

だから、その知床まで行ってしまう、先輩先生の行動力に

驚きました。

  

斜里岳に登っています。

清里町から登るコースを選んでいます。

 

清里町から一の沢林道を走り、670m地点の終点の清岳荘に8時

前に到着した。旧小屋は平成10年に消失した。そのため、5年前

に二階建ての新小屋が再建された。きれいな小屋で50名ほど収容

できる。素泊りだが、9月末まで管理人もいるそうだ。

  

それから13年。この小屋はどうなっているのだろう。

  

山道は紅黄葉がすばらしい。ウラシマツツジ、ヤマブドウ、ツタウ

ルシ、ハウチワカエデ等の紅葉、ナナカマド、オオカメノキ等の赤

い実、シラカバ、ダケカンバ、ミズナラ、カラマツ等の黄葉。山容

は赤、黄、緑の織り成す錦のようだ。

   

9月末には、こんな光景が見ることができるのです。

木の種類がこれだけ書けることに驚きます。

   

羅臼岳にも登っています。

岩尾別温泉コースを選んでいます。

  

途中、登山道でオスのエゾシカに出合う。鈴を鳴らしても、無視し

て、ゆうゆうとエサを食べている。「エゾシカが立ち去るまで、テ

ィータイムにしよう。」と休憩をとる。

  

報告書にはエゾシカの写真が載っていました。

貴重な体験をされたなと思います。

そしてここも紅葉がよかったようです。

  

極楽平の紅黄葉がすばらしい。ウラシマツツジ、チシマザクラ、ヤ

マブドウ、ツタウルシ等の紅葉、ナナカマド、コケモモ、ゴゼンタ

チバナの赤い実、シラカンバ、ダケカンバ、ミズナラ、オニグルミ

の黄葉。

  

夏のお花畑もいいようですが、秋の紅葉もよさそう。

  

単独行のドイツ人の青年に出会う。彼はテント泊で、硫黄山へ縦走

するという。熊除けの鈴を渡して、「ヒグマに気をつけるように。

」と告げたが、言葉が通じただろうか。

  

なんと、ドイツ人が単独で登っていました。

日本人が知床に行くのを躊躇しているのなんて、

もったいない話です。

60代が動ける時だよと教えてくれたのは、

この先輩先生であり、

実際にこのように知床まで足を伸ばしておられます。

刺激になりました。

  

魅力的な地図です。

Epson140

「知床・残された原始」(水越武・小野有五著/岩波書店)

  

Epson141_2

いつか知床に行くときには、この記事を再び見ることでしょう。

若い時に、斜里町から稚内市まで歩いたので、

まったく縁がないわけでもないのです。

行ってみたいです、知床。

まだ体が動く60代のうちに。  

  

2022年8月21日 (日)

日めくりより/たまにはカンガルー、キリン

    

今日は令和4年8月21日。

   

日めくり「雑学王」(TRY-X)より。

上野動物園の最初の外国産動物とは?

Epson139

カンガルーだったのですね。

たまにはカンガルーの姿を見てみませんか。

Kangaroog6a6662d7c_1920

カンガルーの子どもが、袋に入ったまま草を食べています。

かわいいです。

  

      

キリンのまつ毛が長いワケは?

Epson138

そんなにキリンのまつ毛って長かったでしたっけ?

たまにはキリンの姿を見てみませんか。

Giraffeg461230592_1920

キリンって、頭に角みたいなのが3本あるんですね。


 

最近の写真

  • Img_5724
  • Img_6313_2
  • Img_6313
  • Img_6311
  • Img_6310
  • Img_6306
  • Img_6304
  • Img_6302
  • Img_6301
  • Img_6300
  • Img_6299
  • Img_6298

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉