「むしのうた」を見つけてもらいました
今日は5月10日。
NHK教育テレビ「てれび絵本」で、野口五郎さんが朗読する
「むしのうた」(三木卓 詩 /杉浦範茂 絵)が面白かったので、
昨日市の図書館に原作本を借りに行きました。
図書館のHPで検索して、どの本棚にあるかまでチェックしておきました。
サ行の絵本作家のコーナーの本棚でした。
なるほど「杉浦」だから「ス」だなと思って、
「シ」の後、「セ」の出てくる前までを調べました。
杉浦範茂さんの本が1冊見つかりました。
「こぶとりたろう」です。
他の作家の中にポツリとありました。
しかし目的の「むしのうた」は見つからず。
そしたら、かつて担任した子で、図書館に就職した子がやってきて、
「探している本は何ですか」と聞いてきてくれました。
「『むしのうた』って本なんだ。杉浦範茂さんが作者。本の高さは27cm」
などと余分な情報まで言った直後!
その子はすっと本棚から1冊の本を抜き出しました。
ビックリ。「むしのうた」でした。
さっきその辺りを見たはずなのに・・・・汗
「ここに杉浦さんのコーナーがありますよ」
何と、よく見たらそこには杉浦範茂さんの本がズラッとありました。
あれども見えず。
「ありがとう、助かった」とお礼を言い、そのコーナーを物色しました。
面白そうな本が並んでいました。
「むしのうた」だけ借りるつもりでしたが、杉浦さんの本を5冊借りてました。
この5冊です。
(講談社)
最初の「アゲハチョウ」からして面白い。
(講談社)
ふしぎなたまご。
これを持つと、真っ赤になって怒っているお母さんも
やさしくなります。そのかわりたまごがまっかか。
(童心社)
「こぶとりじいさん」の話を久々思い出しました。
おにはこぶをとった後、「明日返すからまた来い」と言ったんだった。
(偕成社)
心が軽くなっていくさまを、飛行船に乗っていることで表現。
いいなあ、この発想。
「フレーベル館」
ラストから2ページ目の、お父さん・お母さんの会話が楽しい。
そうだったの?とニヤッとさせられました。
杉浦範茂さんは愛知県出身。同県人です。
懐かしい絵だと思ったら、そうだよ、
「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズのカットはこの人でした。
当時、20年ほど前、担任した子どもによく紹介していました。
カットをコピーして、学級通信にたくさん載せていました。
1931年9月生まれだから・・・・現在83歳。父親と同じだ。
父親は8月生まれですが。
愛知県のどこに住んでおられるのかな?近所だったりして。
(講談社)