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2014年9月

2014年9月15日 (月)

第一竪坑(シャフト)を見に行く3.インクライン/疏水の完成

 

今日は9月15日。

  

前投稿に引き続き、昨年の8月28日放映の「歴史秘話ヒストリア 明治の京都へおこしやす

~千年の都 復興ものがたり」から。

  

シャフトの建設には苦労があったことを書いてきました。

琵琶湖疏水について、もう一つ問題が生じました。

そのことを書きます。

  

いくつかのトンネルが掘られましたが、

トンネルの京都側出口から先が急勾配になることがわかりました。

このままでは、荷物を積んだ船が、勢いがつきすぎて転覆してしまいます。

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そのために導入されたのが、「インクライン」と呼ばれる施設です。

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その仕組みを、番組ではわかりやすく説明してくれました。

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まず急勾配の手前に船溜まりを作り、別に水路を作って水を逃がします。

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船は船溜まりでいったん陸に上げられ、滑車で動く台車に載って、

ゆっくり急勾配を下りていきます。

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急勾配の下で、船を再び水に浮かべ、京都の町をめざします。

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当時世界最長のインクラインによって、船は荷物を積み下ろしすることなく、

安全に急勾配を登り下りできるようになりました。  

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着工から5年たった1890年(明治23年)4月、全長20㎞、延べ400万人が従事した、

琵琶湖疏水はついに完成しました。

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田邊朔郎の言葉

工事で亡くなった仲間たちに、見事に完成したこの疏水を見せてやりたい

  

田邊朔郎にとって、疏水工事の犠牲者に対する思いは死ぬまで消えませんでした。

  

  

琵琶湖疏水の完成によって、京都には大量の物資が

安全かつ迅速に運ばれるようになりました。

年間5万隻の船と22万トンの物資が疏水を行きかい、

京都復興の牽引力となっていきました。

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この琵琶湖疏水を使って、日本初の事業用水力発電も行われました。

その電力によって、日本初の電車も京都に誕生しました。

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京都の工業は、いち早く近代化に成功しました。

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インクラインの施設の横には、田邊朔郎が自費で立てた石碑があります。

その石碑には、琵琶湖疏水の工事で命を落とした17人の名前が刻まれていました。

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田邊は、尊い犠牲の上で成し遂げた疏水工事を、自らの原点として、

生涯忘れることはなかったそうです。

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この番組で、琵琶湖疏水のことがよくわかり、特にシャフトに行って見たいと思いました。

(つづく)

第一竪坑(シャフト)を見に行く2.犠牲者を出してしまったシャフト工事

 

今日は9月15日。

  

前投稿に引き続き、昨年の8月28日放映の「歴史秘話ヒストリア 明治の京都へおこしやす

~千年の都 復興ものがたり」から。

 

シャフトを掘って、工期を短くしようと試みたところのつづきです。 

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シャフトを掘り始めてみると、岩盤は固く、

つるはしなど人の力だけではなかなか作業がはかどりませんでした。

その上、狭いシャフトには2~3人しか入ることができず、

1日ようやく20cm進むのが限界でした。

20㎝!

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(岩盤以上に?)最大の敵は、とめどなく流れ出てくる地下水だったそうです。

作業が水脈にぶつかると、多い時には20mも水が溜まり、工事は中断したそうです。

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完成して47mのシャフトに、20mの水。そりゃあ中断します。

  

  

シャフトの工事の絵が残されています。

それによると、シャフトの上には巻き上げ機があって、

24時間、ずっと人の手によって水を組み上げなくてはならなかったそうです。

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光のほとんど差し込まない場所で、泥にまみれながら果てしなく続く作業。

そんな最中に、思わぬ悲劇が起こります。

過酷な作業で、精神的に追い詰められた作業員が、シャフトに飛び込んで、

命を絶ってしまったのです。

   

この事故を皮切りに、作業中のけがや病気で亡くなる人が続出します。

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自分がたてた工事計画によって、犠牲者が出たことに、

田邊朔郎は悩みます。

しかし、工事を止めるわけにはいきません。

  

田邊「あなたたちの死は、無駄にはしない。必ず疏水を完成させてみせる。」

  

田辺朔郎は寝食を忘れ、シャフトの工事に没頭します。

  

そして、着工から10カ月後の1886年(明治19年)4月、ついにシャフトは完成します。

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シャフトが完成してから、工事は順調に進み、

第1トンネル(長等山トンネル)は無事完成しました。

  

  

こんな歴史に触れたくて、シャフトに行きたいと思うようになりました。(つづく)

  

   

  

第一竪坑(シャフト)を見に行く1.この番組を見て行きたくなった

 

今日は9月15日。

  

前投稿で予告したように、大津市の琵琶湖疏水の

長等山トンネルの第一竪坑(シャフト)のことを書きます。

以後、「シャフト」と書いていきます。

  

なぜここに行きたいと思ったかというと、テレビ番組の影響です。

昨年の8月28日放映の「歴史秘話ヒストリア 明治の京都へおこしやす

~千年の都 復興ものがたり」を見たからです。

まずはこの番組の紹介を書きます。 

  

番組を見たのは、昨年の8月31日でした。

ここでも道草 今欲しいものはミラプレ(2013年8月31日投稿)

 

明治になって京都の人を驚かせたので、天皇の遷都。

天皇が東京に行ってしまった後、京都では復興のための手が打たれました。

博覧会が開かれて、外国人がたくさん訪れるようになりました。

そして今の金額で総工費1兆円の費用をかける琵琶湖疏水工事が行われました。

  

  

この工事を任されたのが、21歳の田邊朔郎(たなべさくろう)でした。

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大学でトンネル工事の技術を身につけた田邊朔郎の初仕事が、

この巨大プロジェクトでした。

琵琶湖と京都を運河で結ぶのが琵琶湖疏水計画でした。

  

海がなく、港がない京都では、琵琶湖で陸揚げされた物資の主な輸送手段は人や牛でした。

そのため、大量の物資を運ぶことができませんでした。

京都が復興し、さらに成長するためには、

物流の大動脈が必要とされていました。

  

田邊朔郎の計画は、琵琶湖と京都の間にある山に6本のトンネルを作って、

20㎞の運河を作るというものでした。

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工事が始まったのは、1885年(明治18年)6月でした。

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まず立ちはだかったのは、大津から京都への最初の峠でした。

たしかこの峠の名前は小関峠。昨年から3回も行ったので、間違いない。

田邊朔郎は、ここに当時日本最長になるトンネルを掘る計画を立てました。

トンネルの名前は長等山(ながらやま)トンネル。

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掘削(くっさく)の機械もなく、人手に頼るしかなかった当時、

普通に両側から掘り進めていては、時間がかかりすぎてしまいます。

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そこで、途中でシャフトを掘ることになりました。

番組では、ここでシャフトが紹介されていました。

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細い旧小関峠越え道の傍らに、シャフトはありました。

※参考 旧小関峠越えの現在の様子が、このサイトでよくわかりました。

街道の行く先へ 小関越え

  

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シャフトを掘ることで、4か所から同時に掘ることができるので、

工期が大幅に短縮され、費用が節約できます。

このシャフトを掘る工事方法は、アメリカから導入された最新の工法で、日本初の試みでした。

(つづく)

  

2014年9月14日 (日)

9月6日 キミヤーズ塾の報告3.困ったときは具体物/役割分担代わり番子

  

今日は9月14日。

  

前投稿にひきつづき、9月6日のキミヤーズ塾の報告をします。

〇困った時には、具体物(KTG)  レジメより↓

・抽象的だったり、難しい内容だったり、伝えにくい時には、とにかく無理やりでも、

 具体物化する。(こじつけでもいい)

・具体物(教具・モデル)を実際に探しに行ったり、自分の手で作ってみると、見通しがつく。

・頭で考えているだでではダメで、手を動かして、試行錯誤し、形にすることが重要。

 まだまだ実践が少ないので、上記のことは十分実感できません。でも心がけていけば、

 きっと「なるほど」と思えることでしょう。

  

〇個別課題・一斉学習の両立/つながるための極意は役割分担・代わり番子

 レジメより↓

・一つの課題何人かで役割分担する。

・同じ課題内容である必要はない・・・・個別課題。

・間接指示で、コミュニケーションをうながす。

・対人関係の中で役割を果たすから、自己有能感を味わえる。

 「オレも役に立っている」

・「発達の最近接領域」という考え=つながり

 「対人関係の中で役割を果たすから、自己有能感を味わえる。」特にこれだと思いました。

 間接指示については村上先生から説明がありました。

 教師が直接その子(Aさん)に言わないで、

 他の子(Bさん)に「Aさんに、・・・言ってよ」と頼むことです。

 頼んでいる時にもAさんに聞こえるけど、Bさんに言われることで2回聞くことになります。

 友だちに言われるのは説得力があります。(これは”学び合い”もそうだったよな)

 ちょっとでも繋がったら、子どもは発達します。そのような説明をしてくれました。

  

他者とのかかわり合いの中でできたことは、本当の力になる。

自分一人でできたことは、社会に出た時にあまり役立たない。

  

う~ん、このようなことを村上先生は言われたと思います。

プリント学習では味わえないこと。

みんなと役割分担・代わり番子で学習することで、かかわり合いが生まれ、

将来役に立つ学習ができる・・・・・と言うことですよね。

勤務校の研究の柱は「対話」 重なりますよ。

   

   

  

神戸大学の赤木和重先生のお話。

 

小さい子が、おもちゃが思うようにならなくて、放り投げた。

お母さんが話しかける。「いやになっちゃったんだね」

子ども「うん」

お母さん「でも、投げたらいかんよね」

子ども「うん」  

   

こういうやりとりが子どもの心の中でできれば、

放り投げるようなことにはならないわけです(自己コントロール)。

こういう他者との対話をして、それが自己内での対話になり、

自己コントロールになっていきます。

発達障害の子どもたちはここが苦手だと、小嶋悠紀先生も言われていました。

赤木先生は、他人とおしゃべりしてできる→

自己内でできるというのはヴィゴツキーの考えだと教えてくれました。

  

ヴィゴツキー・・・・名前しか知らない。

村上先生の言う「発達の最近接領域」もよくわからない。

そんな自分が、ちょっとわかったような気にさせてくれた文章をここに引用します。

  

※Yahoo!知恵袋の回答です。

Yahoo!知恵袋 ピアジェ とヴィゴツキーの学習観の違いってわかりますか? 構成主義、社会主義な...

  

このような質問をする人がいるんだと思いましたが、

長文で回答している人がいるのがまたいい。

おかげで自分も勉強になりました。

  

(前略)一方、ヴィゴツキーの学習論は、発達を後追いするものではありません。

ヴィゴツキーは、教育を「発達の後追いをするもの」として考えたのではなく、

むしろ教育が発達を先回りすることができると考えたのです。

そのため「発達」という概念は、ヴィゴツキーの学習論におけるキイ概念です。

ヴィゴツキーによれば、個人の発達は社会的に共有された認知過程を

「内部化(internalization)」することによって可能になります。

例えば言語で概念を形成するというのは、人間の精神の内部で実行されています。

しかし、言語や概念を造り上げたのは、社会や集団の相互作用です。

人間社会に接しなければ、チンパンジーに育てられた人間の子どもと同じく、

言語でコミュニケートすることはできないでしょう。

ですから、今我々の精神の内部にあるように思える言語や概念も、

もともとは精神の外部にあったということになります。

厳密な表現を犠牲にして単純化して言えば、ヴィゴツキーの言う内部化とは、

精神の外部にあったものを内部に取り込むことを指します。

ヴィゴツキーが提唱した最も重要な概念の一つである「発達の最近接領域」は、

この内部化の概念を前提としています。

ヴィゴツキーは、子どもが独力で解決することのできる問題と、

教師の指導や仲間の援助を受けることで解決できるようになる問題に着目します。

前者の問題にどれくらい太刀打ちできたのかを評価してみると、

今現在の子どもの生身の「実力」を知ることができます。

この実力のことをヴィゴツキーは「現下の発達水準」と呼びました。

現下の発達水準が指し示すのは、

昨日までの学習によって子どもの中で成熟している精神機能の度合いです。

一方、後者の問題にどれくらい太刀打ちできたのかを評価すると、

今度はその子どもが

「今指導や援助を受けることでどの程度実力を高めることができるのか」を知ることができます

自分一人の現段階の実力ではできないことでも、

人の手を借りればできるようになることがあります。

それが行く行くは将来における子ども自身の「現下の発達水準」になる可能性があるのです。

そして今現段階における「現下の発達水準」と、

近い将来新たな「現下の発達水準」となり得る未定の発達水準との間の境界のことを、

「発達の最近接領域」と呼びます。

この概念が意味するのは、

今はまだ完全には成熟していないが成熟の途上にある機能が存在するということです。

ヴィゴツキーの学習論に倣うなら、この成熟の途上にある機能を育て上げることが、

教育の役目だということになります。

彼の学習論は、今現段階で「伸ばすべき能力」、「伸ばせば伸びるであろう能力」を

特定できるという点で、教育的に有用であると言えるでしょう。

  

  

さらにここも勉強になりました。

☬Veritas 心理教育相談室 ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」について

  

  

以上で9月6日のキミヤーズ塾の報告を終わります。

今回は指示棒になる(実際、先週教室で使用)おもちゃ2本、

そして村上先生がデザインをしてプリントまでしてくれたTシャツを

プレゼントしていただきました。

教育の技術だけでなく、こんな実物をプレゼントされる講座は他にはありません。

楽しい思い出になります。

  

会場はこんな場所でした。休憩時に撮影。

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講座の中で、近くの席の人2人とよく話をしました。

京都の人でした。

京都の特別支援学級では、なんと机の天板が通常の2倍でした。

確かにそう思って見ると、村上先生の授業映像中の机もそうでした。

愛知では違うと言ったら、驚かれました。

京都では当たり前のことのようです。

当たり前でない愛知ですが、天板を2倍にしたいです。

2人には、このブログのことも知らせました。来てくれましたか?happy01

  

  

次の投稿で、キミヤーズ塾に行く前に寄った

大津市の琵琶湖疏水の長等山トンネルの第一竪坑(シャフト)のことを書きます。

その前に学校へ行ってきます。

「今いるところ表」を作って掲示してきます。

  

  

 

9月6日 キミヤーズ塾の報告2.先生は頭を使わにゃあだめ

  

今日は9月14日。

  

前投稿につづいて、9月6日参加したキミヤーズ塾の報告です。

   

〇教具の説明。「フタめくり」今まであまり目にしてこなかった教具。

 今回も説明はなかった?ので、ここに詳細は書けません。

 しかし、レジメにあった言葉は印象に残りました。

 「見えるもの」⇐染み込む⇒「見えないもの」

 とありました。

 いつも見えているのではなく、隠してあり、それをめくったりして見る。

 その繰り返しで、頭に染み込んでいくということだと思います。

 この感覚はよくわかります。もっと授業で利用したい手法です。

  

〇「プリント」学習について、ここで村上先生は持論を述べられました。

・プリントを使うと人間関係がダメになる。

 プリントを使わず、子どもとかかわりがあるのがいい。 

・「旗」「灰」を何と読むか、「旗」「灰」が書けるかという学習の映像を再び見ました。

 この時の、子どもたちと村上先生とのやりとりを見ると、

 プリント学習では味わえない大事なやりとりが行われているなと思いました。

・となりの部屋に行って、「旗」という漢字を見てきて、書き写す体験→覚えることを体感している。

  

〇レジメより。

・楽しくなければ自発性や自主性は育たない。

・知的好奇心を刺激する楽しいがなければ、主体的な学習は期待できない。

 (関心・モチベーション)

「知的好奇心」は大事。時々揺らぐけど、この考えは貫こう。

  

〇今回の講座はローテーションカードの授業を何度も見ました。

・数えないで答える。

 1~5の数は、数えないでパッと答えられるようにすることをめざします。

 ローテーションカードにも、そのような課題を組み込みます。

・以前、岡崎の講座でも言われていたこと。ちょっと頭から抜けていたので、

 今回思い出してよかったです。

〇5までの合成分解ができるといいとのアドバイス。実行したいです。

 1と4で5 2と2で4 1と3で4 2と3で5〇5の積み木の上に、1つずつ積み上げて、6,7,8・・・という発想。

〇ローテーションカード 早く反射的に言わせます。

 筆算ですぐに答えが出ないと、途中でいやになってしまう。

〇答えが「5」の時に、「ごはん」とか言い直させる→楽しくできる・反復練習できる。

 さまざまな指示棒を用意して、漢字の読みを反復練習するのと同じ発想だと思いました。

  

〇村上先生が「先生は頭を使わにゃあだめ」「責任重大です」と言われた。

 頭に左手ひとさし指をさされて、言っていました。その姿も言葉も印象に残りました。 

  

〇ローテーションカードは1人7枚。

  

〇ローテーションカードの速さを、棒の長さで具体的に示す。

  

〇ローテーションカードの成果の提示

・目標(タイム)、予想(タイム)、記録の3項目。

・普通だと目標と記録だけになる。3項目であるところがミソ。

 わが教室でやってみたけど、3項目は子どもたちにスッと受け入れられました。

 「目標はめざすところ。でも今はきっとこれくらい」という考え方はできました。

 現実にあっている項目だと思いました。 

  

  

  

今回、ローテーションカードをじっくり勉強して、どのようにやっていくかがよくわかりました。

本を読んだだけでは、実践に移せずにいましたが、

今回は先週、すぐにやりました。

1・4・6年の3学年の子たち6人が、集中して答えて、タイムを速めていました。

京都に行ったからこそ、身につけたことだと思います。(つづく)

2014年9月13日 (土)

9月6日 キミヤーズ塾の報告1.チョーンゴムは手放さない

 

今日は9月13日。

  

3連休のスタートです。

やりたいことがたくさんあるので、ここでしっかり進めたい。

しかし、昨晩は授業案の検討会で、12時過ぎの帰宅。

3連休の本当のスタートは、たいへんでした。

  

今日はサークルがあります。

また「ここでも道草」をプリントアウトして報告をしようと思っています。

できたらもう1本。

村上公也先生の講座の報告です。

9月6日の「キミヤーズ塾」に参加してきました。

京都の花園大学の拈花館(ねんげかん)で行われました。

勉強になったことを書き並べてみます。

  

・自動車で行きました。

 途中で琵琶湖疏水の長等山トンネルの第一竪坑(シャフト)を探しあてました。

 この時の報告はまた後日。

※参考:ここでも道草 3度目の挑戦 第一竪坑(シャフト)(2014年9月6日投稿)

〇今日も冒頭に「Think Outside the Box」が提示されました。

  「既成概念にとらわれない」という意味。大事なことです。その方が面白い。

 村上先生はTOBをこうも言います。「(T)とっても(O)おもしろい(B)べんきょう」

 

 

〇午前中はまず教具の説明をしてくれました。「もうひとりの自分

・今最も使ってみたい教具。ですが作るのが大変(そう)。

・面と向かって子どもに注意すれば、子どもには圧迫感が残るだけで、本当のことは伝わらない。

 「もうひとりの自分」に話すことで、客観的に子どもに話を聞かせることができます。

・さらに、どのように動いたらいいかを、「もうひとりの自分」を使って教師が説明する。

 そうすることで、子どもには伝わりやすい。つい先生は手順を声だけで言ってしまう。

 

 

〇「チョーンゴム」・・・初めて映像で見る。研究授業で使う予定だったのでラッキー。

 「チョーンゴム」は引っ張ったら手放さずに持ったまま戻していました。意外。

 映像でないとわからないことでした。参考にして、研究授業でどう使うか考えたい。

 

 

「けーしょうばこ」・・・「敬称の言葉が入った箱」が転じて「化粧箱」 さすが。

 

 

〇「小さなっ箱」・・・「っ箱」と言ってきましたが、「小さなっ箱」が正式名でした。

 「っ箱」を飛び越えられない子どももいるわけで、どうしようかなと思っていましたが、

 今回村上先生は、小さな「小さなっ箱」をひょいっと見せてくれました。驚き。

 村上先生はすでに実践済みのことでした。

 

 

〇「さし棒」・・・さまざまなさし棒。反復練習をやりたいと思わせる象徴的な教具です。

 村上先生はトランクに入れて保管している。普段は鎖で巻かれて、南京錠で施錠されています。

 これなら子どもが遊んでしまうことがないとのこと。

 わがクラスは、幸いにもそんな心配は少ないが、トランクのようなものは欲しいなと思う。

 

 

〇「ピンポン先生」・・・ここでは村上先生に注意をされました。

 「(子どもに)ばれてはいかん。ばれないように必死になってください。」

 恥かしい。8月19日に会った時に、「ばれてしまった」ことを伝えたばかり。

 現学級では、まだばれていないので、ばれないように慎重に実践していきたい。

 

 

〇「今いるところ表」・・・本でも説明を読んでいましたが、

 今回の講座でやってみたいと思った教具。

 行きつく場所は2か所。「できる」「できない」 

 そこまで行く時にどのようにしたらいいか明確にした掲示物。

 練習する過程で「ともだちにがんばってという」「しっぱいをわらう」、

 「やさすくする。笑顔ではなす」「こわい顔でおこる」、

 「よかったことをほめる」「いじわるをいう」の選択肢があります。

 今やっている行為がどちらなのかふり返らせるには、わが学級ではきっと有効です。

 「もうひとりの自分」は作れませんが、これは3連休中に作れそうです。

   

  

ふ~、ここまで。つづきはまた後で。サークルに行きます。

2014年9月10日 (水)

朝から晩まで空が良かった日

 

今日は9月10日。

  

昨日は空の写真をたくさん撮った日でした。

  

まずは青空。

朝から雲一つない天気でした。

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最近、雲一つない青空はなかったので、気持ちよかったです。

  

夕方になると雲が出てきました。

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校舎の3階西側ベランダからの撮影。

この雲が赤く色づいたらきれいだろうなと思いましたが、

直に雲が散ってしまい、夕焼雲にはなりませんでした。

残念。

  

  

同僚の先生と一緒に、今度は東側のベランダに行って、

月の出を待ちました。

スーパームーンと呼ばれる大きな月を撮影しようとしました。

  

次は思ったより遅く出てきて、あわてて撮影しました。

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少々アップで撮ってみました。

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トリミングしてみました。

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うさぎもわかり、色も見たままに写って良かった。

  

  

次は帰路で撮った写真。

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朝から晩まで空が良かった1日でした。

 

 

  

2014年9月 9日 (火)

残り1か月の生活委員会活動/大掲示物「理想の学校」進行状況報告7

  

今日は9月9日。

  

前期の委員会活動は10月6日までです。

10月7日には、後期委員会が初めて行われる予定です。

生活委員会では、最後の活動として、

学年対抗あいさつ階段レースを行うことになりました。

  

朝のあいさつ運動を盛り上げるために、

学年対抗で行いたい。

「すごろく」で競争したい。

階段でやろう。

学年の25%以上の子があいさつできたら、1コマ進む。

50%以上で2コマ。75%以上で3コマ。100%で6コマ。

25%以下で1コマ戻る。

そんなことが決まりました。

  

期間は昨日(9月8日)から10月6日まで。

1階からスタートして、3階までたどり着いたら、表彰状が授与されます。

50段です。

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流行の「妖怪ウォッチ」のキャラクターを、駒に添えました。

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あいさつができた人数は数取器で数えます。

さあ、この企画、効果あるかどうか?

  

  

  

大掲示物「理想の学校」の進行状況報告6です。

前回はここ。

ここでも道草 大掲示物「理想の学校」進行状況報告5/昼のテレビ放映(2014年7月8日投稿)

※ミスしていました・・・・「理想の学校」進行状況報告6を8月5日にしていました。

ここでも道草 大掲示物「理想の学校」進行状況報告6/脱・やらされ委員会(2014年8月5日投稿)

したがって今回は進行状況報告7でした。(9月23日記)

Rimg3487 7月9日 18:00

Rimg4024 7月31日 14:02

Rimg4125 8月4日 13:37

Rimg4136 8月5日 10:06

Rimg4564 9月5日 16:35

Rimg4606 9月7日 16:28

Rimg4611 9月8日 18:58

  

できたら、10月6日までに完成させたいです。

 

謎の大きな矢印/変形タイヤはこの後どうなる?

 

今日は9月9日。

  

夏に撮った写真を少々載せます。

  

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8月1日の写真。

この大きな矢印は何を指しているのでしょうか?

3階の矢印で指された家の住人が、

私の家はここだよと、初めて来たお客さんにわかるようにしたのでしょうか?

謎の大きな矢印です。

次は、実際に3階に上がって確かめてみたい。

  

  

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8月5日の写真。

このタイヤがブログに登場するのは3回目だと思います。

1回目。

ここでも道草 タイヤの日/自動車と自転車の整備(2012年4月20日投稿)

2回目。

ここでも道草 変形タイヤの最新情報(2013年3月9日投稿)

 

面白いのは、相変わらず変形された形はそのままであること。

処分もされずに、そのままの形を保ち続けるタイヤ。

この後どうなるのでしょう?

気にしている人はそうはいないと思いますが・・・・。

2014年9月 8日 (月)

雲と路地の写真

 

今日は9月8日。

  

7日。久々に夕焼けが良かったなあ。

  

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こんな薄い雲は珍しい。

最近は低くて厚い雲の日が多く、なかなか夕焼けを楽しめませんでした。

今週はいけるかな?

今晩は中秋の名月だから、晴れてほしいなあ。

  

   

先日の雲も良かったです。

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すがすがしい雲でした。

出勤時に撮りましたが、こんな雲を見てからの仕事は気分よく取り組めます。

雲も心に影響を与えます。

  

  

雲には関係ないけど、こんな写真はいかがですか?

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自転車で走っていると、細い路地に入ってみたいという衝動に駆られます。

こんな路地、魅力がありませんか?

ある夏の昼に撮ったものです。

最近の写真

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楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉