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2014年9月14日 (日)

9月6日 キミヤーズ塾の報告2.先生は頭を使わにゃあだめ

  

今日は9月14日。

  

前投稿につづいて、9月6日参加したキミヤーズ塾の報告です。

   

〇教具の説明。「フタめくり」今まであまり目にしてこなかった教具。

 今回も説明はなかった?ので、ここに詳細は書けません。

 しかし、レジメにあった言葉は印象に残りました。

 「見えるもの」⇐染み込む⇒「見えないもの」

 とありました。

 いつも見えているのではなく、隠してあり、それをめくったりして見る。

 その繰り返しで、頭に染み込んでいくということだと思います。

 この感覚はよくわかります。もっと授業で利用したい手法です。

  

〇「プリント」学習について、ここで村上先生は持論を述べられました。

・プリントを使うと人間関係がダメになる。

 プリントを使わず、子どもとかかわりがあるのがいい。 

・「旗」「灰」を何と読むか、「旗」「灰」が書けるかという学習の映像を再び見ました。

 この時の、子どもたちと村上先生とのやりとりを見ると、

 プリント学習では味わえない大事なやりとりが行われているなと思いました。

・となりの部屋に行って、「旗」という漢字を見てきて、書き写す体験→覚えることを体感している。

  

〇レジメより。

・楽しくなければ自発性や自主性は育たない。

・知的好奇心を刺激する楽しいがなければ、主体的な学習は期待できない。

 (関心・モチベーション)

「知的好奇心」は大事。時々揺らぐけど、この考えは貫こう。

  

〇今回の講座はローテーションカードの授業を何度も見ました。

・数えないで答える。

 1~5の数は、数えないでパッと答えられるようにすることをめざします。

 ローテーションカードにも、そのような課題を組み込みます。

・以前、岡崎の講座でも言われていたこと。ちょっと頭から抜けていたので、

 今回思い出してよかったです。

〇5までの合成分解ができるといいとのアドバイス。実行したいです。

 1と4で5 2と2で4 1と3で4 2と3で5〇5の積み木の上に、1つずつ積み上げて、6,7,8・・・という発想。

〇ローテーションカード 早く反射的に言わせます。

 筆算ですぐに答えが出ないと、途中でいやになってしまう。

〇答えが「5」の時に、「ごはん」とか言い直させる→楽しくできる・反復練習できる。

 さまざまな指示棒を用意して、漢字の読みを反復練習するのと同じ発想だと思いました。

  

〇村上先生が「先生は頭を使わにゃあだめ」「責任重大です」と言われた。

 頭に左手ひとさし指をさされて、言っていました。その姿も言葉も印象に残りました。 

  

〇ローテーションカードは1人7枚。

  

〇ローテーションカードの速さを、棒の長さで具体的に示す。

  

〇ローテーションカードの成果の提示

・目標(タイム)、予想(タイム)、記録の3項目。

・普通だと目標と記録だけになる。3項目であるところがミソ。

 わが教室でやってみたけど、3項目は子どもたちにスッと受け入れられました。

 「目標はめざすところ。でも今はきっとこれくらい」という考え方はできました。

 現実にあっている項目だと思いました。 

  

  

  

今回、ローテーションカードをじっくり勉強して、どのようにやっていくかがよくわかりました。

本を読んだだけでは、実践に移せずにいましたが、

今回は先週、すぐにやりました。

1・4・6年の3学年の子たち6人が、集中して答えて、タイムを速めていました。

京都に行ったからこそ、身につけたことだと思います。(つづく)

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