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2015年9月

2015年9月16日 (水)

教科書は「mL」、牛乳パックは「ml」

 

今日は9月16日。

  

今日は学級通信「道草」、情報主任のブログ「毎日タブレット」、

学校HP、そしてこの「ここでも道草」を全て書いて

発信できた幸せな日でした。

さらにまた「ここでも道草」をもう1本書きます。

  

現在交流学級の2年学級で、給食を食べています。

給食の牛乳はずっと瓶でしたが、2学期からは牛乳パックです。

どうも牛乳を瓶に詰める機械が不調のようです。

パックをつぶした体験のなかった2年生が多かったのですが、

毎日つぶしていると上手になってきました。

下だけ立てて「ロボット!」と言って喜んでいました。

Rimg3683   

そうそう、別に配られるストローを、

少しぬれているパックに2本貼りつけて、

「ウサギ!」と言っている子もいました。

Rimg3681   

「ml」に注目した子がいました。

Rimg3682

2年生。

算数で習ったばかりミリリットルの表記が違うと言うのです。

教科書です↓

Epson617 「わくわく算数2年上」(啓林館)より

 

教科書は「mL」でした。しかし、牛乳パックは「ml」

こういうことに気がつくのはいいことだと思いました。  

教科書では大文字の「L」を使うことが決まっています。

※参考:ここでも道草 「ℓ」が消えて、「L」になる(2010年2月27日投稿)

しかし世間は「ml」もあれば「mL」もあるようです。

4年前の記事ですが、次のサイトが参考になりました。

※参考:しろもじメモランダム スーパーの商品に見るミリリットル 2011‐11‐30

 

次のような傾向があるようです。

 

栄養ドリンク

mLが多い

ペットボトル飲料

mlが多い

調味料(醤油や酢など)

ミリリットル・mℓが多い

職員室の冷蔵庫に多種の栄養ドリンクがありました。

他の先生とさっそく調べてみました。

見事に「mL」でした。

2015年も上の「栄養ドリンク」については傾向が継続されていました。

帰宅途中のお店で見かけた日田天領水は、

美しい「2ℓ」でした。

2lpetb  

2010年にリットルが「L」になることにビックリしていましたが、

いつの間にか商品では当たり前になっていたのですね。

9月の掲示物「十五夜」がやっと完成

  

今日は9月16日。

  

9月半ばでやっと「9月の掲示物」ができました。

「十五夜」です。

(今年は9月27日が中秋の名月です)

Rimg3671↑9月14日晩撮影 

 

Rimg3677 ↑9月15日撮影

  

このススキを切るには、ハサミでは難しかったので、

今回はカッターナイフでやってみました。

子どもたちは最初は不慣れで危なっかしかったけど、

何でも体験。やっていくうちに上手になっていきました。

2学期は影絵劇も予定していて、カッターナイフを使うことが

多くなりそうです。「体験の風を吹かすぞう!」

  

この掲示物を作るのに参考にした・・・というか、

のサイトの作り方をそのままやったのが、ここです↓

図工人 季節行事の掲示物

  

昨年の9月から作ってきました。

ここでも道草 彼岸花の次は、柿・赤とんぼの掲示物を作ろう(2015年10月13日投稿)

ついに1周年。

ちなみに7月の掲示物はこれでした。

2学期になっても貼ってあった掲示物です↓

「ソフトクリーム」

Rimg2736   

6月は載せたかな?

まあ記録のために6月の掲示物も載せます↓

「時計」

Rimg2511

4月は「菜の花」、5月は「金太郎と柏餅」でした。

おそらくこれからも「図工人」の掲示物は作り続けると思います。

いいサイトです。

昨日、美術の先生に紹介したら、すごく喜んでくれました。

う~ん、ススキのことを書こうと思ったけど、次回にしよう。

タブレット端末をどう使うかを考えねば

今日は9月16日。

  

「先生がショックを受けるようなニュースがあったよ」と

同僚の先生が教えてくれました。

  

Yahoo!ニュースです。

見出しは「学校でPCを増やした国、成績下落・・・・

OECD(経済協力開発機構)調査」です。一部引用します。

  

パソコンを使う頻度が高い生徒は読解力が低い

という結果も出ており、教育現場でのICT(情報通信技術)

の活用方法に課題が浮かび上がった。


 OECDは各国の15歳を対象に読解力と

数学・科学の応用力を測る国際学習到達度調査(PISA)を

3年ごとに実施している。

今回は2003年と12年の調査に参加した

39か国の成績の変化と学校へのパソコン設置台数

との関係を調べた。


 それによると、オーストラリアやニュージーランド、

ハンガリーなど、生徒1人あたりの設置台数を増やした国では、

数学的応用力が下がっていた。

一方、パソコンの設置率が比較的低い日本や

メキシコ、イタりアな成績が上がっていた。(読売新聞)

    

  

PCであって、タブレット端末とは限らないわけですが、

タブレット端末の活かし方を考えていかないと、

近い将来このような結果が出ると思います。

気を引き締めていこう。

 

2015年9月15日 (火)

「足元の小宇宙」(NHK出版)より/ペンネームのいわれ

 

今日は9月15日。

  

前投稿に引き続き、

「足元の小宇宙」(埴沙萠著/NHK出版)から引用。

  

埴沙萠(はにしゃぼう)というペンネームのいわれについて書いてありました。

埴さんは、東京農大の「育種学研究所」の中の砂漠植物研究室に在籍し、

サボテン(シャボテン)の研究をしていました。

引用します。

  

このときに、研究所の先輩、同僚たちは、どうせ

「おいシャボテン君」「シャボ君」と呼ぶようになるだろうから、

人からニックネームをつけられるまえに、自分でつけてしまえということで、

シャボテンを育てるのに使う赤土「埴」と、

シャボウに沙萠の字を当てて、

「沙」水の少ない赤土から萠え出るという意味と音とで、

埴沙萠というペンネームをつけました。  (67p)

  

ここで「シャボテン」「サボテン」という言葉が出てきました。

この区別はあるのか興味を持ちましたが、調べた限りではよくわからず。

埴さんは、サボテン・多肉植物を総称してシャボテンと記述していました。

  

 

(1968年の)ある日、近くの本屋で、昆虫写真家の栗林慧(さとし)さんの、

アリのすばらしい写真を見て、

これが植物生態写真家・埴沙萠の誕生のきかっけになったのでした。

シャボテン撮影で学んだ撮影技術を活かして、

野山の植物の撮影がはじまりました。  (72p)

  

そうかあ、栗林さんの影響だったのですね。

栗林さんの活動も長い。

  

 

地下茎から芽が出てくるのは「芽吹き」、

タネから芽が出るのは「芽生え」と呼んでいます。  (106p)

  

そうか、こうやって区別しているんだ。

これって国語辞典には書いていない区別。埴さんの解釈かな?

「芽吹き」は新緑の葉の様子を思い浮かべるなあ。

  

  

ヘチマが、ぶ~らぶ~ら風に揺れているのを眺めていましたら、

とつぜん、ヘチマの先端からタネが落ちてきました。

ヘチマの実のなかの網棚に入っているタネは、

実がぶらぶら揺れているとタネの通路 

ーーヘチマたわしに三つの穴がありますが、あれがタネの落ちる通路ですーー

を通って下に落ちてくると、その重みで実の先端がとれて、

タネがばらまかれるという仕組みになっているのでした。

科学雑誌にそのことを書きましたら、ヘチマの研究で有名な大学教授から、

大発見だと電話がかかってきました。

みなさん、ヘチマの実でタワシをつくりたくて、熟れるまえに採るので、

タネの旅を見ることができなかったのでした。  (111p)

  

ヘチマの先端からタネが落ちるのを目撃したなんていいですね。

こんなことを体験できる生活をしてみたいです。

以上で「足元の小宇宙」からの引用を終了。

今晩、図書館の返却ポストに返しに行きます。

 

 

 

 

 

「足元の小宇宙」(NHK出版)より/草露

  

今日は9月15日。

  

前投稿に引き続き、

「足元の小宇宙」(埴沙萠著/NHK出版)から引用。

  

夏の夜の宝石

夏の夜、草の葉さきに光る水玉は、

月の光に輝いて、宝石のようです。

夏の朝、草の葉さきに光る水玉は、

朝日の光に輝いて、太陽のしずくのようです。

雨の水玉が、空からおりてきて、土の中に入って、

草の養分になるいろいろを、溶かしこんで、

そして、根から草のなかに入って、

茎や、葉や、花に、送りとどけて、

シゴトを終えた水が、空へ帰ってゆく水の玉です。

草や木を育てるシゴトを終えた水は、

葉から排出されるので、この現象を「排水現象」と呼んでいます。

しかし排出されて葉さきに輝く、この宝石のような水玉には、

ふさわしい名前がついていません。

植物学者は「溢泌液(いんぴつえき)」と呼んでいます。

これは空中の水蒸気が冷えてできる露とはちがう水玉です。

埴沙萠は、「草露(くさつゆ)」と呼ぶことにしていますが、

この草露は夜だけでなく、昼も絶え間なく排出されています。

出るとすぐ蒸発するので見えないのですが、

葉にビニール袋でも被せておくと、水が溜まるのでわかります。

葉の上にのった雨の水玉と、露の水玉は、さわるとすぐ落ちます。

でも、葉のなかから出てきた水玉は、

葉をちょっと揺らしても落ちません。 (48~49p)  

  

いい文章だったので、たっぷり引用してしまいました。

特に最後。

実際に葉を揺らしてみたいです。今朝にでも。

  

「花は、虫招きシゴトがすんだら、早くしおれたほうがいいんです。

人に摘まれないうちに」  (56p)

  

そうですよね。受粉したのに、人間に摘まれてはアウトです。

オオマツヨイグサが晩に咲いて朝にはしおれる現象についての

埴沙萠さんのコメントです。

  

写真・・・電子時代になって、

画像とかデータと呼ぶようになりましたが、

シャッターをおすだけで、撮りたいモノが撮れるのですから、

いい時代に生まれてきたと喜んでいます。

いまのカメラは、撮影者の気持ちを察知して、

カメラが撮影してくれます。

木や草の姿、輝きに、気持ちを集注してボタンを、

ちょっとおすだけで、絵画的描写も、文章的描写も、

写し取ってくれます。嬉しいことです。 (61p)

  

この感覚。たくさんの植物の写真を撮ってきた人が

感じる感覚なのでしょう。

前半部分はわかります。カメラに感謝です。

後半部分の感覚はまだわかりません。なんとなく・・・です。

  

まだつづく

「足元の小宇宙」(NHK出版)より/ケヤキのタネをとばす方法

  

今日は9月15日。

  

ちょっと前に話題にした本「足元の小宇宙」(埴沙萠著/NHK出版)を

読破しました。

地元の図書館から借りた本です。

印象に残った文は、ここに引用しておきます。

  

埴沙萠には、木や草とのつき合いが先にあって、

その美しさ、と言っても、花を見て「わあ~キレイ」と言うんじゃなくて、

生きていることの美しさ、生きる仕組みのすばらしさに惹かれて、

それを写真に撮っておきたいということで、

カメラと結びついたのですが、撮影しすると、

何だかその美しさが、自分のモノになった、そんな気になる。

だから、こうしていっぱい写真を撮っているんだと思います。

(16p)

「自分のモノになった」という気持ちはわかるなあと思いました。

  

(タンポポの)花びらがしおれて、タネができあがるころになると、

これまで花を護っていた、ひげのような萼(がく)が、

白い羽毛に変身して、タネのはいった実を、

遠くへ旅立たせるための、旅行用具になります。

無駄のない、すばらしい生長設計ですよね。  (36p)

 

実が熟れて、タネができあがって旅立ちの時がくるころには、

それまで花を護ってきた萼や、苞(ほう)、子房の皮などが、

旅行グッズに変身して、タネを遠くへはこんでくれます。

(86p)

旅行用具(グッズ)への変身は、

埴沙萠さんが何度か書いている発想です。

じっくり観察している人だから感じることなのでしょう。

ケヤキは葉っぱがタネを遠くに飛ばします↓

秋になるとケヤキの葉は黄葉して、そして散っていきますが、

枝先の実のついた梢の枯れ葉は、散らないで残っています。

あとでわかったのですが、実が熟れて旅だちの準備ができるのを

待っていたようです。

そして104ページ下の写真のように、

枯れ葉の腋(わき)に実がついた梢が、

枝から離れて、風にのって飛んでいきました。

枯れ葉が翼の代わりをしているのでした。  (103p)

Epson616 (104p)

  

すみません、画像まで載せました。

魅力的な文章・写真です。

(画質はうんと下げました。本物を見たい場合は本を手にしてください)

ケヤキは身近にあります。

毎朝、あいさつ運動で立っている場所の傍らにもあります。

今年の秋は、じっくり観察してみたいです。

  

つづく

  

2015年9月14日 (月)

高遠での研修 その4/作戦タイム

 

今日は9月14日。

  

前投稿のつづき。

  

北見靖直さんに教わったことを書きとめています。

  

北見さんはレクリエーションの研修中、

「作戦タイム」は重要だと繰り返し言っておられました。

そのことは本「体験の風をおこそう1 

改訂版 体験活動の企画と展開」(悠光堂)

に書いてあったので、引用します。

  

作戦タイムでチームビルディング

課題解決型ゲームのコツは、「作戦タイム」を入れることです。

この時間はチームビルディングを促進させる効果があります。

ゲームばかりではなくオリエンテーリングや野外炊飯など、

様々な場面で「作戦タイム」を導入すると

チームを活性化させることができます。  (143p)

  

   

「チームビルディング」と言う言葉は

普及している言葉なのでしょうか?

意味を調べてみました。

『仲間が思いを一つにして、

一つのゴールへ向かって進んでゆける組織作り』

「チームビルディングジャパン」HPより)  

   

これは2日間の研修中に何度かありました。

今まで知らなかった長野県の先生たちと、

作戦タイムをしてはオリエンテーリングや野外炊飯も行いました。

もちろんリクレーションもそうでした。

役割分担を決めただけの作戦タイムもありましたが、

一緒にやるという感覚は味わえることができました。

   

さあ、次はどんな人たちと「作戦タイム」をやって、

どんなことに挑戦しよう。

2015年9月12日 (土)

高遠での研修 その3/②展開・③つながりのゲーム

  

今日は9月12日。

  

9月8日の「その2」のつづき。

  

レクリエーションの紹介です。

  

②展開

・「集合ゲーム」

 いろいろなバリエーションがある。

 実際にやったのが、「同じ血液型」「同じ生まれ月」でした。

 さらにはしゃべってはいけないというルール付きで、

 「好きな食べ物」でした。

・「ナンバーコール」

 指導者は1回、2回、3回と拍手をして行って、

 たとえば8回拍手した後に「ストップ」と言います。

 そうしたら、8人組を作るゲームです。

   

集合ゲームのコツが本「体験の風をおこそう1 

改訂版 体験活動の企画と展開」(悠光堂)

に書いてあったので、引用します。

  

集合ゲームなどの展開型のゲームには、3つのコツがあります。

①「時間」:必ず「何秒以内」という条件をつけます。

 その場合に「37秒」とか「49秒」などの微妙な数字にすると

 参加者のモチベーションが上がります。

②「バツゲーム」:もちろん実際には「バツゲーム」はしません。

 このことがあれば乗り切れない子どもたちを

 一気に乗せることが可能になります。

③「喋らないルール」:集合ゲームはどちらかというと

 元気のある参加者が目立つゲームです。

 そこで「喋らないルール」を入れることで

 目立たない子どもたちに脚光をあてることが可能になります。

 (138p)

 

この3点は研修の場でも、北見さんは説明していました。

「37秒以内」と言うと、参加者は「何でそんな変な数字なんだ」と

いぶかしがります。それが「アイスブレイク」になると言っていました。

確かにこの数字が出ると、みんなの頭には?が浮かびます。

それを「アイスブレイク」になるという発想が素晴らしい。

上記の本には、集合ゲームとして「木とリス」が紹介されていました。

やり方は本参照。

  

  

③つながり

・「ジェスチャーゲーム」

 各グループにわかれて1列に整列。先頭の人が、別室で

 「◇◇が~した」(◇◇は動物、~は動作)というお題をもらう。

 研修では「サルがソフトクリームを食べた」「ゾウがスイカを食べた」

 でした。それを2番目の人にジェスチャーで伝えます。

 2番目の人が3番目の人に伝えます。最後の人は、答を発表します。

・「間違いさがし」 

 ある人物をみんなで注目します。2分ほど。グループで、その人の

 どの部分を見るか作戦を立ててもOK。

 2分経ったら、人物に背を向けて待ちます。

 その間に、その人物はいろいろ着たり脱いだり

 着けたりはずしたりします。

 指導者の合図で、再びその人物に注目して、

 最初とは変わったところの数をグループで相談して発表します。 

・「電信ゲーム」

 これについては上記の本から引用します。

 研修では最後に行われたゲームで、いい盛り上がりをしたものでした。

  

 1.まずはグループに分かれ、手をつないで丸くなります。(中略)

 2.各グループでリーダーを決め、

   指導者の「レディ・ゴー」の合図でリーダーは、

   右隣の人の左手を握ります。

   握られたメンバーはその瞬間に右隣の人の左手を握ります。

   これを一周させます。

 3.そして最後にリーダーは左隣の人に左手を握られたら

   「来た!」とコールし、ここがゴールです。

   そのタイムを測り各グループで対抗します。

  ※コツは5分くらい練習し、中間報告会をして、

   もう3分練習して本番の決戦大会をやると

   チームビルディングに効果的です。

  ►全員の「つながり」をつくる応用編

   全グループの最高タイムの合計あるいは

   0.5秒前後1秒を足して全員でトライ!

   その場の状況に応じて秒は調整します。  141p) 

  

30人でやった「電信ゲーム」はいい思い出になりました。

・「いっせいのせ」

 ルール

 「両手が誰かの手とつながっていること、

  そして足が誰かの足とくっついていること」

 「いっせいのせ」の合図で全員が立ち上がることをめざすゲーム。

 だんだん人数を増やしていきました。

  

「つながり」のゲームに関しては、「作戦タイム」が重要だと

北見さんは言っていました。そのことについてはまた後で書きます。

  

いつの間にか「明けの明星」になっていました

 

今日は9月12日。

  

昨日の朝、外に出て東の空に輝く細い月と明るい星に気がつき、

すっかり見とれてしまいました。

あの明るい星は?もしかして金星?

いつの間に「明けの明星」になっていたんだろう。

  

調べました。

  

「宵の明星」だったのは、7月中旬まで。

そして「明けの明星」になったのが9月からでした!

ちょうど夏休みの期間、金星は太陽と重なり、夏休みだったようです。

  

今朝も金星は輝いていました。

ただ光っているだけなんですが、見とれてしまうんです。

来年の2月まで「明けの明星」だそうです。

だんだん涼しくなって、空気が澄んでくる時期。

早起きした時には、東の空を見ることをお勧めします。

  

  

今月の天体ショー

9月25日前後の明け方  しし座レグルスと火星が接近

9月27日 中秋の名月

  

夏もいいけど、やっぱり夜空を見るのは

今からがシーズンのように思えます。

「傍」は「そば」と読むんだ

 

今日は9月12日。

  

今日は土曜日。

ハードな5日間でした。

連日授業案の検討会でした。

9月に研究授業をする先生の授業案、

10月にある2つの学校訪問に向けた授業案の検討会でした。

昨年の研究発表の時の検討会に匹敵するなあと思いました。

手立てや支援のアイデアも出し合い、

言葉の一つ一つまで検討しました。

この検討会のやり方も、

昨年の研究発表の財産なんだろうなあ。

いい授業案が次々できていきます。(まだ終わっていない)

  

その検討会で、漢字の勉強もできました。

「傍で見守る」という文章がありました。

「傍」をどう読むのか?

「かたわ・ら」という読み方が浮かびますが、おくり仮名がありません。

  

私は知りませんでした。「傍」は「そば」と読むのですね。

他の人はみんな知っていましたが、私は初めて知りました。

(あるいはすっかり忘れていた)

「そば」といえば、私は「側」が思い浮かびます。

「傍」も「そば」と読むのですね。

「傍」「側」の使い分けがあるかなと思いましたが、

調べた限りでは、使い分けがなく、どちらでもいいようです。

まああまり、「そば」を漢字で表記することがありませんよね。

個人的には、「傍」は「傍ら(かたわら)」で使いたいです。

「かたわら」という響きが好きなんでしょうね。

  

調べた中で「そばから(傍から・側から)」という言葉と久々に会いました。

たとえば「言ったそばから見逃している」といった具合に使われます。

「そばから」の意味は、次の通り。

  

間髪を容れずに次の動作に移っているさま。

注意をうけてもつい繰り返してしまう様子について用いることが多い

実用日本語表現辞典 そばから

  

たまには使ってみたい表現です。

他に「傍」を使った言葉をいくつか。※参照:コトバンク

  

【傍焼き(おかやき)・岡焼き】

ほかの男女が親しくしているのをはたからやきもちをやくこと。

  

【傍若無人(ぼうじゃくぶじん)】

「史記刺客伝」より。「傍(かたわ)らに人なきがごとし」の意

人前をはばからず勝手に振る舞うこと。

他人を無視して思うとおりのことをすること。また,そのさま。

  

【畝傍山(うねびやま)】

奈良県橿原市畝傍にある山。大和三山の一。海抜199メートル。

  

【傍ら痛し(かたわらいたし)→片腹痛い】

①第三者の立場から見ていて、心が痛む。はらはらする。気の毒だ。

②第三者の立場から見て、苦々しく思う。笑止だ。

第三者が自分をどう思うかと気にかかる。気がひける。

  きまりが悪い。

【傍迷惑(はためいわく)】

そばの人の迷惑になる・こと(さま)。

  

  

「傍」はけっこう活躍している。

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