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2010年2月27日 (土)

「ℓ」が消えて、「L」になる

木曜日の晩に、算数の勉強会に参加。

算数の教科書会社の方が講師で来てくれて、教科書改訂の話をしてくれました。

新しい教科書の見本版で、

リットルの表記が今までは小文字ℓでしたが、「 L 」になっていました。

ここに注目。

   

ちょっとリットルの表記について調べてみました。

リットルは小文字で書くことになってました。

しかし、小文字「l」は数字の1と間違いやすいので、

1979年の国際度量衡委員会の総会で,大文字の使用も認められました。

小学校で「ℓ」を使うのは、「l」だと数字の1と間違いやすいからです。

でもこの書き方をしている国は多くなく、国際的には正式には認められていません。

2006年の教科書検定で、高校の教科書は大文字「 L 」を使うことになりました。

今回、小学校の教科書改訂で、「 L 」を使うようになったようです。

「ℓ」は消えていくわけです。

※参考:Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AB

子どもの時から使っている「ℓ」が消えていくのは寂しいですが、

「ℓ」が正式には認められていない記号と知って、

仕方ないかなと思いました。

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