「ℓ」が消えて、「L」になる
木曜日の晩に、算数の勉強会に参加。
算数の教科書会社の方が講師で来てくれて、教科書改訂の話をしてくれました。
新しい教科書の見本版で、
リットルの表記が今までは小文字ℓでしたが、「 L 」になっていました。
ここに注目。
ちょっとリットルの表記について調べてみました。
リットルは小文字で書くことになってました。
しかし、小文字「l」は数字の1と間違いやすいので、
1979年の国際度量衡委員会の総会で,大文字の使用も認められました。
小学校で「ℓ」を使うのは、「l」だと数字の1と間違いやすいからです。
でもこの書き方をしている国は多くなく、国際的には正式には認められていません。
2006年の教科書検定で、高校の教科書は大文字「 L 」を使うことになりました。
今回、小学校の教科書改訂で、「 L 」を使うようになったようです。
「ℓ」は消えていくわけです。
※参考:Wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AB
子どもの時から使っている「ℓ」が消えていくのは寂しいですが、
「ℓ」が正式には認められていない記号と知って、
仕方ないかなと思いました。
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