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2024年5月11日 (土)

コウヤマキ② スサノウノミコトの尻毛がコウヤマキになった

   

今日は令和6年5月11日。今日も「即今着手」

  

前記事に引き続き、コウヤマキのことを書きていきます。

動画【ゆっくり解説】ゆっくり森林よもやま譚を利用します。

【ゆっくり解説】ゆっくり森林よもやま譚 短編コウヤマキ③

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古墳時代のコウヤマキの利用を説明してくれています。

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今もヒノキは木材として有名ですが、

コウヤマキはそれほど有名ではありません。

古墳時代は、第2位。

その使われ方の代表は、棺だったそうです。

古墳時代の遺跡から出土した木棺は、

51.1パーセントはコウヤマキ。

さらに近畿一帯の全中期古墳に限れば、

9割がコウヤマキ製の木棺だったそうです。

  

下の写真は、奈良県桜井市の大神教本院の看板です。  

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明治28年頃に柳本大塚古墳から盗掘されたコウヤマキの

木棺の材が、巡り巡って看板として利用されているそうです。

どう巡ったのでしょうか?

興味があります。

でもおかげで、無料で見ることができるコウヤマキ製木棺なのだそうです。

    

橿原(かしはら)考古学研究所では、無料ではなく、

たった400円でコウヤマキ製出土品が見放題だそうです。

この橿原考古学研究所では、コウヤマキの利用では、

木棺に次いで多かった木製樹物(たてもの)が展示されています。

木製樹物とは、埴輪みたいに古墳に並べられた木製品。

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なぜ古墳時代の人たちは、コウヤマキにこだわったのか。

コウヤマキは標高200メートル以上の場所に自生します。

簡単には持って来れない。

そんなコウヤマキを使うことで、

権力の誇示をしたのではという説が動画では紹介されています。

  

日本書紀にも、コウヤマキの記述があります。

樹木の誕生譚が出てきます。

スサノウノミコトの体の一部が、樹木になります。

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コウヤマキはなんと尻毛。

樹木の使い道も指定してきます。

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コウヤマキは日本でのみ生育している樹木ですが、

朝鮮半島の歴代百済王の古墳から出土しました。

つまりこれは、コウヤマキが日本から輸出されていたことです。

それほど需要があったコウヤマキでした。

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以上、奥さんの実家でコウヤマキを見たことをきっかけに

コウヤマキの勉強をしました。

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