「しじま」の入った山下達郎さんの曲
(前投稿のつづき)
歌詞の中に「しじま」の入った山下達郎さんの曲。
「ずっと一緒さ」
いきなり出てきます。
抱きしめて
しじまの中で
あなたの声を聞かせて ♪
「FOREVER MINE」
この曲ではラストに出てきます。
本当の愛の静寂(しじま)へ ♪
2曲ともいい曲です。
聴きながら、この1年間のことを思い出しました。
本年度ももうすぐ終了。いい年だったか?いい年でしたか?
(前投稿のつづき)
歌詞の中に「しじま」の入った山下達郎さんの曲。
「ずっと一緒さ」
いきなり出てきます。
抱きしめて
しじまの中で
あなたの声を聞かせて ♪
「FOREVER MINE」
この曲ではラストに出てきます。
本当の愛の静寂(しじま)へ ♪
2曲ともいい曲です。
聴きながら、この1年間のことを思い出しました。
本年度ももうすぐ終了。いい年だったか?いい年でしたか?
前に話題にしたエルガーの行進曲「威風堂々」をしっかり聴こうと、
図書館でCDを借りてきました。
同じCDの中に、ホルストの組曲「惑星」があったのでこちらもしっかり聴きました。
「木星」は有名ですが、他の「火星」「金星」「水星」「土星」「天王星」「海王星」は初めて聴いたと思います。
「木星」は、こういった組曲の中の一つだったんだよな。
次の映像で見ると、オーケストラでどのように演奏されているか
垣間見ることができます。
作曲されたのは1914年~1916年頃。
今でこそ有名な「惑星」ですが、忘れ去られそうな時期があったそうです。
Wikipediaには次のように書かれています。
今日のような知名度を獲得するのは、1961年頃カラヤンがこの作品を発掘し、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で紹介したことがきっかけである。
この演奏で一躍有名になり、
それ以後近代管弦楽曲で最も人気のある作品の1つとして知られるようになった。
(最近勉強したばかりのカラヤンやウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が出てきました。)
ざっと50年前のことなのです。(私の生まれた年だ~)
そして最近では平原綾香さんの歌が有名。
カラヤンが発掘したおかげと言えるのかな。
曲にも歴史あり。こういうことを知っていくことが面白い。
あらためて平原綾香さんの「Jupiter」を。
3月上旬からサークルKサンクスで「金麦」を2本買うと、
幕末志士の花押(かおう)スタンプがついてくるというセールがありました。
しっかり乗ってしまいました。
全6種。全て入手。
今まで「ストロング7」中心だった冷蔵庫の在庫も、
今は「金麦」ばかりです。
「花押」と言うのは、どんなのか?
パッケージにはこう書いてありました。
花押とは・・・平安時代から使われ始め、花のような形にデザインされた署名。
多くの幕末の志士達も使用していた。
ここで気になったのが「鶴川流花押」というところ。
鶴川流?
望月鶴川さんという方の書き方と言うことでしょうか?
ということは、6人の志士の花押と言うけど、
本人が書いた花押のコピーではなくて、
鶴川さんが自分の書き方で真似て?書いた花押なのでしょうか?
まだまだ花押について知らない身だけに、こういう疑問を持ってしまいます。
社会科教師としては、社会科らしい疑問なのでちゃんと調べてみよう。
望月鶴川さんの書かれた本もありました。
まずはこの本の入手からでしょうか。
昨年の10月には、「明けの明星」であった金星を撮影しています。
※参考「明けの明星」撮影http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/10/post-c752.html
※参考「下弦の月と金星」http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/10/post-ac16.html
時が流れて今は、太陽と金星と地球の配置が変わり、
金星は「宵の明星」として見ることができます。
10月まで、「宵の明星」を見ることができるそうです。
3月17日には「宵の明星」と月齢1.5というとても細い月が接近する天体ショーがありました。
日没してしばらくしてから西の空で見え始め、
じきに西の空の下に居座っていた雲の中に沈んでしまったので、
この天体ショーを見られた時間はわずかでした。
子どもたちにも紹介してあったのですが、見ることができたのは1人。
私は職員室にいた先生に声をかけ、
校舎の2階ベランダから一緒に観察しました。
その時の写真。この2枚は同僚の先生が撮ったもの。
月齢1.5だと、しっかり細い。
目の悪い先生は、この月をなかなか見つけられませんでした。
月は現在ほぼ半月。
3月31日が今月2回目の満月。
2010年1月に続いて、2回目のブルームーンです。
卒業式にギリギリ間に合って咲いたのはサクラの種類で言えばソメイヨシノ。
今日(3月23日)、定点観察しているサクラはこんな感じ。
すっかり色鮮やかになりました。
もう周りでは、次々に開花しています。
卒業式にとっくに咲いていたサクラが校庭にはあります。
3月11日に初めて開花を見ました。
卒業式の日(3月19日)はここまで咲いていました。
このサクラの種類は?
後で薄墨桜(ウスズミザクラ)だと教えてもらいました。
校庭にはもっと早く咲くサクラがありました。桜桃(オウトウ)です。
※参考「桜桃が咲いた」http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/03/post-8e9d.html
その他にシダレザクラがあります。
これは4月になってから開花しそうです。
とにかく校庭に多種のサクラのある勤務校です。楽しみたいです。
(追記)一つ大事なサクラを忘れていました。
先日話題にした荘川桜です。種類はアズマヒガン。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/03/post-5abb.html
(記:3月24日 午前11時20分)
一つ疑問が解決しました。
勤務校には何本かクスノキがあります。
今までもブログに登場しています。
3月10日のクスノキの写真は、次の投稿で載せました。
※「3月10日のアオスジアゲハの蛹/クスノキの落葉か?」
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/03/post-b3a7.html
この投稿で、春に落葉するクスノキの葉に
アオスジアゲハの蛹がついていては危険では?というようなことを書きました。
でもこの疑問は解決しました。
きっかけは3月15日のクスノキの剪定です。
この日、上記のクスノキを含む2本が剪定され始めました。
あせりました。
切り落とされた葉のついた枝は、次々にゴミ収集車に投じられていたからです。
さっそく現場へ。
葉の裏に蛹がついていないか、作業の人にも手伝ってもらって探しました。
発見されず。なぜ?
調べてみました。
そしてまた生き物の賢さを知りました。
次のサイトが参考になりました。
※参考「歳時記:季節の風/散歩するアオスジアゲハの幼虫?」
http://www.wombat.zaq.ne.jp/ashitaka/iki-h/saijiki/091027aosujiageha/index.htm
次のように書いてありました。
(前略)この幼虫は越冬のためクスノキから離れ、蛹になる場所を探しているのです。
越冬のときだけに見られる蛹になる場所探しです。
ほかの時期には、葉について蛹になります。
なるほど!
だから、剪定された枝の葉には蛹がついていないわけです。
幼虫はクスノキから少し離れたところまで行って蛹になります。
羽化したチョウは、身近にクスノキがあるところで生活をし、新緑に産卵をするのでしょう。
春に落葉しても大丈夫だったわけです。
疑問が解決し、新しいことを知って、すっきりしました。
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この3巻に共通して出てくる曲が、
R・シュトラウス作曲の「ティル・オレインシュピーゲルの愉快ないたずら」
ストーリー上重要な曲になっています。
ティルといういたずら者の登場する曲ですが、
最後は殺されてしまいます。
ティルのようだと、千秋に評されたのだめが驚くシーンがあります。
どんな曲だろうかと聴きたくなって、図書館で借りてきました。
(「のだめカンタービレ」でクラシックが好きになるパターンですね)
そのライナーノーツに書いてあった文章を引用します。
曲がどのように構成されているかよくわかりました。
ティル・オレインシュピーゲルとは14世紀のドイツにいたいたずら者で、
各地を渡り歩き、思いきったいたずらをして人々を驚かせた。
実在ではなく、単なる伝説上の人物だという説もある。
この作品はこの人物を題材にした大管弦楽のためのロイド形式の曲で、
1895年ミュンヘンで完成され、同年11月ケルンで、
フランツ・ヴェルナーの指揮により初演された。
曲はヴァイオリンで静かにはじまる序(昔々あったとさ)があり、
次いでティルを示すユーモラスな第1主題がホルンにあらわれる。
クラリネットが楽しげな第2主題を出す。
これはいたずら好きなティルを示す。
ティルは楽しげに歩く。
市場の近づくとティルは馬を駆り入れ、市民を混乱に陥れる。
器物をこわし、女たちを追い回す。
それから魔法の長靴をはいて逃げ去り(さわぎののち、ティルの動機がかすかにきこえる)
ティルは僧に変装し、説教をする。
次にティルは騎士になって美しい女に恋する(クラリネットがティルの主題をはっきり出す)。
しかしティルは失恋する。
ティルは「全人類への復讐を誓う」(金管がはげしく上昇音階を奏する)。
ティルは学者たちと論争する(金管のカノン)。
ティルはは小唄をうたう。突然小太鼓の音。
ティルは捕えられ、裁判にかけられる(おごそかな動機)。
必死の抗弁も無駄で、絞首台に送られ生命を断たれる。
「昔々の」動機がもどってくる。
ティルは永久に物語に生きている。
この構成を意識して、聴いてみたいです。
このお話は、岩波文庫で読むことができるようです。
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さらに、最近こだわっているフルトヴェングラー指揮の「ティル・オレインシュピーゲルの愉快ないたずら」を
Youtubeで見られることがわかりました。
調べると、どんどん広がる。
校庭に小さな荘川桜が1本あります。
傍らには看板があります。
こう書いてありました。
この桜は、岐阜県荘川村の御母衣ダム湖畔に移植された
「荘川桜」の実生から育てた2世桜です。
「荘川桜」は昭和35年、電源開発株式会社の御母衣ダム建設によって
湖底に沈む運命にあった樹齢400年余年のアズマヒガンの巨桜2本を、
同社高碕達之助初代総裁が、ふるさとを失う人々の心のよすがにとの思いから、
桜博士笹部新太郎氏に依頼し、関係者の協力により世界の植樹史上例を見ない大移植を行い、
奇跡的に活着を果たしたものです。
岐阜県天然記念物に指定されています。
また、この物語は水上勉の小説「櫻守」にも取り上げられました。
アズマヒガン
落葉高木。本州・四国・九州の山地に自生。
強健で長寿なので各地に古木や名木として残っている。
早咲きで、彼岸の頃に咲くためにこの名がある。
花は一重で紅紫色で純白色まであり、葉が出る前に開花する。
3月11日にこの荘川桜につぼみがあることに気がつきました。
そして 3月15日には咲いていました。
それも咲いているのはこの花だけ。
この花は貴重だったことを後で知ります。
学校の花壇を世話している方に教えてもらいました。
この荘川桜は今まで花をつけたことがなかったそうです。
昨春この学校に転勤してきた時に、確かに葉っぱだけの荘川桜でした。
それはもう花がすんでしまったのだと思っていました。
たった2輪の花でしたが、初めて咲いた貴重な花でした。
来年の春はもっと花をつけると思います。
それを予感させる2輪の花です。