« ありがたい、咲いていたサクラの花/卒業式の日 | メイン | 名前は「ムスカリ」、花言葉は・・・ »

2010年3月20日 (土)

初めて荘川桜に花が咲いた

校庭に小さな荘川桜が1本あります。

Rimg0048_2    

    

    

    

   

傍らには看板があります。    

Rimg0049     

    

    

   

こう書いてありました。

この桜は、岐阜県荘川村の御母衣ダム湖畔に移植された

「荘川桜」の実生から育てた2世桜です。

「荘川桜」は昭和35年、電源開発株式会社の御母衣ダム建設によって

湖底に沈む運命にあった樹齢400年余年のアズマヒガンの巨桜2本を、

同社高碕達之助初代総裁が、ふるさとを失う人々の心のよすがにとの思いから、

桜博士笹部新太郎氏に依頼し、関係者の協力により世界の植樹史上例を見ない大移植を行い、

奇跡的に活着を果たしたものです。

岐阜県天然記念物に指定されています。

また、この物語は水上勉の小説「櫻守」にも取り上げられました。

  

アズマヒガン

落葉高木。本州・四国・九州の山地に自生。

強健で長寿なので各地に古木や名木として残っている。

早咲きで、彼岸の頃に咲くためにこの名がある。

花は一重で紅紫色で純白色まであり、葉が出る前に開花する。

     

3月11日にこの荘川桜につぼみがあることに気がつきました。

Rimg0053

  

   

   

    

そして 3月15日には咲いていました。

Rimg0023 

    

    

    

それも咲いているのはこの花だけ。

Rimg0024    

    

    

    

   

この花は貴重だったことを後で知ります。

学校の花壇を世話している方に教えてもらいました。

この荘川桜は今まで花をつけたことがなかったそうです。

昨春この学校に転勤してきた時に、確かに葉っぱだけの荘川桜でした。

それはもう花がすんでしまったのだと思っていました。

   

たった2輪の花でしたが、初めて咲いた貴重な花でした。

来年の春はもっと花をつけると思います。

それを予感させる2輪の花です。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/603251/31074699

初めて荘川桜に花が咲いたを参照しているブログ:

» 荘川桜 (旅行しよう!!)
湖畔を見下ろす高台から沈んだ村を見守る 御母衣湖に面した国道156号沿いの中野展望台に植えられた樹齢500年に迫る巨桜。御母衣(みぼろ)ダム建設で湖底に沈むはずだった2本の桜を、現在の場所に移植したところ見事に根付いたという。県の天然記念物に指定されている。 ... [続きを読む]

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_9678
  • Img_9677
  • Img_9676
  • Img_8771
  • Img_8767_2
  • Img_8767
  • Img_8766
  • Img_8770
  • Img_8769
  • Img_8768
  • Img_8765_2
  • Img_8761

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉