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2007年8月

2007年8月17日 (金)

新城市「火おんどり」の写真その2

P8150069P8150045_3  笛、かね、太鼓の後にたいまつを持った人たちの行列が、広場の大きな大きなたいまつの周りを3周ほど歩きました。

そして、行列のたいまつを持った人たちが、立っている大きなたいまつに火をつP8150075P8150072け始めました。

「さあ、始まるよ」と近くの人が言っていました。

「いよいよ始まるんだ」と思いました。

後は、50分間ほど、男衆が交代で「ヤーレモッセ」の掛け声をかけながら、たいまつを振り回しました。あの大きな大きなたいまつまでまわし始めたのは驚きでした。

夢中で写真を撮りました。目の前の光景は、私の予想以上のものでした。

予想以上に火の粉が飛び散り、予想以上に熱く、回している男衆も、観客も汗びっしょりになりました。危険も背中合わせでした。それが楽しくもありました。

手に持つデジカメも、熱を吸収して熱くなっていました。

撮った写真は230P8150095枚ほど。そのP8150092P8150121中の一部をずらっと並べます。

 

   P8150126_2  P8150134P8150139

P8150143   P8150167P8150148

夢中になっている時は目の前で行われていることは自然ですが、

こうやって写真で見たりすると、目の前は火の乱舞で、地獄絵の様。

長篠・設楽原の戦いの戦死者の霊を供養するためにたいまつを回すと言っているけど、

回している人たちは夢中になっていて、そんなこと考えていないだろうなあ。

(もう1回つづく)

なぜか一区画、刈り取られていました

P8170029 P8170031 今朝の定点観測している田んぼの様子です。立派になってきた稲です。

いつ稲穂が出てくるのかな。今度はよっく葉の中まで観察してみよう。

9月、10月、稲が大きく変化するのが楽しみです。

ふと見ると、一区画、稲がごっそり刈り取られているところがありました。P8170032

左の写真がその現場です。なぜ?

思い出すと、ここは、他とは違う品種の稲が育っていました。青色が濃く、他の稲より育ちが早かったです。なぜか倒れている稲が多かった田んぼでもありました。

う~ん、謎だと思って、写真を撮っていたら、自転車で通りがかったおばさんが話しかけてきてくれました。

「稲の研究をしているのかい?」

「通勤でここを通るので、観察をしてます」「ここって、刈り取られてますね。」

「あれ、刈り取られてるね」

「何でかな」

「正月のしめなわつくりのために刈り取るって、聞いたことあるよ」

おばさんは少し話して、行ってしまいました。しかし、いいヒントを残してくれました。

そうか、しめなわ用か!P8170034

調べてみました。しめなわにいいのは、もち米のわら。「もちわら」と言うそうです。わら細工のために、稲穂がまだ青いうちに刈り取ることがあるようです。下のサイトが詳しいです。

http://www.ufm.jp/research/fudoki/yoshida/index.html

なるほど。上の写真に一列だけ刈り取られなかった青色が濃い背の丈の高い稲があります。これがもち米で、今回はしめなわ用に刈り取られたと推理できます。

通りがかりのおばさんのおかげで、面白い勉強ができました。

広島の読むのが難しい苗字・・梵

8月14日の投稿で話題にした高校野球の櫟浦選手や土生選手を擁する広陵高校(広島)は、昨日も勝ちました。

気になっている苗字だけに、2人には活躍してもらい、

広陵も勝ち進み、有名な名前になってほしいと思います。

特に「櫟」の字について、テレビや新聞で話題になるといいなと思います。

私の知らない情報が手に入ることを期待します。広陵を応援します。

広島と言えば、・・・広島カープ。巨人に三連勝。う~ん。

このチームにも、珍しい苗字の選手がいます。ご存知の、

梵 栄心(そよぎ えいしん)選手。「梵」を「そよぎ」と読むのは難しい。

調べると、やっぱり珍しいそうです。ウィキペディアに詳しかったです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B5%E8%8B%B1%E5%BF%83

梵選手は、広島県三次市の出身。

広島の苗字がこのところ私のアンテナに引っかかります。

   

暑い毎日。「そよぎ」「そよぐ」とかいう涼しい言葉を聞くと、ちょっと、わずかに心地いいです。

きやすめか?

新城市「火おんどり」の写真その1

15日の晩、家内と小6の娘で新城に向かいました。

「火おんどり」の行われる場所に着いたのは、8時15分頃。

そこでは、竹広地区の人たちが盆踊りをしている最中でした。

驚いたのは、踊りの中央にある櫓(やぐら)。

百聞は一見に如かず。写真を載せます。P8150021bonodori P8150023bonnodori

わらで作った大きな大きなたいまつが、櫓を取り囲んでいました。壮観でした。

いったいこのたいまつがどう使われるのか?初めての参加だけに、あれこれ想像しますが、見当がつきません。

りっぱな一眼レフカメラを持った人たちがたくさん、広場の周りを取り囲んでいました。みんなこれから行われる火おんどりをとらえようと、準備を進めていました。

場内放送で、「盆踊りは8時45分くらいまでやります。その後、火おんどりです。」と言ってくれました。初めての人にとって親切な放送。

P8150019そして8時45分を少し過ぎたところで、盆踊り終了。

広場のあちこちで燃えていた篝火(かがりび)に、水がかけられて消されていきました。(写真は大塚)

盆踊りの提灯も片づけられました。辺りは自然の闇に包まれてきました。

そして、櫓を取り囲んでいた大きなたいまつが、私たちの目の前に運ばれ、次々に立てられました。何が起こるのか。ますます、想像できなくなりました。

P8150038   P81500409時過ぎ、広場の私たちのいた場所の反対側の闇の中で、次々にたいまつの火が点火されました。

そして、太鼓、笛、鐘の音。たいまつの行列が広場に向かって歩き始めました。いよいよ始まる火おんどり。どんなお祭りなのか、想像が追いつかない!(つづく)

2007年8月15日 (水)

45分で行ける設楽原の古戦場

そんな甘い話はないと思いますが、ビール「秋味」のトラックバックキャンペーンの応募者が今のところ70名。

「秋味」がいただけるのは100名。現時点では、秋味は確実に手に入ります。

応募期間は20日まで。さあ、どうなるか。(8月9日の投稿参考)

     

P8130036 小6の娘が、歴史に興味があり、火縄銃が見たいというので、新城市にある設楽原(したらがはら)歴史資料館に、13日に行きました。

ここは、かの有名な「長篠・設楽原の戦い」の現場にある資料館。

私が今住んでいる場所から、自動車で45分ほどで行くことができます。

”近い”という「地の利」のある史跡なのです。この史跡に行くと、この地に生まれ育って良かったと思います。

でも、知らないこともたくさんあります。戦いでたくさんの人が亡くなり、住人がしかばねを集めて、塚を作り、葬りました。それが、今も大塚、小塚として残っていました。今回、初めて見ました。資料館のすぐ近くにあります。P8130031_2 P8130032_2

資料館では、「火おんどり」の展示を見ました。大塚や小塚のあるところで行われる、たいまつを振り回す?勇ましいお祭りです。戦死者の霊を供養するための火祭りです。かねがね見たいと思っていましたが、思い立った時はいP8130034hionndorinoつも時季外れで、行きそびれていました。

しかし、今回はタイムリーでした。「火おんどり」が行われるのは8月15日の晩9時から。2日後!初めて見に行くことにしました。   

・・・そして、いよいよ今晩が火おんどり。地の利を生かして、夕御飯を食べた後に、出かけたいと思います。

火おんどりについては、大塚や小塚のある場所の説明板に詳しいです。インターネットで調べてもいろいろあります。お気に入りはこのサイト。

http://homepage1.nifty.com/akazonae/experience/hiondori/hi.html

「教師修行十年~プロ教師への道~」再読

昨日、向山洋一氏の「教師修行十年~プロ教師への道~」(明治図書)を久々に読みました。

18日に静岡に出向いて参加する第18回伴一孝講座の内容が【教師修業十年を読み解く】とあったので、いい機会と考えて再読しました。

この本の初版が出たのが1986年8月。私が教師になったのは1985年。2年目の時に読んで、胸ときめかせ、やるぞうと思ったことを思い出します。法則化運動が始まった頃で、関連の本を読み、やれることはどんどんやっていました。

それから20余年。まだたいした教師になっていないためか、2年目と同じく、またやるぞうという気持ちにさせてくれます。

昔と違うのは、今の方が仕事が見えているので、自分が今やっていることに、どうプラスしていくかという視点で読めました。自分のおろそかにしているところがわかるため、身が引き締まる思いもあります。「あなたはプロの教師なんだ。プロならこうすべき」と、読んでいる間、そう言われている気持ちでした。

   

「中学生が教えたって、高校生が教えたって、八割・九割は(跳び箱を)とばせられる。残ったわずかの人間をとばせられるのがプロなのだと思った。プロとアマの差はわずか数ミリの差にすぎないが、その数ミリは、どうしようもないほどの歴然とした差である。そのわずかの中に、人生がたたみ込まれるほどの労力が入っているからである。」(13p)

「自分のクラスで、<かけ算ができない子は?><虫歯がある人は?>と聞くと、<三、四人ぐらい>と言う人が多くいます。三人か四人か、認識していてさえ、それを克服するのは大変なのにです。/子どものことを大雑把にとらえる人が多すぎるのです。大雑把にとらえて、思想だけを語っているのです。真の思想は、事実の中でこそ語るべきだと思っています。」(119p)

   

1学期に学級経営案を書きました。しかし、この本の中におさめられている向山氏の学級経営案を見て、もう一度夏休み中に学級経営案を書き直し、もっと具体的に、綿密にしてみたいです。それで2学期を迎えたいと思いました。絶対にやる。

しかし、この1冊にたくさんの教えがあるなとあらためて思います。伴先生が、この本を講座で取り上げてくれるのはありがたく、しっかり勉強して、いいきっかけにしたいと思います。

ご当地ナンバーを目撃

P8030006_2 8月のはじめ、愛知県の岡崎、豊田辺りをドライブしていたら、目についたのが「岡崎」「豊田」ナンバー。

そうか、これが「ご当地ナンバー」と呼ばれる、昨年くらいに使用可能になったナンバーかと思いました。今まで、あまり意識して見ていませんでした。

調べてみると、愛知県は、「一宮」ナンバーも使用可能になり、ご当地ナンバーは3つ。最多です。

愛知はその他、もともとあったナンバーが、「名古屋」「尾張小牧」「三河」「豊橋」とあって、全部で7つ。他の都道府県に比べて、きっと多いと思います。

やっぱり気になることはすぐに調べてみました。全国のナンバープレートに表示されている地名一覧を探してみました。

ナンバープレートにこだわっている方のサイトはたくさんありましたが、ご当地ナンバーまで含んだ最新の一覧表を掲載しているサイトは、なかなか見つかりませんでした。でも、ありました。

http://www.h5.dion.ne.jp/~misarami/kuruma/number/chishiki/chishiki_frame.html

やはり愛知は、北海道と並んでナンバープレートの種類は7つでトップでした。車がたくさん走っている県という証なのでしょうか。喜んでいいのかなあ?

ご当地ナンバーで、「富士山」ナンバーというのが候補に挙がっていましたが、昨年は導入されませんでした。あったらいいのにと思って調べていたら、この3月にすでに導入が決定、来年の秋の導入に向けて準備をしているとのこと。あれまあ。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090301_.html

早く見てみたい「富士山」ナンバー。

※この場を借りて・・ひまわりさん、DVDのダビングに手こずっています。夏休み中には、どうにかなるでしょう。気長に待っていてください。

2007年8月14日 (火)

駒大苫小牧VS広陵・・気になった苗字「櫟浦」「土生」

11日と12日の2晩、家内の在所で泊まり、ゆっくりしました。

いつも以上にテレビも見ます。11日の晩は高校野球テレビ観戦。

第4試合の駒大苫小牧と広陵の試合は、好ゲーム。

最後は駒大苫小牧がミスで失点をしてしまい、広陵の逆転勝ちでした。

大人になって、なかなか高校野球をじっくり見る機会は少ないけど、

こうやってじっくり見ると、一生懸命のプレーに引き込まれ、見てしまいます。

  

少し気になったのが、広島の広陵の1番打者「櫟浦(とちうら)」君、4番打者の「土生(はぶ)」君の苗字。

「櫟」を「とち」と読むの?「とち」の木と言えば「栃」が浮かびますが、「櫟」も「とち」と読むのかな?

漢字辞典で調べてみたところ、「櫟」は「くぬぎ」と読みます。

「櫟」で検索すると、櫟(くぬぎ)のついたホテル、工務店、美術館などが出てきます。しかし、「とち」はありません。(これらの人は、きっと「櫟浦」を「くぬぎうら」と読んでしまうのではないでしょうか)

「くぬぎ」なのに、「櫟浦」では、なぜ「とち」なのか?疑問に残りました。

   

「はぶ」を漢字で「土生」と書くのは初めて?見たと思います。羽生善治(羽生名人)でおなじみの「羽生」をよく目にします。

地名と苗字は密接なつながりがあります。地名用語語源辞典(東京堂出版)によると、「はぶ」の漢字表記は次のようなものあり。

「羽生」「土生」の他に、「羽布」「吐生」「波浮」「埴生」「波分」「垣生」「半分」がありました。本当にこんな地名あるのか調べてみたところ、「半分」以外はちゃんと検索でヒットしました。住んでいる愛知県には、「羽布ダム」があります。

先ほどの辞典によると、「はぶ」は崖のようになった場所につきやすい地名です。広く「はぶ」という地名は存在し、さまざまな漢字があてられ、そしてそれが苗字にもなっていったのではないでしょうか。

  

「櫟浦」も「土生」も、私にとってはおなじみではありませんでしたが、これから広陵が勝ち進んだり、2人の選手が活躍したりしたら、この苗字は私の中に定着していくと思います。2人がプロ野球で活躍したら、なおさらです。(可能性が無きにしも非ずの2人のようなので、楽しみ)

  

  

2007年8月11日 (土)

「あらしのよるに」の木村裕一さんの講演会

P8100006 「あらしのよるに」の絵本作家の木村裕一さんのお話を、息子と娘を連れて聴きに行ってきました。

ベストセラーの「あらしのよるに」に関する話や、読書の良さなどを話してくれました。

読書をすることで、いろいろな人になることができ、さまざまな体験ができると言っていました。

「あらしのよるに」は、はじめはこの1冊で完結の本だったようです。しかし、続きを書こうと決心したとたんに、「あらしのよるに」がいっぱい賞をもらい、授賞式にいくつも出るようになりました。続きはどうなるとみんなが注目するようになりました。そしたら、続きが書けなくなってしまったそうです。

期待にこたえねばという気持ちで、書けなくなってしまったそうです。

「あらしのよるに」の続編「あるはれたひに」は、こんな産みの苦しみを伴った作品だそうです。

「でも、そのわりに、その大変さが伝わらない作品なので、僕は気に入っている」と言っていました。

「あらしのよるに」のシリーズは結局全7冊。最初の2冊しか読んでいなかったので、この講演会をきっかけに、全部読んでみようと思います。

P8100004

  

この日の講演会の司会をやられた、名古屋の子どもの本専門店「メルヘンハウス」の三輪哲さんのことも気になりました。話がうまく、風ぼうがどこかマンガチック。

この人もあちこちで講演会をやられているようです。

木村裕一さんの作品「あしたのねこ」の絵をかいているエムナマエさんは、全盲の方だそうです。全盲で絵描き!さっそくこの本は注文しました。

昨年度と本年度、低学年を教えるようになって、絵本にかかわる人を少しずつ知るようになってきました。面白い、面白い。

1995年の「映像の世紀」

6年の先生に戦争に関する映像を貸すことになって、探してみました。

今年は終戦62年目ですが、50年目(1995年)だった時に、戦争に関する番組がたくさんありました。

その頃の映像を選んで貸しました。

1995年のNHKの「映像の世紀」を貸しました。あれはすごい作品でした。

いかに人間が兵器を手にいれ、さらにそれが大量破壊兵器へと移り変わっていったかがわかります。

騎馬戦で一騎打ちしていたのに、わずかの間に戦場には戦車、飛行機、大砲、戦艦が現れ、一度にたくさんの兵士が殺戮(さつりく)される戦争へと変わりました。

初めて戦場に戦車が姿をあらわした時の兵士の恐怖の声も語られています。馬と人間しかいなかった戦場に現れた戦車は、とても恐ろしいものに見えたことでしょう。

戦争の悲惨さを、残された貴重な映像が十分語ってくれています。

加古隆さんの「パリは燃えているか」などの曲がより映像を盛り上げました。

サントラを買って、生活のBGMにしていました。

加古隆さんのコンサートにまで行ってしまったのを思い出します。

その他、杉原千畝さん、ラウル・ワレンバーグさんの映像も貸しました。

2人とも映画「シンドラーのリスト」のシンドラーさんのように、

ナチスの迫害にさらされていたユダヤ人を身を挺して救った人たちです。

社会科の中学校教師だったその頃、子どもたちに戦争のことを伝えなくてはと、映像をどんどん見せ、語っていました。

まもなく終戦記念日。戦争に関する番組が放映されます。

この機会に、知ってるつもりでも、やはり戦争の番組を見て、

戦争は再びやってはいけないものと認識すべきだと思います。

明日の晩のNHK番組「NHKスペシャル・鬼太郎が見た玉砕」 が注目です。

http://www.nhk.or.jp/special/

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楽餓鬼

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