新城市「火おんどり」の写真その2
笛、かね、太鼓の後にたいまつを持った人たちの行列が、広場の大きな大きなたいまつの周りを3周ほど歩きました。
そして、行列のたいまつを持った人たちが、立っている大きなたいまつに火をつけ始めました。
「さあ、始まるよ」と近くの人が言っていました。
「いよいよ始まるんだ」と思いました。
後は、50分間ほど、男衆が交代で「ヤーレモッセ」の掛け声をかけながら、たいまつを振り回しました。あの大きな大きなたいまつまでまわし始めたのは驚きでした。
夢中で写真を撮りました。目の前の光景は、私の予想以上のものでした。
予想以上に火の粉が飛び散り、予想以上に熱く、回している男衆も、観客も汗びっしょりになりました。危険も背中合わせでした。それが楽しくもありました。
手に持つデジカメも、熱を吸収して熱くなっていました。
夢中になっている時は目の前で行われていることは自然ですが、
こうやって写真で見たりすると、目の前は火の乱舞で、地獄絵の様。
長篠・設楽原の戦いの戦死者の霊を供養するためにたいまつを回すと言っているけど、
回している人たちは夢中になっていて、そんなこと考えていないだろうなあ。
(もう1回つづく)
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