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2017年1月

2017年1月15日 (日)

1月9日の竜爪山登山報告その4/無事下山・平山温泉へ

  

今日は1月15日。

  

前投稿に引き続き、1月9日の竜爪山登山報告を書いていきます。

  

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永い間、長尾川の清流に洗われ、自然にできた神石である。」

石はそのつもりはなかったと思いますが、

川に削られたのではなくて、洗われて、いやいや磨かれて、

立派になったのでしょう。

  

穂積神社から、欅立山(けやきたてやま)に行く予定でしたが、

雨が降り始めたので中止。新道を下山しました。

出発は11時44分。

  

よく見かけたのはこの実。

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この植物の名前は、また「みんなの花図鑑」で教えてもらおう。

わかったら、ここに書きます。

  

◇後記:わかりました。

イイギリです。さすが「みんなの花図鑑」

※参考:庭木図鑑植木ペディア イイギリ(飯桐)

  

  

新道・旧道の分岐↓

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どんどん下ります↓

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↑カーブは整備されていましたが、

だいぶ崩れていました↓

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下山道からみた竜爪山↓

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もうじき登山も終了。竹林が美しかったです。

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新道登山口↓

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駐車場に戻ってきました。12時36分でした。

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帰路は平山温泉へ。

2度目の入浴。

竜爪山は登った記憶が吹き飛んでいましたが、

平山温泉はよく覚えていました。

硫黄の匂いの強いお風呂であること。

石鹸で洗ってはいけないこと。

ひたすら浸かっている風呂であることから印象に残っていました。

今回、円形の風呂に仕切りがあって、湯温が違うことがよくわかりました。

私はずっと一番熱い場所に浸かっていました。

平山温泉の写真です↓

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玄関にこんな飾りがありました↓

どうやって作るのだろう。

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平山温泉のすぐ近くに、第二東名がありました。

その工事の写真が飾ってありました。

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平山温泉を後にしました。

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今度はいつここに戻ってくるかな?

いい湯をありがとうございました。

  

  

後日、同行者から連絡がありました。

前回竜爪山に登った日を教えてもらいました。

2006年9月16日。

一緒に登ったのは、今回と同じメンバー。

10.5年前のことでした。

写真の入っているCDを探しました。

ありました。ちゃんと写っていました。

これはブログスタート前の出来事。

したがってブログ上に記録は残っていません。

これを機会に残そうかな。でもまずはブログ投稿は中断。

今からはやらなければならないことをやる。

 

1月9日の竜爪山登山報告その3/薬師岳~穂積神社

  

今日は1月15日。

  

前投稿に引き続き、1月9日の竜爪山登山報告を書いていきます。

  

文殊岳から薬師岳への道です↓

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↑向こうに見えるのは薬師岳。

  

そして薬師岳頂上↓ 10時48分着。ここは素通りでした。

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頂上にあったこれ↓が薬師如来?

薬師岳と言うからには、薬師如来が祀ってあるのが本来?

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薬師岳北展望地

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雲に隠れていた富士山が少し見えていました。

富士山の左手にある雪山は毛無山だそうです。

毛無山もまた登ってみたい山です。

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ここから穂積神社までぐんぐん下りました。

急降下って感じです。

登ってくる人たちは、喘(あえ)いでいました。

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途中でホッとするものに出会いました↓

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太陽電池で体をゆする雪だるまのおもちゃです。

見ているとつい微笑んでしまう動きでした。

この急坂の途中にあるのはいい。

登ってくる登山者を、なごませることでしょう。

  

  

ミツマタがまたありました↓

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薄暗い登山道で、ミツマタの花は、小さな星のように見えました。

   

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↑この植物にも注目していました。

なぜか?

今回の登山で参考にしていたのが、次のサイト↓

参考:nobuのハイキングだより 竜爪山(1月6日登山)

3日前の登山報告です。

そこに魅力的な話が書かれていました。

上記サイトから、その部分を転載させていただきます↓

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私もアサギマダラの幼虫を見たいと思いました。

たった3日前の報告なので、見られる可能性が高いと思いました。

虫に明らかに食べられているこの葉に、きっといるぞと思って、

葉を裏返して確かめていきました。

同行者も手伝ってくれましたが、見つかりませんでした。

残念でした。

  

  

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↑古い竜爪山の説明板。

ここは何の跡地なのだろう?ここに穂積神社がもとはあったのかな?

  

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太い大木が登場。そして穂積神社に行きつきました。

11時34分でした。

  

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ここのトイレに次の貼り紙がありました↓

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少々笑えました。

(つづく)

  

1月9日の竜爪山登山報告その2/文殊岳頂上へ

 

今日は1月15日。

  

前投稿に引き続き、1月9日の竜爪山登山報告を書いていきます。

  

則沢への分岐がありました↓

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もちろん私たちは文殊岳をめざします↓

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相変わらず文殊岳までの道は急登が多いです。

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足元に赤い実がありました。

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↑同行者で、この植物の名前を知っている人がいました。

ツルリンドウです。

四季の山野草 ツルリンドウ

リンドウと言うと、花が思い浮かびますが、

このような実ができるリンドウもあるのですね。

  

 

こんな景色もありました↓

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デジカメだと、近くの木々にピントがあってしまいます。

向こうの山の頂に、太陽光発電パネルが設置されていました。

目を引きました。

  

 

ミツマタがありました↓

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竜爪山では、ミツマタをよく見かけました。

  

こんな急登でした↓

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また赤い実がありました↓

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今度も同行者が知っている人がいました。

ミヤマシキミでした。

※参考:自然の便り・岐阜かかみ野から 華やかな赤い実

仏花としても利用されるそうです。

  

 

頂上が近づいてきました↓

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↑樹間に文殊岳頂上が見えました。

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↑文殊岳頂上です。午前10時ちょうどでした。

  

頂上での景色です↓

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頂上から富士山は見ることができませんでしたが、

海の方面はよく見えました。

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15年間使ってきたビニールの水筒から水が漏れていて、

ザックの中が水浸しになっていることに気がつきました。。

急きょ残った水を使って湯を沸かしてカップラーメンを食べました。

予定より早めの昼ご飯を食べました。

  

 午前10時33分。次の薬師岳をめざして出発しました。(つづく)

 

  

1月9日の竜爪山登山報告その1/出発は午前7時36分

 

今日は1月14日。

  

1月9日に登った竜爪山(りゅうそうざん)の登山報告を書きます。

忙しい日々だったので、今頃うち始めます。

  

同行者が用意してくれた地図に少し書き加えたものです。

これが今回のコース↓

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同行者が以前も竜爪山に登ったよと教えてくれましたが、

全く覚えなし。10年ほど前のようです。

登ってみたら思い出すかなと期待して、登りました。

   

ここが駐車場↓ 先客は3台。

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ここは有料駐車場。100円を支払いました↓

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登り始めは7時36分でした。

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↑この鳥居の下を通過して、いよいよ登り始めました。

  

すぐに左折して急登です↓

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↓木に絡まるつる性植物。もうつるではないですね。幹だ。

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724m峰↓ 

「道白山」と名前の山らしいけど、

頂上には山名を記したものはありませんでした。

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724m峰を過ぎ、次のピークを過ぎたあたりで、展望が良くなりました。

そこから見ることができた景色↓

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これから登る竜爪山方向↓

左のピークが文殊岳。右のピークが薬師岳。

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休憩した高圧線鉄塔↓

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ここに着いたのが午前8時47分。

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↑こんな山の中に、このような大きな鉄塔を立てた人たちがいるんだよなあ。

資材はどうやって運ぶんだろう?

  

再び文殊岳をめざしました。

(つづく)

  

 

2017年1月14日 (土)

明るくなった街路灯/今晩は雪がすごい

 

今日は1月14日。

  

雪がすごい。

先ほど近くの駅まで息子を迎えに行く。

道にもしっかり雪が積もっていました。

私の車はスバルのフォレスター、四輪駆動でスタッドレス。

雪山に行くために頑張って買った自動車なので、

ちょっと余裕です。でも油断禁物。

    

  

少し前に、わが家の前にある街路灯が交換されていることに気がつきました。

どうやらLED電球になったようです。

とっても明るい。

  

1月5日の朝、撮影してみました↓

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同じ日の晩にも撮ってみました↓

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どう撮影したら、この街路灯の明るさがつたわるか?

難しい。

その明るい街路灯が、わが家の真ん前にあります。

もちろんわが家のものではなく、公共の街路灯ですが、

わが家の入り口を煌々と照らしてくれています。

得した気分です。

  

  

先ほど、雪降る中で頑張っている街路灯も撮影してきました↓

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明日の朝、どんな雪の世界になっているか楽しみです。

一人、朝、フォレスターに乗って出かけたいと思っています。

奥さんには「やめときん」と止められていますが・・・。

  

「アメリカフウの実とマヒワ」の写真を掲載

  

今日は1月14日。

  

先日、アメリカフウの実のことを書きました。

ここでも道草 151号線のアメリカフウの実 今もいい(2017年1月6日投稿)

その時に、アメリカフウの実と鳥の

素晴らしい写真に出会ったと書きました。

その写真があったのは次のサイト。

マッキーの四季折々 アメリカフウの実とマヒワ

欲張りな私は、その写真を私のブログにも載せようと思いました。

そこでサイトの運営者であるマッシ―さんにお願いしました。

  

マッシ―さんは快くOKをしてくれて、

ここに載せることができます。

ありがたいことに、未発表写真も1枚いただきました。

全部で4枚です。

いつもよりも少々大きめに載せます↓

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マッシ―さんは、私のブログの過去の記事も見てくれました。

この投稿で載せた鳥の写真を見て名前を教えてくれました。

ここでも道草 私の教室での景色/光の筋・鳥(2016年12月20日投稿)

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↑ジョウビタキのメスだそうです。

  ありがたい。あっけなく解決です。

そこで、マッシ―さんにもう一つお願いしました。

私の鳥の先生になってほしいと。

私が見つけて写真に撮り、その鳥の名前がわからない時には、

ぜひ教えてほしいほしいとお願いしました。

  

花の名前がわからなかったら、「みんなの花図鑑

蛾の名前がわからなかったら、「新・蛾像掲示板

そして鳥の名前がわからなかったら、

マッシ―さんに尋ねることにしました。

末永くおつき合いしたい方です。

2017年1月11日 (水)

年賀状のやりとりも一段落/音信のある人ない人

  

今日は1月11日。

  

今日も年賀状が届いていました。

こちらから出した年賀状の返信です。

ありがたいです。

年賀状のやり取りも一段落だと思います。

  

自分もだいぶ年をとってきたので、

以前からお付き合いしている人も

当然ながら年輩になってきました。

高齢の方2人からの年賀状がいまだに届かないのが心配です。

  

2人の方とも女性で、30年前後のお付き合いです。

一人は旅先で出会った方です。Oさんとします。

私は就職浪人中であり、アルバイトで稼いだお金で、

冬の北海道徒歩旅行をやりとげた直後に出会いました。

Oさんは、その時すでに退職されていました。

岩手県の人でした。

私が達成してきたばかりの旅行の話を

じっくり聞いてくれました。

それ以後年賀状のやりとりが始まり、  

一度もそれ以後出会っていませんが、

年賀状は平成27年1月までは続いていました。

  

しかし、平成28年1月にOさんからの年賀状が届きませんでした。

心配になりました。

そして平成29年1月の今、Oさんからの年賀状が届きません。

大丈夫でしょうか?

  

もう一人の方は、新任の学校でお世話になった給食のおばさん。

Sさんです。新任の私をどれだけ励ましてくれたことか。

Sさんとも、ずっと年賀状のやりとりをしていましたが、

Oさんと同じく、平成28年1月に年賀状が来なくて、

平成29年1月の今も届きません。

愛知の山間部に住む方です。

  

OさんもSさんも、90歳前後と思われます。

女性の平均寿命は87歳と聞きました。

まだまだです。どうされていることか?

それでもきっと来年も年賀状を出すでしょう。

安否がわかるまで。

  

  

   

1月7日にうれしい電話がありました。

何と、私が小学校1・2年生の時の担任の先生からです。

女性の先生です。K先生です。

ずっと年賀状をやりとりしていましたが、

小学2年生以後、お会いしていないと思います。

48年ぶりにお声を聞きました。

私からの年賀状を綴ってあるそうで、

立派な冊子になったと言っていました。

若いときから、大学、就職、結婚、親となり・・・・

そんな私の人生がきっとそこにはあると思います。

ありがたいことです。

K先生は、いつかは私に連絡をとろうと思いつつ、

実行してこなかったそうです。

でも意を決して、1月7日に思い切って電話をしてきてくれました。

最初は留守にしていて、奥さんが受けました。

また後で電話するとの伝言を聞いて、私はびっくりしたけど、

何を話そうか考えてしまいました。

でも電話で話していたら、不思議と話せました。

もうじき90歳になられるというK先生は、とても張りのある声でした。

精一杯出しているんだよと、言っていましたが、

元気さを十分感じました。いいぞ、先生、その調子と思いました。

  

通勤路に面した家であることが判明。

近いうちに、お会いできるかも。

  

会ったら何を話そう?

そんな心配があるのは確かです。

ちょっと照れくさい、恥かしい気持ちもあります。

でも、お会いしたら、電話の時のように、どんどん話すんでしょうね。

  

48年ぶりの再会という滅多に人生ではありえない体験が、

もうじきできます。

2017年1月10日 (火)

「女城主 直虎」が始まる/気になるロケ地

 

今日は1月10日。

  

大河ドラマ「真田丸」が終了。

新しい大河ドラマ「女城主 直虎」が8日にスタートしました。

  

この場面がよかった!

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何がいいって、このロケ地。

山の中にある城。

城のすぐ横には吸い込まれそうな深い谷。

谷の向こうにはまた山。

叫びたくなる魅力的な場所です。

 

ロケ地はどこだろう?

そう思っていたら、昨日山に一緒に行った人が

知っていました。

  

静岡県浜松市天竜区水窪町にある高根城址です。

この城址については、次のサイトが写真が多く、

よくわかります。

戦国武将列伝Ω 高根城址放浪記

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お城(砦)が復元されています。

また行ってみたい場所が増えました。

 

 

行ってみたいと言えば、大川入山。

ヤマレコで最新の大川入山の様子を知りました。

ヤマレコ 大川入山に羊は居るか?(2017年1月9日登山記録)

1月8日に降った雪で、しっかり”雪山”になっていました。

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ここも行きたい。

2017年1月 8日 (日)

「英雄たちの選択 徳川慶勝」その4 自己表現よりも現実入手

  

今日は1月8日。

  

前投稿に引き続き、

昨年10月13日に放映された番組

英雄たちの選択 明治維新 知られざるデザイナー 

~尾張藩主 徳川慶勝~」より。

  

この番組のことで4本目。ラスト。

思ったより時間がかかった。

もう明晩は、道草をせずに「やらねばならないこと」を優先しよう。

  

それでは磯田さんの聞き書き。

  

磯田:大名には2種類いて、絵や書に凝るのと、

  写真を撮るのがいるんです。

  写真を撮るのは少ないんですけど、

  根本違うのは、絵や書は自己表現なんですよ。

  写真は自己表現だと今はされているけど、

  写真は実は現実入手なんです。

  現実を、手続きを踏めばリアルが手に入ることに

  興味をもっているから、この人(慶勝)はリアリストなんです。

  (中略)

  俺はこういう思想なんだとバンバン手紙を書いたり、

  表現したり、演説したりする人ではない。

  自己表現よりも現実入手にあれする(力を入れる)から、

  おそらく無口で、周りからするとふだん何を考えているか

  わからない人だったと思う。

  この人はどんな思想をもっているかのデータは

  非常に少ないという、そういうタイプの指導者ですね。

  

磯田さんの言おうとしていることを

私が正確に理解しているかどうか不安がありますが、

興味をもった発言でした。

「自己表現よりも現実入手」と言われて、

自分もそうだぞと思ったのです。

このブログだって、自己表現ではと思われるかもしれませんが、

書いてあることは現実入手したものを書きとめているのです。

  

テレビ番組を見て己を知った気分です。

その機会が多かった番組でした。

というのは、徳川慶勝さんと共通点を感じたからでしょう。

  

もう寝る。

明日は絶対に道草をしない(ブログを書かない)。

  

「英雄たちの選択 徳川慶勝」その3 「起きていない歴史」の中心人物

  

今日は1月8日。

  

今晩もう1本。

前投稿に引き続き、

昨年10月13日に放映された番組

英雄たちの選択 明治維新 知られざるデザイナー 

~尾張藩主 徳川慶勝~」より。

  

前投稿の答です↓

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55歳。つまり今の自分の同じ。

「幕末は人を早く老けさせる時代」という

岩下さんの言葉は、この写真を見ると納得します。

  

最後に再び磯田さんの言ったことの聞き書きです。

アナウンサーから、もし慶勝が旧幕府軍側についたら

どうなったかと聞かれて・・・・

  

磯田:絶対にありえないですけど、やったら大事(おおごと)ですよ。

  慶勝が名古屋城に入って、

  「みんな立て籠もろう!新政府軍をここで止めるぞ!」

  とやったら、何が起きるかって、

  尾張藩は大きいから、1万人近く動員できるわけですよ。

  立て籠もられると、これ、簡単には落ちません。

  名古屋城が炎上してボロボロになって開城した頃には、

  おそらく後ろの幕府の方で、そのまま降伏するとは思えない。

  尾張があんなにやっているぞと。

  箱根の山よりこっち側に最新式の銃を持った

  フランス流の訓練がされた軍隊が来る。

  伊勢湾には幕府海軍が入ってくる。

  と、なるとですね、もう前線が東北に延びるどころか、

  名古屋を突破するだけでも、相当な事態になる。

  出血量は数倍に及ぶことは明らかで、

  起きていない歴史だから、検討もされず、

  慶勝も今日(こんにち)無名の人物ですんでるけど、

  慶勝の選択がいかに日本人にとってありがたいかって、

  わかりますよね。

  

そうなんです。「起きていない歴史」の中心人物だったのです、

慶勝さんは。

磯田さんは反省しています。

  

磯田:(慶勝の生き方を知って)

  こういう歴史の見方、人間社会の深さを感じたので、

  無名の人物だからといって、興味をもたないというのは、

  やっぱりまずいなとあらためて思うわけで、

  慶勝は面白いと思いながら、慶勝の資料を読めていない。

  今日は自分でも反省している。

  

歴史学者の磯田さんも見逃していた人、徳川慶勝。

いかん、これで終わりと思っていたけど、

もう一つ聞き書きをしていました。

次の投稿で。

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