「英雄たちの選択 徳川慶勝」その4 自己表現よりも現実入手
今日は1月8日。
前投稿に引き続き、
昨年10月13日に放映された番組
「英雄たちの選択 明治維新 知られざるデザイナー
~尾張藩主 徳川慶勝~」より。
この番組のことで4本目。ラスト。
思ったより時間がかかった。
もう明晩は、道草をせずに「やらねばならないこと」を優先しよう。
それでは磯田さんの聞き書き。
磯田:大名には2種類いて、絵や書に凝るのと、
写真を撮るのがいるんです。
写真を撮るのは少ないんですけど、
根本違うのは、絵や書は自己表現なんですよ。
写真は自己表現だと今はされているけど、
写真は実は現実入手なんです。
現実を、手続きを踏めばリアルが手に入ることに
興味をもっているから、この人(慶勝)はリアリストなんです。
(中略)
俺はこういう思想なんだとバンバン手紙を書いたり、
表現したり、演説したりする人ではない。
自己表現よりも現実入手にあれする(力を入れる)から、
おそらく無口で、周りからするとふだん何を考えているか
わからない人だったと思う。
この人はどんな思想をもっているかのデータは
非常に少ないという、そういうタイプの指導者ですね。
磯田さんの言おうとしていることを
私が正確に理解しているかどうか不安がありますが、
興味をもった発言でした。
「自己表現よりも現実入手」と言われて、
自分もそうだぞと思ったのです。
このブログだって、自己表現ではと思われるかもしれませんが、
書いてあることは現実入手したものを書きとめているのです。
テレビ番組を見て己を知った気分です。
その機会が多かった番組でした。
というのは、徳川慶勝さんと共通点を感じたからでしょう。
もう寝る。
明日は絶対に道草をしない(ブログを書かない)。
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