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2011年5月

2011年5月29日 (日)

「書き入れ時」「掻き入れ時」?

 

今日は5月29日。

台風2号接近中。

でも動くぞう。

   

最近、子どもが毎日提出する自主勉が楽しい。

いろいろなことを調べては、書いてきています。

   

「かきいれどき」のことを調べて書いてきた子がいました。

漢字で書くと「書き入れ時」とありました。

そうか、こうやって書くのか。

私のイメージは「掻き入れ時」でした。

自分が間違っていました。

意味は「商売が繁盛して、最も利益の上がる時」

そういう時は、取引の数字などを帳簿に書くことが多くなることから、

「書き入れ時」という書き方をするようです。

    

   

「白羽の矢を立てる」の意味を調べてきた子がいました。

「たくさんの中から特に見込まれて選び出される」意味です。

その文章を読んで、

なぜ「白羽」なのだろうと思いました。

調べました。

   

※参考:http://gogen-allguide.com/si/shirahanoya.html

神に捧げる人身御供(ひとみごくう)に由来します。

神の生贄になる少女の家の屋根に白羽を立てたという俗説から

この言葉が生まれました。

つまり犠牲者が選ばれる意味でしたが、しだいにその意味は薄れ、

多くの人の中から抜擢(ばってき)される意味になったようです。

     

  

子どもたちの知的な自主勉によって、

私の脳みそも潤ってきます。

 

 

 

2011年5月28日 (土)

「天国」は新しい言葉?

  

今日は5月28日。

今日は神戸に行って、「学び合い」の勉強してきます。

   

疑問はふと浮かびます。

    

先日、社会科の授業の時でした。

平安時代、死後は極楽浄土に行くことができ、

苦しみのない幸せな生活ができるという考え方が広まったと話しました。

この時、ふと疑問が。

「極楽浄土と天国は違うのか?」

天国は、生きている時に良い行いをすると行くことができるという場所のイメージ。

しかし極楽浄土は、ちょっと違う。

  

調べてみたところ・・・

「天国」はけっこう新しい言葉のようです。

参考:http://ja.wiktionary.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%9B%BD

明治時代になって、英語「heaven」の訳語として登場した可能性もあり。

   

そうなると、生きているうちに良い行いをした者が天国に行けるという考え方も、

まだ新しいのか?

う~ん、タイムアップ。

「極楽浄土」と「天国」の違いについては、もう少し調べてみたい。

 

 

 

2011年5月26日 (木)

「りんどういろ」の水性ペンを衝動買い

    

今日は5月26日。

子どもの自主勉で、いろいろな植物の名前が漢字で表わすとどうなるか書いてありました。

山で出会ったリンドウも登場していました。

「リンドウ」は「竜胆」でした。

なぜ?

調べたら次のサイトに、こう書いてありました。

  

根や茎が非常に苦く、熊の胆より苦いというので

竜の胆嚢という意味の「竜胆」が変化した名前とか。

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_198.htm

      

真実はどうなのだろう。

  

先日文房具店で、「りんどういろ」というトンボ鉛筆の水性ペンを見かけました。

無駄遣いで買ってしまいました。

こんな色でした。

RIMG0035 
    

※参考:5月7日投稿「水性ペンの色それぞれ」.html

 

 

 

2011年5月24日 (火)

最近見かけた植物5月16日~18日

   

今日は5月24日。

最近見かけたものを・・・・

     

RIMG0001 RIMG0003

5月16日撮影。

通勤途中に、ハナミズキ?と思わせて、実はバラでした。

何と言うバラだろう?

「ハナミズキのような バラ」で検索したら、

ちゃんと引っかかりました。疑問解決。

カクテル」という種類のバラだそうです。

赤が鮮やか。

    

    

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5月17日撮影。

先日20年ぶりに同窓会を開いてくれた卒業生と過ごした中学校。

出張で出向く。

学校の出口に大きなヒトツバタゴがありました。

勤務していた頃もきっとあったでしょう。

その頃はヒトツバタコには無関心。

あれども見えず。見逃してきたもの、今までの人生でたくさんあるだろうなあ。

    

    

RIMG0016 RIMG0015

5月18日撮影。

通勤途中で見かける。

ユスラウメと思いきや、これは桜桃ですね。

自転車通勤だとつまみ食いしたくなるような場所にあります。

     

    

RIMG0017 

5月18日撮影。

通勤途中に見られるトウカエデの街路樹。

3年前は黄色のきれいな紅葉を見させてくれました。

しかし、一昨年、昨年と葉が夏の間に朽ち果ててしまい、

そのきれいな紅葉が見られませんでした。

今年こそはと思っていますが、実はもう茶色になりかけている所がありました。

誰が管理している街路樹なのだろう。

手を打っているのだろうか。こうやって楽しみにしている人間がいるのですよ。

※2009年投稿「トウカエデをこんなにしたのは誰だ」.html

2011年5月23日 (月)

クラシ・イブネ登山報告5 ヤマシャクヤク 

  

今日は5月23日。

5月15日の鈴鹿のクラシ・イブネ登山報告のつづき。

    

イブネの頂上で昼ごはん。

今日のカップめんはこれ。

RIMG0083 
   

暑くなってきて、

1000m前後だとカップめんはつらくなりつつあります。

   

イブネ頂上付近は、こんなふうに低木があるけど草原状態。

RIMG0084 
  

写真左端の山が雨乞岳。

   

    

イブネから杉峠への道。

RIMG0085 
RIMG0090 
 

向こうに見えるは雨乞岳。

今回は登りませんでした。

クマザサが枯れたためか、木がポツンと立っていました。

     

    

RIMG0092 
今回よく見かけた木の花。

アジサイのような花でした。

同行者から名前を教えてもらいました。

オオカメノキ。

葉っぱの形が亀の甲羅に似ていることから名前がついたそうです。

言われてみれば確かにそうかな。

      

    

RIMG0099 
杉峠からの下り道。

手前の新緑もいいし、向こうの山並みの色合いもきれいでした。

    

    

RIMG0100 

「御池鉱山旧跡」

こんな山の中。

明治末期にはたくさんの人たちが住んでいた場所。

小学校まであった。

しかし、今は石の階段の途中に木が生えています。

時の流れを感じました。

    

    

RIMG0103 
立派な橋を渡ったところで休憩。

そこで撮影した川の写真。

RIMG0105 
癒される風景でした。

新緑と、暑さを忘れさせてくれるそよ風。

そして冷たい川の水。心地いい川の音。

写真では伝わりませんね。

    

    

今回の登山の最後に、

ヤマシャクヤクの群生がありました。

ちょうど花を咲かせて、そのあでやかな姿を見せてくれました。

幸運でした。

RIMG0107 RIMG0114
RIMG0116 
  

「立てば芍薬(しゃくやく) 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」

これが(ヤマ)シャクヤクか!

でもヤマシャクヤクではないシャクヤクを調べたら、

花のイメージが違いました。

慣用句のシャクヤクは、ヤマシャクヤクではなさそうです。

   

    

以上、 15日のクラシ・イブネ登山報告終了。

    

        

 

 

クラシ・イブネ登山報告4 枯れるクマザサ

   

今日は5月23日。

間があきましたが、5月15日の鈴鹿のクラシ・イブネ登山報告のつづき。

    

クラシ頂上で見つけた幼木。

RIMG0059 
無事に大木まで育つのでしょうか。

大木に育ったとしたら、そのスタートを目撃できたわけです。

     

クラシからイブネ北端までは、

大きな木がない明るい場所です。

快適でした。

RIMG0061 RIMG0064
  

クマザサが枯れた跡がありました。

鈴鹿山脈では、クマザサがあちこちで枯れているそうです。

原因がわかりません。

ちょっとイヤな現象です。

     

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アセビ。クラシ~イブネのなだらかな場所でたくさん咲いていました。

     

RIMG0075 RIMG0078

イブネ北端からイブネ頂上への道。

やっぱり見晴らしのいいコースでした。

    

RIMG0079 RIMG0080 
足元にはハルリンドウ!

どちらかというと地味な場所だったので、

薄い青とはいえ、可憐に見えました。

   

RIMG0081 イブネ頂上。

平らな場所のかろうじて高いかなと思った所が頂上でした。

   

ここで昼ごはんでした。(つづく)
 

 

 

2011年5月22日 (日)

日めくり/自転・螺鈿・舌先三寸

  

今日は5月22日。

日めくりより。3連発。

   

EPSON006日めくり 自転 

金星だけ逆方向に自転していると聞いたが・・・・・

いろいろなサイトの説明を読みましたが、よくわかりません。

    

    

EPSON010らでん 
「螺鈿(らでん)」

正倉院宝物の一つを下に。

B0180644_11483537 螺鈿紫檀五弦琵琶

螺鈿について少し勉強。

「螺」は貝、「鈿」はちりばめることを意味するそうです。

螺鈿は奈良時代に唐から輸入され、

琥珀(こはく)や鼈甲(べっこう)と組み合わせて楽器などの装飾に使用されました。(参考:wikipedia)

亀の甲羅を使う鼈甲もすごい技法だと思います。

 

 

  

EPSON011口先三寸 
「口先三寸」と今までも言ったことがあるような・・・

「舌先三寸」をちゃんと使っていこう。

   

日めくりでいい勉強ができます。

授業参観「名字と歴史」

  

今日は5月22日。

5月21日は授業参観でした。

この日の授業は、

3月31日放映の「アナタの名字SHOW」を見たことと、

「名字でわかる日本人の履歴書」(森岡浩著/講談社+α新書)を読んだことで

やってみたいと思った社会科の授業でした。

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板書した授業のタイトルは「名字と歴史」

名字のいわれを探っていくと、歴史の勉強になることをねらいました。

    

こんな流れです。

  

1.今日は「名字と歴史」について勉強します。

 ところで日本人の名字で多い名字3位までを予想してみよう。

    

 ※1位 佐藤  2位鈴木  3位高橋

 (授業では「佐藤」「鈴木」はすぐにわかりましたが、「高橋」は出ず。答えを言いました)

    

2.1位の「佐藤」のような「〇藤」の名前は、「何氏」に関係が深かったかな?

  

 ※以前の歴史の授業で、藤原氏に関係が深いことを話している。復習。

   

3.番組「アナタの名字SHOW」を見せて、「〇藤」という名字が誕生した様子を示す。

 

 ※映像では次のことが紹介されている。

  ・「佐藤」・・・左衛門尉という役職についていた藤原さんが名乗った。

  ・「斎藤」・・・ 斎宮の管理をしていた藤原さんが名乗った。

  

4.「伊勢守」になった藤原さんが、「伊藤」 それでは「尾藤」の「尾」が表す地名は?

   

 ※「尾張」   最初の「伊藤」さんと「尾藤」さんは兄弟。映像でも紹介する。

    

5.「近藤」は「近江」の藤原氏。近江は琵琶湖を表しました。

  「遠藤」は「遠江」の藤原氏。遠江はどの湖でしょう。

  

 ※「浜名湖」

 参考:ここでも道草「近江と遠江」.html 

   

 (2位の「鈴木」については授業ではやらず。次のような話は用意してあった。

  刈り取った稲束を干したものを「すずき」と言い、「鈴木」という漢字が当てられた。

  発祥の地は和歌山県。

  熊野信仰の広がりとともに、「鈴木」も広がる。

  愛知県東部~静岡県西部に最も多くなる。

  家康の家臣で最も多い名字が「鈴木」

  家康が関東に移ったことで、「鈴木」も関東地方で広がることに。)

  参考:「日本人の名字ランキング1~3位」.html ・・・「鈴木」の広がるいきさつ。 

     「ワラボッチのこと」.html・・・「すずき」がどの部分か教えてくれる。 

   

6.日本人の名字の中で、最も多く使われている漢字は何でしょう。

   

 ※田・・・日本人の多くが農民だったことをおさえた。

 (山、木、田等が子どもからは出されました)

     

7.「田」に字の入った名字の人は立ちなさい。

 

 ※太田、山田、前田、平田、福田、本田・・・このクラスにも多いことを確認。

       

8.なぜ「福田」と言うと思う?

 

 ※子どもたちから正解が出る。「福を招いてくれる田んぼになれと願いを込めて」

   

9.すぐ前に田んぼをあると「前田」です。もう少し離れたところにあると?

   

 ※「奥田」

 (ヒントを言って解答を導いた)

    

10.「田上」という名字はあるけど、「田下」は少ないです。なぜだと思いますか。

   

 ※比較して暮らしやすい場所だからです。

 (クラスに「木下」君がいる。

  「木下」は多いけど、「木上」という名字は滅多にないことを例示)

 (昨年の担任名も例示。「井上」「井下」にも話が及ぶ。「井」は水汲み場を表す。

  普通は住んでいる所の下に水汲み場があることが多かった。

  だから「井上」の方が多い)

      

11.(ペルー人の名前の構造について)

   

 (クラスにはペルー人の女の子がいる。

  その子のフルネームを板書。みんなで読む。

  その後、ペルー人の名前の仕組みについて話す) 

     

子どもたちが、自分たちの名字に関心を持ち、

そこから歴史の勉強、広く社会科の勉強につながればいいなと思っています。

出会えなかった子ども

   

今日は5月22日。

前投稿のつづき。

同窓会で出会えなかった子どももいました。

3年C組で生徒指導面でもっとも大変だった子どもが、

数年前に自殺していました。ショックでした。

その他にも、自殺や病気で、すでにこの世にいない子どもがいることも知りました。

   

子どもたち(35歳)に再会した時は、

20年は、あっという間に過ぎたように思えましたが、

やはり長かった。

    

もっとも大変だった子と、こんな同窓会の席で、

笑いながら当時の話ができたらよかったなあ。

   

    

いつの間にか会場に、先生は一人だけになっていました。

全員と十分に話ができたわけではありません。

それは残念ですが、次の再会を信じて帰りました。

いい晩でした。

頑張っていたらいいことあり。

 

中学卒業生との20年ぶりの再会

 

今日は5月22日。

先週は忙しい1週間でした。

ブログ「ここでも道草」も3日間お休み。

本業?の学級通信「道草」も2日間お休み。

今日はちょっと一休みです。

    

でも昨晩は気持ちいいひとときを過ごすことができました。

20年前に中学校を卒業した子どもたち(今は35歳)が、

当時の学年の先生たちを招いての同窓会を開いてくれたのです。

4クラスでした。

私は3年C組の担任でした。

    

新任から5年間小学校に勤務して、この中学校に勤務。

初めての中学校担任は2年B組でした。

そして翌年3年C組

2年間一緒に過ごした子どもたち(35歳)との久々の対面でした。

2時間半ほど話まくっていて、あまり飲まず、ほとんど食べず。

  

みんな立派になっていました。

20年、お互いにいろいろあったと思いますが、

こうやって再会できて、楽しく話ができることに幸せを感じました。

    

「今でも道草書いているの?」とよく聞かれました。

「書いているよ」と答えました。

新任から書いている学級通信「道草」

この中学校に勤務してから社会科通信「道草・社会」も書き始めました。

社会に関するさまざまなことを書きました。

けっこう興味のおもむくまま、好きなことを書いた「道草・社会」でした。

   

会の最後に全体に話をする時間をもらったので、

このブログのことを話しました。

学級通信「道草」は今でも続いていること。

「道草・社会」の流れを受け継いだブログ「ここでも道草」を書いているから

よかったら見てくださいと。

    

誰か訪れてくれたかな?

来てくれたのなら、ありがとうね。

昨晩もありがとう。

どうぞ、コメントを残していってください。

   

    

「道草」というタイトルがますます自分にとって大事なものだと、

昨晩の同窓会に出席して思いました。

これからも大切にしていきたい「道草」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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