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2011年2月

2011年2月20日 (日)

「気づく力」を少しでも

  

今日は2月20日。

本「教師のチカラ№4 2011年WINTER」(日本標準)より。

   

特集「最後の3か月でここまで育てる」で、

宮崎県日南市立飫肥小学校の鈴木健二先生が書かれていうことが印象に残りました。

  

まずは、何と言っても「気づく力」である。

何事も気づくところからしか始まらない。(8p)

     

これだけの引用で、何が何だかわからないかも。

でも大事なのはこの文。

  

指示されないと動かないのではなく、

子どもが自ら動くには、「気づく」ことが大事です。

自問清掃の「見つけ玉」を磨くことに通じます。

決まったことをするだけでなく、掃除をしたらいい場所に「気づく」、

そして実行します。

さらに鈴木先生は、子どもたちが育っているなら、

個の気づきが集団に波及することを言っています。

   

気づいたとしても、よい提案に協力する力が学級(学年)に育っていなければ、

気づいた子は、(中略)提案しなかっただろう。

個の育ちと集団の育ちは、深く関連しているのである。(8p)

     

良いと思うことに気づき、それを他の子にも言って、みんなで取り組みます。

この状態こそ、学級にとって最高の状態ではないでしょうか。

言われたり、指示されて動くのではなく、気づいて動く状態にしたいと、

つけ焼き刃的な指導ですが、6年3組で声をかけています。     

 

 

     

 

 

2011年2月19日 (土)

日めくりより/「珠玉」の読み方

   

今日は2月18日。

日めくりより。

EPSON001真珠 
  

「珠玉」を何と読むか?

「じゅだま」「しゅぎょく」「しゅだま」・・・

恥ずかしながら、自信がありませんでした。

この日めくりの中にも読みがなはありません。

読めて当然なのでしょう。トホホ。catface

調べました。

「しゅぎょく」でした。

珠は真珠を表し、玉が宝を表していたんですね。

「珠玉の大作」という言い方はないというのが面白いと思いました。

間違って使いそう。

   

記憶に新しいうちに、「珠玉」を使って文章を書いてみたいなあ。


  

 

2011年2月17日 (木)

ウズベキスタン勉強11/ナボイ劇場の「ナボイ」

   

今日は2月17日。

ウズベキスタンからの留学生の話。

以前に投稿したナボイ劇場の「ナボイ」のいわれについて興味深かったです。

   

偉大な詩人のアリシェイ・ナボイの名前からとったそうです。

いつの人だろう?

15世紀の人で、ウズベク文学の創始者と言われ、

国民の圧倒的な支持を得ているようです。

ナボイ劇場だけでなく、

ナボイ市があり、ナボイ大通り、ナボイ駅、ナボイ文学博物館など「ナボイ」だらけ。

そしてナボイ像。

97_01_01 
   

こうなったら作品と出会いたい。

ウズベキスタン勉強10/いよいよ来校!

  

今日は2月17日。

今日はウズベキスタンからの留学生と、

同じくウズベキスタンからの留学生仲間の父親の2人が来校。

4時間目に話を聴きました。

   

もっといろいろ聴きたかったけど、

とてもあわただしい日で、

自分は、その時間のみの交流でした。

   

でも勉強になりました。

その一場面。

P1120688 
      

なんと、今月の8~10日に、ウズベキスタンのカリモフ大統領が来日していました。

Index_01 Uzbekistan_1102_02
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_kan/uzbekistan_1102.html

     

どんな話し合いがされたのか興味あり。

調べてみました。

次のサイトを参考にしました。

※「外務省」http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uzbekistan/visit/1102/gh.html

    

話し合いの結果、たとえば次のような成果があったようです。

「 ウラン,レアメタル等の鉱物資源の共同開発,調査に関する協力の強化で一致」

     

レアメタルは、中国からの輸入が不安定なので、

他の国からの輸入を考えていると聞いていました。

その話とつながりました。

菅総理からは、日本企業のウズベキスタンへの進出を後押しし,

両国間の貿易・投資を一層活発化させるためにも,

ビジネス・投資環境の整備に向けたウズベキスタン政府の一層の努力に対する期待を表明したそうです。

日本とウズベキスタンが経済協力をさらに進めるようです。

    

初めてお会いしたウズベキスタン人。

聞くところによると、このブログも見てくれたとのこと。

「私より、ウズベキスタンについて知っている」とのこと。

ありがたいことを言ってくれます。

   

今日は生で、金色の刺繍の入った民族服を見ることができました。

写真で何度か見た服の実物!

金色が黒地によく映えます。

ポットのお湯を冷まさないための布製品を見ました。

帽子のようでした。

ウズベキスタンで使われているお札の実物も見ました。

ウズベキスタン伝統の帽子を一つ、子どもにプレゼントしてくれました。

(クイズの勝者になった6年3組の女の子がもらいました)

何より、ウズベキスタンのことをウズベキスタンの人から話を聴きました。

    

あっという間の45分間でした。

ありがとうございました。

    

 

      

 

 

2011年2月16日 (水)

ウズベキスタン勉強9/美しい刺しゅうスザニ

   

今日は2月16日。

いよいよ明日、ウズベキスタンからの留学生に出会います。

今日はウズベキスタンのスザニ(スザンニ)について。

ウズベキスタンで作られた美しい刺繍が施された布のことです。

         

「体験取材!世界の国ぐに36 ウズベキスタン」

(文・写真 吉田忠正/監修 中島章子/ポプラ社)より引用。

      

「スザニ」は「針仕事」という意味で、

色糸を使って針で刺しゅうをほどこした布です。

白や赤、オレンジ、黄色、紺色などの布に、

色糸で月や太陽、植物、幾何学模様などをぬいこんだもので、

地方によって色や模様がことなります。

結婚する娘のために、母親や一族の女性が心をこめて、

ひと針ずつ手ぬいをしたもので、

代だい使われて骨董的な価値のあるものも少なくありません。

いっぽう、ミシンでぬったスザニも多く出まわっています。(16-17p)

     

たとえば・・・

Amf-009-01 Amf-009-02
http://item.rakuten.co.jp/anetaka/amf-009/

     

Samarkand11 Samarkand21
http://renk3.com/uzbekistan/uzbek%20suzani.html

     

32 33
http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m85887679#enlargeimg
   

     

スザニは、部屋の壁、家財道具を飾り、

布団やクッションをおおうのに使われるそうです。

   

生で見てみたい刺しゅうです。

明日見ることがえきるかな。

2011年2月15日 (火)

ウズベキスタン勉強8/学校

   

今日は2月15日。

縁あって、17日に勤務校にウズベキスタンの留学生が来ます。

1時間、生徒の前で話をしてくれます。

これはとてもいい機会です。

ウズベキスタンについて調べ、関心をもち、

その挙句に、本物のウズベキスタン人に会えて、確認できるわけです。

    

今日は学校について。

「体験取材!世界の国ぐに36 ウズベキスタン」

(文・写真 吉田忠正/監修 中島章子/ポプラ社)より引用。

   

ウズベキスタンでは日本の小・中学校にあたる1年生から9年生までが、

「マクタブ」というひとつの学校に通っています。

ただし、日本の小学生にあたるのは1年から4年まで、

中学生にあたるのは5年から9年までとなります。

学校の新学期は9月1日から始まります。

1年は4つの学期にわかれていて、

その間に秋休み、冬休み、春休みがそれぞれ10日くらいあり、

5月末から夏休みにはいります。(24p)

   

義務教育は日本と同じように小学校と中学校ですが、

現在は99%の生徒が高校に行くそうです。

面白いことに、ウズベキスタンでは小学校、中学校、高校は一つの総合学校のような教育機関で、

建物も同じだし、クラスメートも小学校から高校までほとんど変わりません。
    

日本にある高校入試みたいなのはないのかなと思いきや、

申しこめば高校には入ることができます。99%高校進学なのでそりゃそうだ。

ただ、ウズベキスタンにも私立高校ができ始め、

そこに入学するには厳しい受験を受けるそうです。

※参考http://www.samarkandhost.com/jp/uzbekistan/visa/education.html

     

夏休みが長い。

6~8月の3か月。

祝祭日を少々

3月21日が新春を祝うナウルーズ(ナウルズ)と呼ばれる盛大なお祭りがおこなわれます。

寒さをしのいで、本格的に活動が始まる時なのでしょう。

日本で言う「春分の日」

昼と夜の長さが同じになるこの日は、ウズベキスタンでも特別な日です。

5月9日は「追憶の日

第二次世界大戦が終わった日を記念するそうです。

10月1日は「教師の日

教え子が先生に花やおくりものをする日です。

こんな日もあるのですね。

 

 

 

ウズベキスタン勉強7/握手

  

今日は2月15日。

今晩もウズベキスタンの勉強。

   

「体験取材!世界の国ぐに36 ウズベキスタン」

(文・写真 吉田忠正/監修 中島章子/ポプラ社)より引用。

    

作文・ウズベキスタンのルール

飯塚海くん(タシケント・インターナショナル・スクール 10年)

どんな国や社会にもルールがあるように、

ウズベキスタンにもその社会だけの特殊なルールや規則があります。

ここで、そのルールのいくつかを紹介しましょう。

まず、ウズベク人に会ったときのあいさつのしかたです。

どんなときでも、かたい握手をかわします。

それから話が始まります。

警察官に車をとめられた運転手は、車から出て、

握手をかわしてから交渉を始めます。(後略)(9p)

       

握手はとても大事なあいさつのようです。

しかしこれは、男性の場合のようです。

男性は挨拶する時に握手をし、

女性は頭を少し下げながら右手を胸に当てるそうです。

男性も握手の後、右手を胸に当てて少しお辞儀をするのが

更なる敬意を表す意味になります。

ウズベク語の「こんにちは」は、アッサローム・アレイクム

※参考http://www.geocities.jp/uzbekfriends/uzbekistanbunka.html

   

右手を胸に当てる時はどのようにやるのだろう。

17日に留学生が勤務校に来た時には聞いてみよう。

     

さらに知り合いになると、握手だけでは済まないようです。

右肩と左肩を入れ替えて2回抱き合い、

この時背中をポンポンたたきます。

(右肩と右肩を触れさせて1回、左肩と左肩を触れさせて1回)

さらに親交が増すと、抱き合った時に、

右ほほと左ほほに1回ずつ音がするキスをします。  

※参考http://www.jcca.or.jp/kaishi/220/220_sekine.pdf#search='

    

所変われば、いろいろ違ってきます。

2011年2月13日 (日)

ウズベキスタン勉強6/食事/プロフ ラグマン

 
 
   

今日は2月13日。

ウズベキスタンの食事のこと、つづき。

    

「体験取材!世界の国ぐに36 ウズベキスタン」

(文・写真 吉田忠正/監修 中島章子/ポプラ社)より引用。

    

ウズベキスタンを代表する料理と言えば、何をおいても「プロフ(オシともいう)」です。

いためた羊肉やタマネギ、ニンジンと米を炊いた料理です。

お祝いや葬式のときなど、お客をもてなすときに、

かならず出されます。(20p)

EPSON001ウズベキスタンの食事プロフ

    

ウズベキスタンはイスラム教徒が多いため、豚肉は食べません。

羊肉や鶏肉を食べます。

ウズベク風ピラフと次のサイトの人は書いています。

※「アッサローム!ウズベキスタン ようこそAJTへ  ウズベク風ピラフ」http://www.tour.ne.jp/blog/uzb/716

     

中央アジアのうどんと言われるのが、「ラグマン

EPSON001ウズベキスタンの食事ラグマン 

 トマトベースのスープ、肉(主に羊)、野菜をごった煮にした麺料理です。

もちろん麺は小麦を使用。

Wikpedia「ラグマン」から引用。

ラグマン (Лагман, Lagman) は、中央アジア全域で広く食べられている手延べ麺である。

ウイグル語ではランマン(ﻟﻪﯕﻤﻪﻦ)、中国語では「拉条子」(ラーティアオズ、lātiáozi)もしくは拉麺(ラーミエン、lāmiàn)、

ドンガン語ではлүмян(リューミエン、捋麺)。

     

どうやら、「ラーメン」と「ラグマン」は無縁ではないようです。

シルクロード、たくさん交流があったことが予想されます。

面白い!

     

ウズベキスタン勉強、今日はここまで。

 

ウズベキスタン勉強5/食事/ナン チョイ

   

今日は2月13日。

今回はウズベキスタンの食事についてまとめます。

「体験取材!世界の国ぐに36 ウズベキスタン」

(文・写真 吉田忠正/監修 中島章子/ポプラ社)より引用。

   

食事のときにかならず出るのは、丸くて平べったい「ナン」というパンです。

表面にきれいな模様がついているのが、おしゃれです。(20p)

    

「ナン」に模様がついているんだ。

上記の本の食卓風景の写真を載せます。

EPSON001ウズベキスタンの食事食卓風景 

テーブルの片隅にナンがあります。

アップにします。

 

EPSON001ウズベキスタンの食事ナン 

模様がありました。いいですね、この模様。

このサイトにも模様のあるナンの写真あり。

※「アッサローム!ウズベキスタン ようこそAJTへ  ウズベキスタンのナン

http://www.tour.ne.jp/blog/uzb/2328/

    

本から引用。

   

もうひとつ、食事に欠かせなのはお茶です。

お茶にはコク・チョイとカラ・チョイがあり、

コク・チョイは日本の緑茶に似ています。

またカラ・チョイは紅茶です。(20p)

   

上の食卓の写真にも、コク・チョイが写っています。

EPSON001tyoi 

次のサイトでも写真が見られます。

※「よみがえれ!現代のシルクロード 飲み物」http://www.kodomo-silkroad.net/denpa/drink/world_tea.html       

  

日本の急須と同じような器具があります。

何と言うのかな?

シルクロードで日本とつながっていた国なので、共通点があるんだろうな。

         

日本のお茶と飲み比べてみたいです。(つづく)  

 

ウズベキスタン勉強4/アラル海

  

今日は2月13日。

ウズベキスタン勉強のつづき。

今日は休日出勤して、ウウべキスタンのあらましを書いた掲示物を作りました。

RIMG0005ウズベキスタン掲示物 
    

ウズベキスタンにはシルダリア(シル川)、アムダリア(アム川)が流れています。

「ダリア」には「川」という意味があるため、

シルダリアがシル川になるわけです。

2つの河川が流れ込むのがアラル海です。

アラル海は流れ込む川はありますが、

流れ出す川のない湖です。

広さは6万8000k㎡。かつては世界4番目の面積をもつ湖でした。

(琵琶湖は約670k㎡)

しかし1960年代から縮小をは始め、2010年代には消えてしまうと予測する人もいます。

     

その理由は、シルダリア、アムダリアの水が農業や生活用水に使われるようになって、

アラル海に水が届かなくなったからです。

    

アラル海については、中学校で社会科を教えていた頃の関心事。

15年ほど前の話。

このアラル海があるのが、カザフスタンとウズベキスタンでした。

ウズベキスタンって、あのアラル海がある国なんだと思い、

興味関心が高まりました。

     

15年ほど前でさえ、アラル海はかなり縮小していました。

   

現在はどうか?

Yahoo!の地図を見てみました。(今日の投稿の最下段を見てください)

地図を見て、「写真」にしてみると、

アラル海がぐっと小さくなったことに気づきます。

(すごいなあ、今はインターネットでアラル海の写真を部屋にいながら見ることができてしまう)

エメラルドグリーンに見えるのは、湖が浅いからだそうです。

かつては群青色に写っていました。

ただYahoo!の地図の写真が、何年のものかわからず。

     

他にサイトを探したところ、次のサイトが参考になりました。

※「らばQ アラル海が消えた 20世紀最大と言われる環境破壊
http://labaq.com/archives/51268855.html

    

このサイトに2009年のアラル海の写真が掲載されていました。

5872b69d-s 
    

北にある湖は、小アラル海と呼ばれ、シルダリアの水とダムによって守られているそうです。

しかし、南にあった大アラル海はほとんど消滅しています。

白い部分は塩です。

塩分が露出した土壌は、砂塵によって近隣住民に襲いかかり、

環境被害を与えているそうです。

    

「体験取材!世界の国ぐに36 ウズベキスタン」

(文・写真 吉田忠正/監修 中島章子/ポプラ社)より引用。

    

アラル海は魚類の宝庫で、

沿岸には漁村がたちならび、漁業がさかんでした。

しかし、アラル海の水位がさがって、塩分濃度があがると、

魚類は死滅し、漁業ができなくなり、多くの漁民が去っていきました。

それどころかフラミンゴやペリカンなどの鳥類も見られなくなりました。

さらにアラル海を犠牲にして開拓された農地も、

塩害のために使えなくなっています。

今のアラル海は、環境に配慮しない計画が

いかに多くのものを犠牲にするかを物語っています。(7p)

       

    

ウズベキスタンの残念な歴史を復習しました。

      

 

 

 

 

 

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