« 2010年9月 | メイン | 2010年11月 »
今日は10月14日。
自動販売機についての疑問が解決しました。
9月30日の投稿で初めて書きました。
レバーやコイン投入口の下にある逆Uの字の溝について。
三重県の富士電機リテイルシステムズ(株)から回答をいただきました。
飲料メーカーのキャンペーン用応募はがきなどを吊るすフックでした。
予想が当たりました。
缶自販機のほぼすべてについているフックだそうです。
どこかで実際に吊るされているところを見てみたいです。
富士電機リテイルシステムズ(株)は、
自販機製造の大手企業です。
シェアは40%だそうですが、
どの種類の自販機かは尋ねそこないました。
学校の帰りに、店先に5台の飲料自販機があるところで調べてみました。
次の投稿で。
今日は10月11日。
修学旅行の話のつづき。
竜安寺から金閣に向いました。
金閣は久々。
ちゃんと輝いていました。
この日乗ったタクシーの運転手さんに、金閣に行ったなら、
「陸舟(りくしゅう/おかふね)の松は見逃さないように」と言われました。
以前行った時は意識しなかった陸舟の松を今回はじっくり見ました。
金閣のすぐ横にありました。
足利義満の盆栽を移した松と伝えられています。
樹齢は約600年。
確かに帆かけ船の形の立派な松でした。
金閣に目がくらんで見逃していた松を今度は見ました。
金閣と言えば・・・・・・・銀閣。
9日(土)に見たNHKの番組「ワンダー✕ワンダー」は銀閣特集でした。
なぜ銀閣が「銀」なのかという説を紹介していました。
現在銀閣は解体修理中。
その際銀閣の壁のあちこちから白い塗料が発見されました。
それは「白土」でした。
その白土の成分を調べたところ、ミョウバンが多く含まれていたそうです。
この白土とミョウバンが素晴らしいものを生み出します。
壁に白土を下塗りした後に、ミョウバンを溶かした溶液を塗ります。
そうすると、ミョウバンに光が反射して光輝くのです。
このことから、銀閣の2階の壁は、
白土とミョウバンによって白く輝いていたという説です。
なぜ銀閣と言うのかは、ずっと疑問でした。
足利義政は、金閣に対して銀閣を作り、
ミョウバンの輝きによって銀の輝きを生み出したわけです。
信じたくなるいい説だと思いました。
今日は10月10日。
修学旅行で見てきたものを書いています。
竜安寺で見かけたポスター。
「右京の守り、引き継ぐ!」
このポスターが気になりました。
写真に写っている人たちの表情?
どこか素人っぽいところ?
中央に写っている年輩の警察官がもうすぐ定年で、
後ろに写っている若手3人が「右京の守り」を引き継ぐということでしょうか。
それって、警察署内にあって、署員の意識を高めたいならわかるけど、
竜安寺にあるポスターとしては適切でしょうか?
「右京の守り」はちゃんと引き継いでいるから安心して連絡してほしいというメッセージかな。
「右京」と聞くと、片山右京とか「相棒」の杉下右京を思いだします。
名前のイメージですが、ここでは地名です。
当然のことだと思いますが、
京都市右京区に住んでいる人にとっては、「右京」は地名なのでしょう。
などなどいろいろ考えさせられるから、このポスターが気になったのでしょうか。
竜安寺には池があります。
鏡池と言う名前です。
紅葉が鏡池の写ったら、もっときれいだろうなと思いました。
竜安寺から金閣寺に向って歩いている時に、
立派な名前の小学校を発見しました。
通っている子どもたちは、どこの子どもとも変わらないと思いますが。
今日は10月10日。
かつてこの日が「体育の日」であった頃、
指導していた部活動の大会が必ずあって、
10年間は休みではありませんでした。
今日は休み。この日の休みは特別な気持ちです。
竜安寺に面白いものがありました。
知足の蹲踞(つくばい)です。
※【つくばい】=茶室の庭先に低く据え付けた手水(ちょうず)鉢
中心の口を共有すれば、
「吾れ唯足ることを知る」となり、
「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」という禅の格言を図案化したもの。
この格言の意味が今一つわかりません。
どこかにいい説明がないかさがしました。
この説明が良かったです。
※「しこたまらいふ」http://blog.goo.ne.jp/q7yachan/c/8d7c0f6e0d0f75240dbf09e263707a37
足ることを知らない者は、裕福であっても心が貧しい。
足ることを知る人は、貧しくとも心が豊かである。
京都に住んでいたとき、近くに石庭で有名な竜安寺がありました。
そこの蹲踞(つくばい)に書いている文字がこれです。知足ともいいます。
欲というものは、際限がないもので、お金を儲ければもっと儲けたいと思うし、
おいしいものを食べればもっと食べたくなる。
女性にもてればもっともてたいなんて思っちゃいます
まぁ、そうだから小人は努力するんだろうし、いろいろ研究したりもするんですけどね。
でも、どこかで思い切らないと際限がなくなって、
地位や権力、名誉、お酒やバクチや女。。。いろんなものに溺れて人としてのバランスを崩してしまいます。
何が幸せなのかを見極める力がないとダメなんだけどね・・・
「小欲知足」という4字熟語を思い出します。
意味は「欲望が少なく、わずかばかりのことで満足すること」です。
人生、これさえやってたらもう十分、そんな境地になれたらと思います。
このつくばいは水戸光圀公が「大日本史」編纂にあたり寺の協力を得ました。
その礼として寄進したものと伝えられています。
口を中心にして、4つの漢字を上下左右に並べる発想が面白い。
他にはできないかと思ってしまいます。
今日は10月7日。
今日もよく働いた。
修学旅行で京都の念珠作りに引率。
その場所は、有名な耳塚の隣でした。
これはいい機会と、耳塚をしっかり見てきました。
その時の写真。
耳を切り取って、戦功を競ったのは秀吉以前に中国で行われていました。
その行為から生まれた字があります。
左耳が切り取られたそうですが、
左耳を手で切り取る形が漢字になりました。
何という漢字でしょう。
「取」
です。右の部分が手を表します。
さらに、切り取った耳の数が多いと袋に入れました。
その時の様子から生まれた漢字があります。
何という漢字でしょう。
「最」
です。日の部分が袋を表します。
一番耳を集め、一番功績があった人を「最」と言ったそうです。
今日の国語の授業で、耳塚の話から、
「取「「最」の話をしました。
参考にした本は、「白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい」(共同通信社)です。
この本については以前2本投稿しました。もう3年前のことでした。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2007/10/post_5289.html
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2007/10/post_1.html
今日は10月6日。
どうもこの頃頭の働きが鈍い。
ちょっと頭の使いすぎか?睡眠不足か?
もっといろいろ思い浮かぶ頭にしたいなあ。
9月30日に面白い番組が最終回でした。
NHKの「みんなでニホンGO!」です。
昔はあまりいい意味ではなかったのに、
最近はいい意味で使われる言葉の一つとして、
「こだわる」が紹介されました。
本来の意味は「つまらないことに執着する」という意味。
あまりいい意味ではありませんでした。
でも最近は「こだわる」はいい意味で使われています。
こういう風に、言葉はいい意味で使われたり、
良くない意味で使われるという波があるそうです。
私は周りから「こだわる人」と思われています。
このブログにもその性格が出ていると思います。
私が言われる時は、どっちだろう?
「じゃん」についても扱っていました。
以前、同番組で「じゃん」の発祥地は山梨県だと言っていました。
※http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/07/post-bd9d.html
その番組を見て、どうやら愛知県三河の人が投書したようです。
愛知県こそ「じゃん」の発祥地だというわけです。
「すごいなあ、こうやって投書する人がいるんだ」
と感心。
その投書がきっかけで、スタッフが三河の岡崎市で調査。
楽しいね、この展開。
そして、山梨県説の言語学者井上史雄さんは、
愛知県も可能性があると話しておられました。
「じゃん」発祥地の説が、少々変更されました。
何だ山梨県かと、意気消沈していましたが、
最終回を見て、元気が出ました。
今日は10月4日。
ちらっと見た番組「雑学王」が疑問を解決してくれました。
今年は朱塗りのものに縁があった年。
国分尼寺や奈良の寺院は丹土(につち)が塗られました。
岡山県高梁市の吹屋地区はベンガラが塗られました。
同じ朱塗りでも、丹土の場合とベンガラの場合がありました。
丹土もベンガラも塗ることで鮮やかな朱色になることと、
それ以外の効果がありました。
それは防虫・防腐効果です。
建造物を朱色に塗る丹土とベンガラは別物だよな
という基本的なところで迷っていました。
解決しました。別物です。
※参考http://nippon-kichi.jp/article_list.do?kwd=6352