修学旅行5 金閣/陸舟の松/さらに銀閣
今日は10月11日。
修学旅行の話のつづき。
竜安寺から金閣に向いました。
金閣は久々。
ちゃんと輝いていました。
この日乗ったタクシーの運転手さんに、金閣に行ったなら、
「陸舟(りくしゅう/おかふね)の松は見逃さないように」と言われました。
以前行った時は意識しなかった陸舟の松を今回はじっくり見ました。
金閣のすぐ横にありました。
足利義満の盆栽を移した松と伝えられています。
樹齢は約600年。
確かに帆かけ船の形の立派な松でした。
金閣に目がくらんで見逃していた松を今度は見ました。
金閣と言えば・・・・・・・銀閣。
9日(土)に見たNHKの番組「ワンダー✕ワンダー」は銀閣特集でした。
なぜ銀閣が「銀」なのかという説を紹介していました。
現在銀閣は解体修理中。
その際銀閣の壁のあちこちから白い塗料が発見されました。
それは「白土」でした。
その白土の成分を調べたところ、ミョウバンが多く含まれていたそうです。
この白土とミョウバンが素晴らしいものを生み出します。
壁に白土を下塗りした後に、ミョウバンを溶かした溶液を塗ります。
そうすると、ミョウバンに光が反射して光輝くのです。
このことから、銀閣の2階の壁は、
白土とミョウバンによって白く輝いていたという説です。
なぜ銀閣と言うのかは、ずっと疑問でした。
足利義政は、金閣に対して銀閣を作り、
ミョウバンの輝きによって銀の輝きを生み出したわけです。
信じたくなるいい説だと思いました。
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