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2008年11月

2008年11月13日 (木)

「味をしめる」というのはきっとこういうこと

「味をしめる」を辞典で調べると、

「一度経験したことのうまみや面白みを忘れない」とありました。

   

教室の水槽の一つで、子どもたちが川でつかまえてきたヨシノボリを飼っています。

15匹ほどいます。

エサは何だろうと、いろいろ与えました。

「川魚のエサ」という緑の顆粒を与えたり、

「乾燥赤虫」「メダカのエサ」など与えましたが、食いつき悪し。

それじゃあと、「冷凍赤虫」を与えました。

しかしこれまた食いつき悪し。

それでもしばらく見ていると、好奇心の旺盛な?ヨシノボリが赤虫を食べ始めていました。

むむ、これがいいのかなと少しいい感触。

驚きは翌日です。

「冷凍赤虫」を水槽に入れたとたんに、

水槽内のヨシノボリが反応しました。

あちこちから赤虫の塊に向かってやってくるではありませんか。

赤虫の塊に口を突っ込み食べ始めました。

見ていて気持ちがいいくらいの食べっぷり。

これはきっと前日に赤虫を食べた時に「おいしい」と覚えたのでしょう。

「味をしめる」というのはきっとこういうことなんだろうなと思えた体験でした。

2008年11月12日 (水)

春の下に虫2つで「うごめく」

クイズ番組が乱立してますが、私は「クイズ雑学王」が好みです。

漢字クイズで気になったのがありました。

    

「蠢く」の読みは?

「春」の下に虫2つ。

この漢字の読みは「うごめく」

なるほど、ピッタシの読みだと思いました。

   

さらに「螽斯」の読みを問う問題。

お、今度は「冬」の下に虫2つ。

ちっとも見当がつかず。

答えは「キリギリス」

これは合点がいかず。

なぜこの漢字でキリギリスなの?

   

他にも下に虫2つはないかと探しました。

「蝨」の読みは?

「シラミ」でした。参考までに。

   

2008年11月10日 (月)

芋好きのウサギ・・大きくなったなあウサギ

Pb080125    

    

    

サツマイモ掘りがすんで、大量に出てきた芋のつる。

このつるをウサギがせっせと食べることを初めて知りました。

写真は11月8日の昼の写真。メス8羽の部屋です。

どっさりの芋のつる。

今日10日の朝に見に行ったら、すっかり無くなっていました。

8羽のウサギのお腹におさまってしまいました。

   

5月末に生まれたウサギが4羽。

7月中旬に生まれたウサギが5羽。

それにお父さんウサギにお母さんウサギ。

合計11羽の大所帯。

今はオス3羽、メス8羽に分かれて住んでいます。

(もう赤ちゃんがこれ以上生まれると大変だから)

   

赤ちゃんも大きくなったなあ。

P9140114

  

    

    

上は9月14日のウサギ。

中央のウサギが母親。

まだ他の子どもよりひとまわり大きく見える。

しかし、今は赤ちゃんウサギが、母親ウサギと同じくらいの大きさ。

母親ウサギと同じ大きさになってしまいました。

下が11月18日の写真。

左奥の赤眼に写ってしまったのが母親ウサギ。

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もう大きさでは目立ちません。

ウサギの成長は早い。

ウサギにえさをやりに行くと、ついつい20分以上小屋に居ついてしまいます。

一心不乱に食べる姿は飽きません。癒されるのかなあ。     

2008年11月 9日 (日)

踵と躓

娘が本を読んでいて、「足偏に重と書いて、何と読むの」と聞いてきた。

私「”つまづく”かな?」

調べてみた。

つまづくは「躓く」であった。

足偏に質で、「つまづく」

これはこれでいい勉強になった。

家内「”かかと”じゃないの?」

娘「本では”~を返す”という使い方をしているよ」

私「それじゃあ、“きびす”だよ」

調べたら、ピッポン!踵は「きびす」でした。

家内「”きびす”って、どういう意味?」

また私が調べる。

私「”きびす”は、”かかと”のことだ。踵と書いて、”かかと”とも読むぞ」

家内「それじゃあ、私も当たっていた。”踵を返す”ってどういう意味なの?」

またまた私が調べる。

私「後戻りをする、引か返すという意味だね」

    

もうじき寝るかという時刻の会話。2つの漢字を覚えた。

冬隣

夏の真っ盛りに偶然出会った言葉「冬隣(ふゆどなり)」

意味は、「まわりの景色や雰囲気から、冬の近づいた気配が感じられる晩秋のころ」

いい響きの言葉です。

この言葉をいつか使いたいと思っていました。

   

1週間前からコタツを出し、

葉は色づき、風が冷たくなった今、まさに「冬隣」らしい季節だと思いました。

そもそも11月は冬隣の似合う月なのでしょう。

   

冬隣で検索すると、ちあきなおみが出てきます。

知りませんでしたが、彼女の代表曲の一つのようです。

※「喝采」は知ってます

    

写真のあなたは 若いまま

きれいな笑顔が にくらしい

あれからわたしは 冬隣

微笑むことさえ 忘れそう

地球の夜更けは せつないよ・・・

   

先だった旦那に対する恨み節?

ちあきなおみさんの人生は、彼女の歌う歌を追いかけるようになっていると書いてあるサイトがありました。

この歌が出たのが1988年。

ちあきなおみさんが旦那さんと死別したのが1992年。

この曲の通りになってしまいました。

その年以降、ちあきなおみさんは芸能活動を停止いています。

    

偶然出会った言葉「冬隣」

一人の歌手のことを少し知りました。

こんな歌です。

http://jp.youtube.com/watch?v=BicrUMPeZE4

鉛筆の原料、あれこれ

10月中旬に行った鉛筆工場で見かけたもの。

Pa150046    

    

   

鉛筆のあの「黒」は、黒鉛です。

工場内に黒鉛はこうやって置かれていました。

黒鉛は「鉛」がついていますが、鉛ではなく、

正式名は石墨(グラファイト)という物質です。

黒鉛は鉛筆だけでなく、いろいろな産業で使われている大事な物質です。

日本黒鉛工業株式会社のHPには、

黒鉛は「工業製品の名脇役」と表現していました。

大津市にこういう工場があるのですね。

黒鉛は中国、スリランカ、ブラジルといった国から輸入しています。

    

Pa150040    

    

    

鉛筆の芯に混ぜる粘土はドイツの粘土を使っていました。

ドイツの粘土は鉛筆に適した堅さがあり、

不純物があまり含まれていないといったことから、

鉛筆の芯作りに使われるそうです。

   

鉛筆の芯を包む木はアメリカからの輸入品。

鉛筆の原料は輸入品が主流でした。    

色鉛筆の顔料を目撃

先週は指導案作りとかあって、忙しかった。

金曜日の晩に完成させて、講師の先生に届けてホッとしました。

    

久々の投稿。

10月中旬に出かけて行った鉛筆工場より。

Pa150038    

    

    

工場内で見た色鉛筆の顔料。

なかなか鮮やかな色で、子どもたちもビックリしていました。

  

顔料。この言葉も面白い言葉です。

顔料とは「水や油に溶けない白または有色の不透明な粉末。分散状態で物を着色する」と辞典にはありました。

※ちなみに「水や油に溶ける白または有色の不透明な粉末」のことを「染料」と言います。

なぜ「顔」なのだろう?

短時間に調べた限りではわかりませんでした。課題のひとつです。

    

色鉛筆で書いた字を消しゴムで消そうとしてもうまく消えません。

なぜか?

これはわかりました。

色鉛筆の芯は、顔料にロウ(ワックス)やのりを混ぜて作ります。

書いた時には、顔料とともにロウが紙の繊維の中にしみこんでいきます。

繊維の中に入り込んでしまっては、消しゴムでも取りされないのです。

黒の鉛筆の場合は、黒鉛の粒が大きく、

紙の繊維の上に乗っている状態なので、容易に消しゴムで取りされます。

次のサイトが参考になりました。

絵もわかりやすかったです。

http://www.asahi.com/shimbun/nie/tamate/kiji/20080925.html

20080925gannryou    

    

     

    

またどこかで使える情報でしょう。

2008年11月 5日 (水)

富士山ナンバーがいよいよ開始/ドジョウが全滅

昨年の8月にご当地ナンバープレートについて投稿しました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2007/08/post_3357.html

その時に話題にした「富士山ナンバー」

今朝のニュースで、

昨日(4日)から使われ始めたニュースを見ました。

サイトのニュースでもありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000076-san-soci.view-000

7_51568hujisann    

    

    

    

    

ニュースの中の写真です。

やはり富士山といえば、この数字でしょう。

交付の対象地域は、山梨県と静岡県の13市町村。

(対象地域が複数の県にまたがるのは、今回が初めて)

富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、道志村(山梨県)

富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、小山町、芝川町(静岡県)

ここに行けば富士山ナンバーが見れる確率高し。

さあ、初めて見るのはいつかな?

        

    

    

話はコロッと変わって、

昨日の朝、教室のドジョウの水槽内の異変に気づく。

ドジョウの大量死。全滅。

何らかの病気が広まってしまったようです。

1学期から育てていたドジョウだけにショック。

子どもたちが来る前に片づけようとも思いましたが、

こういう現実も見せようとそのままに。

残念。何が原因か?

夕方、水槽を洗浄。空っぽの水槽はさびしい。

2008年11月 3日 (月)

1985年を思い出す場所へ その2

元御園小学校のこと。前投稿からの続きです。

   

20年ほど前に勤めていたと言ったら、

立ち入り禁止になっている3階も行かせてもらいました。

そこは理科室、図書室、礼法室の3部屋がありました。

この3部屋は、ほぼそのままの姿で残っていました。

  

Pb020111   

   

    

右が礼法室。奥が理科室。

これは21年前の風景です。

礼法室(れいほうしつ)・・・この響きは久しく聞いていません。

こういう部屋があったんだよなあ。

   

図書室には本が残っていて、黒板もありました。

黒板の横には赤白帽子がぶら下がり、チョークが入っていました。

だれの赤白帽子だろう、名前があると面白いなと思ってみたら、

名前が書いてありました。

私が教えた女の子の名前!

おっちょこちょいの女の子でした。えくぼのできる可愛い子でした。

   

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どうしてチョークが入って、黒板横にぶら下げられたかわかりませんが、

懐かしい名前に出会えてうれしかったです。

この帽子をかぶっていた女の子も30過ぎていますね、今は。

    

理科室から運動場を撮ったものです。

   

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運動場の向こうには天文台がありました。

(今は移転。ドームは残っています)

天文台で星を観察するときは、職員室に電話がかかってきます。

今から星を見るから明かりを消してくれと。

一人夜なべ仕事をしていた私は、職員室の明かりを消して、

3階の理科室へ。暗幕を閉めて仕事をしていました。

    

閉校から閉ざされたままだった校舎が開かれ、

タイムカプセルを開くような気持ちで校舎を歩く機会を得られました。

当時一緒に勤めた人たち、そして子どもたち。そしていろいろな出来事。

頭をよぎりました。

ずっとそこにいたいくらい、心地いい空間でした。

   

思い出話につきあっていただきありがとうございます。

さあ、2008年にもどって、たまった仕事をかたずけるぞ。

1985年を思い出す場所へ

先日、「翼の折れたエンジェル」のことで投稿。

曲が発表された1985年、新任の年を思い出したことを書きました。

   

昨日(2日)行った場所も1985年を思い出す“場所”でした。

愛知県の山奥の小学校が私の新任の勤務校でした。

御園小学校と言います。

生まれ育った町(現在住んでいる町)から1時間45分くらいの場所。

当時全校生徒13名の学校でした。

1985年から2年間勤めました。

その3年後、子どもの減少のため御園小学校は閉校。

    

鉄筋3階建ての校舎は、その後閉ざされたままでした。

それがこの春、「花祭りの館」という名がついて、

地域のお祭り「花祭り」を紹介する場所として、

もう一つは御園にゆかりのある写真家竹内敏信さんの常設写真展場所として復活。

校舎の中にも入れると知りました。

いつかは行ってみたいと思っていた元御園小学校。

昨日ついに行ってきました。

   

Pb020131_2    

   

    

こんな山奥に似つかわしくないような鉄筋3階建て校舎。

私が2年間、3・4年を教えた2階の教室は写真の展示室になっていました。

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右手の教室が3・4年教室(複式学級でした)でした。

奥が1・2年教室でした。

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もと3・4年教室。

写真の展示場です。

窓はなく、机椅子もなく、当時を思い出すのはちょっと困難でした。

でも床はこれだったよなあ、廊下の窓もこんな感じだったなあと思い出します。

1987年春以来の校舎内だと思います。

21年ぶり。さすがに記憶はだいぶ薄らいでいます。

   

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失礼ながら、これは2階のトイレの写真。

前の晩に保護者にしっかり飲まされた新任の若者は、

授業中に吐き気をもよおし、

子どもたちには「ごめん、先生、ちょっとトイレに行ってくる」と言って、

このトイレに飛び込みました。

そんなことは覚えているんだよなあ。(つづく)

    

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