鉛筆の原料、あれこれ
10月中旬に行った鉛筆工場で見かけたもの。
鉛筆のあの「黒」は、黒鉛です。
工場内に黒鉛はこうやって置かれていました。
黒鉛は「鉛」がついていますが、鉛ではなく、
正式名は石墨(グラファイト)という物質です。
黒鉛は鉛筆だけでなく、いろいろな産業で使われている大事な物質です。
日本黒鉛工業株式会社のHPには、
黒鉛は「工業製品の名脇役」と表現していました。
大津市にこういう工場があるのですね。
黒鉛は中国、スリランカ、ブラジルといった国から輸入しています。
鉛筆の芯に混ぜる粘土はドイツの粘土を使っていました。
ドイツの粘土は鉛筆に適した堅さがあり、
不純物があまり含まれていないといったことから、
鉛筆の芯作りに使われるそうです。
鉛筆の芯を包む木はアメリカからの輸入品。
鉛筆の原料は輸入品が主流でした。
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