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2011年4月

2011年4月30日 (土)

東日本大震災新聞スクラップ22/4月28日、29日

   

今日は4月30日。

大震災の新聞スクラップ。

  

【4月28日朝日新聞夕刊】

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宮城県石巻市大川小学校の記事は、

どうしても目が行きます。

震災後四十九日目の日の合同供養式典の記事。

今だに発見されない子どもや教師がいる、

でもぐっとその数は減ってきています。

懸命の捜索が行われているからでしょう。

小学6年生の狩野愛さんは、

この記事ではまだ発見されていないとかかれていましたが、

翌29日の記事で遺体発見が伝えられました。(下)

    

【4月29日 朝日新聞朝刊】

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狩野愛さん発見を伝える記事。

ズボンやベルトから判断したとのこと。

遺体の状態を思うとつらい。

魂はすでに体を離れ、天国にあることを祈ります。

    

被災から一度も泣かなかった男の人の号泣写真も心に残る。

祖母の納骨をすませての涙。

「やっとお墓に入れてよがったなあ。これから頑張っから見ててけろ」

毎日力を出し切っている姿が思い浮かびます。

応援したいです。

肉眼黒点2

  

今日は4月30日。早くも4月ラスト。

   

前投稿のつづき。

「肉眼黒点」という魅力的な言葉に出会ったのが昨日。

その昨日のこと。

さっそく夕日を見てみたいという気持ちになりました。

しかし空は曇り気味。無理かとあきらめかけていました。

ところが、飲み会に行く途中、雲がすっかり晴れて、

沈みつつある夕日を発見。何という幸運!

飲み会の約束の時間午後6:30が近づいてきましたが、

夕日をじっくり眺め、黒点は見えないかと探しました。

     

見えませんでした。

その時の写真です。

RIMG0081暮れる 
RIMG0083暮れる2 
  

稀にしか見ることができない肉眼黒点を、

こんなに安直に見れるわけがないですよね。

でも新しい視点で夕日が見られて、新鮮でした。

飲み会には遅刻してしまいました。

       

      

「肉眼黒点」でいろいろ検索して、調べました。

3月11日に撮影されている方がいました。

http://www.astroarts.jp/photo-gallery/gallery.pl/photo/4818.html

最近はあまり黒点が出現していないという話も聞きましたが、

まったく見られないわけではないようです。

    

肉眼黒点、いつか見てみたいです。

    

     

「日」の中央の横線を「黒点」とする説だけではありません。

「常用字解」によると次のように書いてあります。

   

象形。太陽の形。(中略)

太陽は丸い形で表すが、中がからっぽの丸い輪ではなく、

中身があることを示すために、中に小さな点を加えた。

(500p)

     

「黒点」だと思い込むのはやめよう。

「黒点」だと面白いけど。

2011年4月29日 (金)

肉眼黒点

  

今日は4月29日。

授業参観、PTA総会、学級懇談会があった日です。

漢字の字源についての授業をしました。

「日」は、太陽から作られた漢字ですが、

真ん中の横棒は何か?と子どもたちから質問あり。

それは今回参考にした資料によると、「黒点」を表したものだそうです。

O0512051210414049046黒点

http://ameblo.jp/addicto/entry-10456909060.html    

   

ここで素朴な疑問。

「黒点」なんて、昔の人は見ることができたのでしょうか。

斜光板を通せば見ることができるかもしれませんが、

昔の人が斜光板を持っていたか、斜光板で太陽を見る必要があるかどうか。

    

    

調べました。「黒点」で。

やっぱりまず調べるのがWikipedia.

この記述がピッタシ。

   

古代の中国では、太陽に「カラス」が住んでいるとした。

これは「肉眼黒点」と呼ばれる肉眼で見ることができる太陽表面の黒点を観察したものと思われる。

肉眼黒点は、日食や日没など太陽光が減光された際に稀に見られる現象であり、

大きな黒点であれば肉眼で観測できる。

この黒点が観測する度に移動していることから、

カラスなどの動物が住んでいると思われていた。

なお、この太陽に住むカラスの話は、日本にも渡り、

日本サッカー協会のシンボルにもなっている「八咫烏(やたがらす)」伝説の基にもなっている。

   

「肉眼黒点」・・・なんとワクワクする言葉。

夕日なら黒点が肉眼で見られるんだ。

それをカラスと考えたんだ。

 八咫烏ともつながりビックリ。

1211452607 

今度は「肉眼黒点」で調べてみよう。

しかし、今日はここまで。晩は飲み会。

2011年4月27日 (水)

聞くときには動きません/26日朝のハナミズキ

  

今日は4月27日。

昨日の朝のハナミズキ。

RIMG0021中学花瑞希 
近くの中学校のハナミズキ。

20日の写真に比べ、葉が出てきました。

「写真雑記・・ハナミズキ他」.html

  

    

通勤路のハナミズキが素晴らしい場所の一つ。

RIMG0023花瑞希3 
   

      

「教師のチカラ5号」(日本標準)からの引用。

    

聞くときには動きません

   

話の聞き方。

今まで、何度も指導してきたが、やはり抜群の効き目がある。

四月中には、じっと耳を傾ける集団が生まれるはずだ。

「一流の人の共通点があります。

それは人が話しているとき、動きません。

話を吸い取るようにじっと耳を傾けています」

「話しているときは、動きません。

人間は動くものが一番気なるように作られています。

先生が話しながら、こうしていたら、

みなさん、どこを見ますか」

と言って、伸ばした左手を閉じたり、聞いたりする。

子どもたちから、笑い。

「ただし、同じ姿勢でいるのは、誰でもつらいです。

先生の話のすき間とかに、さっと姿勢を変えてください。

そうしたら、しばらくは動きません」

そして、実際に体験させる。

この指導で、授業中のおしゃべりや、手遊びがなくなってくるから面白い。

これも「AさせたいならBと言え」だろう。(17p)

    

立命館小学校の岩下修先生の文です。

たった17ページ読んだところでこの文章に出会い、

この本を読んだ甲斐があったと思いました。

良いことはさっそく実行。

今週始めから子どもたちに言っています。

「まず32人のうちの8人ができればいい。

そうしたらクラスの雰囲気が変わる」

と言って、8人の一人になれと呼びかけました。

昨日の避難訓練時に4人ができてました。

「あと4人」と言いました。繰り返し言っていきます。

   

2011年4月26日 (火)

4月25日朝・・・ポピーの花畑

  

今日は4月26日。

昨日朝の風景。

RIMG0002大根花畑 RIMG0003花畑のアップ
先日投稿した大根花畑を別角度から撮影。

「大根の花」.html

ここだけ別世界になっています。

    

RIMG0004三明寺 
三明寺の三重塔。

4月10日は下のようにサクラに包まれていましたが、

今は新緑です。

RIMG0003 RIMG0006

     

三明寺近くにある花畑。

RIMG0007 

RIMG0009ぽぴー 

ポピー(ヒナゲシ)の花畑がありました。

ポピーのつぼみは毛が生えている塊で、

下向きになっています。

花が咲く時には、このつぼみが上向きになって、

2つに割れて花が咲くそうです。

つぼみはたくさんあったので、これらが咲くとすごいことになりそう。

傍らにあった看板。

RIMG0013看板 
  

この看板によると、ポピーは5月が花盛り。

通勤途中で楽しめるなんて、贅沢です。

    

少し調べたところ、ポピーの品種はアイスランドポピー(シベリアポピー)というのが普通とのこと。

1759年に北極探検隊に加わっていた植物学者によって

シベリアで発見されたためこの名があるそうです。(Wikipedia)

そんな品種が、日本のお寺の傍らで、しっかり咲こうとしています。

楽しくなってきます。






2011年4月25日 (月)

東日本大震災新聞スクラップ21/4月20日、23日

  

今日は4月25日。

iphoneはyoutubeが容易に見られます。

いろいろ見ていたら、サンボマスターの「希望の道」をバックに、

東日本大震災の写真が次々に出てくる映像がありました。

 

印象に残る写真多し。

頑張っている姿、明るく笑う姿、たくましい姿に励まされます。

     

     

大震災新聞スクラップのつづき。

【4月20日朝日新聞朝刊】

EPSON00220日朝刊 
放射線量が心配な福島県を象徴するかのような部活動。

しかし、写真に写っているハードルをする女の子の表情がいい。

廊下でハードルをやることなんて滅多にないことを、

カメラマンに撮影されたら、笑顔になるかな。

    

その福島県に、私はあまり縁がないかと思っていたら、

一つありました。

郡山市のお菓子屋さんが発行している児童詩集「青い窓」を

20年以上読んでいました。この震災でどうなったのだろう?

その「青い窓」のことが天声人語で書いてありました。

EPSON00520日朝刊 
 

この文中に出てくる故事「疾風に勁草(けいそう)を知る」がしっかり心にひっかかりました。

国語辞典によると、

「《「後漢書」王覇伝から》激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる。

苦難にあってはじめて、その人の節操の堅さや意志の強さがわかるということ。」

大震災で被災したにもかかわらず、たくましく生活している人たちはまさに勁草。

私も勁草になりたいと思いました。

     

     

【4月23日朝日新聞朝刊】

もう一つ天声人語。

EPSON00423日朝刊 
   

島田陽子さんの滝の詩にググッときました。

書き写したい。

   

滝は滝になりたくてなったのではない

落ちなければならないことなど

崖っぷちに来るまで知らなかったのだ

  

まっさかさまに

落ちて落ちて落ちて

たたきつけられた奈落に

思いがけない平安が待っていた

新しい旅も用意されていた

岩を縫って川は再び走りはじめる

    

   

人生を滝に例えるなんて秀逸。

2011年4月24日 (日)

大根の花・・・鬆(す)が入る

 
   

今日は4月24日。

4月20日の朝、ちょっと通勤コースを変えたら、

白い花が一面に咲いた場所がありました。

RIMG0040

   

菜の花? 

でも白い花だなあ、と思っていたら、

花の根元を見てビックリ。

RIMG0043大根のアップ 
  

大根でした。

大根の花だったんだ。

    

職場で、大根の花を見てきたと言ったら、

すが入ってしまうと、そうやって放置することがあると教えてもらいました。

「すが入る」?

水気を失って、隙間があいてしまう状態を言うそうです。

「す」は「鬆」という漢字でした。

骨粗鬆症(こつそそうしょう)にも、この「鬆」の字が含まれます。

本来は均質であるべきところに空間ができることを表す漢字です。

鬆が入った大根が商品価値がないように、あまりいい意味ではないようです。

    

一面に広がった大根のお花畑。

農家の人にとっては、苦々しいものだったかもしれません。

 

写真雑記…モンシロチョウ/ハナズオウ/ハナミズキ/ヒトツバタゴ

   

今日は4月24日。

    

最近撮った写真あれこれ。

    

RIMG0038モンシロチョウ 4月15日撮影

子どもたちと校外に出てナシの花を観察した時、

モンシロチョウを子どもがつかまえました。

この春初めてみたモンシロチョウ。

      

     

RIMG0048 
RIMG0050 
RIMG00524月16日撮影

昨年から気になる木になった「ハナズオウ」

鼻水王にも似たこの名前のいわれは?

調べました。Wikipediaです。

漢字で書くと、「花蘇芳」

そして花蘇芳の名は、花弁の色がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ているためだそうです。
 

幹や枝から直接花が咲くさまをアップで撮りたいと思い実行しました。  

    

    

今の時期の主役はハナミズキでしょうか。

近くの中学校には、紅白のハナミズキがずらっとならんでいます。

その中学校前は私の通勤路。

ハナミズキを楽しんでいます。

RIMG0006 4月20日撮影
RIMG0007 
  

   

ハナミズキの次の主役はナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)だと勝手に思っています。

校庭のナンジャモンジャです。

RIMG0050ナンジャモンジャ 
RIMG0054 20日撮影

今週中には咲くでしょう?

2011年4月23日 (土)

写真雑記・・「とおとうみ」/新緑

   

今日は4月23日。

やっと床屋に行き、やっと冬用タイヤを交換しました。

なかなか行けなかったところに行けて、気分よし。

    

最近撮った写真あれこれ。

RIMG0045 4月16日撮影

コンビニで見かけて撮影。

「とおとうみ」と聞いて、どの場所かわかる人は多くはないでしょう。

漢字で書くと「遠江」です。

浜名湖に由来する地名で、静岡県の大井川より西の地域を指します。

昨年、「遠江」について書いたことがありました。良かったら見てみてください。

「近江」と「遠江」.html

  

    

RIMG0046 
RIMG0047 4月16日撮影

豊橋市のある公園。

自転車で横を通ったら、新緑のまぶしさに目がとまりました。

できたての葉っぱは美しい。

       

      

新緑と言えば、20日に校庭でも撮影。

RIMG0057 
RIMG0059新緑1 
子どもたちが下校した直後に、運動場を散歩。

植物等の観察をするのはささやかな楽しみ。

ここでも新緑が輝いていました。

 

2011「山が笑った」

  

今日は4月23日。

勤務校からの山々。

今年も山が笑ってくれました。

RIMG00352011山が笑った 4月19日撮影

RIMG0045山が笑う 4月20日撮影

    

今年最初に「山が笑った」と思ったのは4月18日でした。

20日は特に山がはっきり見えて、「山が大笑いしている」と言っていました。

     

昨年の「山が笑った」ことについて書いたのはここ。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/04/post-6663.html

ちなみに平成17年以後の「山が笑った日」一覧を示します。

 

平成17年 4月21日

平成18年 4月21日

平成19年 特定できず

平成20年 4月19日

平成21年 4月10日

平成22年 4月14日

平成23年 4月18日

最近の写真

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楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉