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2011年3月

2011年3月30日 (水)

東日本大震災新聞スクラップ12/3月30日

   

今日は3月30日。

明日は久々大川入山(長野県)に行きたいな。

なので今日は学校で残務処理に励み、教室の掃除を頑張りました。

新聞で異動の発表があったので、堂々と発表!

来年度も現任校で頑張ります。何年の担任かは内緒。4月6日に発表。

     

さあ、大震災新聞スクラップのつづき。

  

【3月30日朝日新聞朝刊】

EPSON001朝刊うえ 
EPSON002朝刊下 

海上保安庁の潜水士による行方不明者の捜索の記事。

水没した車中から女性の死体を運び出す記述があった。

車のシフトは「ドライブ」に入っていたとのこと。

津波から必死に逃げたのでしょう。

でも遺族の元にきれいな状態で戻れてよかった。

    

たくさんの人たちがまだ水中にいると思います。

少しでも多くの人が見つかってほしいです。

    

    

EPSON003朝刊郵便局 

そうか、郵便ポストだってこんなふうになっているんだ。

大災害なので、どんな被害が起こっているか想像がつかない。

     

    

【3月30日朝日新聞夕刊】

EPSON004夕刊高校生 
写真の説明が切れてしまいました。

写真の下にこう書いてありました。

    

絶対いい町にする

志津川中の卒業式を終え、歩いて自宅に帰る白坂龍一朗さん。

鉄骨の橋は流されて無くなった。

「津波にさわられる前より絶対いい町にする。

高校の3年間で、そのための仕事を見つけたい」

地元の志津川高に進む。(28日)

    

災害をくぐりぬけて、子どもたちはぐっと変わったと思う。

成長してほしい。糧にしてほしい、この大災害を。

    

    

 

EPSON005夕刊東電社員 
 

原発は安全と何回も言ってきた東京電力の社員の記事。

大災害も多角的に報じられてきました。

毎日こうやって新聞を読むことで、

大災害の実態がだんだんつかめてきました。

でも、あまりに大きい。

 

東日本大震災新聞スクラップ11/3月29日

  

今日は3月30日。

大震災新聞スクラップのつづき。

いつか読み返して忘れないようにしたい。

いつか授業で子どもたちに伝えたい。

そんな気持ちで・・・やっているかな。  

  

【3月29日朝日新聞朝刊】 

EPSON001天声人語※天声人語

震災で子どもを失った親。

 

「どうか自分を責めないで」と願うばかりである。

  

この一文に特に同感です。

    

         

EPSON002農家自殺 「農家自殺」

地震・津波で生き延びても、

こうやって死んで行く人がいる。どうにかならないのか。

和田秀樹さんのブログに、

被災地でもたくさんの人の命が失われたが、

それ以外の地域でも、震災に関係なくても、

毎日80人の命が自殺という方法で失われていると紹介してありました。

http://ameblo.jp/wadahideki/entry-10842298731.html

年間3万人余り。すごい数です。

被災地であろうが、なかろうが、

自殺によって命を失う人たちを救済することにもっと力を入れるべきだと思います。

私は、うつ病をもっともっと広めたい。

「自殺をしたい」と思う気持ちは、うつ病という病気の可能性があるよと。
    

   

【3月29日朝日新聞朝刊】

被災した小学校の記事を今までに載せたことがありました。

※大川小学校・・・「東日本大震災新聞スクラップ7」.html

※門脇小学校・・・「東日本大震災新聞スクラップ4」.html

この2校の再開を伝える記事です。前進してます。

しかし、特に大川小学校の生き残った子どもたちが受けた心の傷は大きい。

108人の子どものうち、56人が遺体で見つかり、18人が安否不明。

災害時11人いた教員のうち、助かったのは1人。

1人じゃ落ち込む。力を合わせて頑張ってほしい。

EPSON004大川小 ※大川小学校

EPSON005門脇小上 
EPSON006門脇小下 ※門脇小学校
       

 

EPSON007妻子を失った「妻子失った悲しみ抱え・・」

妻子を失った村上さん。

14日晩妻子を発見した時はつらかったろうな。

現在、復興の手伝いで昼夜活動している。

「ずっと体を動かしている方が、今はいいんです」

ジンとくる。

悲しいことが山のようにあった。

余寒(よかん)/冴返る(さえかえる)

 

今日は3月30日。

昨日(29日)は戸外は暖かく、室内は冷えた日でした。

サクラの開花もどんどん進みました。

30日朝の豊川市三明寺の景色です。

P3290055三重塔 

最近すっかりお気に入りの三重塔。

右手奥はおそらくウスズミザクラ。

手前がソメイヨシノ。

P3290058シダレザクラ 
シダレザクラも素晴らしい。

      

      

日曜日にはまた寒くなるそうです。

サクラが咲いてきたので、まさに【花冷え】です。

他にも春先の寒さを表現する言葉を探しました。

   

【余寒(よかん)】

ちょっと時期的に遅いのでしょうか。

国語辞典には「立春後の寒さ。寒が明けてもなお残る寒さ」とありました。

「残暑」の反対語と言われると、イメージが浮かびます。

     

次のサイトに恰好がいい言葉がありました。

「Infoseek天気」/

  

【冴返る(さえかえる)】です。引用します。

20080223_cexp_r1_0_360 

「冴える」とは、光や色、寒気などが澄みとおることで、

特に寒気や冷気などの厳しい寒さについて使われるため、

冬の季語になっています。

一方、「冴返る」とは、春になっていったん緩んだ寒気がぶり返すことで、

こちらは立春以降に詠まれる春の季語です。

春先に暖かい日が数日続いて気を許したところへ、

再び真冬並みの寒さが戻ってくることを表現したものです。
     

   

「冴」という字の形、音が個人的に好きなのでしょう。

「冴返る」・・・恰好のいい言葉です。

なかなか暖かくなりませんが、冴返った寒さと言葉を楽しみながら、

本格的な春を待とうと思います。

 

 

   

  

 

 

2011年3月29日 (火)

3月29日の本宮山/あの地震で石が落ちた?

   

今日は3月29日。

昨日(28日)、午前中の会議終了後、

年休をいただいて恒例のことをやってきました。

毎学期終了時に登っている本宮山に登ってきました。

今年6回目になるのかな。

1時間20分で頂上へ。

久々だったこともあって、きつかった!

最近読んでいる本に、自分ぐらいの年になると、

使えば鍛えられるけど、使わないと若い時より衰退しやすいと書いてありました。

将来残ってほしい機能は、日々使わないといかん。

   

それでは本宮山で出会った風景。

         

RIMG0031山桜

まだ山桜は葉も花もなし。

昨年は3月29日に登って、山桜は咲いていました。

「恒例の本宮山登山/花冷えで雪が」html 

中腹にある赤いツツジもまだ咲いていませんでした。

 RIMG0032咲いていなかった

 RIMG0033花芽のアップ

まだこんな花芽でした。

   

    

本宮山に登って確かめたかったことの一つは、

鳥居の上の落ちそうで落ちない石がどうなったか?

2月11日は落ちていませんでした。

「2月11日の本宮山」.html

昨日の鳥居の写真です。

RIMG0034鳥居    

RIMG0035まだ落ちていない 

RIMG0037石の下からアップ 

落ちそうで落ちていない石があったので、お、今回も落ちていないとホッとしていました。

ところが下山後、2月11日の写真と比べてみて、

マークしていた石が落ちていたことに気づきました。

3月11日の地震の揺れで落ちたのでしょうか。

粘っていたのに残念です。

次に登った時は、落ちた石を探したいです。     

     

 

RIMG0038梅も桜も咲いていない

ウメも、もちろんサクラも、開花していませんでした。

今年はやっぱり寒い。

でもアセビは咲いていました。

 
RIMG0039アセビは咲いていた

     

   

3月29日の頂上です。

いい天気でした。 
RIMG0042頂上

    

  

昼食のカップラーメン。

麺が太くて腰があってよかったです。

味がもっと染みているといいなあ。

 
RIMG0045今日のラーメン

   

   

お気に入りの16~15丁目の登山道。

登山道の高速道路のようないい道です。

 
RIMG0049メインストリート

    

   

下山後、こんな風景に出会いました。

 
RIMG0056菜の花と本宮山 

春ですね~。

恒例の登山がすみました。さあ、次に進もう。

三明寺と校庭のサクラ

   

今日は3月29日。

豊川市の桜ケ丘ミュージアムには、三明寺の三重塔の模型があります。

「こんなところに三明寺」html

23日に見てきました。

RIMG0012三重の塔模型 

「国指定 重要文化財 

三明寺三重塔模型 1/20

青山巳代治氏制作」

    

美しい模型です。

本物の古い味わいはありませんが、これはこれでいい。

作りをじっくり上から目線で見るのにも都合好し。

    

翌日(24日)、本物を見に行きました。

RIMG0004さんみょうじと桜 

間もなくサクラ(ソメイヨシノ)が咲いて、三重塔がさらに引き立ちそうです。


RIMG0005桜のアップ 

三重塔近くのサクラの花芽。

   

      

勤務校の校庭のサクラも気になるところです。


RIMG0023学校の桜

昨日(28日)の朝、観察に行きました。

パッと見に咲いていないように見えますが、

一輪咲いているのを見つけました。

 これです!


RIMG0024咲いていました

昨年は3月18日に1輪咲いているのを見つけています。

10日遅れです。

「ありがたい、咲いていたサクラの花/卒業式の日」.html     

しかし、ほとんどの花芽はこんな感じです。

 
RIMG0025もうじき咲くぞ 

   

ここ数年毎年サクラの花芽の観察をしていますが、

ピンクに色づく花芽は、心をワクワクさせてくれます。

本年度で引退される校長先生が、修了式で、

「4月の始業式に、きっとサクラが満開になります」

と予言されました。予言通りになりそうです。

 

東日本大震災新聞スクラップ10/3月28日

  

今日は3月29日。

大震災新聞スクラップつづき。

    

【3月28日朝日新聞朝刊】

EPSON001朝刊1 

未曾有の大災害です。

したがって、その被害も予想を上回ります。

水田に横たわる直径約10メートルのガスタンク。

この風景からして有り得ない。

被災地には危険な物質が流失していたり、放置されたりしているそうです。

解決すべきことが多すぎます。

    

EPSON002朝刊2 

    

救援物資を自転車で運ぶ高校生。

ガソリン不足で自動車で運ぶのが難しくなった。

「それなら自転車で運ぼう」

この発想、このフットワークに感動。

写真の高校生の笑顔がいい。

「何かできることをやりたい」をちゃんと実行している。

    

    

【3月28日朝日新聞夕刊】

EPSON003夕刊 
   

人って強いなあと改めて思う記事。

大震災で妊娠9カ月の妻を失った美容師さんが、

避難所で臨時美容室を開いた。

   

   

同じ夕刊に創作家の明川哲也さんがこんな文を寄せています。

   

阪神大震災の時、物資を背負って被災地に入った。

身勝手な支援だと知りつつ、小学校の同級生の家を中心に回った。

どこも崩れ落ちていて、誰にも会えず、

結局は避難所となっている小学校に物資を届けに行った。

すると被災者の方が

「あんたの方が倒れるよ」

とジュースを差し出して下さった。

あの時、たしかに人が人のことを思っていた。

この列島に住む人たちの底力を初めて知ったような気がした。

そして今もまた、東北の人たちの忍耐力や協調性が世界を驚かせている。

だが忘れてならないのは、阪神地区でもその後に見られた多くの孤独死である。

優しくもタフにもなれるが、寂しさには弱い。打ちのめされる。それが人なのだ。(後略)

     

身内が死んでいてもういないという悲しみの爆弾を、

たくさんの被災者が抱えていると思います。

それが時には破裂して、爆風が体中に広がる時もあると思います。

耐えてください。乗り切ってください。

生き続けてください。

 

       

2011年3月28日 (月)

番組で遠藤未希さんのことが紹介される

  

今日は3月28日。

昨晩の番組「池上彰の緊急報告 大震災のなぞに答える 第2弾」を見ました。

そこに宮城県南三陸町の遠藤未希さんのことが紹介されました。

私も2回ぐらい遠藤さんのことを記事に書きました。

「残したいニュース/遠藤未希さんの頑張り」.html  

「東日本大震災新聞スクラップ2/3月15日」.html  

   

テレビの写真を並べます。

RIMG0016

RIMG0017※3階建ての建物の上に自動車。

RIMG0018※佐藤仁町長

   

遠藤さんの写真も出されました。

写真で彼女が掲げているのは婚姻届。

なんと秋には結婚が予定されていました。

自然は容赦ない。

RIMG0019 
RIMG0020

      

遠藤未希さんが防災無線で避難を呼びかけた防災対策庁舎。

非常階段を使って屋上に避難する途中に、

未希さんは津波にさらわれたそうです。
 
RIMG0022
    

番組では未希さんのお母さんの言葉を紹介しています。

お母さんは今、避難所で暮らしているそうです。

   

娘の声を聞いた人が、「最後は声が震えていた」と話してくれました。

娘は怖かったと思います。

防災無線のおかげで助かった人も多くいたと思います。

それがせめてもの救いです。

      

声が震えていたんだ・・・・身につまされる話です。

この庁舎であったことは、他のニュースに詳しい。

町長生還のニュースです。

  

「生きていたのか!」。たどりついた避難所で町民に驚かれた。

庁舎が津波の直撃を受け、安否不明になっていた宮城県南三陸町の佐藤仁町長(59)が生還した。

骨組みだけになった庁舎3階の鉄骨の上で夜を明かし、避難所にたどりついたという。 (中略)

地震が起きた11日は町議会3月定例会の最終日だった。

閉会のあいさつで前々日の津波に触れ、

「引き続き災害に強いまちづくりを進めよう」と訴えている最中に、激しい揺れが襲った。

「ついに来た。宮城県沖だ」と確信。町議らとともに総合防災庁舎に移動した。

津波が見えるとの連絡を受け、3階建ての庁舎の屋上に上がった。

間もなく、津波が防潮堤を超えて押し寄せた。
 
津波は第1波で庁舎をのみ込み、全ての壁と天井を打ち抜いた。

佐藤町長の体は偶然、外の非常階段の手すりにぶつかって止まった。

第2波、第3波は鉄骨の上で無線アンテナなどにしがみついて耐えた。

「屋上には30人ほどいたが、気が付けば8人しか残っていなかった」

夜は雪の中、8人が鉄骨の上で、

流れ着いた発泡スチロールや木っ端で火を起こし、暖を取った。

12日の朝、庁舎に絡まった漁業用ロープを使って地上に下りた。(後略)

「河北新報社ニュース」.htm 

   

防災対策庁舎には30人ほどいたのです。

今は佐藤町長と遠藤さんの2人の名前が知らされています。

他にも避難のために頑張った人たちがいて、8人しか残りませんでした。(10人のこったというニュースも)

佐藤町長と遠藤さんの頑張りをたたえ、

さらにまだ名前が伝わっていない人たちの頑張りにも思いをはせたいです。

「よく頑張った!怖かったですよね」

    

本当は亡くなった人たちみんなに声をかけたい心境。
 

卒業生が探した「顔に見えるもの」

   

今日は3月28日。

本年度担任した6年生が撮った写真。

身近にあって「顔に見えるもの」がテーマ。

図工の時間にやった活動です。

    

P4230001 (2) P4230001

P4230003 (2) P4230003

P4230005P4230006 

P4230008 P4230009 
 

P4230011 (2) P4230011 

P4230012 P4230014 

P4230028 P4230054 

RIMG0011 RIMG0026  

P4230055 

 

最後の写真はコアラを連想させます。

本来縦に見ていたものを、横にして撮影。よく気がついたなあ。

「気づく」のはやっぱり楽しい。

    

「顔に見えるもの」の写真はいろいろなブログで紹介しています。

たとえば次の2つ。

※ 「顔道(かおどう)~顔にみるもの~」com/

「じっと見ているとなんとなく人間の顔に・・・」places

   



 





 



 

 

2011年3月27日 (日)

東日本大震災新聞スクラップ9/3月27日

   

今日は3月27日。

東日本大震災新聞スクラップのつづき。

  

【3月27日朝日新聞朝刊】

EPSON001朝刊1 「家族の宝を見つけた」

がれきの中での笑顔。やった。

    

    

EPSON007朝刊左本物  「海でつながっている」
EPSON005朝刊左下 EPSON003朝刊2右

「漁師たちの心意気」という言葉が出てきます。

今回の大災害では、いろいろな人の心意気に触れることができます。

すごくうれしい気持ちになります。

    

    

EPSON006天声人語 「天声人語」

「奪い合えば無くなるものも、分け合えば足り、譲り合えば余る。」

いい言葉です。

以前、たしか「奪い合えば足りず、譲り合えば余る」と書いたカレンダーを見ました。

ハッとさせられる言葉でした。

心持ちを180度変えることで結果は大きく変わります。

「分け合う」を真ん中に入れるのもいいなと思いました。

いただいたものを残さずみんな食べる(いただく)のも、相手への礼儀ですからね。

2011年3月26日 (土)

東日本大震災新聞スクラップ8/3月26日

 

今日は3月26日。

大震災新聞スクラップのつづき。

   

【3月26日朝日新聞朝刊】

EPSON014朝刊1 
とにかくありとあらゆるいろいろな面で被害あり。

日本には電波時計の送信所が2か所。

その一つが福島。現在管理できていない状況だそうです。

東日本の電波時計が正確に補正されないようです。

これはささやかな被害なんかも。

でもまだ報道されていない深刻な被害はたくさんあるはず。

    

   

     

EPSON015朝刊2 
 

アンパンマンのテーマソング。

確かにこの曲は子どもたちに元気を与えます。

どんどんこの曲を流そう。歌おう。

     

    

    

【3月26日朝日新聞夕刊】

EPSON017夕刊本物 
「安心した。(マンガの)続きが読めてよかった」と喜ぶ子どもたち。

当たり前にできていたことに喜びを感じる人たち。

生きててよかったね。    

 

 

 

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